右手・右利き向けロゴとディスプレー
ヘアードライヤーが壊れたので日曜日に近くの家電量販店に出かけた。
一列二段に渡っていろいろなドライヤーが陳列されている。今一番の人気商品はマイナスイオンが出るというもの。一流メーカーのちょっとお高い商品がでかでかとスペースをとっている。同様にマイナスイオンが出るという他のメーカーのもの、イオンの出る機能のない従来どおりのドライヤー類がさらに並んでいる。
本体で支え、取っ手がすぐに手に取れるように浮いている状態で、取っ手が右で、吹き出し口が左になるようにディスプレーの台に置かれている。側面の品名やロゴ、宣伝用のシールなどがこちらを向いている。
流行に乗るわけではないが、どんなものか試してみたい気もあるのでマイナスイオンの出るものでそこそこのお値段のものを、と考えていた。もうひとつの要素は音である。静音、低騒音をうたうものがある。これがよさそう。
というわけで、色々試してみようと手を伸ばした。もちろん左利きの私だから、伸ばした手は左手だ。
これが取りにくい。右手を出す、とこれは取りやすい。
ここでも案の定、右利き向けにディスプレーされているわけだ。そしてその向きならロゴが見える。きれいなお姉さんが髪をブローしているシールも見える。
右手で取り、左手に持ち替えてみる。すると「裏側」には無粋な「使用上の注意/警告」のシールや定格表示など。きれいなお姉さんのシールなどは一切見られない!
もちろん使用中はロゴなどまったく意味を成さない。機能的に見て右利き対応でなく、左右両用ならそれでよいのだ。
しかし、である。使うのは人間だ。感情のある人間が使うのだ。同じ使うなら気持ちよく使いたいのは誰も同じ。それが人情だろう。
注意や警告をしょっちゅう目にしたい人はまずおるまい。キラキラ光る飾りが見えたり、カッコつけた商品ロゴが目に入る方がよっぽど心地よいというものだ。
さて、ここで考える。
このような場合、左利きの人はどこまで抗議してよいのだろうか?
不快感を表明するのは許されることだろう。
しかし、右手・右利き向けロゴやディスプレーについてそれ以上のことは言えるだろうか?
機能的に問題があるのなら、別だ。これは大いに訴えるべきだろう。右利きや右手使いの人だけでなく、左利き・左手使いの人のことも考えよ、と強く抗議すべきだ!
ところがロゴや店頭のディスプレーとなると、一概には強く言えないのでは、と考えてしまう。
遠慮するわけではないが、その辺はご勘弁を、といわれるとそうそう無理にどうしろとは言えないような気がする。
少数派だから差別されていいというわけではない!
しかし少数派を思いやるといっても、限度があろう。社会の運営上どうにもならぬ部分もあるだろう。どうしても効率を考えねばならぬ時もあるだろう。そんな時私たちはどうすればいいのだろう?
今私は悩んでいる…。
追記―
ロゴを両サイドに表示すれば、どちら向きに置いてもアピールできる。ディスプレーもどちら向きにも置ける台を用意すれば、後は店頭で最初にどちら向きに並べるかだけの問題だ。
これで解決はできるかもしれない。
基本的にはすべて左右共用品にすれば良い。しかし、余計な費用を負担しなければならないことになるかも知れぬ。その時どうするのか。
また他にもさまざまな効率の問題、費用の問題がある。それをどう考えてゆくのか。
個別に解決の方法を模索することは可能かもしれないが、それで本質的な解決につながるのか。
どうなんだろう?
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Comments
今回から文体を変えてみました。今までは、この形で書いて、途中から「ですます」調に変えていました。特に理由はないのですが、そのほうが、あたりがやわらかくなるかな、と思ってのことです。
時間の都合もあり、たまには変化をつけてこういう文体もいいかも、と変えてみました。
さてどうでしょうか。
Posted by: レフティやすお | 2004.05.31 07:26 PM