2020.10.17

左利きライフ研究30年(9)「左組通信」5「左利き川柳」後-週刊ヒッキイ第581号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第581号 別冊編集後記

第581号(No.581) 2020/10/17
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その9)その後の30年―左利きライフ研究の30年(8)

 

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左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第581号(No.581) 2020/10/17
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その9)その後の30年―左利きライフ研究の30年(8)
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2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その9)その後の30年―左利きライフ研究の30年(8)
 ホームページ「レフティやすおの左組通信」のこと(5)
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 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の9回目です。
 「その後の30年―左利きライフ研究の30年」の8回目です。
 今はなきホームページの紹介の5回目です。

 前回に引き続き、今回も「左利き川柳」の紹介(後編)です。

 

第579号(No.579) 2020/9/19
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その8)その後の30年―左利きライフ研究の30年(7)
 ホームページ「レフティやすおの左組通信」のこと(4)
  コンテンツ・その5「左利き川柳」(前編)

2020.9.19
左利きライフ研究30年(8)「左組通信」4「左利き川柳」前
-週刊ヒッキイ第579号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/09/post-65da8f.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/0c9a9474d419a2fc53748f0bb9ccb06b

 

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  2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年

(その9)その後の30年―左利きライフ研究の30年(8)

   ホームページ「レフティやすおの左組通信」のこと(5)

    コンテンツ・その5「左利き川柳」(後編)

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 ●コンテンツ・その5「左利き川柳」

前回も書きましたように、

「麗風亭康翁(れいふうてい・やすおう)」

という筆名を使っています。

左利きの特徴や、左利きで苦労することなどをネタに
川柳にしています。

これも自分でいうのもなんですが、結構面白いので、
左利きの人なら、共感していただけるものがいくつもある
と思います。

 

--
★彡 新作追加(08.07.2)
【左利き川柳】 川柳で読む左利き
〈左利きへのエール 〉〈右利き社会〉〈左利きの生活〉
〈自動改札〉〈左手筆記〉〈幼き日〉〈左箸〉〈お花見〉
〈春・新人〉〈左利きの世界観〉
--

今回は、全作紹介の後編、
〈自動改札〉以降の後半の7題を紹介してゆきましょう。

 

Hidarigumi-hgsenryuu-01

 

Hidarigumi-hgsenryuu-06

 

Hidarigumi-hgsenryuu-07

 

Hidarigumi-hgsenryuu-08

 

Hidarigumi-hgsenryuu-09

 

(画像:ページ・トップと後半の作品紹介まで)

 

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(初出)2002.10.10/04.3.31(最終)08.8.16

【左利き川柳】麗風亭 康翁(レフティやすお)

  左利きにまつわる人生の喜怒哀楽を川柳に綴ってみれば…
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〈自動改札〉

◆手ぶらでも半身で通る改札機

自動改札に関する苦情は多いようです。
半身になって左手を右前方に突き出すようにして
切符を入れてとおります。
あるいはあらかじめ切符を出して、右手にもちかえて、
注意深く通すとか。工夫しています。

 

〈左手筆記〉

◆丸を見て仲間と気付く左書き 03.7.1
◆カクカクと右肩下がりの左書き 03.7.2
◆突き刺さる紙は破れるペン習字 03.7.2

左手筆記の特徴は、丸を書くときは、
右下から始まって左回り(時計回りの反対)に描く。

横棒は右からなら引き動作になって書きよいのですが、
左からだと紙の表面にペン先を押し付けるように書くので、
先の固いペン(鉛筆でも同じ)では紙に突き刺さり、
破いてしまいます。

また、手先の動きが左側から半円を描くように動かすので
どうしても右肩下がりの文字になってしまいがちです。
というわけで、丸を描くと左肩上がりになります。
右手筆記ですと逆に右肩上がりになります。
右手筆記ですと逆に右肩上がりになります。
文字でも同じです。
特に丸は一目でこれは左手書きだとわかります。

 

〈幼き日〉

◆「箸は右、茶碗は左」でまどわされ

子供に右左を教える時の一般的な言い回しですが、
これが頭に入ってしまった左利きの子は、
右と左を間違って覚えてしまうのです。

「利き手」イコール「右」というイメージです。
そこで左が「右」になる。
頭ではちゃんと左が左と理解していても、
とっさに右、あるいは左といわれると混乱してしまう。

たとえば、人に道を教えるとき、身体は左手で左を指していても、
言葉では「右」といってしまう事が良くある。
あとでしまったと気付くのだが、
教えられた人はどちらを信じるのか、
言葉なら間違いを教えたことになるし、
仕草を信じた人はうまくいけるだろうが…。

 

◆サウスポー昔は「ぎっちょ」とはやしたて

子供の頃は左手で字を書いたり、
箸を持ったりしているところを見た人から、
必ずといっていいほどこういわれました。

最近では、サウスポーとかレフティーとか、
当たり前に左利きとか呼ばれますが。
「ぎっちょ」あるいは「ひだりぎっちょ」は死語になったのか、
ひょっとして差別用語に指定されたのか(?)、
まったくといっていいほど使われなくなりましたね。

ぼくはこのごろちょっと懐かしく思うようになりました。
「ギッチョマン」なんて名前のヒーローを作ろうかと思うほどです。
「弱気を助け強きをくじく」っていうのか、
「差別するやつを懲らしめ、平等の世の中に、世直しする」
正義のヒーロー。

 

◆「お嫁に行かれへんよ」と諭す親

ぼくの知り合いの左利きの女性の人は、
みな一度はこういわれた経験があるといいます。
「でも、結婚できたよ」って。

 

◆左手のやいとの痕もうすくなり

以前話した気もしますが、ぼくの左手の人差し指の背の方の、
付け根と第二関節?とのあいだに、
五ミリ程度のやいとの痕がありましたが、
よる年波でしわに隠れて見分けにくくなりました。
小さい頃に親がなんとか左手を使わせないようにと努力した証です。

 

◆切れへんね 挟むもんかな ハサミって

子供の頃、ハサミで紙を切ろうとするたびに
くちゃっと紙を挟んでしまって、切れずに難儀した記憶があります。
右手用のハサミを使っていたせいだったのですが、
そんなことを知らない私は
最初のうちはハサミのせいと思っていたものでした。
でも人がそれでちゃんと切っているのを見ると、
みんなうまいなぁ、と感心して、
それに引き換え自分は不器用で情けないなぁ、
と思い込んでいたものです。

 でも左手用のハサミを使うようになって初めて
この事実に気付いたのです。
自分が不器用なのではなく、道具に問題があったのだと。
三十代半ばのことでした。やはりハサミのせいだったのです。
でもあの頃思っていたのは安物のハサミだから、
といった理由でした。
しかし、そうではなく自分の手にあったものではなかった
ということでした。
ふだん使っていたものは
右手で使うように作られた品物だったのです。

 

◆悪い手と決め付けられてしっぺされ

左手を使うたびにその手は違うと手を叩かれたりした、
という記憶のある人も少なくないのでは。
あなたが悪いんじゃない、その手が悪いの、とか。

 

〈左箸〉

◆お弁当かくれて食べた左箸

昔は左手使いが恥ずかしくて、隠れて食べていたことがありました。
ある年配の男性は字は右手使いになったけれど箸はできなくて
それを恥と思い、
いつもひとり離れてかくれるように食べる癖がついたそうです。

 

◆さりげなく箸と茶碗を並べ替え

食事時いつでもまず始めにやるのがこれ。
子供の頃、母はいつも
「自分の食べやすいように並べ替えたらええねんで」
といってくれたものです。
「お母ちゃんにはわからへんから」
人様が食べやすいように並べるのが給仕の基本です。

 

◆左端指定席です左箸
◆指定席争う君も左利き

私だけでなく左利きの人に聞くとたいてい、
食事の際には隣の人と肘がぶつからないように
左端の席に着くように心がけているといいます。
かなしい習性です。

 

〈お花見〉

◆桜(はな)の下きょうは貴方も左利き
◆花見会酒と団子で両手利き 03.3.22

酒飲みを左利きなどと呼びますが、私はお酒は苦手なので、
もっぱら花より団子ならぬ、酒より団子でしょうか。
酒も好きで、甘いものもイケる人を雨風(あめかぜ)とか
両党使いと呼ぶのに掛けて、こんなふうに詠んでみました。 

 

〈春・新人〉

◆初めての人に会うたび「左利き?」 03.3.22
◆初対面自己紹介は左利き 04.4.23

新しい環境で新しい人間関係が始まると、
字を書くとき、食事のときなどにこういう会話になります。
そこで初めから左利きですと自己紹介してしまうようになりました。
見知らぬ人にいきなり趣味の話をするのも抵抗があるし、
特技といえるものもない私には、いい話のネタでもあります。

 

◆左利き文具セットで御入学 03.8.21

昨今は左利きの子用に左利き文具セットというものがあるようです。
いい世の中になってきました。 

 

〈左利きの世界観〉

◆少数派? それでも世界がまちごてる!

文字通り、少数派の左利きだけれど、
だからといって自分たちが間違っているわけではない、
ということ。
多数派が正しくて、少数派が間違っているわけではない。
しかし、英語で右をrightといい、
正しいという意味を持っているというのは、
多数派の驕りじゃないのか?

________________________________________

 

といったものです。どう感じましたか?
左利きの人の生活の実感が少しは伝わったでしょうか?
よろしければ、ご意見ご感想お待ちしています。

02・10・10~04・4・27

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 ――以上、「左利き川柳」(後半)の紹介でした。

 

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本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(9)その後の30年(8)「左組通信」5「左利き川柳」」と題して、今はなき私のホームページ『レフティやすおの左組通信』から「左利き川柳」を紹介しています。

今回は、ホームページ復活計画というところで、このブログでも、川柳で詠む左利きライフというコンテンツ「左利き川柳」の後ろ半分にあたる7題を転載し紹介しました。

さて、どのように感じられましたでしょうか。
ご共感いただければよいのですけれど……。

 ・・・

前回は、(前半)の推しの

〈左利きへのエール〉
◆左手に ペン持て 箸持て 自信持て

〈右利き社会〉
◆わが子より 右利き社会に 愛の鞭
◆親心 あるなら 社会を 変えてくれ

を《これは、正味私の一番の思いを表したもの》と紹介しました。

さらに、今回の(後編)のラストに掲げている

〈左利きの世界観〉
◆少数派? それでも世界がまちごてる!

について、《これも、非常に強い思いをこめた川柳》で、《「(左利きの)自分が間違っている」のではなく、「(左利きを無視する)世界」の方が間違っているのだ、という思いです》と、紹介しました。

 ・・・

今回の後半の分では、〈自動改札〉〈左箸〉〈春・新人〉あたりは、「左利きあるある」としてよくあるパターンでしょう。

〈幼き日〉とひとくくりにした部分も、もっと細分して紹介してもよかったかもしれません。

この部分は、ほとんど私の子供時代の思い出から題材を拾ってきたものです。
懐かしさとなんとも言えぬ感情がうずまくものがあります。
わかっていただければいいのですが、思いが届いているでしょうか。

解説も、前回は少し新たに書き足したりしましたが、今回も書き直してみようかとも思ったのですが、ここではオリジナルのまま紹介することにしました。

また、いずれ機会があれば、書き直すことにしましょう。

 ・・・

今回お楽しみいただけたのなら、本誌のご購読を御願いいたします。

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2020.10.15

私の読書論136-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(2)私のお気に入り7-楽しい読書280号

 ―第280号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2020(令和2)年10月15日号(No.280)
「私の読書論136-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(2)」

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年10月15日号(No.280)
「私の読書論136-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(2)」
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 今年は、1970(昭和45)年に創刊された早川書房の文庫
 「ハヤカワ文庫」が50周年を迎えた年です。

Hayakawabunko50

(画像:『ミステリ・マガジン』2020年9月号ハヤカワ文庫創刊50周年特集と30周年文庫フェア目録)

 ということで、前回に引き続き今回も、
 私の読書生活51年のほぼ全てをカバーしている
 「ハヤカワ文庫」を取り上げます。

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  ◆ 「お子ちゃま」読者時代からのお友達 ◆
  私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(2)
   ――【私のお気に入り7】――
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 ●【私のお気に入り7】への道
 ●読書初期の「名作」

ハヤカワ文庫では、
どうしてもSFとNVが主体になってしまいますね。

基本的に外国人作家の作品を読んできましたから。

前回も書きましたように、50年前私は高校2年生で、
夏休みから海外ミステリ専門誌であった『ミステリ・マガジン』を
定期購読し始め、ハヤカワの本を読み始めていた時期でした。
(時に『SFマガジン』もつまみ読みしていました。)

創刊はSFから始まり、NVが加わり、という展開でした。

自分自身読書を始めた初期に当たり、
どうしてもこのころ読んだ本が印象に強く残っています。

そこで、そういう時期の本が
お気に入りの中心になってしまうのも当然かもしれません。

 ・・・

では、
【私のお気に入り7】それぞれについて書いていきましょう。

まずは、一覧を。

Hayakawabunko50myf71

 

Hayakawabunko50myf72

(画像:【私のお気に入り7】背文字―文庫のジャンルがわかる―と表紙―表紙絵の持つ力も影響があるかな?―)

 

【私のお気に入り7】
1.ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』
福島 正実/訳 ハヤカワ文庫FT 1980/11/1

 

2.ゼナ・ヘンダースン『果しなき旅路』
深町 眞理子/訳 ハヤカワ文庫SF 1978/7/1

 

3.ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』
伊藤 典夫/訳 ハヤカワ文庫SF 2006/10/6

 

4.ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』
井上 一夫/訳 ハヤカワ文庫NV 1975/3/1

 

5.シャーリイ・ジャクスン
『野蛮人との生活―スラップスティック式育児法』
深町 眞理子/訳 ハヤカワ文庫NV 1974/5/1

 

6.クレイグ・ライス『スイート・ホーム殺人事件』
長谷川 修二 ハヤカワ・ミステリHM文庫 1984/10/1

 

7.ルイス・ギルバート『フレンズ―ポールとミシェル』
村上 博基/訳 ハヤカワ文庫NV 1973/7/1

 

 ●1.ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』
 ●2.ゼナ・ヘンダースン『果しなき旅路』
 ●3.ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』
 ●4.ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』
 ●5.シャーリイ・ジャクスン
   『野蛮人との生活―スラップスティック式育児法』
 ●6.クレイグ・ライス『スイート・ホーム殺人事件』
 ●7.ルイス・ギルバート『フレンズ―ポールとミシェル』

Hayakawabunko50myf73

(画像:【私のお気に入り7】+それらの作家のもう一つのお気に入り本、もしくは続編本) 

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本誌では、「私の読書論136-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(2)私のお気に入り7-楽しい読書280号」と題して、ハヤカワ文庫をの読書歴を思い返しながら、【私のお気に入り7】を紹介しています。

本文でも書きましたように、基本創刊初期の本がお気に入りになってしまっています。

しかも、そのうちの

 ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』
 シャーリイ・ジャクスン『野蛮人との生活』

 ゼナ・ヘンダースン『果しなき旅路』
 ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』

は、最初に短編を読み、印象に残った作家のそれらの作品等をまとめたものでもあるのです。

先の二つが『ミステリ・マガジン』、後の二つが『SFマガジン』で、知った作品であり作家たちです。

 

ここ数年、色々と昔読んだ本を再読しているのですが、意外に当時の印象と変わらないものが多く、驚いています。
当時「よかったな」と思い、そのまま残してある本を、その後再読しても「やっぱりいい」ということなんです。

作品そのものがすばらしいというべきか、私自身に成長がないというべきか、あるいは童心を失っていないというべきか?

単純に作品そのもの力だと思うのですが、私自身の問題かどうかは、まあ、それはそれでいいとしましょう。

私の精神が、感受性がいつまでも変わることなく若いままだ、ということにしておきましょう。
(最初の刷り込みという考え方もあるかもしれませんけれど……。)

個々の本の紹介は本誌でご確認ください。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

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2020.10.03

左利きの人生を考える(1)「左利きライフ」ってなんだ?-週刊ヒッキイ第580号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第580号 別冊編集後記

第580号(No.580) 2020/10/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(1)」

 

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☆彡 【15周年】 ☆彡 Happy Birthday!
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2005.9.28 の創刊から、15年が経過しました。

秋晴れの中、
“コロナ渦(うず)”にも巻き込まれることなく、
いよいよ【16年目】に向けて出発します。

これからも変わらぬ応援よろしくお願いいたします。
(゚゚)(。。)ペコッ

レフティやすお

 

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第580号(No.580) 2020/10/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(1)」
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 2005.9.28 の創刊から
 先月を持って、創刊15周年となりました。
 また新たなスタートを切ることになります。
 これからもよろしくお付き合いのほど、お願い申しあげます。

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 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
  (左利き本のために)――左利きの人生を考える(1)
  ◆ 原点に戻って ◆
   ~「左利きライフ」ってなんだ?~
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 ●始まりは左利きの本のために
 ●「ライフ life」の意味
 ●三年前の原稿
 ●肝心要の「左利き人生」から書き始めてみよう
 ●第三部「左利き人生」――はじめにいいたいこと
 ●左利きは左利きらしく

〔人はみな↓の線上のどこかにいる〕

(左)――――――――――――――――(右)【優越性の方向】
●強い ← ▲弱い ← 中間 → ▽弱い → □強い【偏りの度合い】
(左利き)―――(中間の人)―――(右利き)【利き側】

 

〔偏りの度合いによる【自分が一番ラクな状態】とは?――〕

●強い左利きの人 ― 左利きの人 → 基本的に、左一本で
▲弱い左利きの人 \ (中間の人) → 左主体の両刀で
▽弱い右利きの人 / (中間の人) → 右主体の両刀で
□強い右利きの人 ― 右利きの人 → 基本的に、右一本で

 ・・・

┏                         ┓
 「左利き」という個性(特徴)を活かして、
《自分が一番ラクな状態で》毎日を生きていきましょう。
┗                         ┛

┏                             ┓
 (左利きの人であれ、中間の人であれ、)
 ありのままの自分の姿であれば、
 いずれはまわりの人も受け入れてくれるし、
 《自分自身が解放されてスッキリとした気分》で
 生きてゆくことができます。

 ぜひ「(いろいろな)左利き」のままで、
 《堂々とあなたらしい人生を歩んでいってほしいと思います。》
┗                             ┛

 ●左利きの人の置かれていた状況

 ――以下、次回。

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本誌では、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24― 左利き本のために――左利きの人生を考える(1)」と題し、創刊16年目に向けて、創刊の原点に戻り、私の書きたいと考えている左利きライフの入門書『しあわせ左利きライフ入門』の中の肝心要の部分に当たる、左利きの生き方を考えていこう、という「左利きライフ」の生き方の基本方針について書いています。

今回は、まずは、その結論について書いています。

この結論に導いてくれたのは、左利き仲間で友人のビジネスライター、営業コンサルの渡瀬謙氏の新刊の跋文の〆の言葉でした。

『“内向型”のための「営業の教科書」 自分にムリせず売れる6つのステップ』 (大和出版 2020/8/19)

左利き仲間である渡瀬謙さんは、私と同じような内向型の性格の人でもあり、そういう面でも共通した要素があります。
しかし、私よりもずっと先を歩いている人でもあります。

実はこのメルマガという道具を使うようになったのも、彼のお陰でした。
『レフティ・サーブ』という左利きメルマガを出しておられたのです。
左利きメルマガの先輩でもあります。

色々と教えられることばかりです。
いつか恩返しができれば、と考えています。

それはやはり左利きの本を出すことではないか、と考えています。

そんな願望を持つ私への応援の意味からも、ぜひ、弊誌のご購読をお願いいたします。

 

*参照:渡瀬謙『“内向型”のための「営業の教科書」』については

『お茶でっせ』2020.9.10

渡瀬謙の新著『“内向型”のための「営業の教科書」 自分にムリせず売れる6つのステップ』を読む

 

201003hidarikiki-lif

(画像:25歳の時、私を変えた本――左利きに自信を持たせてくれた本:箱崎総一『左利きの秘密』と、今回、私の左利き人生の結論を導いてくれた本:渡瀬謙『“内向型”のための「営業の教科書」』と、渡瀬さんの左利きの不便のあるあるを描いた『左利きの人々』) 

 ・・・

詳細は、本誌で。

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2020.09.30

中国の古典編―漢詩を読んでみよう(4)『楚辞』(2)「離騒」前編-楽しい読書279号

 ―第279号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2020(令和2)年9月30日号(No.279)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(3)『楚辞』(2)「離騒」前編」


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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年9月30日号(No.279)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(3)
 『楚辞』(2)「離騒」前編」
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 今回は、6月以来久しぶりの
 「中国の古典編―漢詩を読んでみよう」の4回目。

『楚辞』の2回目、「離騒」前編をお送りします。


2020(令和2)年4月30日号(No.269)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(1)漢詩とはなにか」

2020.4.30
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(1)漢詩とはなにか
-「楽しい読書」第269号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/04/post-4871b8.html

2020(令和2)年5月31日号(No.271)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(2)『詩経』から」

2020.5.31
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(2)『詩経』から
-「楽しい読書」第271号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/05/post-55a373.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/8784e67564bc9f86246c8785c366a2f2

2020(令和2)年6月30日号(No.273)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(3)『楚辞』(1)」

2020.6.30
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(3)『楚辞』(1)-「楽しい読書」第273号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/06/post-da2d6a.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/4674b3200df69fc61b39c71e135b0eea


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◆ 中国最古の詩集 ◆
 中国の古典編―漢詩を読んでみよう(4)
  『楚辞』(2)
  ~ 屈原「離騒」前編 ~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今回の参考文献――

『漢詩入門』入谷仙介/著 日中出版
『漢詩を読む 1 『詩経』、屈原から陶淵明へ』
 江原正士、宇野直人/著 平凡社
『新書漢文大系・23・楚辞』星川清孝/著 鈴木かおり/編
明治書院

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 ●『楚辞』とは何か(おさらい)
 ●屈原
 ●『楚辞』から屈原「離騒」
 ●「離騒」冒頭部分を紹介(第一段)――生い立ち

詩というものは、内容だけわかればよいというものではなく、
内容をどのような言葉や表現で言い表したか、
その言葉や表現形式が重要です。

そこで「原文(原語)で読め」
といった考え方が出てくるのですね。
(とはいえ、それはやはり理想なのです。)

漢詩の場合は、当たり前ですが、すべて漢字で表現されます。
音も含めて私たち現代人には、
かなり難度の高い表現形式といえそうです。

昔の漢字ですので、ここに書き写すのも手間がかかります。

「離騒」は長編ですので、ストーリーを追うのも大変ですし、
ましてやポイントだけ紹介するといっても、
これも結構手がかかるのです。


まずは冒頭部分を紹介しておきましょう。

(《》は原文は『新書漢文大系・23・楚辞』より引用。
 その下の文は、上記からの引用または私の意訳。
段分けは上記に従う。)

 ・・・

冒頭、主人公の生い立ちから始まります。

中国初の一人称文学といわれる所以です。

(第一段)
《帝高陽之苗裔兮 朕皇考曰伯庸》

(楚の国の始祖の祖先とされる)高陽帝の末裔で、
亡き父の名は白庸(はくよう)という。

《摂提貞於孟陬兮 惟庚寅吾以降》

寅年の歳星は摂提格で、庚寅(かのえとら)のよい日に生まれた。

《皇覧揆余於初度一兮 肇錫余以嘉名》

父は私の様子を見て、めでたい名をつけて下さった。

《名余曰正則兮 字余曰霊均》

正則と名(なづ)けて、字(あざな)を霊均(れいきん)とした。

《紛吾既有此内美兮 又重之以脩能》

美(うる)わしい性質を持っているのに、
その上に善美な才能を備えている。

(略)

――以下省略(本誌をご覧ください!)

 ●「離騒」冒頭部分を紹介(第二段)――王をいさめる
 ●「離騒」冒頭部分を紹介(第三段)――追放の身となる

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 ● 漢詩の入門書等を読む

▲★『漢詩入門』一海知義/著 岩波ジュニア新書 1998.6.22

★『漢詩を読む 1 『詩経』、屈原から陶淵明へ』
江原正士、宇野直人/著 平凡社 2010/4/20
―漢詩の歴史をたどるシリーズ全4巻。第1巻は『詩経』から屈原の
 『楚辞』、漢や三国時代を経て東晋の陶淵明まで。
 俳優・声優の江原正士が専門家の宇野直人を相手に、代表的な詩
 を対話形式でわかりやすく読み解く。

▲★『漢詩入門』入谷仙介/著 日中出版 1979/01
―漢詩の有名作をたどりながら、その歴史と構造を解く漢詩入門。

★『中国の古代文学(一)神話から楚辞へ』白川静/著 中公文庫
BIBLIO 1980.9.10
―中国文学の原点『詩経』と『楚辞』の古代歌謡を『記紀万葉』と
 対比して考察する。文学の原点である神話が、中国では『書経』
 に人間の歴史として書き変えられ定着していると解説する。

 ●『楚辞』を読む

★『詩経・楚辞』目加田誠/訳 平凡社〈中国古典文学大系・15〉
昭和44 (1969)
―『詩経』の翻訳と解説。(後半は『楚辞』)

★『新書漢文大系・23・楚辞』星川清孝/著 鈴木かおり/編
 明治書院 2004.6.20
―原文に書下し文と解説・背景を伏したコンパクトな入門書。

 ▲マークは、本文で取り上げた本
 ★マークは、筆者のおすすめ本です。本選びの参考にどうぞ。
 (基本的に、筆者が“偶然”手にしたものを取り上げています。)

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本誌では、「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(3)『楚辞』(2)「離騒」前編」と題して、6月以来久しぶりの中国古典編の漢詩を読むの続きです。

『楚辞』「離騒」の前編として、追放され天に旅立つまで――『新書漢文大系・23・楚辞』(星川清孝/著 鈴木かおり/編 明治書院)の段分けに従い、その(第三段)部分までを紹介しています。

初めは簡単に一回で終わるつもりでしたが、6月以来で、改めて読んでいるうちにあれもこれも書いてみようという気持ちになりました。

この「離騒」という作品に関しては、ずいぶん前から気になっていた作品で、一読、こういう主人公の立場に自分を重ねてしまい、思い入れが強くなってしまいました。

もちろん私は、この主人公「霊均」のように、生まれも育ちも高貴でもなく、才色兼備でもなく、道徳的にも優れた人間ではありません。
しかし、平均よりは少しは上の人間のつもりではあり、それにもかかわらず、充分に評価されてきたというわけでもない、という自負だけは持っている人間です。
それ故、つい感情移入してしてしまうのです。

結果として、ついつい長く紹介することになってしまいました。

ぜひ、現代語訳でいいので「離騒」を読んでいただければ、と思います。

現代でもそのような境遇にいる人は多いと思います。
現実にはどうなのかわかりませんが、少なくとも自分自身ではそういう気持ちになる人がいらっしゃることでしょう。

要領よく立ち回れずに、世間の流れから落ちこぼれてしまう、世の中で受け入れられない、正当に評価されていない、と残念に思っている人は少なくないものです。

 ・・・

詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

『レフティやすおのお茶でっせ』

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2020.09.19

左利きライフ研究30年(8)「左組通信」4「左利き川柳」前-週刊ヒッキイ第579号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第579号 別冊編集後記


第579号(No.579) 2020/9/19
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その8)その後の30年―左利きライフ研究の30年(7)


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☆彡 【15周年】 ☆彡 Happy Birthday!


2005.9.28 の創刊から、15年が経過しました。


ずっと15周年とは気がつきませんでした。
つい昨日、気付きました。


「15周年記念」なんて、
急に思いついても何もできません。


今回も、前回からの引き続きで、
今はなきホームページの紹介です。


これからもよろしく! (゚゚)(。。)ペコッ


レフティやすお


 


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◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン


右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第579号(No.579) 2020/9/19
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その8)その後の30年―左利きライフ研究の30年(7)
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2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その8)その後の30年―左利きライフ研究の30年(7)
 ホームページ「レフティやすおの左組通信」のこと(4)
  コンテンツ・その5「左利き川柳」(前編)
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 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の8回目です。


 「その後の30年―左利きライフ研究の30年」の7回目です。


 前回(7月)に引き続き、今回も、
 今はなきホームページの紹介の4回目です。


 


┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
  2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その8)その後の30年―左利きライフ研究の30年(7)
ホームページ「レフティやすおの左組通信」のこと(4)
    コンテンツ・その5「左利き川柳」(前編)
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛


 ●コンテンツ・その5「左利き川柳」

これは比較的新しいコンテンツで、


「麗風亭康翁(れいふうてい・やすおう)」


という筆名を使っています。


左利きの特徴や、左利きで苦労することなどをネタに
川柳にしています。


これも自分でいうのもなんですが、結構面白いので、
左利きの人なら、共感していただけるものがいくつもある
と思います。


--
★彡 新作追加(08.07.2)
【左利き川柳】 川柳で読む左利き
〈左利きへのエール 〉〈右利き社会〉〈左利きの生活〉
〈自動改札〉〈左手筆記〉〈幼き日〉〈左箸〉〈お花見〉
〈春・新人〉〈左利きの世界観〉
--


Hidarigumi-hgsenryuu-01


 


Hidarigumi-hgsenryuu-02


 


Hidarigumi-hgsenryuu-03


 


Hidarigumi-hgsenryuu-04


(画像:ページ・トップから前半の作品紹介まで)


 


今回良い機会ですので、全作紹介しておきましょう。


初めに新作を紹介しています。


そのあと、前半では作品のみを紹介し、
後半は同じ作品を解説付きで紹介しています。


スペースの関係で、後半の解説付きの部分を紹介します。


今回は、その(前編)として、新作と前半の3題を紹介します。


↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 


 


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(初出)2002.10.10/04.3.31(最終)08.8.16


【左利き川柳】麗風亭 康翁(レフティやすお)


  左利きにまつわる人生の喜怒哀楽を川柳に綴ってみれば…
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〈新作〉


◆使えるね その一工夫で 左右なし


~ちょっとした工夫で、
 右手でも左手でも使えるものになってる製品がある、
 これはうれしい!


 


◆裏見ても 切り口マーク 右は右


~お菓子の袋、右側に切り口のマークが印刷されていたので、
 思わず裏返してみたが、やはり右側に切り口マークが…。


(2008.8.16)
※初出:『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第146号(No.146) 2008/8/16「左手書字の研究―実技編(7)」


 


◆きみは右ぼくは左で肘ゴッツン!


~あるあるーっ! せやけど、狭い日本が悪いんや!
 "譲り合う心一つで事故はゼロ"。


◆次は右今度は左と逆教え


~人間カーナビは難しい! 逆教えてるつもりやないんやけど…。


(2008.7.2)
※初出:『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第140号(No.140) 2008/7/5
「<左利きQ&A>(20)工夫で左右兼用」


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「左利き川柳」<新作>は、
左利きを考えるメルマガ
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』誌上で、
随時公開される予定です。
ご登録は ↓ からどうぞ!
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解説


〈左利きへのエール〉
◆左手にペン持て箸持て自信持て


文字通り、ほかに言うことなし。
左利きであることを明らかにしてゆこう。
恥ずかしいことではないのだ、普通の事なのです。
自然な姿です。自信を持って胸を張って生きて行こう!


〈右利き社会〉
◆わが子より 右利き社会に 愛の鞭
◆親心 あるなら 社会を 変えてくれ


子を思う気持ちから、
右利き社会で生きていく上で不便なことも多いだろうから、
何とか右手使いができるようにならないか
と気をやむ親御さんがいます。


しかし、ホントにその子がかわいいなら、
左利きだから苦労するということのない世の中に変える方が
本筋でしょう。


〈左利きの生活〉
◆鏡見てわが振り直す左利き


鏡の中の自分の姿は右利きに変わっているので、
ふだん見慣れているほかの人の姿とイメージをダブらせて、
自分の動きをチェックするわけです。


◆左手の時計を右に変えたぼく


高校生になったお祝いに父から腕時計をもらったのですが、
時計は左手にするものと教えられたこともあり、
また左利きであることをかくしたい気持ちもあり、
ずっと左手にしていたのですが、
筆記の際に邪魔になるので気になっていました。


左利きであることを隠すのが嫌になったこともあり、
あるときから右に変えました。
それからはあまり邪魔になることもなく、
以来腕時計をするときは必ず右にしています。


◆恵方より持つ手が気になる左利き


2月3日は節分。関西ではこの日に、その年の恵方に向かって
巻き寿司を一本丸かぶりする慣わしがあります。
が、これは比較的最近のことで、海苔業者が拡販のため、
すし屋さんと組んで始めたことと言われています。


左利きの人は、自分のまわりで左手を使っている人がいると
目ざとく察知します。
ふだんからまわりの人の利き手が気になるものなのです。


◆現実をひも付きペンが突きつける


銀行や役所などの受付にボールペンが置いてありますが、
たいていは何処かへ行かぬように紐がつけてあります。
この紐が決まってテーブルの右端に固定されていて、
右利きの人には問題はないのかも知れませんが、
左手使いには非常に不便です。
ある程度長さに余裕があればいいのですが、
中には短すぎて困る場合があります。
私はこの右固定式のひも付きのペンを目にするたびに、
気が重くなり、何か嫌ーな感じがします。
右利き偏重社会という現実が顔を突きつけてくる感じです。


◆「矯正」に負けずにアサガオ左巻き


わが家では子供の頃から毎年裏庭にアサガオを植えていました。
種から育てていくのですが、
蔓が出てくると決まってやる遊びがありました。


前の晩にある程度伸びてきた蔓を
逆回りに支柱や横紐に巻きつけるのです。
そして翌朝見てみると、
また元通りに左巻きに巻きついているわけです。


◆手洗いの蛇口は左栓は右 03.4.23


こういう蛇口と水栓レバーとが
別々になっているタイプの水道の洗面所があります。
これは右利きの人には感じられないかもしれませんが
左利きの人ではちょっとだけ気になります。


◆痛い手をがまんしいしい裁ちばさみ 03.9.25


ボール紙を切るのに、
こそっと母の裁ちばさみを借りたもののしばらく使っていると
手や指が痛くなって来る。
右手に沿うような形状になっている持ち手を、
左手で使っているためなのだが、ホントに嫌になってしまいます。


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 ――以上、「左利き川柳」(前半)の紹介でした。


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本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(8)その後の30年(7)「左組通信」4「左利き川柳」」と題して、今はなき私のホームページ『レフティやすおの左組通信』から「左利き川柳」を紹介しています。


今回は、ホームページ復活計画というところで、このブログでも、川柳で詠む左利きライフというコンテンツ「左利き川柳」の前半分にあたる新作と3題(前編)を転載し紹介しました。


さて、どのように感じられましたでしょうか。
ご共感いただければよいのですけれど……。


 ・・・


私の(前半)の推しは――


〈左利きへのエール〉
◆左手に ペン持て 箸持て 自信持て


〈右利き社会〉
◆わが子より 右利き社会に 愛の鞭
◆親心 あるなら 社会を 変えてくれ


これは、正味私の一番の思いを表したものです。


(右利き偏重の社会から左右平等の社会に)「社会をチェンジする」というのが、私の長年の願いです。


(この「チェンジ/Change(変革)」という言葉は、 前アメリカ大統領のオバマさんが出てきたときの、ちょっと古いフレーズですが。他に有名な言葉としては、「Yes We Can!(我々にはできる)」がありましたね。私も「できる」と思っています。)


 ・・・


次回の(後編)でラストに掲げている


〈左利きの世界観〉
◆少数派? それでも世界がまちごてる!


これも、非常に強い思いをこめた川柳なんですけれど。
「(左利きの)自分が間違っている」のではなく、「(左利きを無視する)世界」の方が間違っているのだ、という思いです。


次号もお楽しみに!


 ・・・


上記以外の詳細は、本誌で。


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2020.09.15

私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(1)-楽しい読書278号

 ―第278号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2020(令和2)年9月15日号(No.278)
「私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(1)」


 


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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年9月15日号(No.278)
「私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(1)」
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 今年は、1970(昭和45)年に創刊された早川書房の文庫
 「ハヤカワ文庫」が50周年を迎えた年です。


 ということで、今回は、
 私の読書生活51年のほぼ全てをカバーしている
 「ハヤカワ文庫」を取り上げます。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


  ◆ 「お子ちゃま」読者時代からのお友達 ◆


  私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(1)


   ――最初の6冊――


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ●1970年以前
 ●ハヤカワ文庫の歴史


1970年8月、ハヤカワ文庫が創刊
最初は、SF文庫


1972年1月、NV文庫創刊


1973年3月、JA文庫創刊


1976年4月、ミステリ(HM)文庫が創刊


1977年4月、NF文庫創刊


1978年9月、ハヤカワ文庫Jr創刊


1979年2月、FT文庫創刊


1989年1月、ミステリアス・プレス文庫創刊


1999年10月、「ダニエル・キイス文庫」創刊


2003年10月? クリスティー文庫創刊


2001年5月、<ハヤカワepi文庫>創刊


*参照:
・『ミステリマガジン』(HMM)2020年9月号(no.742)
「特集/ハヤカワ文庫創刊50周年」


・『ハヤカワ文庫創刊30周年記念フェア解説目録』(非売品)


 


Hayakawabunko50


 


 ●最初の6冊(創刊第一弾ラインアップ本から)


【最初の6冊】
1.SF『征服王コナン』ロバート・E・ハワード
2.NV『ローズマリーの赤ちゃん』アイラ・レヴィン
3.NV『女王陛下のユリシーズ号』アリステア・マクリーン
4.HM『重賞』ディック・フランシス
5.HM『死の接吻』アイラ・レヴィン
6.FT『夢の10セント銀貨』ジャック・フィニイ


1.
征服王コナン―英雄コナン・シリーズ (ハヤカワ文庫SF) (日本語) 文庫 – 1970/1/1
ロバート・E.ハワード (著), 団 精二 (翻訳)


 


2.
ローズマリーの赤ちゃん (ハヤカワ文庫 NV 6) (日本語) 文庫 – 1972/1/1
アイラ・レヴィン (著), 高橋 泰邦 (翻訳)


 


3.
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7)) (日本語) 文庫 – 1972/1/1
アリステア・マクリーン (著), 村上 博基 (翻訳)


 


4.
重賞 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-3)) (日本語) 文庫 – 1976/4/1
ディック・フランシス (著), 菊池 光 (翻訳)


 


5.
死の接吻 (ハヤカワ・ミステリ文庫 20-1) (日本語) 文庫 – 1976/1/1
アイラ・レヴィン (著), 中田 耕治 (翻訳)


 


6.
夢の10セント銀貨 (ハヤカワ文庫 FT 2) (日本語) 文庫 – 1979/2/1
ジャック・フィニイ (著), 山田 順子 (翻訳)


 ・・・


以上が私の今手元にある【最初の6冊】です。


Hayakawabunko50saishono6


 ・・・


次回は、続編で【私のお気に入り7】を紹介します。


 


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本誌では、「私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(1)」と題して、ほぼ私の読書歴に匹敵するこの半世紀を、ハヤカワ文庫を通して回顧してみます。


その一回目として、ハヤカワ文庫の各ジャンル別の創刊の歴史と、それぞれのジャンルの今私の持っている本【最初の6冊】を紹介しています。


思い出深い本ばかりです。


年寄りの昔話ですが、私にとってはつい昨日のような、とても印象に残っている本達です。


本を読み始めたばかりの、若い頃の情熱といったものが、強い印象につながっているのでしょう。
何事も最初の経験というものは、大きなウエートを持っているものです。


個々の思い出話などは本誌でご確認ください。


 ・・・


では、詳細は本誌で!


*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』


 


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2020.09.10

渡瀬謙の新著『“内向型”のための「営業の教科書」 自分にムリせず売れる6つのステップ』を読む

半月ほど前のことですが、友人で左利き仲間でもある渡瀬謙さんの新刊が出ました。

『“内向型”のための「営業の教科書」 自分にムリせず売れる6つのステップ』 (大和出版 2020/8/19)

 

 ●私流に本書について語ると

本書を私流に一言で言いますと、『内向型の人が困らない「営業の入門書」』ですね。

「教科書」というと決定版みたいな感じで、これさえマスターすれば良し、という感じになります。
もちろん、結果としてはそうなんだろうけれど、

『部下のやる気と成果を確実にアップさせる トップ営業を生み出す 最強の教え方』(日本実業出版社)

なんて本も出している著者ですので、その方法論には万全の自信はあるのでしょうけれど。

 

私の思うに、「教科書」という言葉にはちょっと小難しい印象があります。
「これ以外はダメなんだよ」という押しつけのように感じて、それを嫌う人もいるかもしれませんよね。

小心で控えめな内向型の私なら、ここは「入門書」という言葉でいきたいですね。

同じ出版社から10年ほど前(2009年)に出し、内向型の営業に特化した本として、著者としては初めてのヒットを出した

『内向型営業マンの売り方にはコツがある―ムリに自分を変えないほうがうまくいく!』(大和出版 2009/2/1)

を、著者自身のその後の営業コンサルとして、著述家としての進化と、平成から令和へ(特別ウィズコロナにはふれていませんが)コロナ以前からコロナ以後へ、という時代の変化に合わせ書き直した、“現時点”での決定版営業の本です。

結果として内向型の人に限らず、広く営業を志す人、営業に携わる人全般に役に立つ「営業とはどうすればいいのか、売れる営業の方法とはどういうものか」について書かれたものになっています。

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200826naikougata

(表紙画像について)
新著は、白いバックに文字だけのシンプルな表紙で、箔押しの文字が青というかミント色みたいにキラキラ光っていてきれいで、すっきり感があります。
前著は、いかにも線が細い感じの男の人のイラスト付きで、これはこれでいいのでしょうけれど、今の時代は営業職がみな男性とは限りませんし、変にイメージを付けてしまうのは逆効果かもしれません。
内容のみならず表紙も進化していますね。
 

 

 ●著者自身の紹介の言葉

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『内向型のための営業の教科書』(渡瀬 謙・大和出版)
__________________________________

とかく営業には不向きだと思われがちな内向型営業マンの多くを
トップセールスに変えて来た手法を一冊に凝縮しました。

内向型営業マンにありがちな、
・お客さまとの会話が続かない
・嫌われたり怒られたりしたくない
・売れないストレスが耐えられない
これらをすべて解決しながら、なおかつ「売れる営業」に変われます。

営業をあきらめる前に、もう一度自分にチャンスを与えてあげてください!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 ●「序章」から著者の伝えたいこと

改めて本書を見ておきましょう。

まず「序章」での、著者について、本人の弁を紹介しましょう。

私が一番得意なのは、内向型の人を「売れる営業」に変えることです。》p.22

セミナーや研修の講師として、個人コンサルティングを通して1万人以上の人に教え、ほとんどの人が成果を出してきた、といいます。

次に、本書で伝えたいことの一番――営業パーソンの目指すべきゴールについてこう書いています。

営業は「売ること」よりも「お客さまからの信頼」をゴールにする》p.32

ということ。
その結果として売上がついてくるのだ、と。

もう一つの伝えたいこととして、内向型でも「売れる営業」になれる、ということを書いています。

 

 ●「第1章」―「ステップ営業法」から<進化の一つ>

時代が変わり、営業の方法が変わった、と著者はいいます。
昔ながらの精神論や押し売りまがいの営業法は時代遅れとなり、今の時代では、内向型の人の方が営業に向いているし、現実に売れるのだ、というのです。

そんな内向型でも「売れる営業」になれるための方法として、著者が勧めるのが「ステップ営業法」です。

p.51に全体図、p.62にその流れを示した図があります。

<前著からの進化の一つ>
6段階に分かれます。
2009年の前著『内向型営業マンの売り方にはコツがある』では、5段階になっていました。

(新著)――――――――(前著)
1.新規アプローチ――――(1)アポ取り
2.アイスブレイク――――(2)訪問
3.ヒアリング――――――(3)ヒアリング
4.プレゼンテーション――(4)商品説明
5.クロージング―――――(5)クロージング
6.フォロー

最終段階として、「フォロー」がつきました。
これが本書の肝の一つかも……。

これら6段階のステップはどれも、お客さまとの信頼関係を深めていくもの。

その理由は――――

これからの営業は、「売る技術」よりも「信頼される技術」がより重要になってきます。》p.60

これが、「どこでも通用する営業マン」になる秘訣だといいます。

 

 ●「営業のニオイ」を消す

「第2章」以下「第7章」まで、それぞれ各段階についての説明です。

前半の3段階あたりまでで頻繁に出てくるのが、「営業のニオイ」という言葉です。

従来型の「売りたい気持ち」が前に出る営業のパターンを戒めています。

「営業のニオイ」を出さないのが「売れる秘訣」だといいます(p.154)。

「ステップ営業法」の根幹は、《お客さまからの信頼を積み重ねること》だからです。

 

 ●ゴールを明確にする

最後の第7章で、前著にはなかった<進化の一つ>第6の段階「フォロー」の重要性がクローズアップされてきます。
この「フォロー」を「ゴールにする」という考え方です。

ゴールだけをイメージし明確にすると、自分の役割が明確になる、といいます。

売ることをゴールにするのではなく、フォローをゴールにする》p.241

そうすることで、

精神的苦痛から解放されるうえに、結果もついてきます》同

といいます。

「フォローをゴールにする」とは、

営業の主軸を「売る」ではなく、「フォロー客を増やす」に》p.237

する、ということ。

保険のトップ営業の人の話を例に説明しています。
いわゆる「そのうち客」を増やすということで、

「私には気軽に会いに行けるお客さまがたくさんいます。それを増やすことが営業活動の主軸です。」》p.236

といい、その中から契約につながる案件が出て来て、結果として売れることになる、といいます。

「ステップ営業法」におけるフォローは、あくまでも「お客さまとの良好な関係をキープする」ことを第一に考える》p.244

ことであり、その結果

「商談のどの場面でも中断してフォローにまわすことができる」という発想をもつと、飛躍的に売上げが伸びていきます》p.245

といいます。

すなわち、

心がまえとして大切なのは、「売れなくても嫌われないようにする」ということ。(略)そうすれば、次につながる可能性が残ります。》p.248

「フォローをメインとした営業」――これが著者の結論です。
(その詳細等については、本書をお読みください。)

 

 ●内向型の性格のままで……

末尾に「私が一番伝えたいこと――「おわりに」に代えて」という文章があります。

ここで著者が書いているのは、この「ステップ営業法」を見つけたことで営業トップになり、自分に自信を持てるようになり、人生が変わったということ。

マイナス評価されることの多い内向型の性格により、自分に自信が持てずにいた過去の人生から脱却し、内向型であることを個性の一つと認められるようになり、独立も結婚も勝ち得たという。

本書を読み、

内向型の性格のままで、堂々とあなたらしい人生を歩んでいってほしいと思います

と。

 

 ●感想をちょっと

これで本書の紹介は終了です。

調べていないので確かなことはわかりませんが、多分著者の本の中では一番ページ数が多いでしょう。
間延びして長いのではなく、その分充実した内容だ、ということです。

それだけ決定版的な本だ、といえるのでしょう。

 ・・・

私の感想をちょっと書いておきます。

私は以前から、従来の押し売りまがいの営業に疑問を持っていました。

渡瀬さんの「売り手も買い手も対等の関係」という営業手法を知り、「ホントはこれだよね」と思うようになりました(最初の本は友人・左利き仲間という立場で自分で身銭を切って本を買い、何冊目かの本で初めてこちらから希望して贈ってもらった)。
以来、彼が贈ってくれる本をずっと読んできました。
直接営業には関わらない本(コミュニケーション関係)もありましたが、前著のヒット以来、内向型の営業本を一貫して書いています。

それは、自信のない内向型の営業パーソンを応援するという人助けの面と、一部に悪評をもたれている営業活動そのものをチェンジしたいという思いからでしょう。

私は「いつか受け入れられる、現に少しずつ変化してきている」という思いで見てきました。

しかし、このコロナの時代になって、直接的な営業活動が難しい時代になって、いよいよ彼の営業が本領を発揮するかも、と思うようにもなりました。
闇雲の出かけていって力尽くでどうにかするという手法ではどうにもならないのですから。

 

何年か前に、長年トップ営業として実績を残してきたという営業職の人の書いた本を読んだことがあります。
その人曰く、トップの営業の技術があれば、どこの会社でもどのような業界でも通用するといい、現にそういう生き方をしてきたというのです。

確かに、渡瀬さんも真の営業力があれば、どこでも通用するといっています。
私もそうだろうと思います。

真の営業の力があれば、同じ会社でも、一つの業界でも営業の仕事を長く続けられるでしょう。

しかし、その人の本を読んでいると、この人の場合は、押しの強さでその場その場での成功を勝ち取ってきただけなので、後々クレームが来たり煙たがられたりして、一つの会社に長く勤めたり、同じ業界で長く生存したりできなかったのではないか、という気がしたのです。
会社や業界を転々と移り変わっていく以外に生き残れなかったのではないか、という疑問を持ちました。

そんな目先の成功だけで満足する営業は、もう時代遅れでしょう。

これからはやはり売り手も買い手も同じ、どちらが上でどちらが下とか、買ってやるも買ってもらうも、売ってやるも売ってもらうもない、対等の契約の時代になったのではないでしょうか。
そういう時代の営業を考える上でも、本書は教科書になると思いました。

 ・・・

最後に一言だけ。

著者に一つ注文があります。

それは「営業マン」という言葉を使っていること。
ここはやっぱり、Amazonのレヴューにもありましたように、「営業パーソン」とする方が今風なのではないでしょうか。

「昭和のニオイ」がします。
もう平成すら過去になった令和の時代なのですから、ね。

 

左利き仲間で友人・【渡瀬謙の本】についての記事 (◆印:ビジネス書/□印:口ベタ・あがり症の“内向型”営業マンのための営業本
■:“内向型”の人の本/○『左利きの人々』渡瀬けん=名義)

◆□2019.12.02
渡瀬謙の新刊『トップ営業を生み出す最強の教え方』を読む

◆□2019.2.17
内向型ビジネスライター渡瀬謙の集大成的?新著『コミュ力ゼロからの「新社会人」入門』

■2017.1.30
なりたい自分になる『「内向型の自分を変えたい」と思ったら読む本』渡瀬謙

◆□2016.7.5
内向型トップセールスマン渡瀬謙の新刊『―「質問」で会話を盛り上げる方法』

◆□2016.3.11
相手の話を引き出す渡瀬謙〈無敵〉雑談術の本『超一流の 相手にしゃべらせる雑談術』『負けない雑談力』

◆2014.12.7
買い手の気持ちに寄り添う商談術:渡瀬謙『相手の「買う!」を自然に引き出す4ステップ商談術』を読む

◆2014.3.16
なんための会話か?~渡瀬謙『朝5分! 読むだけで「会話力」がグッと上がる本』

◆2013.10.7
臆病は慎重!… 渡瀬謙『内向型人間のリーダーシップにはコツがある』

○2013.8.19
雑学フェアにて~渡瀬けん著『左利きの人々』:<国際左利きの日>情報3

◆2013.3.7
渡瀬謙『元リクルートNo.1の 日本で一番"効率"のよい営業法 このムダをなくすだけで、グングン売上が伸びる!』

◆2012.5.23
小さな努力で大きな効果:渡瀬謙『あなたの評価をガラッと変える たった3秒の声がけ習慣』

◆□2012.2.26
克服ではなく付き合う姿勢で:渡瀬謙『「あがり症営業マン」がラクに売るための6つの習慣』

○2011.12.31
雑学文庫フェアで『左利きの人々』が…

◆2011.7.13
渡瀬謙の新刊『相手が思わず本音をしゃべりだす「3つの質問」』届く

◆2011.6.10
流れ星に願い事…渡瀬謙『たった5秒のあいさつでお客様をザクザク集める法』

◆【渡瀬謙/監修『毎日役立つ!もう悩まない!!即効ビジネスマナー』日本文芸社2011.1】

○2011.5.19
週刊ヒッキイhikkii260左利き教本について考える(2)おさらい

◆2011.3.4
新社会人奮闘記ラノベ 渡瀬謙『新入社員ヒロと謎の育成メールの12ヵ月』

◆□2010.6.28
実践で学ぶ本、渡瀬謙『営業は口ベタ・あがり症だからうまくいく』

◆□2010.6.18
渡瀬謙の新著『“内向型”のための雑談術』届く

 

■【『内向型人間の人づきあいにはコツがある』大和出版】

2009.12.12
今週の週刊ヒッキイ―第201号「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ<特別編>」  

左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii
第201号(No.201) 2009/12/12「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ<特別編>」  <特別編>原点に戻って―最初につまずかないこと または、左利き人間の生き方にはコツがある

 

◆□2009.3.4
お知らせ:友人渡瀬謙の新著「内向型営業マンの売り方にはコツがある」

○2008.12.29
左利き本の新刊『左利きの人々』渡瀬けん著

 

 

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2020.09.05

左利き者の証言から~22 川口和久『反逆の左腕』(4)-週刊ヒッキイ第578号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第578号 別冊編集後記

 

第578号(No.578) 2020/9/5
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~22 川口和久『反逆の左腕』から(4)」

 

 

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【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン
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右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第578号(No.578) 2020/9/5
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~22 川口和久『反逆の左腕』から(4)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 過去の左利きの人たちの言葉を紹介しながら、
 先輩の証言から学ぼう、というテーマの
 22回目です。

 

 元広島カープのエース・川口和久投手が
 引退後に出版された異色の野球本で、
 左利き必読ともいうべき、左利きの人の特徴や性格、
 左利きの投手の心理やらなにやらから考察した
 “サウスポー(左腕投手)論”の著書『反逆の左腕』から、
 私がとても気になった部分を紹介する4回目です。

 

20018-dsc04324-2

 

『反逆の左腕  サウスポー投手、極上の一球は、
  マウンドで自分の世界にはいったときに生まれる』
 川口和久/著 ネコ・パブリッシング 2001.8

 

目次
第1章 マウンドの芸術家―サウスポーは勝負だけではなく、
 投球の美しさを追究する
第2章 左のエースと右のエース―サウスポーは投球術ではなく、
 感性でバッターを制圧する
第3章 サウスポー使いの名人達―サウスポーは
 自分の長所を伸ばしてくれる人間には頭が上がらない
第4章 左対左・左対右の醍醐味―サウスポーは
 最強の敵を相手にしたとき、思いがけない力を発揮する

 

金田正一、江夏豊、大野豊、新浦寿夫、石井一久…
人々を魅了してきたサウスポーには、
とんでもない個性があった!これは暴論か?あるいは新理論か?
かつてない野球論、ここに誕生。

 

史上に残る名投手・金田、三振にこだわった・江夏、
現役では工藤、石井など、左投手には右投手にはない魅力がある。
「三振こそ投手の華」を貫いた川口和久が語る新たな投手論。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
  左利き者の証言から ~快適左利きライフのために~ 22

 

  ◆ サウスポーは教えられたことがない ◆
  サウスポーによる、サウスポーのための、サウスポーの本
川口和久『反逆の左腕』から(4)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「そろそろ飽きてきた」という方もいらっしゃるかもしれません。

 

この辺で終わりにしようかと思いますけれど……
どうなりますか。

 

 

 ●左利きは妙な器用さをあわせ持つ

 

川口さんには二人の兄がいらっしゃるそうで、ともに右利き。

 

そのお兄さんが野球部に入り、
右でバットスイングしているのを横で見ていたそうです。

 

 《そのため、野球を始めて、
  見よう見真似で素振りを始めた時には、
  何となく右でスイングするようになっていたのです。/
  右利きの人間がスイッチヒッターに転向すれば苦労します。
  いっぽう左利きの人間には妙に器用なところがあります。
  王貞治監督のゴルフにしても、
  別に特訓しなくてもこなせてしまうのです。/
  僕にもそういう部分があります。
  本来の特性が生きていたのでしょう。
  両方の手足を同じように使えるのは、
  やはり左利きに生まれたからなのだと思います。》p.59-60

 

...

 

今年からロッテに移籍した前阪神の鳥谷選手も、
元は右打ち(右投げ)だったといいます。

 

小さいころから並行して習っていた柔道の影響もあるそうですが、

 

《野球はどういうわけか最初から右投げ右打ちだった。
それが当たり前だと思っていた》(p.35)

 

160310toritani

 

*参照:
鳥谷敬著『キャプテンシー』(角川新書 2016/3/10)

 

第495号(No.495) 2017/6/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その22―
左利きで心地よく生きるための方法(29)
左利きってなんだ(その17) 快適左利きライフ入門(4)」

 

2017.6.14
左利きってなんだ(17)快適左利きライフ入門(4)-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第495号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2017/06/174--hikkii495-.html
http://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/b10adb93f4178dfc440cf9e17314d1d8

 

 ●サウスポーはギクシャクしてムダの多い投げ方

 

「第2章 左のエースと右のエース
 ―サウスポーは投球術ではなく、感性でバッターを制圧する」

 

自身も含めて、歴代のサウスポーは
大半が未完成のノーコンピッチャーだ、といいます。

 

 《開き直るわけではありませんが、
  サウスポーとノーコンは切っても切れない関係にある
  と思います。
  その証拠にコントロールがいいピッチャーというのは、
  ほとんどが右ピッチャーです。》p.66

 

...

 

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 ●サウスポーは教えられたことがない

 

そういう投げ方の汚さの原因はどこにあるかといいますと――

 

 《サウスポーの人間は小さいころからきちんとした
  ピッチングの指導を受けていないのです。(略)
  サウスポーの指導に関しては、右ピッチャーのように
  きちんとした指導理論は確立されていません。/
  あるとしても、それは右ピッチャー用の理論を
  単にサウスポー用に焼き直したものにすぎません。
  それだとサウスポーには当てはまらない面が出てきます。
  それに加え、サウスポーという人種は、
  画一化された指導を嫌う、へそ曲がりな人間が多いのです。/
  僕は小学校の5年生の夏ごろから
  ピッチャーをやっていますが、
  特別に教えられたことはあまりありません。》p.76

 

...

 

 ●サウスポーは天才肌の人間

 

 《自分でいうのも変ですが、
  サウスポーというのはどちらかというと
  天才肌の人間だと思います。天才肌の人間は、
  自分こそすべてというような考え方をしています。
  いい換えれば、自分の世界にはいろうとした時に、
  自分の世界にはいらせてもらえないと、
  機嫌だって悪くなるものです。》p.112

 

...

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

本誌では、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―左利き者の証言から~22 川口和久『反逆の左腕』から(4)」を紹介しています。

 

今回は、
(1)野球を始めたとき、見よう見まねで右打ちだった 
と、
(2)サウスポーは特別な指導を受けたことがない
という点を中心にお話ししました。

 

最後には、「サウスポーは天才肌」という指摘。

 

私に言わせてもらえば、サウスポーピッチャーは、単なる「左利き」とはちょっと違い、個人プレーな部分があるということです。
その辺で、天才肌の部分が見えてくるのかもしれません。

 

天才というものは、孤高の存在ですからね。

 

左利きの人の中には、そういう部分にアイデンティティを感じる人もいるかもしれません。

 

 ・・・

 

詳細は、本誌で。

 

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 

 

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2020.09.01

萩原季実子著『左利き用 誰でも一瞬で字がうまくなる大人のペン字練習帳』アスコムより発売

一月ほど前のニュースですが紹介しておきましょう。

左利きの方に朗報! 左利き専用のペン字練習帳が発売!
2020年7月22日 12時00分 新刊JPニュース


左手書き・左利きの人専用のペン字練習帳だそうです。

18万部を突破したベストセラー『誰でも一瞬で字がうまくなる大人のペン字練習帳』という右手書き・右利き用のものを左手書き・左利き用に作り直したもの


『左利き用 誰でも一瞬で字がうまくなる大人のペン字練習帳』萩原季実子著 アスコム (2020/7/23)

200723-71nyl2vg89l

この手の左手書き用練習帳ものでは、

2018.10.24
『左利き専用 綺麗な字が書けるペン字ドリル』10月18日発売
2018.11.26
岡田崇花先生リベンジなる!『左利き専用 綺麗な字が書けるペン字ドリル』を買う

で紹介しました

岡田崇花『左利き専用 綺麗な字が書けるペン字ドリル』ブティック社・ブティックムック

がありました。

Hidarikiki_senyou_penji_x2
(画像:左は2004年の初チャレンジ失敗作、右は2018年のリベンジ改良版)

あれから約二年、また新たな先生の手によるペン字練習帳が、異なる出版社から登場しました。

いよいよ“(左利きの人の)左手書きが公認される時代”になってきたようです。

嬉しいことです。

(当然のことといえば、そうなのですけれど……。
 今までのことを考えますと、そういう発言になりますよね!)


ちょっと余談になりますが――
今年、令和2年度用の小学校の書写教科書で、初めて「右手・左手どちらの持ち方も掲載」したものも登場しました。

2020.2.9
左利きへの配慮がなされた東京書籍・小学校教科書「新しい書写 2年度用」
「お茶でっせ」
「新生活」

200204-tousho-atarasiishosha-shosha_1

200204-toushoatarasiishoshapage03_ph112x

(画像:東京書籍のサイトから「右手・左手どちらの持ち方も掲載」)

左利き(左手書き)の書き方が、公認される時代になってきたという証でしょう。
やっと教える側も現実に追いついてきたのです。

他のお習字の先生方も、他の書き方練習帳やきれいな字の書き方の本を出版している版元さんも、どんどん追随してほしいものです。
(何匹かはドジョウがいるそうですよ。)

 ・・・

発売元のアスコム編集部によりますと

以前から「見本が隠れて使いにくい」「左利き用を出してほしい」「右利き用だからストレスがたまる」と左利きの人からの声が多く届いていたという。また、著者が開催しているペン字教室でも左利きの人は、右利きに比べ字が書きにくく困っているという声が多いこともあり、ついに「左利き専用」のペン字練習帳が発売となった
という。

左利きの方が書きやすいよう「見本が左、練習マスが右」ではなく、「見本を右、練習マスを左に」。 また左利きの人は「右下がりの字」を書きやすいため、右下がり防止のテクニックを紹介している。

ユニークなのは、紙を置く位置。
手紙を書く、年賀状を書くなど手書きで文字を書くとき、みなさんは紙はどこにおいているだろう。体の正面においていないだろうか。しかし、著者は体の正面に紙を置くから字が汚くなると指摘。正しい紙の位置は、利き腕の延長線上。左利きの人なら体の正面よりやや左側になるという。紙を左にずらすことで、自分の手が書いている文字をしっかり視認でき、きれいな線を書いているか、バランスよく書けているかをチェックできるのだ。 実際に、紙の位置を利き腕側に置いて書いてみると、圧倒的に書きやすいうえ、きれいな線を書ける。10人に1人という左利きの方に向けたペン字練習帳は実に珍しいが、書籍内に掲載された体験者の声やbefore&afterを見ると、どれだけ「左利き専用」が求められていたかわかる。

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(画像:Amazonページから)

特徴を見ておきましょう。

(1)「見本を右、練習マスを左に」
左手書きに都合のよい「見本を右、練習マスを左に」は、本来の日本語の縦書きの伝統にもつながっています。

50~60年ぐらい前の、私が子供の頃の練習帳はみなそうなっていたと記憶しています。
それがいつからか、右手書きに便利な「お手本が右、練習マスが左」型の練習帳が幅をきかすようになりました。

今では探さないと見つけにくいものになってしまったようです。


私の子供の頃も、そして多分今でも、国語の時間は、左手書きの子供が安心して字が書ける時間だったのではないでしょうか。
ところが練習帳でつまずくとは、難儀な時代になっています。

(2)紙を置く位置
これも私が以前から書いてきたことでもあります。

これは元は、1970年代に存在した、アメリカ留学帰りの精神科医・箱崎総一先生が主宰した「左利き友の会」が作成した『左利き筆法』という左手書き左利きの人のための書き方のうちの「正座筆法」に基づくものです。

左手の側に寄せることで、左手の可動範囲内で作業しようという考え方です。

*『左利き筆法』正座筆法は、「日本左利き協会」のサイトで解説されています。
「左利き筆法」3. 正座筆法

 ・・・

*参照:【学童向け左手練習帳

2013.10.29
左手書き(左利き)に適した『ひらがなれんしゅうちょう』

『ひらがなれんしゅうちょう』小野村哲/著 特定非営利活動法人リヴォルヴ学校教育研究所/編集 平石 哲 (イラスト) NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所 改訂版 (2006/3/1)

2019.12.27
左手で字を書く左利きに優しい伝統的!縦書き幼児向けひらがな練習本

(1)『特別限定版 3~4歳 はじめてのひらがな (特典つき) (学研の幼児ワーク)』 学研プラス (2019/3/12)

(2)『6歳 くせのないきれいな字になるひらがなれんしゅうちょう 学研の頭脳開発』学研プラス (2014/3/25)

(3)『ユーキャンの正しくきれいに! かきかたれんしゅうちょう【ひらがな・カタカナ・すうじ】』和田 康子 (著) U-CAN (2014/7/18)


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2020.08.31

新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020から(2)『今昔百鬼拾遺 河童』『短編工場』-「楽しい読書」第277号

 ―第277号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2020(令和2)年8月15日号(No.276)
左利きの本を読む~ツイッター【左利きミステリ入門】まとめ(2)
×左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii(No.577)

------------------------------------------------------------
◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
------------------------------------------------------------
2020(令和2)年8月31日号(No.277)
「新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020から (2)
角川文庫『今昔百鬼拾遺 河童』集英社文庫『短編工場』」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 今年も毎夏恒例の新潮・角川・集英社の
 <夏の文庫>フェア2020から――。

新潮文庫の100冊
https://100satsu.com/

角川文庫 カドフェス2020
https://kadobun.jp/special/kadofes/

集英社文庫 ナツイチ2020
http://bunko.shueisha.co.jp/natsuichi/
(よまにゃチャンネル)
http://bunko.shueisha.co.jp/natsuichi/yomanyachannel/

Natunobunnko_20200830170801

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ◆ 2020テーマ「あの作家の新たな作品を」+「新顔作家」 ◆

  新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020から (2)

  【角川文庫 カドフェス2020 夏おすすめ本】から―
   『今昔百鬼拾遺 河童』京極夏彦

  【集英社文庫 ナツイチ2020 夏の一冊】から―
   『短編工場』集英社文庫編集部編

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今年は二回分割でお送りしています。

2020(令和2)年7月31日号(No.275)
「新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020から (1)
【新潮文庫の100冊 2020】から―『東京奇譚集』村上春樹」

2020.7.31
新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020から(1)
『東京奇譚集』-「楽しい読書」第275号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/07/post-3a52bf.html

https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/107b52adfdab5c569da25fbd2b79bb43

 

その二回目、後半です。

今年のテーマは
「あの作家の新たな作品を」+「新顔作家」
ということで、内容的には、

ミステリーと奇譚といったところが共通のテーマで、
この手の小説――あやかしと怪奇調のオカルトチックな小説と
そういう傾向の作品を含む短編アンソロジーです。

というように、
今年はエンタメ的な選択で、この辺は私の好みですので、
ちょっと一般的ではないかもしれません。

二回目の今回は、久しぶりの京極夏彦さんと
私にとっての新顔作家を探しての
アンソロジーによる新顔作家入門です。

 

 ●京極夏彦『今昔百鬼拾遺 河童』

★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆
 
【角川文庫 カドフェス2020 夏おすすめ本】から―

 『今昔百鬼拾遺 河童』京極夏彦

Kappa

★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆

 

 ●「小説すばる」誌のアンソロジー『短編工場』

『かみさまの娘』桜木紫乃
『ゆがんだ子供』道尾秀介
『ここが青山』奥田英朗
『じごくゆきっ』桜庭一樹
『太陽のシール』伊坂幸太郎
『チヨ子』宮部みゆき
『ふたりの名前』石田衣良
『陽だまりの詩』乙一
『金鵄のもとに』浅田次郎
『しんちゃんの自転車』荻原浩
『川崎船』熊谷達也
『約束』村山由佳

★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆

  【集英社文庫 ナツイチ2020 夏の一冊】から―

   『短編工場』集英社文庫編集部編

 

★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆

200830tannpennkoujou

Tanpenkoujou-2

 ●2冊に共通するあやかし、または奇譚というものの意味

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020から (2)角川文庫『今昔百鬼拾遺 河童』集英社文庫『短編工場』」と題して、今年のテーマ「あの作家の新たな作品を」+「新顔作家」として、京極夏彦『今昔百鬼拾遺 河童』と、「小説すばる」誌掲載の12人の作家のアンソロジー『短編工場』を紹介しています。

それぞれに関するコメントの詳細は本誌でご確認ください。
特にこれということも書いていませんけれど。

京極さんは「巷説百物語」シリーズを楽しく読んでいました。
他にはデヴュー作のシリーズだったと思いますが、『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』を読んでいます。
『魍魎の匣』は長い小説ですが、あれは楽しかった読書の思い出でしたね。

200830mouryounohako

アンソロジー『短編工場』は、私にとっての「新顔を探せ」ものの短編集でした。
一つ一つ色合いの異なるものがあり、楽しめるアンソロジーでした。

一部に前回の村上春樹さんの作品集『東京奇譚集』にあるような奇譚が含まれています。

奇譚は、人生において人生の意味を説くための「数学の幾何の問題を解くための補助線の役割のようなものではないか」

といったことを前回書きましたが、まさにそういう共通点がありました。

どちらもそれぞれに楽しい作品ですので、ぜひ、お読みください。

 

*【新潮文庫の100冊 2020】から―『東京奇譚集』村上春樹

 ・・・

詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

『レフティやすおのお茶でっせ』

〈メルマガ「楽しい読書」〉カテゴリ

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«「キャンペーン・左手でも写真が撮れるカメラを作ってください」について思うこと