2016.06.07

『ミステリマガジン』2016年7月号創刊60周年記念号を読む

前回の『ミステリマガジン』の記事:
2016.6.6 『ミステリマガジン』2016年7月号創刊60周年記念号を買う

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(画像:「創刊60周年記念号」を手にニッコリの筆者)

特集は、「創刊60周年記念号」です。

本誌にゆかりの内外著名作家の再録や新訳の〈短編競作〉、人気コラムニストによる選りすぐりの名編を再録した〈コラム・アンコール〉、本誌にまつわるミステリ史と人物ファイルで綴る「60年史」松阪健さんの選んだ年間この一冊「60年60冊」〈資料と研究〉

〈短編競作〉では、久しぶり?に海外作家の作品4作を交えて。
〈コラム・アンコール〉では、都筑道夫さん、田中小実昌さん、青木雨彦さん、瀬戸川猛資さん、児玉清さん、そして小鷹信光船長といった今や伝説になってしまった人々と現役組と。
〈資料と研究〉の「60年史」はもう少し詳しくてもよかったのでは? 「60年60冊」も力作。

これから二カ月かけてじっくり読ませてもらおうと思います。

とにかく、おめでとうございます。


 ●『ミステリマガジン』の思い出、イラストレーター編

今回、私は『ミステリマガジン』の思い出として、イラストレーターさんのことを書いてみましょう。

一番始めに挙げるべきは、やはり真鍋博さんです。70年代からの表紙他。
次に、ユーモアスケッチ等の畑農照雄さん。
幻想と怪奇等の楢喜八さん。
ハードボイルドやクライム系?等の山野辺進さん。

最後に私の一番好きだった人を挙げますと、それは怪盗ニックやイラストマップ等の桜井一さんです。
小説家に転身されたと思ったら、突然亡くなられて……。

この辺の方々が記憶に残るベスト5でしょうか。

またHMM回顧の機会がございましたら、ぜひともイラストレーターさんの特集をお願い致します。

『ミステリマガジン』2016年7月号創刊60周年記念号

Hayakawa Online News【通巻717号】より

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ミステリマガジンが創刊60周年を迎えました
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アメリカのミステリ専門誌「エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン」の
日本版として、1956年に誕生したミステリマガジンが
今月25日発売の2016年7月号をもって、創刊60周年を迎えました。

今回の記念特集号では60年の歴史を振り返る年表に加え、
名作家たちによる短篇やコラムの再録をお届けします。
ロス・マクドナルド、トマス・H・クックの初訳、
ジョン・チーヴァー、片岡義男、皆川博子の再録のほか、
田口俊樹によるコーネル・ウールリッチの新訳を収録。
どれも60年という節目を飾るに相応しい内容となっています。

特集のほかに、今年来日した北欧作家
『猟犬』のヨルン・リーエル・ホルスト氏のインタビューと
〈エーランド島四部作〉のヨハン・テオリン氏による
特別講演の誌上再現記事にもご注目下さい。

ついに還暦を迎えたミステリマガジン。
これもひとえに読者の皆様のおかげです。
次の70年、80年、そして100年と
これからのミステリマガジンをどうぞよろしくお願いいたします。


*過去の『ミステリマガジン』の記事:
・2014.5.7 『ミステリマガジン』2014年6月号創刊700号と思い出のコラム
・2014.5.26 私の投書が『ミステリ・マガジン』読者欄に掲載されました


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2016.06.06

『ミステリマガジン』2016年7月号創刊60周年記念号を買う

まずは、60周年おめでとうございます。

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(画像:2014.6<創刊700号記念特大号>と2016.7<創刊60周年記念号>)

ここまでの頑張りは特筆ものです。
『SFマガジン』と並んで、孤高の雑誌と言ってもよいでしょう。

途中いくつかのライバル誌が登場しましたが、そのすべてをことごとく退けてきたのはひとえに、制作者(作家、訳者、コラムニスト、書評家、イラストレーター、編集者諸氏並びに経営陣、営業担当等社員等)及び印刷製本等製作者、広告主の皆様方一同、その情熱の賜物でしょう。
もちろん、私たち愛読者の力もありますが。

 
 ●海外/翻訳ものはオワコンか?

1970年9月号〈E・S・ガードナー追悼特大号〉以来のHMMオールドファンである私の中ではオワコン化しつつある本誌ではありますが、“最後”の〈○十周年/○百号記念号〉だろうと思い、購入に踏み切りました。

数年前のリニューアルで、『SFマガジン』同様、メディア・ミックスの国内海外を含めた情報と文芸(作品)の、ミステリ専門誌となりました。

さらに隔月刊化されてからは、大きく国内作品に偏重したミステリ誌となりました。
海外情報こそ今まで同様といった感じですが、作品に関しては、まったくと言っていいほど掲載されなくなりました。
一度など、一作のみ、それもページ数にして本文2ページのみ、という号もありました。

今でもアマゾンでは《この雑誌について》の欄に《海外ミステリの高級専門誌》と書かれています。
こんな看板はもうとうの昔に下ろされています、よね。


ここまで説明すれば、海外/翻訳もの好きの私がオワコン扱いする理由もおわかりでしょう。

様々な事情があるのでしょう。
版権の問題とか、読者の傾向とか。

そもそも雑誌や書籍の売り上げも落ちている。
特に紙のものが。

本屋さんでも海外の翻訳もののスペースが極端に減っています。
数年前の何分の一かに激減です。

そういう状況で、HMMも海外ものだけでは誰も読んで/買ってくれない、ということなんでしょう。

これは単に本誌に関する話だけではなく、早川書房の翻訳書自体がそうなんでしょう。

雑誌で赤が出ても、書籍が売れれば、雑誌を出す意義もあるというものです。
しかし、掩護射撃するはずの雑誌が足を引っ張る中で? 本体もダメとなりますと……。

かつて〈海外文学の早川〉という看板を挙げていました。
今のように紙の本の売れ行き自体が落ちている中で、特に海外/翻訳ものが読まれない/売れない時代では、どうにもならないのでしょう。

仕方がないとはいえ、残念至極です。
私なりに応援しているのですけれど、ネ。


 ●代替わりした老舗洋食店

で、もう一度書きます。

最近の本誌は、まったく困ったものです。
老舗の洋食店として通い続けていたのに、代替わりしたら和食中心の店に代わっていたようなものです。

メニューを見ると、一応洋食らしい品目も掲げてありますが、前菜やデザート類で、肝心のメインディシュは和食ばかり。

これでは詐欺だ、とは言いませんが、先代や先々代が見たらどう思うだろうと気になります。
第一、昔の馴染み客はどうすればいいんでしょうか。

年寄のぼやきだと一蹴されるのでしょうか。

昔も、小林信彦さんの『大統領の密使』矢作俊彦さんの『リンゴゥ・キッドの休日』等がありました。

和食がダメというわけではありません。

一つは配分であり、もう一つはお店としての“らしさ”です。
後者は「伝統」と言い替えることもできるでしょう。

そこを勘違いしては、新規の客は取れても馴染み客は去ってゆきます。

行く末短い客だから切ってもいいと考えるのか、逆に最期を楽しく全うしてもらおうと感謝の気持ちを抱くのかでしょう。

 ・・・

内容については、後篇で――。

『ミステリマガジン』2016年7月号創刊60周年記念号

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2014.06.25

左利きミステリ『春夏秋冬殺人事件』齋藤栄~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii420号

先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第420号のお知らせです。

 ・・・

第420号(No.420) 2014/6/21 「名作の中の左利き~推理小説編27~齋藤栄『春夏秋冬殺人事件』」は、
■名作の中の左利き■~推理小説編~の27回「齋藤栄『春夏秋冬殺人事件』」です。

長らくご愛顧いただきました「名作の中の左利き/~推理小説編~」は、今回で終了です。

これは、
 名作文学の中に登場する左利きの人物を紹介しながら、
 そこに描かれている左利きの仕草や左利きらしい点に注目し、
 左利きという性質を改めて考察する機会にしよう、
という企画でした。

 第一回↓は、2009年、海外文学の名作編でした。

第176号(No.176) 2009/4/18
「名作の中の左利き(1)『カラマーゾフの兄弟』」
http://archive.mag2.com/0000171874/20090418074500000.html


「名作編」12編(+番外編5編)を続け、そののち、今継続中の「推理小説編」(+番外編2編)を続けて来ました。

「推理小説編」の第一回は、↓でした。

第278号(No.278) 2011/9/17「名作の中の左利き
 ~推理小説編-1-推理小説と左利きについて」
http://archive.mag2.com/0000171874/20110917074000000.html


どちらも、未紹介の候補作がないわけではありません。

しかし、とりあえず続けるというのではなく、ここで一応のピリオドを打っておこうと思います。

また、いずれ機会を見て残りの作品や新たな作品を発掘し紹介してゆきたいと思います。

今後も新たな候補作を探す作業を続けていきます。
情報があれば、よろしくお願い申し上げます。


このシリーズの最終回は、東野圭吾の『どちらかが彼女を殺した』を取り上げる予定でした。

しかし今回は、本当の意味での最終回ではない、(抗弁ですが)ということで、最後の隠し玉を。

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  - 自殺偽装殺人 -
  齋藤栄「冬の部 団地警察殺人事件」
   『春夏秋冬殺人事件』双葉社 より
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 ●自殺偽装事件
 ●普通の人?
 ●自殺しそうもない被害者
 ●良くできた連作集
 ●左利きの研究の観点から物足りない作品
 ●過去を振り返って
 ●「左利きならではの場面」を


齋藤栄『春夏秋冬殺人事件』双葉社 1982/6 
『春夏秋冬殺人事件』祥伝社 ノン・ポシェット 1995/4


詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』


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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2014.05.26

私の投書が『ミステリ・マガジン』読者欄に掲載されました

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(画像:読者欄“響きと怒り”)

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(画像:贈られてきた掲載誌とポケミス最新刊)


何十年振りかで私の投書が雑誌に掲載されました。

(思い起こせば、36歳のときの小学館の広報誌以来ですね。
 ということは正確に言えば、24年ぶりでしょうか。)

先月創刊700号を迎えた、私の愛読誌である『ミステリ・マガジン』2014年7月号読者欄“響きと怒り”です。

ここに載るのは、四回目ぐらい?ですが、
二十代以来でしょうか。

ここ十年ぐらい、新聞の読者の投書欄(左利きについて)、およびこの雑誌の読者欄(趣味のミステリについて)に何度か投書していますが、悲しいかな、空振りばかりでした。
久しぶりにヒットです。

先月号(2014年6月号)で創刊700号を迎えた『ミステリ・マガジン』の愛読者として、<私の思い出のコラム>について書いた文章です。

【創刊700号記念特大号】
『ミステリマガジン』2014年6月号(700号)
【投書掲載号】
『ミステリマガジン』2014年7月号(701号)


文面を転載しておきます。

↓のブログ記事の一部を省略してまとめたものです。

『レフティやすのお茶でっせ』2014.5.7
『ミステリマガジン』2014年6月号創刊700号と思い出のコラム


(1)は私の元原稿。
(2)掲載文面。

(1)
『ミステリマガジン』創刊700号をおめでとうございます。
購入は2010年6月号<ディック・フランシスの弔祭>追悼号以来。
高二の夏休み、1970年9月号<E・S・ガードナー追悼特大号>(173号)で出会って以来十二、三年?定期購読。
その後は仕事の多忙、巨匠たちの死、モダン・ホラーの流行等の理由で購読中止。
以後、図書館で借りて読む状況です。
それでもポケミス1500番、400号、500号(601号は買いそびれ)は持っています。
今回は「思い出のコラム」―私も都筑さん瀬戸川さん雨さん…小鷹パパイラス船長等皆様と同様。
他にはカー「陪審席」。
片岡義男「マッドMAD自身」他、平尾圭吾「紐育の日本人」(BNで読んだ?)―アメリカを感じさせるコラムが記憶に残っています。
特筆すべきは太田博編集長の各号前節です。ミステリのなんたるかを教えられました。
《ミステリの中に探偵小説あり、サスペンス小説あり、クライム・ストーリーあり、ハードボイルドあり、幻想と怪奇を専らにする小説などがあると考えたほうが、英米の形にこだわらないアンソロジストたちが現実に考えているように、無理がないと思われます。》『ミステリマガジン』1970年9月(173)号
これからも日本のミステリ界をリードする専門誌であり続けてください。

(2)
《ミステリマガジン》創刊七〇〇号をおめでとうございます。購入は二〇一〇年六月号「ディック・フランシスの弔祭」追悼号以来。高二の夏休み、一九七〇年九月号「E・S・ガードナー追悼特大号」(一七三号)で出会って以来十二、三年? 定期購読。その後は仕事の多忙、巨匠たちの死、モダン・ホラーの流行等の理由で購読中止。以後、図書館で借りて読む状況です。それでも一九八八年一月「ポケミス1500番記念」号、四〇〇号、五〇〇号は持っています。
 今回は「思い出のコラム」――私も都筑さん瀬戸川さん雨さん……小鷹パパイラス船長等、皆様と同様。他にはカー「陪審席」、片岡義男他、平尾圭吾「紐育の日本人」――アメリカを感じさせるコラムが記憶に残っています。特筆すべきは太田博編集長の各号前節です。ミステリのなんたるかを教えられました。
〈ミステリの中に探偵小説あり、サスペンス小説あり、クライム・ストーリーあり、ハードボイルドあり、幻想と怪奇を専らにする小説などがあると考えたほうが、英米の形にこだわらないアンソロジストたちが現実に考えているように、無理がないと思われます。〉
《ミステリマガジン》これからも日本のミステリ界をリードする専門誌であり続けてください。

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2014.05.21

左利きミステリ『歳時記(ダイアリイ)』依井貴裕~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii415号

先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第415号のお知らせです。

 ・・・

第415号(No.415) 2014/5/17「名作の中の左利き~推理小説編26~『歳時記(ダイアリイ)』依井貴裕は、
■名作の中の左利き■~推理小説編~のの26回目[『歳時記(ダイアリイ)』依井貴裕]です。

今回は、以前紹介しました、廣澤吉泰氏の「左利きとミステリ」のコラム記事で知った作品を見る二回目です。

第399号(No.399) 2014/1/18
「名作の中の左利き~推理小説編23~左利きとミステリ「利き腕について」廣澤吉泰」
第406号(No.406) 2014/3/15
「名作の中の左利き~推理小説編24~左利きとミステリ「利き腕について」廣澤吉泰(2)」

(一回目)
第411号(No.411) 2014/4/19 「名作の中の左利き~推理小説編25~「シベリア急行西へ」麻耶雄嵩」

(コラム「左利きとミステリ」廣澤吉泰 掲載号)
『ジャーロ』 NO.49 冬号 (光文社ブックス 111)


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  - 積極的・消極的左利きらしい仕草 -
  『歳時記(ダイアリイ)』依井貴裕
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『歳時記(ダイアリイ)』依井貴裕/著 東京創元社 <黄金の13> 1991/9


 ●ペンネーム「依井貴裕」
 ●メタ・フィクション
 ●本筋の事件
 ●小説内小説『歳時記(ダイアリイ)』
 ●道具と使い手
 ●機械と使い手
 ●左利きが犯人
 ●積極的・消極的―左利きの見分け方
 ●誰が左利きか
 ●左利きの人への敬意も…


詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2014.05.15

人生の教科書『ミステリ・マガジン』-私の読書論56おススメ古典3

 ―第127号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2014(平成26)年5月15日号(No.127)-140515-  
私の読書論-56-「私のおススメの古典から」(3)
-人生の教科書-『ミステリ・マガジン』

本誌でも書いていますように、雑誌も700号60年近くなれば、一種<古典>と言ってもよいのではないか、と思います。

私が高校2年の夏休みから愛読している『ミステリ・マガジン』がそれです。

本誌でも書いていますように、この雑誌でミステリのみならず、広範囲の海外小説に親しむ機会を持つことができました。
次回では、コラムについても書きますが、コラムを通しても色々な海外文化、大人の会話といったものを学びました。

大げさな表現ですが、私にとって「人生の教科書」と言っても言い過ぎではないように思います。

こういう雑誌に出会えたことは、私にとって非常に幸運だったと思っています。

できれば、これからも800、900、1000号と続けて欲しいものです。

特に、現代の若者は、内向き志向と言われているそうです。
翻訳ものが売れないと言われています。

日本の小説の技術は高いと言われています。
しかし、日本の小説だけを読んでいても、勉強にはなりません。

世界を知ることも大事です。
世界のレベルというものは、決して日本に引けを取るものではありません。

文化というものは、日本だけではありません。
もっと広い文化に触れることで、自分自身を成長させることができるのです。

ぜひ、食わず嫌いでなく、様々なものに挑戦して欲しいと思います。

『ミステリ・マガジン』は、その一歩になる雑誌だと思っています。


創刊700号記念特大号
『ミステリマガジン』2014年6月号(700号)

『ミステリ・マガジン』創刊700号記念アンソロジー(ハヤカワ・ミステリ文庫)
『ミステリ・マガジン700【海外編】』杉江松恋/編
『ミステリ・マガジン700【国内編】』日下三蔵/編

詳細は本誌で!


*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

*『レフティやすおのお茶でっせ』記事:
2014.5.7
『ミステリマガジン』2014年6月号創刊700号と思い出のコラム

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2014.05.07

『ミステリマガジン』2014年6月号創刊700号と思い出のコラム

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(画像:(上)HMM700号+500号+400号、(下)500号+400号)

『ミステリマガジン』2014年6月号<創刊700号記念特大号>を購入しました。
実は、『ミステリマガジン』を買うのは、2010年6月号<ディック・フランシスの弔祭>追悼号以来です。

高校二年の夏休み、1970年9月号<E・S・ガードナー追悼特大号>より十一、二年にわたって定期購読を続けていました。
その後だんだん仕事が忙しくなって本を読む暇がなくなったり、クリスティーやクイーン、カーといった黄金時代の巨匠たちが相次いで物故したり、モダン・ホラーが流行って推理小説に興味を持てなくなったり、といった理由で、購読をやめました。

今は、図書館に置いているのをたまに月遅れで借りてきて、情報欄やコラムにパラパラと目を通したり、気になる小説を読んだりしています。

それでも1988年1月「ポケミス1500番記念」号、400号、500号(601号は買いそびれ)は持っています。


『ミステリマガジン』2014年6月号(700号)

創刊700号記念特大号
71人が語るミステリマガジン思い出のコラム
〈座談会〉ミステリマガジンの存在意義とは? 小鷹信光×松坂健×日下三蔵×杉江松恋
〈傑作コラム・プレイバック7〉 新パパイラスの船 小鷹信光/ ほか。
〈資料と研究〉ミステリマガジンの700号の歩み 新保博久、三橋曉/ ほか。
〈特別付録〉ミステリマガジン1~700号掲載短篇総目録
○小特集/ロング・グッドバイ
TVドラマ「ロング・グッドバイ」最新情報/ ほか。


特別付録の永久保存版「掲載短篇総目録」はなかなかの充実ぶりですね。(でも、500号の延長戦でもあるので、その点割り引くべきか。)
編集に携わられた皆さま、ご苦労様でした。


 ●思い出のコラム:太田博編集長<前節>

71人の著名な作家・評論家の愛読者による「思い出のコラム」に関するエッセイも、楽しめます。
やはり私と同世代の方々のものを読むとキュンとします。

私も作家・評論家の愛読者の皆様と同様に、都筑道夫さん、瀬戸川猛資さん、青木雨彦さん…、小鷹信光パパイラス船長といった面々のもの。
他には、やはりジョン・ディクスン・カーの「陪審席」―これは何と言っても、あの巨匠カーの見識に基づくお話が楽しめました。
次に思い起こされるのが、片岡義男「『マッド』自身」他、平尾圭吾「紐育の日本人」(BNで読んだ?)―アメリカおよびアメリカ文化を感じさせるコラムですね。当時はまだ一ドルが360円の時代で、外国は遠く“あこがれ”の存在でした。

なかでも私のとっておきの思い出の「コラム」を紹介しましょう。

正確に言えば、私の場合はコラムではなく、購読し始めたころの太田博編集長による各号<前節>です。ここで、ミステリのなんたるかを教えられました。
例を挙げますと、

ミステリの中に探偵小説あり、サスペンス小説あり、クライム・ストーリーあり、ハードボイルドあり、幻想と怪奇を専らにする小説などがあると考えたほうが、英米の形にこだわらないアンソロジストたちが現実に考えているように、無理がないと思われます。》『ミステリマガジン』1970年9月(173)号
こんなふうに。

 ・・・

『ミステリ・マガジン』創刊700号記念アンソロジーが海外編・国内編の二冊出ています。
これもちょっと気になりますね。

特に海外編は、単行本未収録短編を集めたとあり、ジャック・フィニイなど異色系の作家も収録されています。
掲載号数を確認すると読んでいてもおかしくない作品がいくつかあるのですが、記憶にないですね。
忘却とは忘れ去ることなり。

国内編は、結城昌治の第一回日本コンテスト入選デビュー作から最近の作品まで、『ミステリマガジン』にふさわしいメンバーによる傑作選になっています。“当時”のコラムも収録。

『ミステリ・マガジン700【海外編】』杉江松恋/編
『ミステリ・マガジン700【国内編】』日下三蔵/編
(ハヤカワ・ミステリ文庫)

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2014.04.23

左利きミステリ「シベリア急行西へ」麻耶雄嵩~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii411号

先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第411号のお知らせです。

 ・・・

第411号(No.411) 2014/4/19「名作の中の左利き~推理小説編25~「シベリア急行西へ」麻耶雄嵩」は、
■名作の中の左利き■~推理小説編~の25回麻耶雄嵩「シベリア急行西へ」です。

今回は、前々回・前回と二回連続で紹介しました、廣澤吉泰氏の「左利きとミステリ」のコラム記事で知った作品を見てゆきましょう。

第399号(No.399) 2014/1/18
「名作の中の左利き~推理小説編23~左利きとミステリ
 「利き腕について」廣澤吉泰」
第406号(No.406) 2014/3/15
「名作の中の左利き~推理小説編24~左利きとミステリ
 「利き腕について」廣澤吉泰(2)」
http://archive.mag2.com/0000171874/20140315094000000.html

 まずは謎解き短編から。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  - 名作へのリスペクト 謎解き短編 -
  麻耶雄嵩「シベリア急行西へ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 麻耶雄嵩「シベリア急行西へ」
(『メルカトルと美袋のための殺人』収録)

『メルカトルと美袋のための殺人』麻耶雄嵩/著 講談社ノベルス 1997.6
『メルカトルと美袋のための殺人』麻耶雄嵩/著 集英社文庫 2011/8/19


 ●異常な探偵による本格謎解き短編
 ●急行列車内の殺人事件
 ●複数犯に左利きが含まれる『オリエント急行の殺人』

クリスティー『オリエント急行の殺人』山本やよい/訳
(早川書房 ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
[Kindle版]


 ●右手の三本指で作った輪っか
 ●銘探偵 みなを集めて さてと言い
 ●消去法
 ●思いがけない事故


詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2014.03.19

左利きとミステリ2「利き腕について」廣澤吉泰~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii406号

先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第406号のお知らせです。

 ・・・

第406号(No.406) 2014/3/15 「名作の中の左利き~推理小説編24~左利きとミステリ「利き腕について」廣澤吉泰(2)」は、
≪左利き学入門≫ ■名作の中の左利き■の~推理小説編24~「「利き腕について」廣澤吉泰(2)」です。

前回に引き続き、国産本格ミステリ誌『ジャーロ』の連載コラム 廣澤吉泰氏の「〈MYSTERYランダムウォーク〉第18回 利き腕について」の後半の紹介です。

140122giallo2013no49


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  - 左利きとミステリ -
  コラム「利き腕について」廣澤吉泰
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『ジャーロ』2013年冬号 NO.49 光文社(2013/11/15)掲載


 ●左利きとミステリ―国産三作品
 ●「原罪SHOW」における左利き描写
 ●一般的個性としての左利き
 ●左利きのトリックを必要としない小説
 ●謎解きミステリの場合


『歳時記(ダイアリイ)』依井貴裕/著 東京創元社 1991.9
『メルカトルと美袋のための殺人』麻耶雄嵩/著 講談社ノベルス 1997.6
『メルカトルと美袋のための殺人』麻耶雄嵩/著 集英社文庫 2011/8/19


『ザ・ベストミステリーズ2012 (推理小説年鑑) 』日本推理作家協会/編 講談社 2012/7/6
『ヘルたん』愛川 晶/著 中央公論新社 2012/2/24


【前回】
・『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第399号(No.399) 2014/1/18「名作の中の左利き~推理小説編23~左利きとミステリ「利き腕について」廣澤吉泰」
・『お茶でっせ』2014.1.22
左利きとミステリ「利き腕について」廣澤吉泰~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii399号


詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』


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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2014.01.22

左利きとミステリ「利き腕について」廣澤吉泰~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii399号

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(画像:『ジャーロ』NO.49 「利き腕について」廣澤吉泰)

先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第399号のお知らせです。

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第399号(No.399) 2014/1/18「名作の中の左利き~推理小説編23~左利きとミステリ「利き腕について」廣澤吉泰」は、
■名作の中の左利き■~推理小説編~の第23回「左利きとミステリ「利き腕について」廣澤吉泰」「<左利きプチ・アンケート>第8回<LYグランプリ>2014 読者大賞」です。

今回は、この企画と同じように左利きとミステリに関する話題を提供している文章の存在をクリスティ・ファンクラブ会長より教えていただきましたので、ご紹介しています。

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  - 左利きとミステリ -
  コラム「利き腕について」廣澤吉泰
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廣澤吉泰(探偵小説研究会)
「〈MYSTERYランダムウォーク〉第18回 利き腕について」

『ジャーロ』2013年冬号 NO.49 光文社(2013/11/15)掲載


 ●国産本格ミステリ誌『ジャーロ』の連載コラム
 ●左利きの現状
 ●ミステリにおける左利き
 ●クイーン『シャム双生児の謎』
 ●私の記事との関連性は?

・『シャム双子の謎』エラリー・クイーン/著 井上 勇訳 創元推理文庫 1960/3/11
・『シャム双生児の秘密』エラリイ・クイーン/著 青田 勝/訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1978/06

【後半紹介】
・『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第406号(No.406) 2014/3/15 「名作の中の左利き~推理小説編24~左利きとミステリ「利き腕について」廣澤吉泰(2)」
・『お茶でっせ』2014.3.19
左利きとミステリ2「利き腕について」廣澤吉泰~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii406号

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【第8回<LYグランプリ>2014 読者大賞アンケート】
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2月10日<左利きグッズの日>を記念したイヴェントで、

2013年、最も活躍した、最も話題となった、記念すべき
<左利きの人・物・事>を顕彰するものです。

左利きライフ研究家・レフティやすおが選ぶ候補のなかから、
読者アンケートによる投票で決定します。

以下の九つの候補から一つを選んで投票してください。

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1 ・右利きからの“転向派左利き”【武井壮】
2 ・体操新技「シライ」他17歳高校生【白井健三】選手
3 ・左右共用中央シャッター・カメラ【キヤノンPowerShot N】
4 ・【レイメイ藤井 ペンカットキッズ 左手用 オレンジ SHH505D】
5 ・8月13日左利きの日イベント【レフチャスLEFTEOUS】
6 ・左利き情報ポータルサイト【ヒダリキックマガジン】
7 ・「左利きにも対応!」【阿久津直記『たった2時間読むだけで字がうまくなる本』】
8 ・ガボちゃんブログ【左右平等作戦in小学校】
9 ・もっとほかにあるやろ!
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・【レイメイ藤井 ペンカットキッズ 左手用 オレンジ SHH505D】
・【阿久津直記『たった2時間読むだけで字がうまくなる本』】

詳細は本誌で。

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