2017.01.30

なりたい自分になる『「内向型の自分を変えたい」と思ったら読む本』渡瀬謙

左利き仲間で営業関係のビジネス書ライターでもある、営業コンサルタントの友人の新著が届きました。

今回は、「内向型専門コンサルタント」の肩書をつけての登場です。

渡瀬謙
『仕事・人間関係・人生が好転する!
「内向型の自分を変えたい」と思ったら読む本』
大和出版


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(画像:渡瀬謙氏の“内向型”シリーズと参考にした本)

以前の彼の著作の紹介文で、これからの著作に注目したい、と書きました。


--
 ●「自分への質問」

そして、最後の「自分への質問」。

これを読み、私はこの本が渡瀬謙氏の著述家としてのターニングポイントになるかもしれない、と感じました。
今後の氏の著作に注目したいと思います。

使命感に目覚めた人間として、今後の彼の活躍が楽しみです。
期待しています。

--

2016.7.5
内向型トップセールスマン渡瀬謙の新刊『―「質問」で会話を盛り上げる方法』


今回の新刊が、私の期待に沿うものか、どういうものになっているのか……。


まずは、著者ご自身の宣伝文を見ておきましょう。

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『仕事・人間関係・人生が好転する!
「内向型の自分を変えたい」と思ったら読む本』 (渡瀬 謙・大和出版)
_________________________________

極度の内気・口下手・あがり症・・・・
そんな内向型の性格で悩んでいる人のための本です。

著者である私も超内向型の自分に、長年悩んできましたが、
いまではスッキリと克服しました。

仕事も人間関係もストレスがなくなり、
精神的な自由も手に入れることができました。
しかも意外なくらいシンプルな方法で!

おかげで私は人生が180度変わりました。

かつての私と同じような悩みを抱えている人に、
ぜひ読んでほしいと思っています。

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一人の人間の自己形成の過程は、さまざまです。

ここに描かれているものは、あくまでも彼個人のものではありますが、そこには誰にでも共通する要素もまた必ず見つかることでしょう。


次に、目次を紹介しましょう―

目次
序章 なぜ、超内向型の私がストレスだらけの日々から解放されたのか?―ステップを踏めば、心はこんなにラクになる
第1章 そもそも内向型人間特有の悩みってなんだろう?―ステップ1 「本当の自分」を知る
第2章 内向型特有の性格は単なる「人との違い」である―ステップ2 「いまの自分」を受け入れる
第3章 こうすればストレスのない人づきあいが実現できる―ステップ3 人に伝える
第4章 自分の立ち位置が決まれば何があってもブレなくなる―ステップ4 足場を固める
第5章 仕事はストレスを減らすことを重視すればいい―ステップ5 自分の活かし方を見つける
第6章 これで、あなたはもっとラクに生きられる―ステップ6 自分を認める
終章 さあ、あなたも一歩だけ前に踏み出そう―内向型人間の未来の正しい歩き方


6段階のステップを踏んで、内向型の自分の悩みを解消しましょう、という内容です。

ステップ1 「本当の自分」を知る
ステップ2 「いまの自分」を受け入れる
ステップ3 人に伝える
ステップ4 足場を固める
ステップ5 自分の活かし方を見つける
ステップ6 自分を認める

また、章末にコラムとして、秘密の隠れ家を持とう、内向型の雑談のコツ、人に頼るコミュニケーション術、ストレス前にリフレッシュしよう、営業職は内向型向き、内向型でも緊張しない話し方といった、ちょっとした生き方ヒント集があります。

 ・・・

ここでぶっちゃけてしまいますと、実は、私は同じ内向型の友人として――著者以上の超内向型の先輩として、この著作に関して助言を求められていたのでした。
下書きのメモ書きのようなものを渡され、読んで感想をください、と。

ですから、私にとってはかなり既視感のある文章を読んだわけです。

そういう点から(本になった段階で)まず一言言えば、非常に整理され、シンプルかつ簡潔にその解消のためのステップが説明されています。

文章は、本書にも経歴が書かれているように、コピーライター出身らしく読みやすい簡潔な文章で、普段本を読み慣れていない方でも無理なく親しめます。
安心して手に取ってもらえる本に仕上がっていると言えるでしょう。

文字通り「内向型の自分を変えたい」と思った人は読んでみてください。
読めば、何か一つぐらいは得られる、と思いますよ、読む人次第ですけれど、ね。

後は実践あるのみです。

自己啓発系本で大事なことは、実践です。
やるかやらないか。
読むだけなら誰でも出来ますが、実践は違います。
気を入れないとできません。
できた人だけが、得をするのです。

 ・・・

今回は、内容に沿った紹介ではなく、私自身が本書から思ったこと・考えたことを中心に書いてゆきます。


 ●性格には変えられる部分と変えられない部分がある

もう50年以上前の本ですが、相場均先生の『性格―素質とのたたかい』(中公新書14番!)という本が今も手元にあります。
(私が買った時点で、11年の間に39版ほど出ています。)


私が、性格に悩んでいた20歳ころに読んだ本で、その後の自分を作った本の一つです。

この本のお陰で性格の悩みを克服できたとは言いませんけれど、手がかりになった本の一つではあります。
(性格は素質なのか環境なのか、あるいは人間の価値について書かれています。
 科学的な部分は、50年たっているので、今とは異なる部分もあるでしょう。
 しかし、哲学的な部分というのでしょうか、人間心理の本質をどうとらえるか、という点は50年前の本でも問題ないでしょう。)

この本によりますと、「性格には変わる部分と変わらない部分がある」と言います。

心と身体は、一体のものです。
ですから、体質的なものは変わりにくい。

体質同様、内因性の素質である気質は、まず変えられないと考えた方がいい。

しかし、環境に反応する部分は変わります。

そして、人には意志があります。
この部分は自由に変えることができるのです。


変わらない部分に着目すれば、変えられないことになります。
変わる部分に着目すれば、変えられることになります。

たとえば、
テレビのチャンネルは与えられたものしか選べません。
しかし、与えられたものの中からは選ぶことができます。

それでは私たちに、選ぶ権利はあるのか、ないのか。
どちらとも言えるのです。


スーザン・ケイン『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』(『内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力』の文庫版)古草秀子訳 講談社+α文庫


にはこうあります。

性格を変化させることはできるが、それにはそれには限度があるのだ。年月を経ても、生まれ持った気質は私たちに影響をもたらす。性格のかなりの部分は、遺伝や脳や神経系によって運命づけられている。とはいえ、[...]私たちには自由意志があり、それを使って性格を形づくれるのだ。》「5章 気質を超えて」p.185

(ただし、自由意志をもってしても、遺伝子の限界を超えることはできない、と続けています。)

意志については、
ケリー・マクゴニカル『スタンフォードの自分を変える教室』(神崎朗子訳 大和書房/だいわ文庫)


をお読みになることをおススメします。
(「意志力の科学」について書かれた本です。

意志力とはつまり、この「やる力」「やらない力」「望む力」という3つの力を駆使して目標を達成する(そしてトラブルを回避する)力のことです。[...]この3つの力[...]こそが、人間とは何かを定義するものとさえ言えるかもしれません。》「第1章 やる力、やらない力、望む力」


では、性格を変えられるとすれば、どの部分でしょうか。
どうすればいいのでしょうか。


 ●人生は泥沼を渡るようなもの

ホントは本書の著者・渡瀬さんも、もっと泥沼をのたうちまわるような経験を経て、現在の域に到達したのです。
それは、下書きのなかに埋もれたままになっています。

そんな自虐的とも言える“泥沼もがきの日々”を読まされても意味はない、という著者(もしくは編集者氏)の判断からでしょう。

私個人としては、そういう泥沼にこそ人生の真実がある、と思っているのですけれど……。


人の生の営みというものは、所詮そういうものでしかない、と考えています。

どんな聖人君子に見える人でも、本当のところ、一枚皮を剥げば、醜悪な血みどろの肉塊だったりするのです。
正体は、目をそむけたくなるような見苦しいものなのです。

でも、人によると、それを美しいと感じる人もいるのです。

たとえばそれは、食肉のように見る人の立場です。
(人肉嗜食という意味ではありませんよ。
 単純に肉の一種として見る見方です。)
焼き肉の材料として見る時、肉好きの人は、これはいい肉だなあ、と思うわけですよね。


 ●「ものの捉え方・考え方」はいつでも変えられる

何事も「ものの見方次第だ」といういい方ができる、ということです。

ものの見方・考え方、受け止め方で変わる、という事実は、人類の長い歴史のなかで人生の達人たちが語り続けてきたことでもあります。
フランスの哲学者アランの有名な『幸福論』にしてもそうです。

(アラン『幸福論』白井健三郎訳 集英社文庫)


本書の結論も、心の持ち方、もの見方考え方を改めよう、ということです。

そして、人生に立ち向かうときも、実際その通りといえるのです。
そういう考え方でやり通すことも可能なのです。

「そういう理屈はおためごかしだ/ただしあわせな気分になれるだけだ/実態は変わらない」という人もいます。

本当のところは、私にも分かりません。
でも、そういうやり方でしあわせになれる人がいるのも、事実です。


私の思うのは、所詮「人は自分の持っているもので勝負するしかない」ということです。
そうすると、自分の持ち物を、「弱み」としてマイナスの面で捉えるか、「強み」としてプラスに評価するか、で変わって来ることになります。

たとえば、長身の人がいたとします。
本人は、事あるごとに鴨居で頭を打つので、「もう嫌だ」と思っているかもしれません。
でも他人は、「あの人はスラリとしてカッコイイ人だ、自分もああなりたい」とあこがれているかもしれません。

どちらも真実でしょう。
それなら、どちらの受け止め方が心地よいでしょうか。


本書で、著者が言わんとすることも、そういうものです。
「な~んだ、それならもういいや」と思う人もいるでしょう。

でも、そこに気付かない、あるいは、そう思いつつもその気になれない人もいるのです。

そういう人に、ではどういうふうに納得してもらうか、というと、本書の展開になります。


 ●汝、自身を知れ

まずは、世間的な見方や刷り込まれた思い込みを捨てる、という過程です。

私は、左利きの生き方や生活そのもの、人生について考える〈左利きライフ研究家〉を自称していますが、より良き左利きライフに置いても大切なことは、この左利きに対する世間の見方や刷り込まれた思い込みを捨てることだ、と考えています。
これが第一歩になります。

そこで思うのは、世の中の評価というものは、大体において間違っているということです。

そこまで言うと言い過ぎかもしれませんが、世間とつきあう時には、それぐらいの懐疑心を持って挑むほうがよい、という意味です。


自分自身に対するマイナスの評価を帯びた、世間の間違った見方や自身の思い込みを持ったまま生きている人が、内向型の人(左利きの人も同じでしょう)には多いのではないでしょうか。

そういう人は、自分自身が自分の敵になっているのです。

前述のアランは『幸福論』のなかでこう書いています。

人間は自分以外にはほとんど敵はない。人間は、自分のまちがった判断や、杞憂や、絶望や、自分にさし向ける悲観的なことばなどによって、自分が自分自身に対してつねに最大の敵なのである。》「67 なんじ自身を知れ」

それらを一旦振り捨てて、ゼロの立場から、自分自身を見つめ直す必要がある、ということです。

まさにソクラテスではありませんが、「汝、自身を知れ」ですね。

まずは自分を知る。
自分を正しく評価する、という意味です。

こうして、もう一度、自分自身を見つめ直せば、その上で見えてくるものがあるはずで、それは、多分プラスのものでしょう。
それを自分のよりどころとして、生き方を改めるのです。

(仏教的にいえば、“自灯明”というところかもしれません。
 ――《自分自身を燈明とし、自分自身をよりどころとするがよい。他のものをたよってはいけない。》渡辺照宏訳)

 渡辺照宏『涅槃への道 仏陀の入滅』ちくま学芸文庫

道に迷ったときは、まずは現在地がどこかを知る必要があります。
その上で、地図を見るなり、人に尋ねるなりして、道を知るわけです。

今の自分を知るというのは、現在地を知るということです。


 ●ゴールを設定する

ここでもう一つの根本的な問題があります。
それは、行き先(ゴール)を知っていることです。

道に迷わないためには、今どこにいるかを知ることも大事ですが、どこへ向かうべきかを知っていることも必要条件です。

どこへ行くべきかもわからないでは、現在地もくそもありませんから。

当面のゴールを設定する。


これについても、本書では語っています。

「スペシャリスト(専門家)になる」》(第5章 p.189)、というのもそれです。
自分を生かす方法として、なんらかの形で専門家になれれば、取り替え可能な使い捨ての単純な歯車ではなくなります。

さらに、著者のように独立できれば、なに気兼ねなく、自分のスタイルで生活できるようになります。


そんなこんなを取り上げているのが、本書だろうと思います。


 ●内向型について

内向型・外向型というのは、一つの分類にすぎません。

外向型の人たちの国のようにいわれているアメリカでも、実際には3分の1から2分の1は内向型だ、といいます。
スーザン・ケイン『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』(『内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力』の文庫版)古草秀子訳 講談社+α文庫、「はじめに」p.7
 ローリー・ヘルゴー『内向的な人こそ強い人』向井和美訳 新潮社、「序章」p.12《内向的な内向的な人の割合はサンプル数の50.7%》)

野球で言えば、内野手と外野手というのと同じです。

ポジションが違うだけで、同じ野手であり、チームメイトです。
内野手だけでも試合はできないし、外野手だけでもできません。
お互いがお互いの長所を発揮して、それぞれのポジションを守りきって初めて、いい試合ができます。

内向型も外向型も、結局は相対的なものです。
野球の守備位置で言えば、変則的なシフトもありますよね。

内向型でも、状況によっては、外向的に振る舞うときもあるでしょう。


ローリー・ヘルゴー『内向的な人こそ強い人』には、日本は、内向型の人に優しい国と書かれています。
(「第二部 第六章 北欧と日本―内向的な人にやさしい社会」)
そんな日本でも、実は、内向型に対する風当たりが強いというのは、アメリカ的なビジネスの考え方が浸透しているからでしょうか。

上記の本の訳者・向井和美さんは、「訳者あとがき」にこう書いています。

アメリカは、自分を主張することを求められるために内向的な人にとって苦しいのに対して、日本は和を乱さず行動することを求められるために内向的な人にとって苦しい。》p.345
さらに、「個性的であれ」と言いつつ、周囲と違うことをしようとすると「空気を読め」という、日本は二重の縛りがある、と。


 ●内向型の人向けの本

先に挙げたスーザン・ケインさんの本が、2012年にアメリカでベストセラーになってから、日本でも内向型の人に対する見方が少し変化してきたのでしょうか。
内向型を取り上げた本が少しずつ増えています。

本書の著者・渡瀬さんにしても、内向型の著書が売れているそうです。

最初の本『内向型営業マンの売り方にはコツがある』(大和出版)が出たのが2009年でした。


以後、大和出版からシリーズのように出たものが

 『内向型人間の人づきあいにはコツがある』
 『“内向型”のための雑談術』
 『内向型人間のリーダーシップにはコツがある』

があり、
大和出版以外の本で、それらしい表題のついたものには――

 『営業は口ベタ・あがり症だからうまくいく』
 『「あがり症営業マン」がラクに売るための6つの習慣』

があります。

大和出版の内向型の本が、結構重版が掛かっているそうです。


 ●ゆるい思考と選択肢を増やす

(どうも話が迷走していますね。)

内向型の人は、どうも自己評価が低いようです。
それは評価の基準が厳しいからです。

渡瀬さんは、本書のなかで「ゆるい思考」でいいと言います。(第4章 p.136)
なにごとに対しても、ゆるくていい、と。

それと、逃げ場所を用意する、というと言葉が悪いですが、要は「選択肢を複数用意しておく」ということです。
(《別の選択肢をもっている――。》第5章 p.193 と表現しています。)


例えば、電通の若い社員さんが過労から自殺した事件でも、人に相談するとかの心の逃げ場所があったり、単純に仕事を切る・会社を辞める等の選択肢があったり、そういう別の道を考える余裕を持っていたら、違った結果になっていたかもしれません。
(もちろん、そんなふうに人を追い込む状況を作る側が悪いのですが。)

人間の脳は、基本的に前向きにできているそうです。
ポジティヴな処理をしている、といいます。
串崎真志『心は前を向いている』岩波ジュニア新書)


心は元々前向きにできている。
しかし、ちょっとした疲労やストレスなどによっても、それがたちまち後ろ向きになってしまうことがある。

この女性も、疲労やストレスから解放されるときがあれば、どうなっていたのでしょうか。


私たちは無自覚に、その場のシステムに自分を組み込んでしまうときがあります。
冷静に判断すれば、異常な環境であっても、それが当たり前のことと思い込んでしまうのです。

しかし、必ずしもそれが絶対のものではないはずなのです。

前述のケリー・マクゴニカル『スタンフォードの自分を変える教室』にこうあります。

ストレス状態になると、人は目先の短絡的な目標と結果しか目に入らなくなってしまいますが、自制心が発揮されれば、大局的に物事を考えることができます。》第2章 p.96

だからストレスとうまく付き合う方法を学ぶことが大事だ、と書いています。

より良き自分でいられるように、自分の環境は、自分で作ってゆくべきなのです。


 ●楽しく、長く続けられる「理想の仕事」

泥沼のような文章もいよいよ終りにしましょう。

最後にまとめとして、本書のなかで一番私の心に響いた、渡瀬流の人生訓を紹介しておきましょう。

それは、ストレスなく、長く続けられることが、あなたの「理想の仕事」だ、というものです。

人間の才能や特技などというものは、あらかじめ備わっている部分はほんの少しだけで、その後にストレスなく(もっと言うと楽しく)続けていくことで発揮されるものです。[...]私が考える「理想の仕事」というのは、何年も何十年もずっと続けられるものです。》第5章 p.181

ここでいう仕事とは、職業のことを指していますが、職業以外のことも含んでいるように思います。
それは、人の生を充実させるための何か――言ってみれば、人生を賭けるライフワークといったものです。

とはいえ、『孟子』「恒産なければ、恒心なし」
(「梁恵王章句上/七」「滕文公章句上/四十九」=一定の生業や収入のない人は常に変わらぬ道徳心を持つことができない。生活が安定していないと精神も安定しない。『広辞苑』第六版より)
と言いますように、あるいは「貧すれば鈍する」とか、「衣食足りて礼節を知る」とか言いますように、生活の資を得る職業の確立は、生きていく上で第一の重要事項です。
職業という裏付けがあって初めて、さらなる何かができるのです。


 ●不満、または宿題

一つだけ不満を書いておきます。
私からの次作への宿題とも言えましょうか。

本書に書かれなかったことについて、です。

本書のテーマからは外れる部分なので、多分書かれなかったのでしょう。
でも、これはぜひとも尋ねたいポイントです!


疑問があります。

彼の経歴を見ますと、《「明治大学」卒 [...]「リクルート」に転職》(第5章 p.185)とあります。
誰でも知っているような有名大学や有名企業の名が出てきます。

高校時代、病気で入院療養していたのに、どうして明治大学に入学できたの?
営業マンとしてこれといった実績も残せなかったのに、どうしてリクルートに入れたの?


聞くところによりますと、実は彼は「やればできる子」だった、とか。

仮にそうだとしても、どうしてやる気になったのか? という疑問が次に湧いてきます。

「本来、人の脳は前向きにできている、疲労やストレスがなければ自然と前向きになれる」ということで説明は可能です。
でも、ホントは、そういう切り替えの方法について知りたいものですよね。


まったく書かれていないわけではありません。

それぞれの区切りの段階で、彼は未来の方を見ています。

先に紹介しました『心は前を向いている』のなかで、

脳が未来を想像すると、自然にポジティブ・バイアスになることがわかってきました。》第4章 p.85
とあります。

未来をしっかり見つめるタイプの人なので、ポイントになると、できる子に変身するんですね。
本書では、分岐点でどういうふうに考え、どう動いたかをさほど具体的に記していないので、分かりにくいのですけれど。

読者としては、この辺をきちんと説明してもらいたい、と思うのです。

どうしたら、後ろ向きから前向きにスパッと切り替えられるのか?
この方法がわかれば、多くの人にとって福音となること請け合いです。


 ●がんばりすぎず、自然な自分に任せる―パッションとゆるさ

内向型ながら、成功人生とは言えないけれど、どうにかこうにか60年以上生き延びてきた、私から内向型の人にアドバイスがあるとすれば――

人間の心というのは、意志と情熱だと思っています。

私は「パッション(passion)」という言葉が好きです。
「熱情」「情熱」などと訳されます。

熱さは、外向型の人の特徴という印象を持つ人が多いかもしれません。
内向型には熱さは似合わず、冷めた印象を持つ人もいるでしょう。

しかし、静けさと冷たさは違います。

静かな、秘めた熱さというものもあります。
あるいは、特定のことに対して示す熱さ。


で、人生は、意志と情熱があれば、なんとかなります。

それと、ゆるさ

「ねばならない(~でなければならない)」的な考えにこだわらない、心のゆるさが大事なのではないか、という気がします。

心も身体と同じで負荷が過ぎれば、疲れます。


「素直に自分らしく」を心掛ければ、内向型とかは関係ないと思います。
自分を肯定できるようになれば、自然と道は開けるのです。

渡瀬さんのように、「なりたい自分」になれる(可能性がある)のです。


左利き仲間で友人・渡瀬謙の著書についての記事
(◆印:ビジネス書/□印:口ベタ・あがり症の“内向型”営業マンのための営業本
○『左利きの人々』渡瀬けん=名義)
◆□2016.7.5 内向型トップセールスマン渡瀬謙の新刊『―「質問」で会話を盛り上げる方法』
◆□2016.3.11 相手の話を引き出す渡瀬謙〈無敵〉雑談術の本『超一流の 相手にしゃべらせる雑談術』『負けない雑談力』
◆2014.12.7 買い手の気持ちに寄り添う商談術:渡瀬謙『相手の「買う!」を自然に引き出す4ステップ商談術』を読む
◆2014.3.16 なんための会話か?~渡瀬謙『朝5分! 読むだけで「会話力」がグッと上がる本』
◆□2013.10.7 臆病は慎重!… 渡瀬謙『内向型人間のリーダーシップにはコツがある』
○2013.8.19 雑学フェアにて~渡瀬けん著『左利きの人々』:<国際左利きの日>情報3
◆2013.3.7 渡瀬謙『元リクルートNo.1の 日本で一番"効率"のよい営業法 このムダをなくすだけで、グングン売上が伸びる!』
◆2012.5.23 小さな努力で大きな効果:渡瀬謙『あなたの評価をガラッと変える たった3秒の声がけ習慣』
◆□2012.2.26 克服ではなく付き合う姿勢で:渡瀬謙『「あがり症営業マン」がラクに売るための6つの習慣』
○2011.12.31 雑学文庫フェアで『左利きの人々』が…
◆2011.7.13 渡瀬謙の新刊『相手が思わず本音をしゃべりだす「3つの質問」』届く
◆2011.6.10 流れ星に願い事…渡瀬謙『たった5秒のあいさつでお客様をザクザク集める法』
◆【渡瀬謙/監修『毎日役立つ!もう悩まない!!即効ビジネスマナー』日本文芸社2011.1】
・2011.5.19 週刊ヒッキイhikkii260左利き教本について考える(2)おさらい
◆2011.3.4 新社会人奮闘記ラノベ 渡瀬謙『新入社員ヒロと謎の育成メールの12ヵ月』
◆□2010.6.28 実践で学ぶ本、渡瀬謙『営業は口ベタ・あがり症だからうまくいく』
◆□2010.6.18 渡瀬謙の新著『“内向型”のための雑談術』届く
◆□【『内向型人間の人づきあいにはコツがある』大和出版】
・2009.12.12 今週の週刊ヒッキイ―第201号「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ<特別編>」
 ★左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii
第201号(No.201) 2009/12/12「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ<特別編>」
 <特別編>原点に戻って―最初につまずかないこと または、左利き人間の生き方にはコツがある
◆□2009.3.4 お知らせ:友人渡瀬謙の新著「内向型営業マンの売り方にはコツがある」
○2008.12.29 左利き本の新刊『左利きの人々』渡瀬けん著

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2017.01.01

2017(平成29)年、明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

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(画像:2017(平成29)年年賀状)

 ・・・

年末に、やけどの最終診察を受け、なんとか、もう大丈夫だろう、ということになりました。

 一部また皮がはがれるかもしれないけれど、全体にしっかり皮も張ってきている、もうしばらく今の薬を塗り続けて、後は運が良ければ、火傷痕も目立たなくなるだろう、

――と。

さいわい皮がはがれることもなく、徐々に、ケロイド状の部分もなだらかになってきました。

やれやれですね。

まだ一日に二回薬を塗っていますけれど。
特に問題はありません。

(この薬、保湿の薬だそうで、冬のカサカサ皮膚にも効果大で、例年指の関節がひび割れるのですが、薬を塗った後の指でなでているだけで、今年はすべすべです。)


ただ、若い人――特に女性――だと、この痕は気になるでしょうね。

若い人でなくても、銭湯とか温泉とか、海とかプールとかが趣味の人は、気になるでしょうね。

自分はよくても、まわりの人がいい気持ちはしないでしょうから。
知らない人からみれば、変な病気じゃないの? とか、ね。


そう思うと、寛容の精神とか、人への思いやりとか言っても、なかなか難しいものですよね。


昔、知り合いの女子高生で、顔にあざのある子がいました。

まだ小さめでさほど濃くないので、あまり気にならないとはいえ、お年頃の彼女は気さくに話していても、きっと悩んだこともあるだろうし、その時も気丈にしていても、本当は悩んでいたかもしれません。

人の心の内はわかりませんからね。

 ・・・

今年の目標は、昨年から書き始めた左利きの本の原稿を書き上げること。


11月の初めに、
第一部の二章を書き終え、第二部第三章に入ったところでした。

全三部十章300枚程度の予定でした。

一日三枚ずつで、年内に第一稿を終えるはずだったのですけれど……。


それをね、なんとか完成したいものです。

原稿さえできれば、本にするのは、色んな方法がありますからね。
今は、電子書籍もありますしね。

私にも希望の出版社というのがありまして、そこにチャレンジしたいのです。


――ということで、この辺が目標です。

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2016.08.15

私の読書論83-文章に書いて考えをまとめる

 ―第181号「古典から始める
レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2016(平成28)年8月15日号(No.181)-160815-
「私の読書論83-文章に書いて考えをまとめる」


本誌では、「私の読書論83-文章に書いて考えをまとめる」作業について書いています。

今回は、読書の薦めではなく、文章を書くススメになってしまいました。

たまにはこんなことがあってもいいのかなあ、と思います。

自分の書いた文章を読むのも、「読書」のうちかも……。

 ・・・

詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』


【追記】
楽屋裏を明かせば、8月13日は、もうアメブロ・ファンの人はご存知のように、「左利きの日」でした。
私のもう一つのメルマガ『左利きで生きるには-週刊ヒッキイhikkii』の方に手を取られて、こちらの方を考える余裕がありませんでした。

そこで、こういうお手軽な内容になってしまったというのが、本当のところです。
ご勘弁を!

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2016.03.27

新たに『左組通信』ブログ始めました

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3月21日、『レフティやすおのお茶でっせ』とは別に、新しいブログを始めました。

『左利きライフ研究家レフティやすお左組通信』です。

《左利きライフ研究と読書のブログ》です。

 ・・・

ホームページ『レフティやすおの左組通信』が、2009年より更新が止まっています。

理由があってのことですが、それに代わるものとしてブログで提供しようと考えました。

ボチボチの更新となりますが、よろしく!


【このブログでのやろうとしていること】

1.ホームページからの情報の移行

2.新規情報の発信

こちらは、『レフティやすおのお茶でっせ』からの転載になります。


現在は、まだ

(1) 2016年3月21日(月) 新しいブログ始めました
(2) 2016年3月24日(木) 左利きを考える―レフティやすおの左利き私論―はじめに
―ホームページ『レフティやすおの左組通信』からの移行分

の二本だけです。

ボチボチ更新してゆきますので、お楽しみに。


――ということで、まあ、お暇な時にはこちらも見てやってください。

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2016.03.11

相手の話を引き出す渡瀬謙〈無敵〉雑談術の本『超一流の 相手にしゃべらせる雑談術』『負けない雑談力』

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友人の丸一年ぶりの本が出ました。
雑談のハウツー本で、同時期に二冊です。

『超一流の 相手にしゃべらせる雑談術』渡瀬 謙 PHP研究所 (2016/2/19)


『負けない雑談力』渡瀬 謙 廣済堂新書 (2016/2/29)


単行本と新書本です。
同一テーマということで、どうなんだろう? という気持ちになりますね。

一冊ずつ読んでみましょう。

 ・・・

以前にも、著者・渡瀬謙氏は

『“内向型”のための雑談術―自分にムリせずラクに話せる51のルール』大和出版 (2010/06)


を出しています。

また〈会話術〉の本としては、

『朝5分! 読むだけで「会話力」がグッと上がる本』永岡書店 (2014/2/17)


がありました。

さて今回の本はどうでしょうか、見てゆきましょう。


【一冊目の雑談本】――

『超一流の 相手にしゃべらせる雑談術』渡瀬 謙 PHP研究所 (2016/2/19)

目次
第1章 話さなくてはいけない、という思い込みを捨てる
第2章 雑談の目的を知っておけば、堂々と黙っていられる
第3章 相手が思わずしゃべり出す、「うまい話題」の選び方
第4章 この「単純な質問」で相手は饒舌になってくれる
第5章 最小限の「リアクション」で雑談はうまくいく
第6章 しゃべらない雑談力が身に付く7つのプラクティス


 ●書名と表紙カバーについて

この『超一流の 相手にしゃべらせる雑談術』の書名は、出版社側が付けたようですが、私はどうも気に入りません。

いや、この本に限らずです。
少なくとも私のような小心者には、《相手にしゃべらせる》といったデッパッた感のあるタイトルは苦手です。

どうもビジネス書の書名には、顧客側から見ると“上から目線”に感じられるものが多いように思います。
アマゾンで“営業マン”で検索すると出てくる『営業マンは××するな!』とか『○○営業マンが使っている 買わせる△△術』とか。

営業マン向けの内輪のお話なら、先輩や達人が「教えてやろうぜ」で、それでいいのかもしれません。
読者対象である営業マンにはこれで響くかもしれません。

でも実際にはそれ以外の人も目にするわけで、読者の中には私のような顧客側の立場の人もいいます。
「上から目線タイトルだ」と思われるのはどうなのでしょうか。

売る側も感謝の気持ちって大事だと思うのです。
「買わせる」とか「売ってやる」という気持ちがあれば、態度にも出るはずです。

「しゃべらせる」なんて、政治家の失言を狙う新聞記者や野党議員、警察の取り調べでもあるまいし……。
「話してもらう」と言え! なんてね。(笑)


私がタイトルを付けるとするなら、

 『〈自然に相手が話してくれる〉無敵の雑談術』

あたりでしょうか。

「自然に」というのが、ポイントでしょう。
雑談って、やっぱり「自然なやりとり」だと思うのです。

そこから発展してゆくもの、ですよね。


この書名およびカバー(特にカバー!)を見て誰もが気付くのは、

『超一流の雑談力』安田 正 文響社 (2015/5/20)


のパクリ、もしくは二匹目のドジョウということでしょう。

姉妹本とか対抗本というふうな見方もありますが、たいていの人は「あれがあってのこれ」と考えるでしょう。

そういうふうに見たとき、やっぱり損をするのが後発本です。
二匹目のドジョウが一匹目を上回るというケースは、まあ、レアなことです。

「超一流の」という修飾語も本屋さんのビジネス書の棚を見ていますと、結構見つかります。
正直、もうちょっと工夫が欲しかった、と思います。


 ●著者の告知文

まずは、著者自身の告知文を紹介しましょう。


【著者・渡瀬 謙氏の告知文】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『超一流の 相手にしゃべらせる雑談術』 (渡瀬 謙・PHP研究所)
_________________________________

自分がいかに上手にしゃべるかではなくて、
どうしたら相手に気持ちよくしゃべってもらえるか!
ここに特化した雑談本です。

本書の雑談上手になるための3原則
・上手にしゃべらなくてもいい
・面白い話で盛り上げなくてもいい
・豊富な知識がなくてもいい

雑談は、相手とのその後のコミュニケーションを考えると、
相手にしゃべらせたほうが圧倒的に効果が高いのです。

もともと雑談下手な著者が書いているので、
苦手な人の気持ちに寄り添いながらも、
ハイレベルな雑談を実現できる内容になっています。

雑談に必要なのは、しゃべらない勇気!です。

・もともとしゃべりが苦手な人
・大勢の中に溶け込めない人
・あがり症でうまく話せない人
こんな人に効果があります!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


というように、この本は「雑談が苦手やなあ」と思っている人向けの本です。

前著『“内向型”のための雑談術』は、あくまでも「内向型の人」向けで、こちらは、「性格的に内向型ではないけれど、雑談が苦手」という人に向けてのものでしょう。


 ●内容

内容を見てゆきましょう。

「第1章 話さなくてはいけない、という思い込みを捨てる」
まずは、雑談の常識を覆します。

さらに、結論を示します。

もしも雑談に勝ち負けがあるとしたら、相手に多く話させたほうが勝ちです。》p.39
――ここが私の付けたタイトルの所以ですね。
しゃべらなくていい、相手にしゃべってもらえばいい、面白い話をする必要もない!》p.39
――まさにこの章のポイントです。

「第2章 雑談の目的を知っておけば、堂々と黙っていられる」
次に、何のために、という目的を明確にします。

前著『“内向型”のための雑談術』では、三つの目的を挙げていました。
今回は5つに増強(?)されています。
進化でしょうか。
ちょっと視点を変えている気がします。

ここまでは、「雑談とは何か」という理論編です。


以後、実践編になります。

「第3章 相手が思わずしゃべり出す、「うまい話題」の選び方」
具体的な話題選びの助言から。

「第4章 この「単純な質問」で相手は饒舌になってくれる」
相手に話してもらうために、「質問」を! という教え。

2011年に出した『相手が思わず本音をしゃべりだす「3つの質問」』(日本経済新聞出版社)を遠慮がちに宣伝しています。

「第5章 最小限の「リアクション」で雑談はうまくいく」
気持ちよく話してもらうための「リアクション」の示し方の助言です。

「第6章 しゃべらない雑談力が身に付く7つのプラクティス」
最後に、練習メニューです。


 ●全体の感想

よどみない言葉より、沈黙のほうが役に立つ。――「プタホテプの知恵」(エジプト 紀元前4000年)

始めに雑談に関する理論面を紹介し、その理論に沿って実践例を示してゆきます。
すべて自己の体験に基づくものです。

きちっと読み返していないのでハッキリしたことは言えませんが、前著『“内向型”のための雑談術』にかぶる部分もあるようです。

とはいえ、それが信念であれば何度同じことを書いても問題はありません。
大切なポイントは同じで、言いたいこと、伝えたいことは変わりません。


ご本人もいってらっしゃるように、こちらの本が力を入れたメインの方だそうです。

自己啓発本風に、雑談の目的とそれぞれの適用例の解説という理屈から入り、応用による実践編へ進みます。
すべてにご自分の失敗談や体験談を添えて、やさしく説明されています。

 ・・・

余談ですが、失敗談について、ちょっと批判的なことを書きます。

失敗談の書き方がだんだん誇張がひどくなってきているような気がします。
誇張がひどいというと言い過ぎかもしれません。
しかし脚色にも限度があります。
最近は、逆にそれを自慢しているようにも受けとられかねません。

作品とはうぬぼれ鏡であって、いくらカッコわるく書いてるつもりでも、はたからはそうは見えないんです。》『今江祥智〔童話〕術 物語ができるまで』晶文社 1987 p.215

過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し、です。
(『論語』「先進 第十一」=多いのも少ないのと同じようによろしくない)

 ・・・

大事な部分はゴシックの太文字で表記されていますので、分かりやすくなっています。
読み終わってからもおさらいしやすくなっていますね。

役に立つ本を目指しています。


結論だけ言えば、「自分本位の考え方」から「相手本位の考え方」に切り替える、ということです。
雑談は、ひとえに「相手を立てる姿勢から始まる」ということでしょうね。

そのために、時には沈黙を恐れることなく、相手の話に耳を傾けよ、と言います。
(↑の引用のように沈黙が役に立つケースもあるのです。)

自分が話すことにかまけて、相手の言葉に耳を貸さないということのないように、と。
また適当な合いの手を入ることも相手の話を促すうえで重要だ、と。


 ●【最後のプラクティス】から

最後にプラクティスが設けられています。
一番最後のプラクティスを私自身もやってみましょう。

・自分のダメなところ― 意外にできるのに自信が持てないところ
・自分の嫌いなところ― 知ったかぶりするところ
・隠してきた自分の性格― 世界で一番傲慢な性格

(み~んなばれてたかもしれませんね。
 知られていることかも。
 まあ、それはさておき――)

ダメなところもイヤなところも自分のことであり、ありのままの自分を素直に表現すれば、自然な会話ができるようになる、と説きます。

自己開示で素の自分を見せることが、相手との距離を縮め、テクニックや話術以上の超一流の雑談ができます、と。

これで、第5章にある次の言葉の意味が理解できるでしょう。

雑談が自然にできるようになるにつれて、個性が出るようになります。》p.179

すなわち、素直に自分を出す自然なやりとりとしての雑談だからこそ、当然自分の個性が出て来るのです。

 ・・・

【二冊目の本】

『負けない雑談力』渡瀬 謙 廣済堂新書 (2016/2/29)

目次
第1章 雑談ってコツさえわかれば簡単なんです
第2章 話を切り出すために必要な「観察力」を養おう
第3章 相手に話してもらうための「質問力」を身につけよう
第4章 相手がどんどんしゃべり出す「リアクション」
第5章 雑談で困ったときの対処法
第6章 雑談だけで自己アピールできることを知っておこう


 ●お値段も本も手に取りやすい

さて二冊目です。

こちらは表紙のタイトルにも「人見知り・口下手も関係ない」とありますように、そういう人向けの雑談力を付けるための本だと、対象が明確に示されていて分かりやすいですね。
そういう人はちょっと気になるでしょう。
単なる雑談術の本よりは。


実は第一印象では、こっちの方が手に取りやすく読み易いと感じていました。
新書本ですし、価格も安く、コンパクトで分量的にもちょっとした時間に読めるような体裁になっているからです。

ところが実際には、一冊目を読んだ後でこちらを読むと、ちょっときつかったですね。

理由は簡単。
やっぱり内容的にかぶっているからです。
そのため「何が書いてあるのかなあ」的な好奇心を推進力に読むということができにくいのですね。
「またか」的な印象が抜け切れないのです。

もちろん細部の例などは書き分けてあります。
まったく同じ記述が連続する訳ではありません。

それでも同じテーマで同じ結論を書いているわけですから、どのような記述をとってもどうしてもかぶっている印象は抜けません。


 ●構成

構成は変えています。

一冊目は、基本を理論的に解説し、応用編へと展開してゆくという構成でした。
それに対してこちらは、流れで展開する読み物の形態になっています。

こちらは雑談に関するチップス集的なものに仕上がっています。
ナビスコのポテトチップスのように、きちんと一定の大きさ(一項目4ページという長さ=容量)で文章が綴られています。
読み物として読み流してゆけば、自然と雑談に関する知識が身に付くといったところでしょうか。

そして、各項目の末に当たる左ページの端に「心がけ」として一行に内容がまとめられています。
読後はこの部分だけをおさらいすればいいのです。

最後に、本書で印象に残った言葉を書いておきます。

雑談というのは、自分のしゃべり方というよりは、相手に対する気遣いなのです。》p.121
――これは、全篇を通じてのメッセージですね。


 ●著者の言葉

2016年3月10日発行の著者のメルマガ「サイレントセールスのススメ」[586号]で、著者は「なぜ、私が雑談本を2冊同時に出したのか?」を書いています。

それぞれの特徴は、/『超一流の 相手にしゃべらせる雑談術』は、/自己啓発的な書き方をしている。
とことん読者に寄り添って、/ある意味でストーリー的に書き進めていく手法をとった。/これは最初からの編集方針でもあった。
『負けない雑談力』は、/雑談を身に付けるためのチップス集と位置付けている。/小さなテクニックやコツを集めたものだ。
どちらも私が書いているので、/ポイントがかぶることもある。
大事な部分は当然ながら同じことを書いている。/(もちろん、事例などは変えているが)
それでも見せ方や整理の仕方が違うので、/それぞれ独立している内容になっているつもりだ。
あとは、読み手がどう思うかによる。

 ●どっちを選ぶ?

さて、最後に両書の比較です。

「あなたならどっちを取りますか」と問われると――
難しいですね。

最終的に到達する地点(山頂)は同じです。

ただ登山の状況が異なっているのですね。
登山道の様子も、登山の案内も違うのです。

一冊目『――雑談術』は、懇切丁寧な案内付き、添乗員付きで安心できるうえ、少し登山道は長いですが歩きやすい道だと言えるでしょう。

二冊目の『――雑談力』は、ガイド本を手に自力で登るという感じですね。
基本的に流れに乗ってゆけばいいのですけれど、多少迷うときもあるかもしれません。
付き添いがいない分、マイペースでスイスイと行ける面もあれば、逆に案内が欲しいときには、自分で後戻りして確認する必要があったりします。


一冊目は、値段も倍近いですし、当然手厚く御世話してくれるのですね。
楽といえば楽です。

一方、自力で何でもできる、ある程度わかっていると思う人は二冊目でいいでしょう。
自分で整理して読み込めばいいのですから。


 ●受けに徹する雑談から始める

我々が他人に関心を持つかぎり、他人は我々に関心を持つ。――トルコのことわざより

最後に一言まとめるとすれば、要するに「自分本位ではなく相手本位で挑め」ということでしょう。


私は「雑談」は「挨拶の延長」だと思っています。
「挨拶」は、自分の存在を相手に告げ、確認を取るやりとりで、互いに相手の存在を認め合う行為です。

それは、基本的には人間関係の潤滑油であり、さらなる関係性を深めるための最初の一歩です。

ですから、基本は相互のコミュニケーションです。
野球で言えばキャッチボール。

やりとりが必要です。
互いに相手の取りやすいボールを投げる。
自分だけ見せびらかすように、快速球や豪速球や鋭い変化球を投げるのはご法度です。

「雑談」も同様で、「挨拶」の次に来る段階のものです。

要するに著者はそういうことを言いたいのであろう、と私は理解しています。

相互のものといっても、話す=投げるのが得意な人もいれば、聞く=受けるのが得意な人もいます。
そこで、まずは受けるのが得意ならそれを磨き、投げ返すのは自分なりのレベルで調整していけばよいだろう、ということです。
そして、慣れてくれば自然と投げる力も付いてくる。

意思を込めた有意義な雑談で、あなたの人生も変わる、と著者は言います。

試してみますか?


*ことわざの引用は以下の書物を参照しています:
『ラルース 世界ことわざ名言辞典』田辺貞之助/監修 島津智/訳 角川書店 (1980/05)

『世界ことわざ名言辞典』田辺貞之助/監修 モーリス・マルー/編 島津智/訳 講談社学術文庫 (1999/8)
―上記辞典を文庫化したもの

左利き仲間で友人・渡瀬謙の著書についての記事
(◆印:ビジネス書/□印:口ベタ・あがり症の“内向型”営業マンのための営業本
○『左利きの人々』渡瀬けん=名義)

◆2014.3.16 なんための会話か?~渡瀬謙『朝5分! 読むだけで「会話力」がグッと上がる本』
◆2013.10.7 臆病は慎重!… 渡瀬謙『内向型人間のリーダーシップにはコツがある』
○2013.8.19 雑学フェアにて~渡瀬けん著『左利きの人々』:<国際左利きの日>情報3
◆2013.3.7 渡瀬謙『元リクルートNo.1の 日本で一番"効率"のよい営業法 このムダをなくすだけで、グングン売上が伸びる!』
◆2012.5.23 小さな努力で大きな効果:渡瀬謙『あなたの評価をガラッと変える たった3秒の声がけ習慣』
◆□2012.2.26 克服ではなく付き合う姿勢で:渡瀬謙『「あがり症営業マン」がラクに売るための6つの習慣』
○2011.12.31 雑学文庫フェアで『左利きの人々』が…
◆2011.7.13 渡瀬謙の新刊『相手が思わず本音をしゃべりだす「3つの質問」』届く
◆2011.6.10 流れ星に願い事…渡瀬謙『たった5秒のあいさつでお客様をザクザク集める法』
◆【渡瀬謙/監修『毎日役立つ!もう悩まない!!即効ビジネスマナー』日本文芸社2011.1】
・2011.5.19 週刊ヒッキイhikkii260左利き教本について考える(2)おさらい
◆2011.3.4 新社会人奮闘記ラノベ 渡瀬謙『新入社員ヒロと謎の育成メールの12ヵ月』
◆□2010.6.28 実践で学ぶ本、渡瀬謙『営業は口ベタ・あがり症だからうまくいく』
◆□2010.6.18 渡瀬謙の新著『“内向型”のための雑談術』届く
◆□【『内向型人間の人づきあいにはコツがある』大和出版】
・2009.12.12 今週の週刊ヒッキイ―第201号「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ<特別編>」
 ★左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii
第201号(No.201) 2009/12/12「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ<特別編>」
 <特別編>原点に戻って―最初につまずかないこと または、左利き人間の生き方にはコツがある
◆□2009.3.4 お知らせ:友人渡瀬謙の新著「内向型営業マンの売り方にはコツがある」
○2008.12.29 左利き本の新刊『左利きの人々』渡瀬けん著

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2016.01.20

風邪ひいちゃいました&ホットカーぺット買っちゃいました

いやあ、あれほど注意していたのに……。
去年の冬は風邪ひかなかったのに……。
今年の冬も大丈夫だと思っていたのに……。

実は、10・11・12日と三日間家で大人しく過ごすはめに。
寝込むまではいきませんでしたが、ね。

一日目は、鼻水と鼻の奥・喉・頭が少し痛むかなあ、という程度でしたが、ここでグッと我慢して大人しくしていれば翌日には回復するだろう、という思惑で自重。
ところが二日目は案に相違して、本格的に発熱(途中計測で37.8度まで上昇したので、その時点で体温計を外した。多分最終38.1ぐらい?)。
鼻の奥・喉・頭が痛く、お腹も少し変。
三日目は余波で、鼻水やらなんやら……、お腹が減っているのに、どうも口のなかがおかしくてものが食べづらい、食べる気になれない。
四日目からやっと平常通りに。

柔らかい娯楽系の本を読んで過ごしてました。


原因は、平年並みの冬の寒さでしょう。

今年は暖冬ということで、ちょっと油断していたところがありました。

昨年の冬の終わりに長らく使っていたホットカーペットが壊れ、12月に入っても春夏秋用のカーペットで過ごしていました。
最近は、ホットカーペットもあまり使わず、敷いているだけでした。
なので、新しいのを買うか、カーペットだけ冬用を買ってホット座布団のようなものを買うか、と迷っていました。

まあ、あったかいのでどうしよう、とあれこれ思っていたわけです。

ところが年明けて、グッと平年並みの冬の寒さになったのでした。


 ●ホットカーペット

結局、風邪をひいてしまってからあわててアマゾンAmazonで、「ホットカーペットのカバー付セット」カテゴリで「ベストセラー1位」という、パナソニックのカバー付きのホットカーペット一畳用を買いました。

通販のいいところは、こういう出かけられないとき、あるいは出かけづらいときに、家に居て買えること、すぐに持ってきてくれること。

探せばもっと安い商品もあるでしょうけれど、カバー付きだしパナソニックだし評判もいいようだし「まあ、いいだろう」と決めました。



パナソニック ホットカーペット カバー付きセット トリプル断熱構造 ~1畳 ベージュ DC-1NJB1-C
パナソニック(Panasonic)


--
お部屋にマッチする、アースカラーの彩り
ムダな放熱を抑える高性能ヒーター

省エネモード:室温センサーで自動でセーブ
切タイマー:2時間後、4時間後にOFF
切り忘れ防止:8時間後に自動OFF
待機電力ゼロ:電源スイッチが「切」なら電気代0円
--


カバーは画像より白っぽく、上品な色合いで、いい感じでした。

欠点は、コードの付け根が可動式でなく、方向が一定で向きを選ぶこと。

以前使っていたもの(SANYO三洋製)は、コードの向きが変えられるうえ、長辺の左端にコントロール部があり、使う部屋のコンセントとの位置関係がよかったのです。
今度の商品は、コントロール部が短辺の左端にあり、かつコードの向きが変えられず、使い勝手が悪い。
しかたなく継ぎ線を足して逆向きで使っています。
(後で調べると、これより安い他社の商品でもコードの向きが変えられるものがありました。)


本体は、昔のより軽いしちゃっちいし「どうかな」という感じですが、省エネが進んでいるし、値段相当なのかも……。

何日か使っての使用感は「まずまずよし」という感じです。

春になってもコンパクトに畳める(12折り、4つ×3つ折り)し、カバーが別なので良いんではないでしょうか。


 ●風邪予防について

ついでに書いておきますと、本当は風邪をひく予定ではなかったのです。
風邪引きさんはクリアしたつもりでした。

なぜかといいますと、一昨年11月に風邪をひいた後、テレビで見た風邪引き予防の一策でもある、ある方法を実践し、昨冬は無事だったからです。

本来はいびき防止用なのですが、口を開け、喉を乾燥で痛めることの防止になるという、口閉じテープがそれです。
鼻呼吸を促して、喉を乾燥から守るということですね。


実際昨冬は、絆創膏を使って見事に成功したのです。
今までは、鼻が悪かったので口を開けて眠る癖がついていたのです。
そして、朝起きると鼻の奥が痛い、喉が痛い、頭が痛いといったことが、結構ありました。

ところが、昨冬は朝起きて「ちょっとおかしいな」と思うことはありましたが、それ以上に悪化することはありませんでした。
だからもう卒業したつもりだったのですね。


でもやっぱり冬は冬。
寒い日は寒いものです。

気を付けましょう。

口閉じテープは、それ専用のものも売っています。


・ネルネル(口閉じテープ)


・セレブリーズ(Celebreeze)鼻呼吸口止めテープ

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2016.01.02

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

旧年中はお世話になりました。
本年もよろしくお願い申し上げます。

レフティやすお


160102_2016nenga


(画像:2016(平成28)年年賀)

昨年は、前半は希望の、後半は絶望の日々でした。

そんな中、友人の慰めと励ましの言葉が何よりの頼みの綱でした。。

やはり持つべきものは友。

しかし、その友も得たのも、思えば最初は自らの働きかけによって、でした。


「努力は必ず報われる」と言います。

どのような形で報われるかは分かりません。
時には、報われている事実が見えにくいこともあるでしょう。

けれども、報われると信じる者には報われるのではないでしょうか。
「信じる者は救われる」ではありませんが、私にはそう思えるのです。

要は、気付くか気付かないか、の違いです。

発心即菩提、といってもいいでしょう。


では、今年も駄弁を弄するブログの始まりです。

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2015.08.12

明日8月13日は1976年制定から40回目の国際左利きの日

2015年8月13日は、1976年にアメリカで制定されてから数えて40回目の国際的な〈左利きの日〉INTERNATIONAL LEFT-HANDER(')S DAYです。

今でもと言いますか、今はと言いますか、ネットの国際的な<左利きの日>の情報を見ますと、大半が「1992年イギリスのLeft Handers Club~」となっています。
今ネットで世界的な「左利きの日」を調べるとこういう情報しか出て来ないということなんでしょうけれど。

まあ、「1976年にアメリカで制定」云々の話は、毎年書いてきたことなので、ここでは書かないことにしましょう。
興味のある方は、このブログの過去の記事を調べてください。

 ・・・

それよりも、今年の〈国際左利きの日〉のことを―。

今年も、LEFTEOUSが頑張っています。
「LEFTEOUS DAY」を実施するようです。

LEFTEOUSフェイスブックに、こんな記事が上がっていました。
8月2日の記事に

新作商品をはじめ、以前制作しましたマグカップ、Tシャツなどレフチャス商品を取り扱う「レフチャスのおみせ」をLEFTEOUS DAY(8/13)に銀座ハンズギャラリーに期間限定でOPENします!
とのこと。
8月5日の記事では、例年通り《お箸を左右逆さまに置くイベント》も実施すると告知されています。

2006年設立とありますから、およそ十年になるのでしょうか。
地味だけれど、継続は力。

これからも続けていってほしいものです。

 ・・・

さて、左利き用品の普及という趣旨で始まった記念日でしたが、この機会にそれのみならず、左利きに関して様々な観点から目を向けてもらえる日であって欲しいと思います。


*ここ一年以内に出た左利き本:
『ぼくは左きき 本当の自分であるために』度会金孝(わたらいかねたか)著 日本機関紙出版センター 2014/12/18
―左利きの元教師の本。自身の書字「矯正」体験と左に戻した体験を通して語る「矯正」を否定し反対する本。


*今も売れている、右利き社会での左利き生活の不便さ解説本:
『左利きの人々』渡瀬 けん/著 中経の文庫 2009.1
―左利きの著者による、右利き偏重社会における左利きの人の不便「あるある!」エッセイ集。


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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2015.07.24

私は左脳派?右脳派?―やってみました、100%右脳派

150717_100unouha


7月17日にツィッターレフティやすお @lefty_yasuoでも書きましたが、今、流行ってるらしいので、やってみました。

私は左脳派?右脳派?

私って、左脳派?それとも右脳派?それとも両方使ってるのかな?診断してみよう!

「100%右脳派」でした。
あなたは100%右脳派。あなたはクリエイティブで直観的な人ですね。物事をイメージ化する能力が優れていて、言葉や概念よりは目に見える色に敏感な方。また好奇心が強く、色んなことに興味を持っており、楽しんでいる趣味も多いはずです。/右脳は直観、クリエイティビティ、色、イメージ、好奇心と関係があります。左脳は言語、合理性、規則化、戦略と関係があります。

“直観的”に答えていった結果ですが…。

「直観的な人ですね」って!?
そのままやんか。

確かに「形状よりは色」に反応する方ですし、言葉に関しては、音声言語より「目に見える形である文字」の方がしっくりくる方で、書いて覚えるタイプです。
さらに言えば、文章で説明されるよりは、表や図を使って視覚的に一覧できる方が理解できるように思います。
時計で言えば、数字で時刻を示すデジタル派ではなく、円形の文字盤に短針長針で示すアナログ派ですね。

「好奇心が強く、色んなことに興味を持」つといえば聞こえはいいですが、要するに気軽に手を出す軽薄、移り気な飽き性とも言えそうです。
「楽しんでいる趣味も多いはず」というのは、あまり当たってるとは言えませんね。
色々やりたい気持ちはあっても、根が怖がりで内気なので、あまり色んな事に手を出すタイプではありません。


「100%右脳派」というのは、〈強度の左利き〉なので、こういう結果になるのでしょうか。
一般に左利きの人は、右脳が発達している、右脳が利き脳などと言いますから。

でも、書名は忘れましたが、以前読んだ脳科学の本によりますと、通常人間の脳は、左脳と右脳は連絡されており連動しているので、右脳だけ左脳だけといった独立した活動はしない、左脳がどうの右脳がどうのとか、右脳型はどう左脳型はどうとかいうのは、言ってみれば「血液型性格占い」の類と同じで、科学的な裏付けはない、といいます。

それでも血液型性格占い同様、〈何となく当たっているような気がする〉のは、どうしてでしょうか。
不思議な話です。

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2015.01.03

新年明けましておめでとうございます。

2015nenga_leftyyasuo

(画像)2015(平成27)年年賀状

昨年は色々とお世話になりました。
今年もよろしくお願い致します。

年末は暖かかったのですが、
新年になっていっぺんに寒くなりました。

元日は、大阪でも午後三時ぐらいから行きが降り始め、一時的ですが、積もったりもしました。

昨日二日、石切さんへ初詣に出かけました。
きょうも雪が降るかと思い、しばらく様子を見てこれなら大丈夫かなあ、と思って出たのですが、参拝の行列の途中から降ってきました。
皆さんフード付きのコートを着ている人はフードをかぶり始め、私はいつも通りウールのウォッチキャップをかぶっていたので、そのままでした。
お参りを終える頃にはやみ、行列も解消していました。

ほんのひと時でしたが、久しぶりにお正月からの雪でした。

寒い日が続いています、風邪にご注意。

ではでは

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より以前の記事一覧