2018.06.13

左利き者の証言(2)『左利きの世界』から高田美和-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第519号

毎月第一・第三土曜日発行の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』6月2日発行分の第519号のメルマガのお知らせです。

第519号(No.519) 2018/6/2「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23― 左利き者の証言から~ 左利き先輩たちの足跡(2)高田美和」


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 ※『週刊ヒッキイ』は、2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
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左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第519号(No.519) 2018/6/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~ 左利き先輩たちの足跡(2)高田美和」
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▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ..第一土曜日掲載
―その23― 左利き者の証言から
左利き先輩たちの足跡(2)
 箱崎総一『左利きの世界』から、高田美和さんの手記
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 前回からは、過去の左利きの人たちの言葉を紹介しながら、
 先輩の証言から学ぼう、というテーマを始めました。

 第一回は、

第513号(No.513) 2018/3/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~ 左利き先輩たちの足跡(1)
 100歳の精神科医・高橋幸絵枝著『こころの匙加減』から」
http://archives.mag2.com/0000171874/20180303094000000.html

 さて、今回は……。

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 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
  左利き者の証言から ~快適左利きライフのために~
  ◆ 左利き先輩たちの足跡(2) ◆
  箱崎総一『左利きの世界』から、高田美和さんの手記
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 ●女優・高田美和さんの手記から

『左利きの世界』箱崎総一(読売新聞社 1968.5.15)


 ●習字の時間
 ●ご自身の現状
 ●手先の器用さ
 ●「カッコいいな」
 ●ものは見方
 ●女優・俳優さんの場合
 ●鷹揚さと寛容の精神

 ・・・

Hakozaki_souiti

50年前の日本初?の左利きに関する一書『左利きの世界』(著者は、のちに左利きで悩む人たちを救うべく立ち上げた『左利き友の会』を主宰したアメリカ帰りの精神科医・箱崎総一さん)に掲載されていた、当時の<“左利き”の旗手>の一人、女優の高田美和さんの手記を紹介しました。

詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
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2018.04.18

左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ―新学期特別篇-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第515号

毎月第一・第三土曜日発行の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』4月7日発行分の第515号のメルマガのお知らせです。

第515号(No.515) 2018/4/7「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―新学期・特別篇―」


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第515号(No.515) 2018/4/7
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―新学期・特別篇―」
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▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ..第一土曜日掲載
―新学期・特別篇―
左利きの子供への配慮と支援のための本
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 \(^O^)/

 いよいよ4月、新年度、新学年、新学期です!

 小学校の新入学の4月でもあります。

 ということで、今回はめずらしく「特別篇」です。


 左利きの子をお持ちの親御さんのみならず、

 左利きの人はもちろん、
 まわりに左利きの人がいるという方も

 ぜひ読んで頂きたい本の紹介です。

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 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ 
  ―新学期・特別篇―
  ◆ 左利きの子供への配慮と支援のための本 ◆
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 ●左利きの子の生活支援のためのガイド本

『左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために』
ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍 2009.4

 

(詳細目次)
--
まえがき

はじめに/左利きの著名人たち

1 どのようにして左利きになるのか

 すべて脳で決まる?/左利きの定義/利き手の程度/
 相互連結性/あなたの左利き度は?

2 就学前の発達

 赤ちゃんと幼児/この子は左利き?/利き手は変えるべき?/
 幼児の日常を支える/書くようになるまでの技能/
 おもちゃとゲーム/就学前の子どもへの配慮

3 毎日の生活で役立つこと

 どんなことが難しいの?/文字を書くこと/
 書字――よい持ち方・かまえ方/筆記用具/
 ハサミの使い方/その他の刃物/キッチンで/電子機器/
 縫い物、棒針編み、かぎ針編み/
 ひも、ネクタイ、靴ひもの結び方

4 左利きの子どもの学校生活

 学校生活/教室でのサポート/特別支援教育の必要性/
 右脳学習/学校の用具・用品の使い方/学童への配慮と支援/
 手書き/基本的な文字の形/
 文字を書くときによく見られる問題/右利き偏重の教室/
 重い機械や道具

5 スポーツ

 左利きにアドバンテージ!/手は目よりもすばやい?/
 子どもとスポーツ/ゴルフ/フェンシング/ボクシング/
 テニス、バドミントン、スカッシュ/卓球/
 体操、ダンス、スケート/ホッケー/ポロ/アーチェリー/
 野球、クリケット、ラウンダーズ/サッカー/ラグビー

6 音楽

 それぞれの才能を育む/バイオリン類/ドラムス/
 木管楽器と金管楽器/ピアノとキーボード/ギター

おわりに
参考資料(※筆者が作成に協力)/索引/謝辞
--

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 今までの日本になかった、
 左利きの子供を持つ親・先生へ向けた、
 左利きの子の生活支援のためのガイド本
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


 ●深層心理にある“偏見”

 ●『左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために』

『レフティやすおのお茶でっせ』記事:
2009.4.23
『左利きの子』(のための)教育・保育ガイド本

▲ボール投げが左利きのクロス・ラテラルの
 東京書籍・担当編集者Oさんからのメッセージ▲

2009.5.1
『左利きの子』教育保育ガイド本発売される

▲私の感想▲

第179号(No.179) 2009/5/9「<特別編>『左利きの子』続報」

▲ご自身も左利きでお子さんも左利きの訳者さんのコメント▲


 ●箱崎総一『左利きの秘密』

箱崎総一『左利きの秘密』立風書房マンボウブックス 1979
―左利き友の会の主宰者による、友の会解散後にけじめとして出版された左利きについての2冊目の著書。


(目次)
筆者まえがき
第一章 左利きの文化史
第二章 理不尽な偏見と迫害
第三章 左利きのメカニズム
第四章 左利きよ、立ち上がれ!
第五章 左利きの子を持つ親に
第六章 スポーツと左利き
第七章 自然界の左利き現象
第八章 左利きのための書道教室
巻末資料 左利き便利帳


 ●左利きの元・教師の書いた左利き本

『ぼくは左きき 本当の自分であるために』度会金孝(わたらい かねたか)著 日本機関紙出版センター 2014/12/18
―左利きの元中学教師の著書。自身の書字「矯正」体験と左に戻した体験を通して語る「矯正」を否定し反対する本。


 ・・・

詳細は本誌で。

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2018.03.13

左利き者の証言から~髙橋幸絵枝『こころの匙加減』-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第513号

毎月第一・第三土曜日発行の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』3月3日発行分の第513号のメルマガのお知らせです。

第513号(No.513) 2018/3/3「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23― 左利き者の証言から~ 左利き先輩たちの足跡(1)」


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右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第513号(No.513) 2018/3/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~ 左利き先輩たちの足跡 (1)」
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▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ..第一土曜日掲載
―その23― 左利き者の証言から
左利き先輩たちの足跡(1)
 100歳の精神科医・高橋幸絵枝著『こころの匙加減』から
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 前回まで、左利きライフについて考えてきました。

 快適な左利きライフの方法を考えてみよう、と試みでした。

 あまり思うように書けなかった反省から、
 新たなテーマで書くことにします。

 今回からは、過去の左利きの人たちの言葉を紹介しながら、
 先輩の証言から学ぼう、というものです。

 さて、どのようになりますか、
 乞うご期待! ということで……。


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 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―

  左利き者の証言から ~快適左利きライフのために~


  ◆ 左利き先輩たちの足跡(1) ◆

  100歳の精神科医・高橋幸枝/著『こころの匙加減』から

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 ●100歳の精神科医・高橋幸枝/著『こころの匙加減』

 《もし、今のあなたに何かお悩みがあるならば。
  「他人様の何気ない言葉など、無責任なものだから、
   気にしなさんな」
  そうお伝えしたいと思います。


『100歳の精神科医が見つけた こころの匙加減』髙橋幸枝/著 飛鳥新社 2016/9/8

 ●高橋幸枝さんの場合――

 《家族以外の人が集まるところに行くと、
  「左利きなのね」と声をかけられるのがお決まりでした。/
  不思議なことに、ひとりがそう気づくと、周りも同じように
  「さちえちゃんって左利きなんだ、ワァー!」
  と逐一反応するのです。
  その瞬間の恥ずかしさ、情けなさ、
  悲しさといったらありゃしませんでした。/

  あまりに悔しく恥ずかしい思いを重ねた私は、
  お箸とペンは訓練を積んで、
  なんとか右手で持てるようになりました。/
  けれども、それ以外は左利きのまま。
  楽しいことばかりの10代になっても、
  私の“左利き劣等感”は、凝り固まったままでした。


*参照:
箱崎総一『左利きの秘密』立風書房マンボウブックス 1979

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 ●30代以降の高橋幸枝さんの変化

 《30代にさしかかり、世の中のことがわかって、
  少し厚かましく生きられる時代になっても、
  私の左利き劣等感はぬぐい去ることができませんでした。

 《子どもの頃とは大きく異なり、いい歳になると
  「左利きなのですね」という決まり文句のあとに
  「左利きの方は器用でいらっしゃるそうですね」
  などというお世辞をつけられるようになってきたからです。

 《このような“左利き”にまつわる体験は、専門的に言うと
  「ノイローゼになっていくプロセス」
  とどこか相通じているものがあるように思います。


 ●私の場合と比べてみると
 ●左利きであるということ

 ・・・

詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

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2017.04.25

米山公啓(監修)『左手でなぞって物忘れ防止記憶力アップ!!』(マガジンランド)

お医者さんの著述家・米山公啓さん監修の本だそうです。

『左手でなぞって物忘れ防止記憶力アップ!! 毎日楽しめる脳活トレーニング帳 「逆手」を使うことで、あなたの脳がぐんぐん活性化します!』マガジンランド(2017/02)


左利きなら右手。「逆手」を使うことで、脳がぐんぐん活性化!
だというのですけれど。

今の世の中、多数派の右利きの人たちが自分にとって生活しやすい、右利き仕様の右利き偏重社会を作り上げたため、かえって身体の使い方が右手・右側に偏ってしまい、身体の変調をきたしているというのが本当のところです。

で、利き手と逆の手を使うことで、脳を活性化しようという本だそうです。


脳の活性化については、専門家ではない私には何とも言えません。
ただ、脳科学の研究者の先生方が言うところでは――『脳科学の教科書 神経編』理化学研究所脳科学総合研究センター編(岩波ジュニア新書)など――両脳は統合されて機能しているので、左脳がどう右脳がどうとかそういう単純なものではないそうです。

少なくとも、身体の左右のバランスという点では、両側を均等に使う方がいいのは確かなようです。
これは整体の先生が発言されているので、間違いないところでしょう。

また、左右の脳の運動野が刺激される点は確かでしょう。


右利きの人の場合は、先ほども書きましたように、右利き仕様の社会になっているため、右手一本でも大抵のことができてしまうものです。
しかし、左利きの人の場合は、嫌でも右手を使わざるを得ないケースがあります。
それもしばしば。

朝起きて顔を洗うにしても、水道の蛇口の栓を開こうとすれば、右手側にある。
おトイレで水を流そうとしても、水洗のレバーは右手側。
朝食はトーストを焼こうとすると、オーブン・トースターのタイマー・スイッチは右側にあり、右回しです。
バターやジャムを塗ろうと、冷蔵庫の扉を開けるのはやっぱり右手で。
テレビを見ようと電源を入れるときも、電源スイッチは右側。
パソコンで仕事しようとすると、ここでも電源スイッチは右側。
etc...(左利きあるある!?)

その結果、右利きの人たちは右に偏った使い方になるのに対して、左利きの人の場合は、右も使う(というか、使わされる)ため、そのような偏りはさほどひどくはならないのです。
基本的には簡単なことばかりともいえますが、それでも使っている事実は変わりません。


左利きの人の中には、字を書くことや箸使いなどは、右という人もいます。
そういう人は「両利き」と自称するぐらい(実際は「両使い」だろうと思いますが)です。

まあ、左利きの人にはあまり意味のないトレーニングだろうと思いますが、右利きで日常生活は右使いばかりの人は、こういうトレーニングは必要かもしれません。
一度立ち読みぐらいはしてみても損はないかもしれません。


昨今では、「非利き手で字を書きたい」といった人も増えているようです。
そういう人には、字を書く練習の助けにもなりそうな内容です。

試してみてもいいかもしれませんね。

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2017.02.09

2月10日〈左利きグッズの日〉をまえに左来人(Right Hidari)『左利きあるある 右利きないない』を買う読む

以前、近刊の紹介をしました↓の本を購入しました。

2017.1.12 『左利きあるある 右利きないない』本が2月7日発売予定

『左利きあるある 右利きないない』左 来人/著 小山 健/イラスト ポプラ社 2017/2/7


170208hidarikikiaruaru

(画像:本書『左利きあるある 右利きないない』、左利きに不便な道具等を語る『左利きの人々』)

この本、奥付の日付が2月10日になっていまして、これは、やはり〈左利きグッズの日〉に合わせているということなんですね。

(2月10日が〈左利きグッズの日〉になった経緯:
 2月10日⇒0・2・10(れ・ふ・と)⇒レフト(左)の日⇒〈日本版・左利きの日〉
 のちに、〈左利きグッズの日〉に改称)

2008.12.28
2月10日は左利きグッズの日、日本記念日協会で認定される
―〈左利きグッズの日〉の由来が書いてあります。
 また、国際版の〈左利きの日〉INTERNATIONAL LEFT-HANDERS DAYの由来も。
 後者は、『左利きあるある右利きあるある』の「左利きトリビア(94)」に“採用”されています。


「左」利きの人だけでなく「らいと→ライト→right」右利きの人にも読んでもらおうということで、「右利きの人から見た左利き観」といったものも加えるべく、左利きの人と右利きの人の共著でしょうか。》という予想通り、本書の著者名が「左・来人(ひだり・らいと)」で、右利きと左利きの人の共著でした。
(「右利きの人から見た左利き観」的なものは、今一つかな、というところ。)

右利きと左利きのライターによるユニット。右利きの人々に「左利きの世界観」を啓蒙すべく活動している。》「奥付」
そうです。
ラストページに、
世の中のさまざまな本や/ウェブサイトを参考にしながら、/何人もの左利きの方々に取材して作ったもの[...]/「これは事実とは違うのでは?」とか/「私は、こんなことないなあ」など/色んなご意見があるのではないか[...]もし、そのようなご意見や感想がありましたら、/ぜひ編集部まで[...]
とあります。

その前のページに、参考文献と参考サイトが挙がっていて、まあ、今の人ならこんなところかという気もしますが、もう少し読んでほしい本や、見て欲しいサイトもあります。

(ちなみに、大路直哉さんの本『見えざる左手』(三五館)やフェリシモとの共著『左ききでいこう』(フェリシモ出版)は、左利きについて考えるために必読。古本で手に入ります。『CLUB LEFTY』大路さんのサイト。目新しい情報はありませんが、過去を知る意味でも必見。
 イギリスの左利き研究の権威クリス・マクマナス『非対称の起源』原題 RIGHT HAND, LEFT HAND(講談社ブルーバックス) も。左利きの人の問題だけでなく、世の左利き右利き全般についても記述。
 左利きに不便な道具等を語る渡瀬けんさんの『左利きの人々』(中経の文庫)は、同じような趣旨でもある。
 「左利き解放(レフティ・リブ)」活動の歴史を知るという意味では、箱崎総一さんの『左利きの秘密』(立風書房)は重要。古本屋で購入可能。etc...)


とりあえず、私のこのブログ(『レフティやすおのお茶でっせ』)を挙げてもらっていますので、ありがとうというところです。


【内容紹介】
p.4・(代表的な左利きあるあるをイラスト付きで紹介)
p.14・まえがき「左利きの世界は、実は相当新鮮である」左来人(右利き担当)
p.16・左利きマンガ「左利き創世記」
p.19・「1左利きの日常編」(79個)
p.56・column1「左利き年表」0-30歳
p.59・「2左利きを取り巻く環境編」(80個)
p.98・column2「左利きの有名人 外国人編」
p.101・「3左利きを悩ませる道具編」(71個)
p.128・column3「左利きの有名人 日本人編」
p.131・「4カッコイイ左利き編」(47個)
p.154・「おわりに」左来人(左利き担当)
p.157・「参考文献・参考サイト」
(下欄)・「左利きトリビア」1-120


それぞれのあるあるにチェックボックスが付いていて、「おわりに」に左利き度チェックがあります。

私がざっと数えたところ、277項目ありましたので、30個以上で《かなり左利き度が高い人》というのは、遠慮しすぎな数値に思います。
私はもっと多くても大丈夫な気もしますが。
(それともこれは、第一章だけのことでしょうか。
 そんなことはないよね、つながりのあるあるがあるなので、一つ外れると、何個かずっと該当しないこともあるようです。)


前の記事でも書きましたが、《ネットから拾って来たような情報だけで作られている》、と言われてもいたしかたないような内容です。

ただ、それを実際にまとめて本にするというのは、パワーがいるというものです。
何を拾い上げ何を捨てるか、またどう配列してどのように読者に提示するかというのも、一つの技術がいります。

まあ、そういう意味ではこれも一つの著述といってよいでしょう。

それで、1000円が高いか安いかは、また別の問題でもありますけれど。


左利きの人だけでなく、右利きの人に見て欲しい、という気がします。
そうはいっても、多分左利きフェチという人以外はスルーされることでしょう。

『左利きの人々』の時もそういう傾向がなかったわけでもないですし。
ある程度は仕方ないのでしょうけれど、ね。


人間、所詮自分は自分で、自分のこと、自分の関心のあることにしか注意は向かないものです。
人のことも思いやれ、といっても難しいものです。

まあ、だからこそ、人を思いやる気持ちを持て、というのですけれど。


ぼやきで終わってしまいましたが、左利き本だからといって、差別しないで欲しいものです。

多数決原理では、少数意見は廃棄されますが、少数意見を尊重するという建前になっています。
それが、民主主義の原則のはずです。

少数派を扱った本でも、いやだからこそ、ぜひ多くの人たちに手に取っていただきたいものです。


実態は、そんな大層な御託を並べるような質の本ではないので、気軽に手に取り、単純にあるあるないないと思いつつ見てやってください。


【「参考文献」以外の私のおススメ左利き本】

*利き手と左利きの科学的研究に関する本:
(日本)
『左ききの神経心理学』八田武志/著 医歯薬出版 1996.11
―左利き研究の専門書。20年余の左利き・利き手研究を研究をまとめたもの。
『左対右 きき手大研究』に先立つ左利き研究の学術書。

(イギリス)
『非対称の起源 偶然か、必然か』クリス・マクマナス/著 大貫昌子/訳 講談社ブルーバックス 2006.10
―20年にわたる利き手・左利き研究の成果をまとめた本。原著"Righthand Lefthand"から英語に関する部分等を省いたという抄訳。


*左利きの研究+αの本:
『見えざる左手―ものいわぬ社会制度への提言』大路直哉/著 三五館 (1998/10)
―左利きの著者による社会学的アプローチの本。明治以降の日本の社会での左利き受容、および現状と未来の考察。巻末に「左利き筆法」。

『左ききでいこう!!―愛すべき21世紀の個性のために』大路直哉・フェリシモ左きき友の会/編著 フェリシモ出版
―左利きの常識を身に付ける入門書。巻末に、実用的な左利き用品カタログや「左利き筆法」、ギター、編み物のページを収録。

『左利きの秘密』箱崎総一/著 立風書房マンボウ・ブックス 1979.6
―「左利き友の会」主宰者による「左利き解放(レフティ・リブ)」活動の歴史を知る本。

*右利き社会での左利き生活の不便さ解説本:
『左利きの人々』渡瀬 けん/著 中経の文庫 2009.1
―左利きの著者による、右利き偏重社会における左利きの人の不便「あるある!」エッセイ集。


*左利き「矯正」に反対する本:
『ぼくは左きき 本当の自分であるために』度会金孝(わたらいかねたか)著 日本機関紙出版センター 2014/12/18
―左利きの元教師の本。自身の書字「矯正」体験と左に戻した体験を通して語る「矯正」を否定し反対する本。

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2017.01.12

『左利きあるある 右利きないない』本が2月7日発売予定

いつも様々な左利き関連情報を教えてくださるこちら↓のブログで紹介されていた左利き本が、アマゾンに出ていました。

2017.1.7
これから出る本らしいです


『左利きあるある 右利きないない』左 来人/著 小山 健/イラスト ポプラ社 2017/2/7


「あるある本」がヒットする中で、今まで《ありそうでなかった「左利きあるある」》本だそうで、

左利きの人は「あるある」と共感でき、右利きの人は新鮮さや優越感を得られ、どちらの人も読んで愉しめる一冊。

左利きの人が愉しめるだけでなく、右利きの人も《優越感を得られ》る本だそうです。

私の少しの経験から言いますと、左利きの人だけでは大きな売上が期待できないので、右利きも取り込もう、という作戦のようです。


しかし、これも私の経験から言いますと、「左利きの話題に、右利きの人はほとんど興味を示してくれない」、というのが実情です。
一部の左利きフェチと言われる人たちや、ごくごく身近に左利きの人がいる場合(共に暮らす人――我が子・パートナー・父母・兄弟が、もしくは親友・仲のよい同僚が、等)だけです。


例えば、私の「左利き活動に共感する」といってくださるある知人でも、世の中いかに右利き仕様になっているか――裏を返せば、左利きの人たちがいかに苦労しているか・不便を感じているかを描く『左利きの人々』(渡瀬けん/著)を「読んでみて」とプレゼントしても「左利きに興味はないので」と断られた経験があります。
(単に私の人間性に問題があるだけかもしれませんけれど……。)

結局、人間というものは自分中心にできていて、なかなか他人の心持やその人の苦労にまでは、気が向かないものです。

おもしろいといっても、「自分にとってどうであるか」というのが基準になります。

少数派の「左利き本」の宿命というものでしょうか。

 ・・・

本書ですが、著者名が「左・来人」で、「ひだり・らいと」と読ませるのでしょうか。
要するに、上にも書きましたように、「左」利きの人だけでなく「らいと→ライト→right」右利きの人にも読んでもらおうということで、「右利きの人から見た左利き観」といったものも加えるべく、左利きの人と右利きの人の共著でしょうか。

まだ読んでいませんので何とも言えませんが、公開された情報によりますと、「ネットの情報を集めただけの本」(昔、左利きのサイトを開設されていた、ある人ならおっしゃりそうな言葉)といった感じです。

ネット上には、多くの「左利きあるある」が披露されています。
大半は、同じことばっかりという印象です。

本書では、何かしら「おおっ」と言わせるものが登場するのでしょうか。

また、右利きの人に対するアピール・ポイント――右利きの人から見た左利き観等――はどうなっているのでしょうか。

ちょっと楽しみです。

【追記】
2017.2.9
2月10日〈左利きグッズの日〉をまえに左来人(Right Hidari)『左利きあるある 右利きないない』を買う読む


*右利き社会での左利き生活の不便さ解説本:
『左利きの人々』渡瀬 けん/著 中経の文庫 2009.1
―左利きの著者による、右利き偏重社会における左利きの人の不便「あるある!」エッセイ集。

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2016.11.28

左利きはつらいよ特集『週刊ポスト』2016年12月9日号

本日発売の週刊誌『週刊ポスト』2016年12月9日号(小学館)で、「左利きはつらいよ」カラー8P特集が掲載されたようです。

私はまだ未確認ですが、知人から新聞広告の写真を送ってもらいました。

161209shuukan_post

(画像:『週刊ポスト』2016年12月9日号 新聞広告部分)


ネットを調べてみますと、

雑誌の新聞 [雑誌別速報] 週刊ポスト

p.14
左利きはつらいよ/右利きにはわからない!「左利きの受難」
   ◆ リングノート、打ちっ放し、左打ち、ボウリング、マウス

p.16
左利きはつらいよ/著名人の告白-我が左手との<格闘記>
   ◆ 落語家・林家三平、元プロ野球選手・遠山奬志

p.18
左利きはつらいよ/知られざる「左利きの謎」-数々の謎の専門家に聞いた
   ◆ 京都大学霊長類研究所、関西福祉科学大学学長・八田武志

p.20
左利きはつらいよ/「左利き専門店」に潜入-品揃えは約100点!
   ◆ 神奈川県相模原市「菊屋浦上商事」・浦上裕生社長


明日でも探してこようと思います。

手に入れたら、また詳細をお知らせしようと思います。


【詳報】
2016.12.1
左利きはつらいよ特集詳報-『週刊ポスト』2016年12月9日号

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2016.07.08

女性セブン2016年7月14日号左利き特集・内容紹介

(画像:女性セブン2016年7月14日号左利き特集の1ページ目と関連本)
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7月3日に紹介しました『女性セブン2016年7月14日号』の左利き特集(*)について、
ネットにも、次々と記事内容がアップされています。

簡単に紹介しておきましょう。

(*)『レフティやすおのお茶でっせ』2016.7.3
女性セブン7月14日号に左利き特集


 ●ネットから内容紹介

・2016.07.02 左利きの人は1割強 時代・国・地域問わず常にそう
小栗旬、二宮和也、水卜麻美、剛力彩芽、北川景子らも左利き

『左対右 きき手大研究』(化学同人刊)や『選ばれし民 左利き』(インフォレスト刊)著者で関西福祉科学大学学長・八田武志さんの話

「ざっくりいうと1割強です。... 」
 1993年八田さん調査(国内大学生専門学校生1700人)左利き・男子12.8%、女子7.8%(両利きも含む)。
「利き手を決める要因は諸説あります。胎児期に左脳を損傷して右脳に依存したことによる『脳損傷説』や親や血縁関係による『遺伝説』などです。さらに、なぜ1割という一定数なのかは、謎なんです」

「...日本では1980年代頃から、左利きの子供を親が矯正しなくなりました」

・2016.07.05 はなわが語る左利きの辛さ カウンター席で客の目が冷たい

左利きのあるあるネタ『つらいぜ!ダリヒー』が話題のお笑い芸人で左利きのはなわ(39才)が、「ダリヒー」のつらいあるあるを教えてくれた。

◆字を書くと手が汚れる
◆ベースは右利き用です
◆お寿司が食べにくい
◆食事の席位置は左端
◆腕相撲大会はいつも変な空気

・2016.07.06 左利きあるある おたまもトランプも右利き用でツラい!

左利きが語る右利き用道具への不満

国や時代にかかわらず、約1割が左利きなのだという。とはいえ9割が右利きなのだから、自然と世間では右利き用の道具が多くなり、左利きの人はつらい思いをすることも少なくないという。『悲しくも笑える左利きの人々』(KADOKAWA/中経出版)著者で、自身も左利きだった渡瀬けんさんに、世間でいかに右利き用の道具が多いかを語ってもらった。

■はさみ
■定規
■包丁
■おたま
■トランプ
■パソコンのマウス


 ●内容について

詳細は、それぞれのリンク先でお楽しみください。

月曜日に買ってきました。
5ページのために、410円は安くはないですが、研究家を自称する身としては、持ってた方がいいか、という感じですね。

内容は、まあこんなもんでしょうか。

ただ表題として、《“左利き不利社会”を徹底検証 「左利きは9年早死にする」は本当か?》という点は感心しません。
昔も「左利きは9年早死にする」で、某週刊誌がセンセーションに報道したことがありました。

この情報の発信源となった元の本(**)は、一部怪しげなデータを利用しているとしても、世間で言われるほどひどい内容とはいえず、一書を通して言わんとするところは正論であったでしょう。
どちらかと言えば、最初の日本での宣伝報道の仕方や書名に問題があったと考えています。

寿命に関して言いますと、純粋に利き手・利き側の要素のみを抽出してデータを取れるならば、多分、左利きは短命なのではないでしょうか。
理由は、現状の社会はまだまだ右利き偏重の社会であり、男尊女卑ならぬ「右尊左卑」の社会であり、その中で生きていくということは、やはり色々な面で不利だと考えられるからです。

もう一つ気になったことを言いますと、「左利きの日」について、です。

8月13日の左利きの日を「イギリスの左利き支援団体『Left-Handers Club』などが提唱した」としている点。
「など」と表記しているので、一概に間違いとは言えませんが、アメリカのDean R. Campbellさんが創設した、左利きの人のための専門雑誌"Lefthander Magazine"を発行する左利きの人たちのための組織『Lefthanders International』が最初の言いだしっぺで、1976年のことです。(***)

もう一つは、2月10日を日本の左利きの日としている点。
こちらは正確には、「左利きグッズの日」です。
8月13日の「左利きの日」と趣意は同じです。

まあ、その辺でしょうか。

(**)
『左利きは危険がいっぱい』スタンレー・コレン 石山鈴子訳 文藝春秋1994/1

(***)
『レフティやすおの左組通信』「左利きの日を祝おう!」(左利きの日のページ)
8月13日は「国際版・左利きの日」

 ・・・

最後に私から一言――

強度の左利きの私から見ますと、「利き手は心につながっている」ということ。
利き手は心の延長であり、それ故に利き手を使うことは心の表現であり、自分らしさは利き手に現れるということです。

逆に利き手が思うように使えない状況とは、心を縛られるのと同じだということです。

現状の右利きに優しい「右利き偏重社会」や「右尊左卑」の思想が残る世界は、左利きの私たちにとって決して生きやすいものではないのですけれど、先人達がガンバって少しずつ改善してきた結果であることも事実です。

いつの日か利き手によって差別されることのない、右利きだけでなく左利きにも優しい左右平等な社会になればいいなあ、と願ってやみません。


*記事で紹介された、関西福祉科学大学学長・八田武志さんの著作:
『左対右 きき手大研究』八田武志/著(化学同人刊)

『選ばれし民 左利き』八田武志/監修(インフォレスト刊)


*左利き生活の不便を語る本:
『左利きの人々』渡瀬 けん/著 中経の文庫 2009.1


*こんな本も読んでほしい:左利きの子供のための子育て・教育ガイド本:
『左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために』ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍 2009.4
―左利きの子を持つ親で自身左利きの著者によるイギリスの有名左利き用品専門店オーナーによる、今までの日本になかった、左利きの子供を持つ親・先生へ向けた、左利きの子の生活支援のための手引書。巻末資料作成に協力させていただきました。

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2016.07.03

女性セブン7月14日号に左利き特集

女性週刊誌、女性セブンVol.25 7月14日号 に左利き特集が出ているそうです。

取材を受けたという『左利きの人々』の著者で、左利き仲間で友人の渡瀬謙氏から情報をいただきました。

ネットで確認しました。

2016.07.02 07:00
左利きの人は1割強 時代・国・地域問わず常にそう

表紙にも目次にも出ていないので、ちょっと気が付かないと思います。


『雑誌の新聞』サイトの<女性セブン>には、出ていました。

◆女性セブン [7月14日号]  
2016年6月30日(木曜日)更新

<徹底検証>「左利きは9年早死にする」は本当か?
  ◆ 八田武志、個性尊重、リスク管理、平均死亡年齢、はなわ
女性セブン(2016/07/14), 頁:131

まだ手に入れていませんので、詳細はお伝えできません。

取り急ぎ、お知らせだけしておきます。

【追加情報】
『レフティやすおのお茶でっせ』2016.7.8
女性セブン2016年7月14日号左利き特集・内容紹介


*記事で紹介された、関西福祉科学大学学長・八田武志さんの著作:
『左対右 きき手大研究』八田武志/著(化学同人刊)

『選ばれし民 左利き』八田武志/監修(インフォレスト刊)

*左利き生活の不便を語る本:
『左利きの人々』渡瀬 けん/著 中経の文庫 2009.1

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2016.05.26

『文房具図鑑』山本健太郎くんは左利きの小学生(当時)

以前から噂では聞いていましたが、なんと左利きというではありませんか、というわけでここでも取り上げておきましょう。

(情報源:いつものガボちゃんブログ 2016年05月24日左右性も検証してる? から)

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(画像:左利き発言・左手書き てがきびと・いろは出版・ねとらぼ より)

小学生(《この春からは中学生だけど》)文房具研究家・山本健太郎くん

平成15年5月6日生まれ。1年近くかけて手書きでつくった「文房具図鑑」がニフティの「デイリーポータルZ」で取り上げられて話題に。その後、テレビやラジオに出演するなど注目を集めている。
<出演した主なWEBサイト・番組>
ニフティ「デイリーポータルZ」、TBS「白熱ライブビビッド」、日本テレビ「スッキリ!!」「ズームイン!!サンデー」「所さんの目がテン!」、ニッポン放送「戸田恵子オトナクオリティ」

2016年3月21日
TBS 白熱ライブ ビビット

2016年3月25日発売
「文房具図鑑 その文具のいい所から悪い所まで最強解説」1500円(税抜)いろは出版


2015年10月20日
夏休みの宿題で作った文房具図鑑がすごい - デイリーポータルZ:@nifty
2015年12月29日
文房具図鑑を作った小学生、その後すごいことに - デイリーポータル Z - nifty
2016.01.28
小学生が作った“文房具図鑑”いろは出版での制作秘話を公開 スッキリ
2016年3月
小学6年生が作った「すごい文房具図鑑」は書籍になってもすごかった
2016年3月16日
コクヨ「てがきびと」 第15号「溢れる好奇心を緻密に書く人」山本健太郎


 ●《紙に引っかかる気がする》

上↑の「てがきびと」のインタヴューから――

健太郎くんは細字のペンや硬めの鉛筆なんて好きじゃないでしょ?》という問いに、
最近の子は、筆圧が低く、3B・4Bの柔らかいものを使う子が多いといい、
僕は筆圧強いんですけど、逆に3Bとか4Bとか使うのが好きなんです。ペンでも細字だと紙に引っかかる気がするし。ガッガッって書きたいの。》と返答しています。

この《ペンでも細字だと紙に引っかかる気がするし。》という発言は、やはり左手書きによるものではないか、と推察します。

いつも(このブログやメルマガ等で)書いていますように、左手で書くとどうしても左から右へ鉛筆を動かす場合に不都合な面があります。
鉛筆を押すような書き方になり、硬めの鉛筆では芯の先が紙面に突き刺さったり引っ掛かったりしがちです。
左手書き特有の問題です。

私は、芯の柔らかいものを推奨しています。


「てがきびと」のサイトに紹介されていた画像に、ハサミを紹介するくだりで、《左手用もほしい/(自分は左ききだし)》と書かれています。

本を見ていないので、他にどのような記述があるのか存じませんが、このような左利きのユーザー視点のコメントが含まれていることを期待しています。


 ●左利きの現実

もう一つ、ペンにしろハサミにしろそれぞれの製品のロゴの類がみな横書きなので、右利きの人が持つときの方向で図示されています。
この辺が、左利きの私から見ますと、通常使うときとは“逆向き”表示で、ちょっと馴染めません。
(私がサイトに画像を挙げる際には、できるかぎり、左手で持つときの方向を採用するように心掛けています。もしくは縦置きで。)

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(画像:鉛筆と持ち方補助具)

左利きの人が使用する持ち方に準じて左から右へ向って描くと、ロゴの文字が逆立ちしてしまうので、見づらいと思われるのかもしれません。

でも、それが左手使いの左利きの人たちの“現実”なのです。
そういう事実を右利きの人たちに知っていただきたい、という気持ちがあります。

右利きの人たちの常識をひっくり返したいものです。

もし次回があれば、そういう左利きユーザーの視点をいっぱい取り込んだものにしていただきたいものです。

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