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2015.10.17

クリスティー原作ドラマ「トミーとタペンス」NHKテレビで放送

NHKテレビの「トミーとタペンス<全6回>」が明日18日から始まりますね。

この情報は、クリスティ・ファンクラブの数藤会長からの報告で知りました。

NHKのサイト「トミーとタペンス」から―

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トミーとタペンス<全6回>

アガサ・クリスティー原作のおしどり夫婦が活躍する探偵ドラマ。
日本初放送!

「秘密機関」(3話完結)
「NかMか」(3話完結)

今年2015年、生誕125年を迎えるミステリーの女王アガサ・クリスティーが生みだし、エルキュール・ポワロ、ミス・マープルと並んで愛される
「おしどり探偵」ことトミーとタペンスの夫婦が活躍するミステリー・ドラマ。

1950年代のイギリス。
第二次世界大戦後の復興から東西冷戦の時代に、冒険好きの妻タペンスと彼女を支える夫トミーが難事件に挑む。
50年代のおしゃれなファッションとノスタルジックな雰囲気のなかで、ユーモアを交えながらハラハラドキドキのドラマが展開する。
イギリスで制作され、BBCで放送したばかりの作品を日本初放送!
1作品を3回に分けて放送します。(2作品全6回)

原題:Agatha Christie’s Partners in Crime
制作:2015年 イギリス


・トミーとタペンス(1)[新]<全6回>「秘密機関(1)」
列車で乗り合わせた女性が行方不明に。トミーとタペンスは事件の謎を追うが…。

第二次世界大戦後の1952年。
ロンドン在住の夫婦、トミーとタペンスはパリに出かける。
帰りの列車の中で乗り合わせた若い女性が食堂車に行った後、タペンスは銃声と悲鳴を聞いたような気がした。
女性はそのまま戻らなかった…。
不審に思ったタペンスは、女性が残した1冊の本を手掛かりに行方を調べようとするが、次々と危険な目にあう。

トミーとタペンス(2)「秘密機関(2)」
失踪した女性、ジェーンの行方を調べ始めたトミーとタペンスはスパイ事件に巻き込まれて…。

トミーとタペンス(3)「秘密機関(3)」
ブラウンが誰かを探り当てたトミーとタペンスは、暗殺の標的である国務長官のもとへ急ぐが…。

トミーとタペンス(4)「NかMか(1)」
トミーは軍情報部幹部のおじから極秘任務を命じられる。

トミーとタペンス(5)「NかMか(2)」 スパイの正体を調べるため潜入捜査を始めたトミーとタペンス。次々と起こる事件に翻弄される。

トミーとタペンス(6)「NかMか(3)」[終]
スパイNの要求は核兵器とソ連の政治犯との交換。期限は2日しかない。
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以上、六回放送のようです。


原作では、「秘密機関」は、第一次大戦後、二人の年齢を合わせても45にもならないという若い二人が再会し、仕事のない戦後の生活の中で出会った冒険のお話です。

「NかMか」は、第二次大戦中、戦争のため、息子とも娘とも離れた、中年になった二人が、ドイツのスパイを探る冒険に誘われるお話です。

クリスティーもまた、戦時下では、祖国のためを思う愛国者だったということでしょうか。

それとも家族を思うがゆえ、だったのでしょうか。

しかし、話の内容は、男女カップルの冒険ものとはいえ、ミステリの女王らしいちょっとした謎解きありの楽しめるものになっています。

「NかMか」は、トミーとタペンスものの中では唯一未読で、実はごく最近読んだばっかりだったので、偶然に驚いています。


<トミーとタペンス>もの
1.秘密機関 (長編)
 戦後再会した二人の青春冒険もの


2.おしどり探偵 (短篇集)
 冒険好きの若い二人トミーとタペンスのベレズフォード夫妻が探偵事務所を開き、ホームズやポアロなど名探偵たちのマネをして事件を解決する


3.NかMか (長編)
 中年になった二人のスパイ冒険もの


4.親指のうずき (長編)
 「トミーとタペンスはどうしていますか」の読者の声に応えて書かれた、老年期に入った二人の冒険で、クリスティー晩年の傑作


5.運命の裏木戸 (長編)
 生前のクリスティーが最後に書いた作品
 正直始めて読んだ時、さすがのクリスティーも衰えたか、と思わせた作品で、タイトルがタイトルだっただけに…。
 登場人物がみな、80、90代というのビックリしましたが、書いた時クリスティー自身が80代ですから、これも当然かも


(ポアロ最後の事件『カーテン』とマープル最後の事件『スリーピング・マーダー』は、第二次世界大戦頃に書かれ、死後公開のこととして保管されていた原稿)

 ・・・

昨日16日、
『ポワロ』の声・熊倉一雄さん死去 88歳
の報が入ってきました。

テレビの<ポアロ>ものもスーシェさんが全作を演じ終え、熊倉さんのポアロもそれに伴い、おしまいになったのでした。

まあ、待っていたわけではないでしょうが、結果的には、あの仕事を終えてからのこの日ということで、感慨深いものがあります。

ご冥福をお祈りいたします。

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