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2014.06.15

人生の教科書『HMM』+『SFマガジン』も―私の読書論57おススメ古典4

 ―第129号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2014(平成26)年6月15日号(No.129)-140615-
「私の読書論-57-「私のおススメの古典から」(4)
-人生の教科書-『ミステリ・マガジン』(2)コラム編」

【人生のあれこれはHMMが教えてくれた『ミステリ・マガジン』(2)】

本誌では、私が高校2年の夏休みから愛読している『ミステリ・マガジン』の思い出から、今回はコラム編を綴っています。

思えば『HMM』ほどではないけれど、同時期に『SFマガジン』も時折読んでいました。定期購読はしていなかったのですけれど、姉妹誌という感じで同日に発売される『SFM』ものぞいていました。

この『SFM』も今回『HMM』同様創刊700号に到達しました。
おめでとうございます。
創刊は遅かったのですが、増刊号を多数出し、追いついてしまったようです。

この『SFM』では、二人の作家に出会いました。
私の人生に大きな足跡を残す作家でもあります。

一人目は、ロバート・F・ヤング
最近では、日本人作家の三上延著「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズで、ヤングの代表作とも目される短編「たんぽぽ娘」に興味を持たれた方が増え、注目されているようです。

私が初めて『SFM』で出会ったのは、「魔法の窓」(『SFマガジン』1973年6月号、のちに『ジョナサンと宇宙クジラ』収録)。
もちろんヤング得意のロマンティックSF短編です。

この作品でヤングを好きになり、以来、掲載される作品を探しました。
のちに日本独自の作品集『ジョナサンと宇宙クジラ』ハヤカワ文庫SF(1977/6)と『ピーナツバター作戦』桐山芳男/訳 青心社
(1983)を手に入れました。
集英社文庫コバルトシリーズのアンソロジー<海外ロマンチックSF傑作選>三巻も。


もう一人の作家が、ゼナ・ヘンダースン(ヘンダーソン)です。
「されば荒野に水わきいで…」(SFマガジン 1973年10月号)が最初だったと記憶しています。
これを読んだ直後だったと思うのですが、NHKでアメリカ製だろうと思われるドラマか映画が放送されました。

これは、<ピープル>シリーズと呼ばれる地球に不時着して隠れて生きる異星人たちの物語の連作です。
のちに『果てしなき旅路』『血は異ならず』の二冊にまとめられました。

繊細な精神の持ち主が読むのにふさわしい作品だと思っています。

赤木かん子編『こころの傷を読み解くための800冊の本 総解説』自由国民社 2001.6
《「アダルト・チルドレン(AC)――子ども時代に必要な愛情と安らぎを得られずに育ち、傷ついた心を抱え、癒されぬまま大人になっている人たち」をテーマにしたブックガイド。》


にも登場する一冊で、この説明文を読んだ時、初めて自分がどういう意味合いでこの本を好んでいたのかが理解できました。

この人の短編に「なんでも箱」という有名な作品があり、色々なアンソロジーに収録されています(上記コバルトシリーズのアンソロジーにも収録)。
他の短編もなかなかのもので作品集『悪魔はぼくのペット』『ページをめくれば』の二冊出ています。


この二人の作家は、長編小説が優位の時代にあって、短編を得意とする報いられない作家たちです。
でも、『HMM』で知ったフィニイと並んで、私の<超お気に入り>の作家たちです。

*『レフティやすおのお茶でっせ』記事:2013.05.27
たんぽぽ娘 (奇想コレクション)ロバート・F・ヤングを買う
2013.03.25
ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』5月28日発売(予定)!

【河出書房新社 <奇想コレクション>】
『たんぽぽ娘』ロバート・F・ヤング/著 伊藤典夫/訳
『ページをめくれば』ゼナ・ヘンダースン/著 安野玲、山田順子/訳
 

【ハヤカワ文庫SF】
『ジョナサンと宇宙クジラ』ロバート・F・ヤング 伊藤典夫/訳 
『果てしなき旅路』ゼナ・ヘンダースン/著 深町真理子/訳
 


【創刊700号記念特大号】
『S-Fマガジン』2014年 7月号

【ハヤカワ文庫SF 創刊700号記念アンソロジー】
『SFマガジン700【海外篇】』山岸真/編 アーサー・C・クラーク他/著 2014/5/23
『SFマガジン700【国内篇】』大森望/編 手塚治虫他/著 2014/5/23
 


 ・・・

詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

*『レフティやすおのお茶でっせ』記事:
2014.5.7
『ミステリマガジン』2014年6月号創刊700号と思い出のコラム
2014.5.26
私の投書が『ミステリ・マガジン』読者欄に掲載されました

◆創刊700号記念特大号
『ミステリマガジン』2014年6月号(700号)
◆投書掲載号
『ミステリマガジン』2014年7月号(701号)


◆青木雨彦・片岡義男のコラム関連本
『夜間飛行―ミステリについての独断と偏見』青木雨彦/著 講談社文庫 1981/5
『課外授業 日本推理作家協会賞受賞作全集 (35) 』青木雨彦/著 双葉社 1996/11
―ミステリにおける男と女についての独断と偏見による研究
 


『マッド傑作選』小野耕世、マッド・アマノ、片岡義男/監修 TBSブリタニカ
・I 1979/12/5 ・II 1980/4/25
―アメリカのパロディ漫画雑誌「MAD」の本
 

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