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2013.08.31

ローマの哲人皇帝~マルクス・アウレリウス『自省録』

―第111号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2013(平成25)年8月31日号(No.111)-130831-  
ローマの哲人皇帝~マルクス・アウレリウス『自省録』
http://archive.mag2.com/0000257388/20130831120000000.html


本誌では、マルクス・アウレリウス『自省録』を取り上げています。


過去に何度か読んでいます。
神谷美恵子訳の岩波文庫版に始まり、鈴木照雄訳・学術文庫版、そして今回水地宗明訳・京都大学学術出版会<西洋古典叢書>版。

私自身は、最初に読んだ神谷訳が落ち着いて読める感じです。
独特の格調がある訳文で、学術的な正確さという点では問題があるのかもしれませんが。

読んでためになる、あるいは読んで何かを感じる書としての訳としてなら、これでいいのではないかと思っています。

私の読み方は、何かの時にパラパラとめくってみて、勇気づけられたり励まされたり慰められたり反省したり…、という人生訓・処世訓的な読み方に過ぎないかもしれません。
本誌にも引用しましたように、このような読み方は、本書が書かれた本来の意味とは違うかもしれない、誤読と言われるかもしれないけれど。

とにかく騙されたと思って手に取っていただけたら、と思います。
パラパラと読んでみれば、何かしら心を打つ言葉に必ず出会えると思います。

 ・・・

さてこれで、ここ二年ほどに渡って取り上げて来ました、古代ギリシア・ローマ編を一区切りとします。

プラトンの中期以降の作品や、アリストテレスの全著作といった哲学書を始め、神話や歴史書等々。
読み残した古典の名著名作はまだまだありますが、一応の区切りとします。

できれば、キリスト教の始めあたりまでを取り上げたかったのですけれど、そうなると中世にも入ってしまいそうで。

 ・・・

来月以降、古代インドを勉強してみたいと思っています。

取り上げるべきものとしては、私の興味からどうしても原始仏教、原始仏典ということになりそうです。

その前に、仏教の底辺とも重なる古代インドの宗教・思想なども少しかじってみようと思います。

どうなります事やら…。
乞う、ご期待!


マルクス・アウレリウス「自省録」 (講談社学術文庫)
自省録 (西洋古典叢書)

マルクス・アウレリウス『自省録』―精神の城塞 (書物誕生―あたらしい古典入門)

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2013.08.29

小学書写教科書左手例PJ5三省堂~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii378号

先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第378号のお知らせです。

 ・・・

第378号(No.378) 2013/8/24「≪教科書プロジェクト≫【小学書写教科書に左手書字例を!】PJ5-3三省堂編」は、
【小学書写教科書に左手書字例を!】プロジェクトの第5回、6社教科書をのぞいてみる (3) 三省堂「小学生の書写」です。

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
 【小学書写教科書に左手書字例を!】プロジェクト・5
  6社教科書をのぞいてみる (3) 三省堂「小学生の書写」
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

今回は、三省堂「小学生の書写」を調べてみます。

・株式会社三省堂
http://tb.sanseido.co.jp/kokugo/23eShosha/index.html

130523sanseido_shosha

(画像)上記サイトより:しせいと えんぴつの もちかた


 ●「小学生の書写」
 ●左手書字について考えている編集委員
 ●編集にあたり大切にしたこと―楽しく確実に習得できる
 ●自らの学ぶ力を身につけ、自分で工夫しろ?!
 ●左右の違いへの配慮を
 ●左手書きへの差別


詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2013.08.28

ブログネタ「両利きになる練習したことある?」:<国際左利きの日>情報4

8月13日<国際左利きの日>に関連した情報の第4弾です。

(第1弾)
2013.8.13 8月13日<国際左利きの日>企画「ヒダリキックマガジン」で始まる!
(第2弾)
2013.8.18 レフチャス(LEFTEOUS)day2013:<国際左利きの日>情報2
(第3弾)
2013.8.19 雑学フェアにて~渡瀬けん著『左利きの人々』:<国際左利きの日>情報3

 ・・・

今回は「左利き」ネタではなく「両利き」ネタですが、関連ネタということで紹介します。


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 ●両利きになる練習したことある?

アメブロで、ブログネタ「両利きになる練習したことある?」というのをやっていました。
(クチコミ投稿期間 2013年07月31日~2013年08月14日)

詳細
結果

【両利きになる練習したことある?】
ある:73.3%
ない:26.8%
(足すと100%を超しますが、元の情報のままです。)

投稿記事の意見の中に、「両方使わないともったいない」というのがありました。
これはこれで「なるほど!」な考えです。

まあ、下↓のようなサイトもあるぐらいですから、それはそれでいいのでしょう。

両利きマスターズ: 両利きになりたい人が両利きになるためのサイト


ただ、このサイトの冒頭にもこんなふうに書かれていますが、

このサイトは両利きになりたい人が両利きを目指す事を目的に作成しました。両利きとは、左手も右手も同じくらいに使えるようになるという素晴らしい特技で、極めることができれば、日常生活において色々な事がはかどるようになります。

実際に、練習した人は多いようですが、それで成功したかどうかというと…。

まあ、難しいと思いますよ。

でも、それでいいのです。
なぜなら…。


 ●「両使い」は本当に得か?

両方使えたらホントにいいのか、と言いますと、実はどうなんだろう? といつも疑問に思っています。

私自身(強度の)左利きで、基本的に左しか使えません。
そうは言っても、世の中は右利き優位の右利き偏重社会ですので、否応なく右手を使わざるを得ないケースが出て来ます。
そういう場合右手/側を使うので、自然と(右利きの人よりは)左右がそれなりに使えるようになってきます。

また、仕事等で新たな技術を習うとき、まずは右手で教えてもらい、自己流で左手に移行させるという作業をする場合があります。
私はハンダごてや電動ドライバーなどは右手でも左手も同じように使えます。

ところが、右利きの人の場合、たいていのことが右手だけでできてしまいます。
たとえば、パソコンやテレビの電源を入れるような利き手でなくてもできる簡単な作業にしても、右手を自然に伸ばした向かって右側の位置にスイッチがあり、右手で使うのが便利になっているのです。
わざわざ左手をエイヤッと伸ばす必要はないのです。

日常生活では左手だけを使う必要というものがほとんどないのです。

そういう右利き優位の社会の中で、徐々に右使いを身に付けた“ちょっとだけ「両使い」”の私から見て、「両使い」の優位性云々はどうも納得できません。

本当に「両使い」が有利なら、もっとそういう人が増えているはずです。
自然淘汰説を適用するなら、といった意味あいですが。


「両使い」を野球でたとえれば、右打ち専門打者と左打ち専門打者に対して、両打ち打者(スイッチヒッター)でしょう。

実際には両打ちの打者は極端に少なく、現役で誰でも知っているような有名な選手と言えば、楽天の松井、阪神の西岡の両選手ぐらいです。
大半の選手は、どちらか一方です。

三冠王になった選手でも、野村さんにしろ王さんにしろ落合さんにしろ、みな片側打ちです。
イチロー選手にしろ松井秀喜選手にしろ、左打ち一本です。

これは、両打ちを身に付けるのは容易なことではない、という証明でしょう。
結局、自分の得意な側をより磨く方がより有効で、誰にとっても簡単な成功法ではないか、ということです。


利き手/側の問題にしても同じで、「両使いで得をする」とか、「効率よく作業する」というのは、勘違いではないか。

もちろん、ゼロとは言いませんが、コスト・パフォーマンスの点からいっても、あまり効果がないのではないか、という気がします。
努力の割に報われないものなのです。

要するに、成功した人だけが得をするのです。
先に紹介しました“両使い”サイト(「両利きマスターズ」)の言葉にもありましたように、《極めることができれば》という条件が付くからです。

「両利き」という言葉がありますが、これは右/左利きの中間に位置する人々における便宜的な呼び方だと考えます。
両方とも少しは使える、または利き手が動作ごとに右や左の両方に分かれるというケースです。
いってみれば、動作によって右手なり左手なり、両方ともそれぞれに利き手の役割を果たすことがある、という人。
利き手が動作ごとに左右混ざっている人です。
ホンモノの「両利き」=すべての動作でまったく同じレベルで使える人は、非常に稀です。)


 ●「両使い」の人

実際に「両使い」と言えそうな人はいます。

それは、かつてよくあったような左利きを特定の作業(字を書く、箸を持つ)のみ右手使いに「変換」させた(かつては「矯正」と呼んだ行為)人というのではなく、元々利き手も非利き手もある程度使えるという人

通常利き手の偏りの強い人では、たとえば右利きであれば、右手10の能力に対して左は3とか。
でも、そういう人では、右手の能力7でも左も6とか。

どちらかで傑出はしていなくても、両方そこそここなす能力があるというような。


このブログネタ「両利きになる練習したことある?」について書いている、こちらのブログ記事「練習してなる?」の中で「ガボちゃん」は、利き手/側と非利き手/側の違いを、ある動作を《マスターするまで比較的楽なのが利き側で、そうでないのが非利き側》、といったふうに説明されています。
私なりに言いかえれば、マスターするのが早い方、マスターしやすい方、が利き手/側ということでしょう。


 ●「習慣化する」

もしどうしても、「両使い」になって得をしたいと望むのなら、私から一つ提案があります。

訓練で身に付けるより、「自然と身に付ける」という方法です。

第二の天性と言われる「習慣化する」ということですね。
左利きの人が右利き仕様の社会の中で右使いを自然と身に付けるように。

これならできなくもない、という気がします。

よく左利きの人の中には、「だんだん右利きになって行く」という人がいます。
先ほども書きましたように、右利き偏重社会の中ではだんだんと右使いに慣れてくるものなのです。
大半は簡単な作業や動作だけですけれど。

そういうふうに習慣化するのです。

ただこの場合も、右利きの人の場合は、最初は訓練に始まります。
なぜなら、先ほども申しましたように右利きの人の場合、日常的に左手を使う機会自体が少ないからです。
意識的に行動しない限り、左使いしなくても済むのです。

で、最初のうちは意識的な行動としての訓練ですから、それなりの覚悟が必要と言ってもいいでしょう。
その行動が習慣化するまでは、努力あるのみです。


 ●脳と可塑性について

人間の脳には、確かに可塑性があります。
特に若ければ若いほど。

言ってみれば、補う力ですね。

事故にあっても補償する。
脳が多少損傷しても損傷個所を迂回して他の部分でなんとかする。

左右の両脳があるのは、そういうバックアップの意味もあるのでしょう。
高次機能でも、訓練で回復するという例があるようです。


脳には可塑性があるので、「利き手」を変えることもできる、というような考えもあるようです。

ただ、だからと言って「やればできる」とばかりに強制するのはどうでしょうか。
先ほども言いましたように、コスト・パフォーマンスを考えるべきでしょう。

脳自体に可塑性があり、ある程度のフォローができると言っても、実際には人により「利き」(偏側性・一側優位性)の偏りの度合いが違うわけです。

比較的軽度の偏りならば、どちらもある程度使える可能性が高いわけです。
しかし、強度の偏りを持つ人の場合は、偏りを克服するには、やはりかなり強度の訓練が必要になるでしょう。

なにしろ脳神経系の再構築が必要になるのですから。

そういう努力をしてまで必要になることかどうか、というのをしっかり見極めなければなりません。

「両使い」(「両利き」と呼びたいのなら、それでもいいですが)よりも、元々持っている「才能」である自分の「利き」を活かす方がいい、と私は思います。


*利き手と左利きの研究に関する3冊の本:
(日本)
『左対右 きき手大研究』八田武志 化学同人(DOJIN選書 18) 2008.7.20
―1996年11月刊『左ききの神経心理学』以降、世界で研究された成果を一般向けに読み物とした本。
(イギリス)
『非対称の起源 偶然か、必然か』クリス・マクマナス/著 大貫昌子/訳 講談社ブルーバックス 2006.10
―20年にわたる利き手・左利き研究の成果をまとめた本。
(世界)
『「左利き」は天才?―利き手をめぐる脳と進化の謎』デイヴィッド ウォルマン/著 梶山 あゆみ/訳 日本経済新聞社 2006.7
―自身左利きの科学ジャーナリストが、左利きの謎に挑み世界を駆けるサイエンス・ノンフィクション。
  

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2013.08.21

名作~推理編19~左腕の悲劇『ゴースタイズ・ゲート』左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii377号

先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第377号のお知らせです。

 ・・・

第377号(No.377) 2013/8/17「名作の中の左利き~推理小説編19~左腕の悲劇『ゴースタイズ・ゲート』中井拓志」は、
■名作の中の左利き■~推理小説編~の第19回、左腕の悲劇『ゴースタイズ・ゲート』中井拓志です。

今回は、夏ということで、夏と言えば怪談、とホラーを取り上げてみました。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
- 左腕の悲劇 -
 『ゴースタイズ・ゲート 「イナイイナイの左腕」事件』
   中井拓志/著
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


『ゴースタイズ・ゲート 「イナイイナイの左腕」事件』
中井拓志/著 角川ホラー文庫(2011.11.25)


 ●現代版オカルト探偵もの
 ●被害者しかいない?殺害現場
 ●左利きの犯行か?
 ●「イナイイナイの左腕」
 ●脳科学―大脳の機能
 ●<エイリアン・ハンド><半側無視>
 ●脳機能分化と「利き」と男女の違い

*参考:
『脳科学の教科書 神経編』理化学研究所脳科学総合研究センター/編 岩波ジュニア新書 2011/4/21


詳細は本誌で。

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2013.08.20

佐々木希写真集『ささきき』9月5日発売

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今ウィルコムのテレビCMの三蔵法師がかわいい佐々木希ちゃん。

私のここ十年で一番のお気に入りの女の子です。

その美人でかわいい希ちゃんの、ヤンジャンでは『nozomi』以来、なんと5年ぶり! という写真集が出ます。

佐々木希写真集『ささきき』集英社


この間、女性ファッション雑誌『PINKY』や『ノンノ』からのファッション系フォトブック『佐々木希 Non』『佐々木希 Non・non』や、女性アーティスト清川あさみによる『PRISM』『ノゾキミ』、テレビドラマからのフォトブック『佐々木希 Aoko Style Book 』など、女性目線の写真集が続いていました。
女性にも人気の希ちゃんとはいえ、男性から見るとちょっと物足りない…というもので、残念な思いでした。

その点で今回は、男性誌からの写真集ということで、男性希ちゃんファンも十分満足できそうな気がします。

水着あり下着あり、全編すっぴんという、ありのままの希ちゃん! だそうです。

期待の一冊ですね。

*『お茶でっせ』【佐々木希】関連記事:
・2011.12.27『佐々木希 Non・non』を買う!(思わず、ニコッ☆)
・2012.3.4佐々木希1stアルバム「NOZOMI COLLECTION」リリース決定!

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2013.08.19

雑学フェアにて~渡瀬けん著『左利きの人々』:<国際左利きの日>情報3

8月13日<国際左利きの日>に関連した情報の第3弾です。

(第1弾)
2013.8.13 8月13日<国際左利きの日>企画「ヒダリキックマガジン」で始まる!
(第2弾)
2013.8.18 レフチャス(LEFTEOUS)day2013:<国際左利きの日>情報2


先週訪れたイオン系のスーパー内書店「未来屋書店」で、雑学文庫フェアをやっていて、渡瀬けん(謙)著『左利きの人々』(中経の文庫)が平積みで並んでいました。
奥付には、2013年6月8刷とありました。

左利きに関する本でこれほど重版されるのは、めずらしいことです。

昔聞いた話では、左利きというタイトルのついた本は売れない、と業界では言われているそうです。

ですから、ホントにこれは、結構スゴイ記録なんですよ!


まだお読みでない方は、ぜひ手に取って読んでいただきたいものです。

雑学系の本と言いましても小難しい本ではなく、見開き2ページの片方に一話完結の短いエッセイを掲載したものです。

日ごろ読書の習慣のない方でも気軽に読めます。
ちょっとした話題作りにもご利用いただけるでしょう。


*過去の記事:
2011.12.31 雑学文庫フェアで『左利きの人々』が…
2008.12.29 左利き本の新刊『左利きの人々』渡瀬けん著

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2013.08.18

レフチャス(LEFTEOUS)day2013:<国際左利きの日>情報2

8月13日が<国際左利きの日>だったせいか、左利きの情報が色々と入ってきています。
私の処理能力が、最大週に記事二本分ぐらいなので、なかなか消化できません。
ボチボチ書いて行きます。

 ・・・

8月13日<国際左利きの日>に関連した情報の第2弾です。

(第1弾)
2013.8.13 8月13日<国際左利きの日>企画「ヒダリキックマガジン」で始まる!


130813lefteious_hasibukuro

(画像:LEFTEOUS箸袋 過去のサイト画像より)

毎年この日に「お箸を左右逆さまに置くイベント」(注*)を繰り広げている『レフチャス』が今年も頑張っています。
何と8年目だとか。

LEFTEOUS facebook

今年はマグカップを作成したそうです。

レフチャスマグカップ/「右利きの人たちも、左利きの人たちも、お互いの違いを楽しもう」というメッセージをベースにレフチャスマグカップを制作中。8月13日から購入することもできます。

一年にたった一日とはいえ、この日のためにそれなりの準備も必要でしょう。
毎年毎年の努力は頭が下がります。

これからもできうる限り続けて欲しいものです。
期待しています。

ただ、今年私自身失念していましたように、年一日限りというのは、関係者以外はつい忘れてしまうものです。
サイトがあるとはいえ、その辺がちょっと考えどころではないか、という気がします。

(注*)

■ お箸を左右逆さまに置くイベント/お箸をいつもと反対に置くことで、左利きの人たちの感じる違和感を右利きの人たちに楽しんでもらうイベント》【レフチャスDAY2013】fecebookより

過去の活動歴は以下のサイトから↓
レフチャスLEFTEOUS

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2013.08.15

左利きの悩みと“卒業”(5)~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii376号

先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第376号のお知らせです。

 ・・・

第376号(No.376) 2013/8/10「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その20― 左利きの悩みと“卒業”(5)本人でない場合(2)」は、
▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲―その20― 左利きの悩みと“卒業”の第5回、本人でない場合(2)です。

今回は、左利きの悩みの問題に一番関心を持って見るであろう人―左利きの子を持つ親の立場から考えましょう。
という前に、以前から繰り返し述べてきたことではありますが、左利きの子供への対処について思うことを書いてみました。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 本人でない場合(2)
  ―(左利きの子供を持つ)親の
   “卒業”を考える前に言っておきたいこと
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●将来への不安と心配という悩み
 ●将来の悩みは、今日の悩みではない
 ●想像力が一番怖い
 ●あしたのことはあした考える
 ●社会は確実に変化している
 ●未来は良い方へ動かしてゆけばいい
 ●子供にとって大事なこと
 ●最初に成功すれば
 ●今を生きるその先に、未来が生まれる
 ●親の意志の範囲
 ●現実を見つめる
 ●どう生きるかを考える

*今回も参考にした、古代ローマ時代の哲学者・エピクテトスの著作
世界の名著〈第13〉キケロ,エピクテトス,マルクス・アウレリウス (1968年)

鹿野治助/編 中央公論社(1968)収録、エピクテトス「語録」「要録」
・『人生談義〈上〉〈下〉』エピクテートス/著 鹿野 治助/訳 (岩波文庫 1958/7/5)
―『世界の名著13』の「語録」は抄録ですが、こちらは全訳。今年初めに復刊されたようです。
セネカやマルクス・アウレリウスと並び称されるストア後期の哲人エピクテートスの語録、提要、断片からなる、人間味あふれる哲学書。
 

詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
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読書でのベストテンごっこ~おまけの50選から

―第110号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2013(平成25)年8月15日号(No.110)-130815-  
私の読書論-48- 齋藤孝『古典力』を読む(6)
http://archive.mag2.com/0000257388/20130815120000000.html

本誌では、齋藤孝『古典力』(岩波新書 2012.10.19)の「おまけの50選」の一覧を紹介し、齋藤先生と私との違いにも触れ、<読書でのベストテンごっこ>の面白さということについて書いています。


この本を読んだ当時の感想は? といいますと―。

そもそもこの本を手に取った理由は、齋藤先生がどんな作品を選んでいるのか、という興味でした。

さらに、どのような読み方を提案されているのか、ということ。

実際に読んでみますと、出版社の紹介にあるほどの目新しいことは何もありませんでした。
ごく普通のスタンダードな古典の読み方であり、解釈と言えるでしょう。

そして実際に選ばれている作品も、それほど注目すべきところもありません。

まずはよく知られた(古典ですから当然ですが)作品ばかりです。

中でも目に付くのは、やはり初心者向けの選択という印象でした。

もちろん、そういう人向けならこれでいいわけで、全く矛盾はありません。

でも時に「これだけは!」という作品が含まれているのではないか、という期待があります。


間違っているかもしれませんが、
私が感じたものの一つが、これです。

『生物から見た世界』ユクスキュル、クリサート/著 日高 敏隆、羽田 節子/訳 (岩波文庫 2005)


1934年出版のもの。そちらの方では古典中の古典だそうです。
で、その後哲学者の間にも大きな影響を与えた著作だと言います。

これを一つ取りましても、一口に古典と言いましても、範囲がかなり広いものです。
ジャンルという意味だけでなく、時代という区分においてもそうです。


私の思うところの古典の一つの定義、「何世代にも渡って読み継がれてきたもの」というのがあります。

一世代を何年とするかは、人により解釈が異なるかもしれませんが、辞書によると30年とあります。

(広辞苑第六版より (1)(ア)親・子・孫と続いてゆくおのおのの代。親の跡を継いで子に譲るまでのほぼ30年を1世代とする。よ。)

そうしますと、百年ではまだ三世代ほど。
「何世代も」と言えば、百年ではまだ「ちと短い」とも言えます。

できれば、150年以上。
すると、1850年より以前でないと不十分な気がしてきます。

日本で言えば、ちょうど幕末に当たります。
ぴったりな感じですね。

近代前夜。
激動の時代に今こそ入らんとする時期。

で、私は、できれば19世紀以前といった判断を下したいと思うのです。


西洋においても、19世紀はまだ近代真っ盛りです。

単純な年数による西洋の区分としては―

紀元前500年~紀元500年頃までの千年を、古代。
500年~1500年までの千年を、中世。
1500年~、16世紀以降の500年ほどを、近代。

―とするようです。

近代のなかでも、19世紀以降の100年を、現代とする考えもあります。

実際には色々な政治的・文化的な意味を含めた区分法があるようですが。


私としましては、19世紀以降を現代扱いして、これ以降のものは、まだ古典に至らずという準古典といった扱いにしたいと思っています。

そうすることで、古典の数を減らして読みやすくしたい、という気持ちがあります。

それでも、まだまだたくさんの古典がありますけどね。
あーあ!

で、これらの中から自分の古典を選ぶというベストテンごっこがあります。

これからも機会を見て、これを色々と考えていきたいものです。

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2013.08.13

8月13日<国際左利きの日>企画「ヒダリキックマガジン」で始まる!

130813hidarikikbosyu


本日、8月13日は「国際左利きの日」INTERNATIONAL LEFT-HANDERS DAYです。

*参照:左利きの日を祝おう!
(最近の情報に欠けていますが…。)

私自身左利きライフ研究家を自称して、サイトを運営しています。
で、この日が来るたびに何かしたいと思いつつ、なかなかこれといったことができずにいました。

でも、今年はこんな嬉しい企画の情報が舞い込みました。

以前紹介いたしました左利きのサイト「ヒダリキックマガジン」で、

*参照:2013.8.4 左利き情報ポータルサイト「ヒダリキックマガジン」始まる


本日より、8月13日の国際左利きの日特別企画が始まったというお知らせです。

ヒダリキックマガジン特別企画:あったらいいなと思う左利き商品アイデア大募集!!

この度ヒダリキックマガジンでは8月13日の左利きの日特別企画として、左利きのあったらいいなの商品アイデア募集を開始いたします!/あなたの生活の中での困りごとや、あったらいいのに…と思うような商品のアイデアを是非投稿してみてください!//もしかしたら実際に商品化されるかも!?
なんと最優秀者には、最大2万円分のQUOカードのプレゼントもあるそうです。

左利きの人がグッとくるようなアイデア》をあなたも投稿してみませんか?

資格はありません。どなたでも気軽に応募できます。

◯募集期間:2013年8月13日~2013年9月30日まで


私も、あっと驚くようなものを期待しています。

私は関係者じゃないから、自分でも何か出そうかなあ。
実は長年温めている秘密兵器があるんだけど…。
(でも、特許取って儲けて老後の資金にしたいしなあ…。)


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2013.08.07

LGPJ16カッターナイフ6~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii375号

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(画像)左用⇔右用に変換できるタイプのカッターナイフの例
[左]【オルファ】エコカッターS型
[右]・コクヨ カッターナイフ(標準型・グリップ付き)青 HA-7NB


先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第375号のお知らせです。

 ・・・

第375号(No.375) 2013/8/3「レフティ・グッズ・プロジェクト<左手・左利き用品を考える>第16回 カッターナイフ<6>」は、
レフティ・グッズ・プロジェクト<左手・左利き用品を考える>の第16回、カッターナイフ<6>です。

今回で一応おしまいです。
まとめ編になります。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  左利きが使いやすいカッターナイフを考える<6>
  まとめ編―大型・小型・ロータリー・その他・縦型
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 ●まとめ
 ●左手専用
【大型カッターナイフ】
・タジマツール サウスポー LC-504
・オルファ:OLFA レフティL型


 ●左右共用可能品
【小型カッターナイフ】
◆小型・中型左右両用(対称形)型カッターナイフの例
・オルファ 小型カッター A+ 215B
【ロータリー・カッターナイフ】
◆ロータリー・カッターナイフの例
・OLFA ロータリーカッターL型 41B


 ●物足りなさ
【その他のカッターナイフ】

 ●形状の左右性
【縦型カッターナイフ】
・コクヨ カッター フレーヌ 標準型 HA-S100B 青


 ●縦型の形状


詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2013.08.06

ジュール・ヴェルヌ『永遠のアダム』を読む&『ジャンガダ』出版

図書館で見つけたので読んでみました。

↓の記事でも紹介しました、

2013.6.2 ジュール・ヴェルヌの本2点『〈驚異の旅〉または出版をめぐる冒険』『永遠のアダム』

ジュール・ヴェルヌ『永遠のアダム』の短編集(一短編と三中編収録)です。

『永遠のアダム』 ジュール・ヴェルヌ/著 江口清/訳(文遊社 2013.6.1)

これは、昔、パシフィカ版『永遠のアダム・エーゲ海燃ゆ (1979年) (海と空の大ロマン)』収録)、『洋上都市 (1979年) (海と空の大ロマン)』に収録されていた作品で、その復刊です。

私は、「永遠のアダム」「老時計師ザカリウス」の二中編は、古屋健三氏の訳本、集英社『ドクター・オクス』 ヴェルヌ全集〈第24〉ドクター・オクス (1969年) (コンパクト・ブックス)(「永遠のアダム」「ザカリウス師」)で読んでいます。
初読は、短編「空中の悲劇」と中編「マルティン・パス」の二編となります。

「永遠のアダム」は、没後(1905年)に発表された作品で、息子ミシェルの手になるものという説もあるそうですが、私にはわかりません。
作風が違うと言われれば、そうかもしれません。
ただ私は、ヴェルヌの作品をすべてを読んでいるわけではないので、ホントのところは何とも言えません。

内容は、『旧約聖書』の「ノアの方(箱)舟」等の世界各地によくある洪水伝説に基づく文明の変転に関するお話。
遠未来の世界で一人の学者が発見した文書は、文明を謳歌していた「現代」(ヴェルヌの時代)における大陸沈没と、その後の弧島での退行した生活の日々を綴ったものだった。
人類の歴史は、海に消えた伝説の大陸アトランティスの文明のように、栄枯盛衰を繰り返すものなのだろう、という。

「空中の悲劇」は、当時の気球開発の歴史を基にした創作、のちの(当時の)最新の科学技術の解説をストーリーに織り込む手法の一端をのぞかせる。
気球の探検を始めようとすると、一人の気球狂?が乗り込んできて大騒ぎ…、という冒険譚。
「老時計師ザカリウス」同様、一種のマッド・サイエンティストものといったところでしょうか。
結末は悲劇ですが、気球で旅する感じが、<驚異の旅>第一弾『気球に乗って五週間』を連想させ、楽しく読めました。

「マルティン・パス」は、科学的な要素のない素の冒険もの。
原住民とスペイン人、その混血人の対立を背景に、原住民の主人公マルティン・パスと、支配層であるスペイン人の娘(と判明する)との恋が巻き起こす悲劇を描く。
主人公が娘の父親とともに、連れ去られた娘を奪回するべく追跡するが…。

「老時計師ザカリウス」は、驕れる時計職人が破滅するという、科学の思いあがりを描いたマッド・サイエンティストもの。
スイスの高名な時計職人だったザカリウスの製作した時計が次々と止まり始め、それとともにザカリウスの命も衰えるという現象が起こる。
弟子の青年は師の娘と結婚を誓う仲だが、娘との結婚を条件に時計の命を取り戻させようという不思議な人物が登場し、一同は最後に残った時計台へ向うが…。

「空中の悲劇」「マルティン・パス」「老時計師ザカリウス」の三作は、それぞれ1851年、1852年、1854年の発表で、<驚異の旅>シリーズで人気作家となる以前の作品です。
それぞれ、以後のヴェルヌを彷彿とさせるところのある作品になっています。

そういう意味では読むに値する作品と言えるでしょう。
逆に言えば、<驚異の旅>と呼ばれるヴェルヌの奔放なイマジネーションに満ちた冒険物語を求める人には、ボリュームの点からも内容的にも物足りない作品集と言えるかもしれません。

ただ、それぞれ原書の挿絵が掲載されていて、その面では買いかもしれません。
(ヴェルヌの作品では、挿絵のウェイトは大きいですからね。)

私は、買うべきか否か迷っているというのが、実状と言えるでしょう。
うーん!?

★新刊ニュース★
7月27日(28日?)、文遊社からヴェルヌ復刊の第2弾『ジャンガダ』が出版されました。

理由の一つは、ゲームになっているということのようです。
なんにしろ、長らく手に入りにくかったヴェルヌの本が手に取れ読めるのは、うれしいかぎりです。

『ジャンガダ』ジュール・ヴェルヌ/著 レオン・ベネット/イラスト 安東 次男/訳 文遊社(2013/7/27)


元本は、集英社コンパクトブックス版<ヴェルヌ全集>第20巻『ジャンガダ』のようです。

「夜は美しく、大筏(ジャンガダ)は流れのままに進む」 イキトスの大農場主の秘めたる過去、身に覚えのない殺人事件、潔白を示す暗号は解けるのか!? アマゾンの川面が黒く、金色に光る……ジュール・ヴェルヌ、圧巻の長篇小説。レオン・ベネットによる、挿画84点を収録した完全版。書容設計:羽良多平吉
イキトスの大農場主の秘めたる過去、身に覚えのない殺人事件、潔白を示す暗号は解けるのか!?アマゾンの川面が黒く、金色に光る―ジュール・ヴェルヌ、圧巻の長篇小説。

*参照:
・『レフティやすおの左組通信』
「ジュール・ヴェルヌ Jules Verne コレクション」

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2013.08.04

左利き情報ポータルサイト「ヒダリキックマガジン」始まる

130725hidarikik


左利き系のサイトが、最近また少しずつですが増えてきているように感じます。
こういうものはある程度周期的に現れるようで、一時期下火になっていたのですけれど。

SNSでは左利きのコミュニティのようなものが色々あるようですが、誰もが気軽に見に行ける、アクセスできるものはあまりなかったように思います。

かつての「JSC(ジャパン・サウスポー・クラブ)」のような親睦グループ的なネット上の集まりがあった時期ほどではないにしても、個々にバラバラにではありますが、左利きをメイン・テーマとしたサイトが出てきています。

それらはたいてい個人のものなのですが、個人でもかなりの書き込み量を持つものが出てきています。

それらのうち、私が「これは!」と感じたものをおいおい紹介していこうと思っています。
(まあ、いつになるかは分かりませんが、私が紹介するまでは是が非でも続けていただきたいものです。)

それらのなかから、私の方に連絡をいただいたものを一つ紹介しておきます。


 ●左利き情報ポータルサイト「ヒダリキックマガジン」

7月17日から左利きに関心のある人なら誰でもが気軽にアクセスできる、
左利き情報ポータルサイト「ヒダリキックマガジン」
が始まりました。

左利きのモノ、ネタ、ヒトを紹介していくメディアです。/左利きのヒトの生活をちょっぴり豊かする情報を配信していきます!

Facebook
左利き情報サイト「ヒダリキックマガジン」

左利きの<モノ>、<ネタ>、<ヒト>の各カテゴリごとに左利きの情報を集めています。

ツィッターを利用してそれぞれのことがらにコメントできるようです。

まだ始まったばかりなので、これからですね。
左利きの人(強い左利き傾向を持つ人も、弱い左利きの人も)のみならず、身近に左利きがいる人、左利きの知り合いのいる人、左利きにあこがれている人、左利きを“食わず嫌い”している人―色んな人がアクセスして、左利きへの関心を抱く人の輪が広がってゆけばいいかなあ、と思います。

現実には左利きに関心を持つ人左利きに関して問題意識を持って見る人は、まだ決して多くはありません。
こういうサイトを通じてそういう人が増えてくれることを願っています。

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2013.08.01

ヤング他『時を生きる種族 ファンタスティック時間SF傑作選』

Jikansf


ロバート・F・ヤングの「たんぽぽ娘」がなぜか人気のようで、わがブログにも「ヤング」「たんぽぽ娘」のキー・ワードでの訪問者が少なくない昨今ですが、またヤングの作品を巻頭に掲げる時間SFの短編アンソロジーが出版されました。

『時を生きる種族 ファンタスティック時間SF傑作選』(創元SF文庫/2013)
たんぽぽ娘 (奇想コレクション)


時間エージェントは、9世紀の宮殿から『千一夜物語』の語り手シェヘラザードを連れ帰ろうとした矢先、見知らぬ世界へ飛ばされた。さらに彼女に恋をされ──ヤング「真鍮の都」に始まり、時と場所を問わず過去を撮影できるカメラを発明し、何本もの“真実の”歴史映画を製作した男たちの物語──シャーレッドの傑作「努力」まで、本邦初訳2編を含む全7編。すべて書籍初収録!

『時の娘』につづく時間SFの粋。本邦初訳3編に、7編すべて初の単行本収録作! 巻末の「努力」は海外短編SF史上にその名を刻む大傑作。

私は無条件に買いましたが、こういう機会に多くの方が海外作家の翻訳ものの作品に親しんでいただければ嬉しく思います。
そうして多くの部数が売れるようになれば、自然と単価も下がり買いやすくもなるという寸法です。

『時の娘――ロマンティック時間SF傑作選』(創元SF文庫/2009)


に続く、中村融/編のアンソロジーです。
Jikansf_tokiwoikirushuzoku


前回の<ロマンティック時間SF>に対し、<ファンタスティック時間SF>ということで、どういうイメージなんでしょう。

収録作:
ロバート・F・ヤング「真鍮(しんちゆう)の都(みやこ)」
マイケル・ムアコック「時を生きる種族」
L・スプレイグ・ディ・キャンプ「恐竜狩り」
ロバート・シルヴァーバーグ「マグワンプ4」
フリッツ・ライバー「地獄堕(お)ちの朝」
ミルドレッド・クリンガーマン「緑のベルベットの外套(がいとう)を買った日」
T・L・シャーレッド「努力」

「中村融『時を生きる種族』編者あとがき(全文)【Webミステリーズ!】」
によりますと、
「時間SF傑作選」と銘打った『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』(二〇一〇/ハヤカワ文庫SF)
それとの重複は避けることにした。じつをいえば、そういう縛りがあったほうが、作品選びは楽しくなる。
とのこと。

『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』(ハヤカワ文庫SF/2010)


本邦初訳も含めて、書籍未収録作を集めたものだと言います。

これも<ヤング「たんぽぽ娘」>効果だとすれば、それもいいか、という気になります。

 ・・・

<時間SF>テーマの作品には興味があり、過去にも新潮文庫版『タイム・トラベラー 時間SFコレクション』(1987)も持っていまして、もちろん集英社文庫コバルトシリーズ『たんぽぽ娘―海外ロマンチックSF傑作選2』(1980年)のシリーズも。

これらもまとめて読んでみますか?
楽しみですね。


 ・・・

ただいま発売中の『S―Fマガジン2013年9月号』では<サブジャンル別SFガイド50選>という特集をやっていて、そのなかにももちろん時間SFテーマもあります。


・過去と未来へつながる扉――時間テーマ 尾之上俊彦
・心震わす出会いと別れ――感動/ハートウォーミング 深山めい

―なんていうのも。

どういう作品が選ばれているかは、雑誌を読んでのお楽しみ!

少しおまけしとくと、『夏への扉』や『たんぽぽ娘』はもちろん、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの例のとか『時の地図』とか、ワクワクしてきますね。

他のジャンルの作品も当然ながら、名作ぞろいです。
(最近のものは読んでないけど…。)

 ・・・

こういうお楽しみアンソロジーがもっと出てくるといいなあ、と思います。

そのためには、この本がどんどん売れることが期待されます…。


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