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2013.04.07

左利きネットニュースでHP利き手テストページが盛況

ちょっと嬉しいことがありました。
うちのホームページの「<左利きプチ・アンケート>第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」が、4月5日夜10時以降だんだんと閲覧数が増え続け、6日正午で1000件を突破しました。
最終的に3200を突破。
7日もお昼の3時現在で1000件突破。
10時で総数3000、例のページは2700超。
他にも異なる学者さんによる利き手テストを扱ったページがいくつもあります。

これは、学者さんによって、どういう項目が検査にふさわしいかという考え方が異なるからです。
たとえば、日本人の学者さんによるもの(<左利きプチ・アンケート>第23回利き手調査3回目―H.N.きき手テスト)は、文字や絵を書/描く動作、およびナイフやスプーンあるいは箸を使うといった摂食に関わる動作を割愛して、いわゆる右手を使うようにという「変換」(俗に言う「矯正」―この表現は誤解を与える誤った表現と考えています。)の影響を省こうとしたものです。

できれば、他のページもご覧になって、比べていただけるとよいかと思います。

―というように、ちょっと大変なことになっています。
とはいえ別に私には影響はないのですけれど、ね。

従来、一日多くて10件程度、たいていは2~3件あればというところです。
以前、SNSのmixiの左利き関連コミュニティに取り上げられた時でも一日数百件程度でした。

ブログのほうも、三桁に乗って400ぐらいでしょうか。
うち「chapman利き手テストにそっくりな利き手診断テスト」が、250ぐらい。
こちらは7日に入ってから増え、9時台で500件(うち例の記事が350件)を超えています。

ほとんどがキーワード「利き手 テスト」での検索から。

どういう理由であれ、自分の記事を多くの方が見てくださるのは嬉しいことで、感謝感謝です。


 ●原因はネットの左利きニュース

昨日、どうしてこんなに、と思って調べてみますと、5日の夜、
「瞬刊!リサーチNEWS 左利きの人は全国で5.1% 左利きの人が感じている不満とは?」
というネット・ニュースが配信され、2chでも転載されて広まったようで、それに関して「利き手テスト」を調べる人が増えたということのようです。

これは、RPデイリサーチのアンケート結果をニュース記事に仕立てたもののようです。

「利き手はどちらですか?-リサーチパネル」

「利き手はどちらですか?」と聞いてみたところ、以下のような結果となった。

・右利き:87.9%
・左利き:5.1%
・もともと右利きの「両利き」:2.3%
・もともと左利きの「両利き」:3.8%
・わからない:0.9%

(リサーチパネル調べ、対象は3万1869人)

コメント欄を見ますと、60歳代も見られ、全般に年齢層は高いのかもしれません。


 ●左利きの比率について

比率について一言いいますと、左利き率が意外と低い、と言う印象があるかもしれません。
ただこれは自己申告のため、単純に「字を書くのが右、箸を使うのが右=右利き」と判定している人も多いのではないか、という気がします。

<もともと右/左利きの「両利き」>といった項目があるので、「両利き」意識のある人はそちらに投票するでしょうけれど、そういう意識のない人の場合は上に書いたように、単純に右利きに投票する可能性があります。

また、昔は社会的に左利きを嫌う傾向が強かったので、年配の人の中には「左利き」と見られるのを拒否する人もいるでしょう。

実際に利き手テストの結果ではないので、これぐらいの数値が“自覚的利き手の度合い”としては適切かもしれません。


ただしこの数値は、八田武志/著『左対右 きき手大研究』(化学同人 DOJIN選書18 2008.7.20)に掲載されている、1993年のきき手テスト結果の数値(p.66、表3-1きき手の世代間比較)と比較してもさほど大差はありません。
20年前の調査結果との比較ではありますが、今回の結果も一概に不自然とは言えない、ということでしょうか。


(表3-1きき手の世代間比較 /『左対右 きき手大研究』p.66)
◆1973年
男子=左きき:4.3% 両きき:7.2% 右きき:88.5% 
女子=左きき:2.3% 両きき:3.7% 右きき:94.1%
◆1993年
男子=左きき:6.2% 両きき:6.6% 右きき:87.2% 
女子=左きき:4.2% 両きき:3.6% 右きき:90.2%

◆今回
左利き:5.1% 「両利き」:2.3%+3.8%=7.1 わからない:0.9% 右利き:87.9%

 ●左利きの不便について

左利きの不便については、ごく一般に言われている内容をなぞっているだけで、特記すべきものはないという印象です。

自動販売機や自動改札機であったり、ハサミ、包丁などの刃物類、回転寿司の流れる方向とか。

なかに一部よく合点の行かないものがないとは言いません(例えば「サランラップを切る」―このメーカーの商品は使ったことがないのでわかりません、「かなづち」―左右の方向性があったか?)が、だいたいのところは、よく知られた例です。


左利きの置かれている現状がどのようなものであるか、今世の中に普及している道具や機械等がいかに右利き仕様であるかを、具体的に一つずつ例示しながら語っている本として、渡瀬けん/著『左利きの人々』(中経の文庫 2009)があります。


 ・・・

左利きの不便についての私の意見は、次の機会に改めて書きたいと思っています。

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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