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2013.02.15

本から何を学ぶかはその人次第

―第99号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2013(平成25)年2月15日号(No.99)-130215- 私の読書論-42- 本から何を学ぶかはその人次第


本誌では、前号で紹介しました、ユリウス・カエサル『ガリア戦記』を例にあげて、本から何を学ぶかについて書いています。

本の読み方、本からの学び方として、功利的な読み方は私の好みに反するところがあります。

功利的な読み方は、実用書のような本なら当然です。
実践的な知識を吸収することは必要不可欠なことです。

しかし、いわゆる古典の読書においては、そういう“得する”読み方、功利的・打算的、実利的な読み方のみを強調するのは、やはりちょっと恥ずかしいように思います。

何かしら読んでいるうちに自然と物事を考え、おのずから悟り、身に着いてくる<生きるための知恵>、あるいは<生き抜くための力>といったものを、広い意味で<教養>と呼ぶのだろうと思うのです。

そういう教養を身に付ける方法として、古典の読書というものがあるのだ、と私は考えています。
そういう読書でありたい、と私は肝に銘じています。


・ガリア戦記 (平凡社ライブラリー)/平凡社
・ガリア戦記 (講談社学術文庫)/講談社
・ガリア戦記 (岩波文庫)/岩波書店
・カエサル『ガリア戦記』―歴史を刻む剣とペン (書物誕生―あたらしい古典入門)/岩波書店

 
 
 

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2013.02.14

神事及び宗教と左利き(2)~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii351号

先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第351号のお知らせです。

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第351号(No.350) 2013/2/9「左利きとマナー(12) 神事及び宗教と左利き(2)」は、
<左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その19―>「左利きとマナー(12) 神事及び宗教と左利き(2)」をお送りしました。

 ●一般化、習慣化したタブーは?
 ●どの程度に不便かを考慮する
 ●配膳について
 ●外国での宗教的タブー
 ●“慣れ”の問題

宗教と左利きについては、まだまだ不勉強な私ですので、考えの至らぬところもあるかとは思いますが、現時点での私の考えを書いてみました。

詳細は本誌をお読みください。↑

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2013.02.13

“左手で書写チャレンジ”阿久津直記『たった2時間読むだけで字がうまくなる本』

帯に「左利きにも対応!」と謳った“字がうまくなる本”が出ています。

『たった2時間読むだけで字がうまくなる本』阿久津 直記 (宝島社新書 2013/2/9)


著者のブログ記事2013.1.31【宝島社新書より出版】にはこうありました。

私は毎回必ず、「業界初」の内容を盛り込もうと決めています。/ 今回は、/左利きの書き方を考察すること。/ 業界ではタブーと言いますか、/中々考えられることのなかったことですが、/これからは教え方も考えなければならないものだと/私は考えています。/ 特に小中学校の先生には参考にしていただけるかな/と思います。

ここで、《(左利きの書き方の)教え方も考えなければならない》という意見には賛同します。


以前、同じ著者の『恥をかかない 手書きできれいな字が書ける本』に書かれていた「左利きは、こうすれば左から右への横書くが書きやすい」を紹介したことがあります。

・メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第268号(No.266) 2011/7/9「左利きの教本について考える(4)『恥をかかない 手書きできれいな字が書ける本』」
・『恥をかかない 手書きできれいな字が書ける本』阿久津 直記 (中経出版 2011/3/1)

左手書き左利きの人向けのきれいな字の書き方について書かれた本がない、という記述には同感し、大いに期待したのですが、内容的にはほんのワン・ポイントの注意のみで、しかもあまりに他愛ない(と思える)助言にがっかりしたことがありました。

今度は一章(「第3章 “左手で書写チャレンジ”から考察する上達のポイント」)を割いて、「書写」講師としての解説があるらしいので、もう一度騙されてみることにしました。

字がうまく書けない人は書き方をカン違いしている/字がうまい人は書き方を知っている!/それを理解するだけです!/コツがわかればうまくなる!/左利きにも対応!/美文字ブームがきています。ただし、字がうまくなるには練習が一番ということで、現在出版されているほとんどの本がただの練習帳です。それも大切ですが、もっと大切なのは、自分の意識を変えることとちょっとしたコツ。それを解説したのがこの新書です。まず、だれでもちょっとしたコツでうまくなることを解説。意識改革をします。次に基本。線をまっすぐ書くこと。縦線、横線、それがまっすぐ書ければ誰でもうまくなります。そして、ちょっとしたコツの解説。言ベンの文字は、言の文字の右側をまっすぐにするだけで上手く見えるとか、三は上二つの横線の長さをそろえるとうまく見えるとか、そんなコツのいくつかを覚えれば、誰の文字でもいつの間にか美文字へと変わっています。著者は「2時間で字がうまくなる」をテーマに書写の講師を務める阿久津氏。実戦で鍛えた本当の解説です。
宝島社新書 たった2時間読むだけで字がうまくなる本

ちらっと立ち読みしただけですので、正確なところは判断できません。

「第3章 “左手で書写チャレンジ”から考察する上達のポイント」では、実際に一週間、自分で左手書きを試してみた様子を入れて解説されています。

右利きの人が左手で書いているものですので、左利きの人とはそのまま比べることはできないでしょう。
ただ、より不得手な人が書いているわけですから、参考にはなると思います。

まだまだ“左手書き専門のアドバイス”になっているわけではありませんので、その辺は割り引いて読むべきでしょう。

しかし、ここでも書いておられるように、文部科学省も左手書きについての指針といったものを出していません。
ましてや書道家/書家といわれる人たち、および書写の教科書を製作している人たちも、“左手書きの教科書”を作っていないのが現状です。

そういう中で、数少ない書写の“専門家”による研究として、見るべきものはあるのではないか、と評価しています。


私も納得できるアドバイスの例を書いておきます。

それは字を書く前に、まず“線”から練習する、ということ。
もう一つは、やはり道具―筆記具(ボールペンなり筆ペンなり)を選ぶ、ということの二点です。

弘法筆を選ばず、ということわざがあります。
確かに上手い人は多少ダメな筆でもそれなりにきれいな字を書けるものです。
そうは言っても実際には、上手い人ほどいい道具を使っているものです。

ましてやヘタな人は、道具を選ばなければダメでしょう。

左手書き・左利きの場合には、特にこの道具選びが大事なポイントになると思います。

本書には、左手書き専門ではありませんが、その辺の道具選びのアドバイスも書かれているようです。


うたい文句にあるような左利き対応のものになっているかどうかは、ぜひご自分でお確かめ下さい。

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2013.02.12

澁澤龍彦「左利き」『私の少年時代』より

サド裁判やエロティシズム、幻想文学の紹介等で有名なフランス文学者・評論家、澁澤龍彦(1928年(昭和3年)5月8日-1987年(昭和62年)8月5日)氏のオリジナル編集の自伝エッセイ集、
『私の少年時代』澁澤龍彦/著 (河出文庫 2012.5)


に収録されている<少年時代>の思い出を綴ったエッセイに「左利き」という小文があります。


昨年夏ごろにこの文庫本が出ていると知ったのですが、近所の本屋にはなく、現物を見る機会がないままになっていました。
(調べてみますと、これは新版で、以前から旧版は出ているようです。)

昨日大阪市内の本屋に行った際見つけました。
でも結構薄い文庫本なのに千円近いということで、結局今回は買わず、立ち読みですましておく、ということにしました。

肝心の「左利き」というエッセイも2~3ページぐらいの小文なのです。

記憶で、だいたいの内容をメモしておきましょう。


文字だけは右手で書くように母親からうるさく言われた。
始めは左手で書いていたが、母親から言われるとすばやく右手に持ち替えて書いていた。
そのうち右手で書くようになった。
今では左手では書けない。
理由は、字は右利きに向いているようで、左では書きにくいせいではないか。

それ以外は大抵左。
それで特に困ったこともない。

腕時計は右手にはめる。
(これって、字を書くとき邪魔にならないのかなあ?、と思うのですが…。)

でも、一つだけつらいことがあった。
それは左利き用のグローブがなかったこと。
右利き用のグローブの小指を入れるところに親指を入れて使っていた。

それと、刃物類も左利きには使いづらい。
昔は切り出し小刀で鉛筆を削ったりした。
右手用の小刀を左手で使うと、刃が裏返しになる。

ヨーロッパ諸国に行った時でもナイフとフォークは逆に持ち替えていた。
左手でナイフ、右手でフォーク。

末尾で、外国人の誰やらによると、左利きは頑固で偏屈、変わり者が多い。
とにかくそういう性格的にあまりよからぬ所があるという。
これは当たっていそうな気がする。
しかし左利きには犯罪者が多いという意見には、これはどうか?

 ・・・

改めて書いておきますが、一度読んだだけの記憶で書いています。
なので、正確な引用ではありません。
間違いがあればご容赦ください。

それでも、だいたいの内容は伝わったかと思います。

1928年(昭和3年)生まれと言いますから、戦前の左利きの子供の一例といえるでしょう。


ウィキペディアなどを見ていれば、澁澤龍彦という人がいかに変わり者とされているかがわかります。
私に言わせれば、これもやはり「左利き」の人の一つの性格と言えるでしょう。

なぜそうなるのか、なぜ変わり者扱いされるのか?

それはこういうことでしょう。

「左利き」の人というのは、ただそれだけで既に人とは違うと認識されてしまう、ということです。
右手より先に左手が出る、等の行動だけで。

自分にとっては自然なことが自然でないと見なされることへの違和感から、人とは異なった反応を取らざるを得ない、ということです。

自分は(あ)だと思っていることを、他人は(い)だと言えば、当然、あれっ? って気になりますよね。

そういうことを積み重ねれば、どうなるか。
自分の意見を出せば、その都度「違う」と言われてしまうとなると?

素直な人であればあるほど、このギャップには悩まされることになるのです。

それを外から見れば、変人とか変わり者ということになるのではないでしょうか。
そんな気がします。

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2013.02.10

今年もまた<左利きグッズの日>でした

今日も残り少なくなりましたが、2月10日は「左利きグッズの日」です。

この一年の間に<左利きグッズ>に関するニュースとして取り上げるに足るものといえば、「左利きグッズの日」記念第7回<LYGP>2013でも紹介しています、左利き用品開発計画【無印良品 プロジェクト ハートフル・左利き】ぐらいでしょうか。

『お茶でっせ』
2012.4.4 Project01左利き~空想無印cuusoo muji商品化企画の試み
2012.7.20 無印良品プロジェクト ハートフル・左利き

しかし、これもその後どうなっているのでしょうか。
製品化に向けて水面下で進行中なのでしょうけれど…。


最近の話題としましては、やはりキヤノンの新しいコンセプトのコンパクト・デジカメ「Canon PowerShot N」でしょう。

左右どちらの手でもズームやシャッターが切れるというのは、左利きの人には魅力です。

スペシャルサイト Canon PowerShot N

『お茶でっせ』
2013.1.30 左利きも楽しめる新カメラ、キヤノンPowerShot N4月下旬発売
2013.1.28 左(利き)右(利き)の手を選ばないカメラCANON PowerShot N

・PowerShotN ホワイト●Canon (中古品)


残念ですが、他にはこれといったニュースはありません。
 
ただ今「左利きグッズの日」記念イヴェント【第7回<LYグランプリ>2013】読者大賞のアンケートをメルマガ「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」実施中です。

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2013.02.07

LGPJ左利きが使いやすいカッターナイフ編(1)~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii350号

先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第350号のお知らせです。

350号。
一つの区切りですね。

週刊で7年超やってますから、この数字は不思議ではありませんが。

自分ながらよくやったと思います。
(自画自賛!)

ということで、これからもよろしく!
定期購読もよろしく!

【『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』新規購読者募集中!】

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まぐまぐ!『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 ・・・

第350号(No.350) 2013/2/2「レフティ・グッズ・プロジェクト<左手・左利き用品を考える>第10回 カッターナイフ<1>」は、
━レフティ・グッズ・プロジェクトLGPJ━<左手・左利き用品を考える>第10回のカッターナイフ編「左利きが使いやすいカッターナイフを考える<1>」をお送りしました。

━レフティ・グッズ・プロジェクトLGPJ━ ..第一土曜日掲載
 <左手・左利き用品を考える>第10回
左利きが使いやすいカッターナイフを考える<1>

 ●カッターナイフの種類
 ●問題点:出っ張りがてのひらに当たる
 ●二つ目の問題点:始めはみな「右手・右利き用」
 ●左右対称型と左手専用型

◆ロータリーカッターの例
「オルファ ロータリーカッターLL型 136B」
◆小型・中型左右両用(対称)型カッターナイフの例
「オルファ 小型カッター A+ 215B」
 


◆左手・左利き専用大型カッターナイフ
「オルファ レフティL型」
「タジマ サウスポー LC-504」
 

詳細は本誌をお読みください。↑

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2013.02.05

待て、そして希望せよ~NHK100分de名著『モンテクリスト伯』2013年2月

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なんと2月の「NHKテレビ100分de名著」『モンテクリスト伯』だそうです。

第1回 2月6日放送
 読み出したら止まらない その秘密
第2回 2月13日放送
 復讐する者される者 巧みな人間描写
第3回 2月20日放送
 革命が生んだ文豪
第4回 2月27日放送
 待て、そして希望せよ ~デュマのメッセージ~


 ●待て、そして希望せよ

見ている見ていないに関わらず、一言書きたくなってしまいます。
なぜなら私の座右の銘が、新庄嘉章訳のダイジェスト版『モンテ・クリスト伯』のラストに出てくる教訓の言葉、「待て、そして希望せよ」だからです。

その昔プー太郎時代、姉の書棚にあったこの本を読んで、このラストの言葉に感動して手帳に書きつけたのです。
この言葉が生きる支えになった、と言っても過言ではないでしょう。

・モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)
・モンテ・クリスト伯 7冊美装ケースセット (岩波文庫) アレクサンドル デュマ
 


・デュマ『モンテ・クリスト伯』 2013年2月 (100分 de 名著) 佐藤 賢一 (2013/1/25)

何を信じて生きるのか
 必要なものは――待つこと、そして希望すること。
--

先にも書きましたように、『モンテ・クリスト伯』の最後に出てくる言葉が、有名な「待つこと、そして希望すること」です。

現代の邦訳では、多くは「待て、そして希望せよ」と訳されているようです。

岩波文庫版・山内義雄訳では「待て、しかして希望せよ」とあり、新潮社版『世界文学全集〈第3-5〉モンテ・クリスト伯』(1961-62)での山内義雄訳では、「待て、而うして希望せよ」とあります。
この「而(しか/しこう)して」とは、接続詞の「そうして」「それから」の意味です。

佐藤氏によりますと、原文では単に二つのことを並べて言っているだけで、順番としての「それから」の意味はないそうで、「待つこと」と「希望を持つこと」の二つのことが大事だ、という意味だそうです。

私流に解釈して言いますと、

「志を持ち続け、常に準備を怠らず、来るべきチャンスを待て!」

もっと平たく言えば、「希望を持って、チャンスを待ちましょう」というところです。


何十年も前にダイジェスト版は読みましたが、私自身まだこの作品の完訳を読んだことがありません。
そのうち読んでみようと思いつつそのままです。

今度一度読んでみようと思います。

でも、入手できる本の訳文が古めかしい印象で、できれば新訳本が出て欲しいものです。


追記(2013.5.21):
*新訳版:
『モンテ=クリスト伯』アレクサンドル・デュマ作 大矢タカヤス訳 新井書院 (2012/6/27)
―A5判変形ペーパーバック、横組み・1486ページの一巻本、挿絵295枚収録、3800円+税。


新訳版が出ていたんですね、小出版社で。
未見ですが、古い訳本が多い中での新訳。オリジナルの挿絵も豊富で期待できそう。ただし横組みというのが、私にはちょっと…。
↓で試し読みできます。
内容見本

噂では、続刊として↓のヴェルヌ本も出るとかでないとか…?!
━━


 ●ジュール・ヴェルヌ版<モンテ・クリスト伯>

私の大好きな作家にジュール・ヴェルヌがいます。

彼は、《SFの父》あるいは、19世紀の科学冒険小説《驚異の旅》シリーズの作家として有名です。

実は彼の著作に、ヴェルヌ版<モンテ・クリスト伯>とも言うべき作品があります。
邦題『アドリア海の復讐』がそれです。

巻頭にヴェルヌからデュマの息子にあてた書状と、その返書が掲載されています。

ヴェルヌは、本作品を父アレクサンドル・デュマ(大デュマ/デュマ・ペール)の追憶に捧げるとし、

この作品で、わたしはマーチャーシャ・サンドルフを〈驚異の旅〉叢書におけるモンテ・クリスト伯たらしめようと試みた。
と書いています。
息子の小デュマ(デュマ・フィス)は、
あなたと父とのあいだにはきわめてあきらかな文学上の親近性がありますので、文学的にいえば、彼の息子はわたしよりもむしろあなたなのです。
とし、二人が兄弟であることを快とすると綴っています。

内容自体は、もちろん本家の方が分量的にも大きく、波乱万丈と言えるでしょう。
しかし、ヴェルヌの作品も上下二巻とこじんまりとまとまった、しかしそれなりにスケール感のある作品に仕上がっています。
私は楽しく読んだ記憶があります。

ヴェルヌの名作といえば、やはり『地底旅行』『八十日間世界一周』『海底二万里』などでしょう。
あるいは、『月世界旅行』や日本では児童文学の定番となっている『十五少年漂流記』といったところです。

しかし、この作品も非常に楽しめる冒険復讐物語です。
ついでと言ってはなんですが、この作品もお読みいただければ、と願わずにはいられません。


*ジュール ヴェルヌ版<モンテ・クリスト伯>
・アドリア海の復讐〈上〉 (集英社文庫―ジュール・ヴェルヌ・コレクション)
・アドリア海の復讐〈下〉 (集英社文庫―ジュール・ヴェルヌ・コレクション)


*他のNHKテレビ「100分 de 名著」の記事:
2011年11月放送:2011.10.31 アラン『幸福論』喜びは、行動とともにある!
2011年12月放送:2011.12.6 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』悲しみを、乗り越えよ-「100分 de 名著」NHK
2012年1月放送:2012.1.5 吉田兼好『徒然草』両面から物事を見よ!-「100分 de 名著」NHK
2012年2月放送:2012.1.29 新渡戸稲造『武士道』日本的思考の根源を見る-「100分 de 名著」NHK
2012年3月放送:2012.3.6 仏教は「心の病院」である!NHKテレビ「100分 de 名著」ブッダ『真理のことば』2012年3月
2012.4.2 「NHKテレビ「100分 de 名著」ブッダ『真理のことば』を見て本を読んで」
2012年4月放送:2012.4.3 紫式部『源氏物語』NHKテレビ100分de名著
2012年5月放送:2012.5.2 確かな場所など、どこにもない―100分 de 名著 カフカ『変身』2012年5月
2012年6月放送:2012.6.6 <考える葦>パスカル『パンセ』NHK100分 de 名著2012年6月
2012年10月放送:2012.10.2 鴨長明『方丈記』NHK100分 de 名著2012年10月
2012年12月放送:2012.12.5 <心で見る努力>サン=テグジュペリ『星の王子さま』NHK100分de名著2012年12月
2013年1月放送:2013.1.11 呪文に頼るのもよし?~100分de名著『般若心経』2013年1月

2013年3月放送:
2013.3.28 どんな時も、人生には、意味がある。フランクル『夜と霧』~NHK100分de名著2013年3月(再放送)
2013年4月放送:
2013.4.11 真面目な私とあなた―夏目漱石『こころ』~NHK100分de名著2013年4月
2013年5月放送:
2013.5.20 水のように生きる『老子』NHK100分de名著2013年5月
2013年6月放送:2013.6.5
生きる喜びは、どこにあるのか?『戦争と平和』トルストイ~NHK100分de名著2013年6月
2013年7月放送:2013.7.9
哲学とは、愛である『饗宴』プラトン~NHK100分de名著2013年7月
2013年11月放送:2013.11.10
「物語」に終わりはない『アラビアンナイト』~NHK100分de名著2013年11月
2013年12月放送:2013.12.11
切り離された者たちへ~ドストエフスキー『罪と罰』~NHK100分de名著2013年12月

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