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2005.08.25

鉛筆の正しい持ち方

「鉛筆持ち方補助具(練習具)あれこれ」お茶でっせ版新生活版 では、鉛筆の正しい持ち方を身に付ける補助具を紹介しました。
今回は、正しい持ち方について考えて見ました。

* なぜ鉛筆を正しく持つべきなのか *
「親力」の親野智可等先生も教育メルマガ「親力で決まる子供の将来」(2004/4/24 No.177-No.185「親力55・鉛筆の正しい持ち方は、学力に好影響がある。」)で、陰山メソッドで有名な陰山先生も著書で、それぞれ書いておられるように、今では学校でも積極的に鉛筆の持ち方を指導するようです(というか、指導せざるを得ない?)。

正しい持ち方ができないと、見た目が悪いだけでなく、手や腕や肩、体全体が疲れて長時間字を書けないので勉強もできなくなる、ということです。
たとえばペン先が見えないと覗き込むようになり、姿勢がくずれる。姿勢がくずれると体に無理な力がかかり、疲れやすくなる。当然、長時間の作業ができない、というわけです。

お箸と同じで、鉛筆も正しい姿勢できちんとした持ち方を心がけ、身に付けることが大切です。
正しい持ち方ができれば、それだけ指先も器用になり、何につけても得になります。

* 左利きの私の鉛筆の持ち方 *
私は左利きなので左利きの場合を例に申し上げます。
左利きの場合の鉛筆やペンの持ち方も、基本的に右利きの人の右手の持ち方の裏返し(鏡に映した映像=鏡像)で良いと考えています。
体全体や腕の動きで書くお習字の筆の持ち方とは違い、鉛筆は指先で微妙に動きをコントロールする作業なので、箸同様に右手の鏡像の持ち方で良いでしょう。特別な持ち方を考える必要はないと思います。

ときに、手首を曲げて向こう側から回りこむように書く人がいます。こういう書き方はどうなのか、という質問もありますが、これは脳の神経的なものが関係している―手と同側の脳のコントロールを受けていると想定されている、という学者さんがいます。右利きの人にも見られるもので、特に問題になることではないようです。
ただ、手首を曲げずに書く左利きの人では左利きの度合いが強く、曲げて書く人は左利きの度合いが弱いという知見があるそうです。
(坂野登『かくれた左利きと右脳』青木書店(1982年)による)

〔鉛筆の持ち方〕
・鉛筆の先の削ったところから1cmぐらい上を、中指の爪の付け根あたりと親指ではさむように持つ。もう一方を人差指の第二と第三関節(要するに、付け根とその先の関節)の間に渡す。
・この状態に人差指を添える。これで三本指で保持する形になる。
・基本的には、親指と中指で鉛筆を動かす。人差指はあくまでも動きにあわせて添える感じです。
・指先に力を入れ過ぎない、落とさない程度に持つのがコツかもしれません。力が強すぎると鉛筆のコントロールが難しくなります。
・鉛筆の角度は、45~60度ぐらい。

* 左手筆記の注意点:ペン先は柔らかいものを *
ただひとつ注意すべき点は、左手筆記と右手筆記の違いです。
何が違うのかと言いますと、それは横棒線を引くときの鉛筆やペン先の動きです。

文字を書くとき漢字でもかなでもアルファベットでも筆記の基本的な動きは、左から右であり上から下です。上から下は特に問題はありませんが、左右の動きは問題が起きます。

左から右への動きは、右手筆記ですとスッとペン先を横に滑らせるように引く書き方になるので、抵抗なくスムーズに書けます。
(水平方向から見ると) /→ 〔上からなでるような感じ〕
しかし、左手筆記では押して書くようになり、抵抗が大きく書きにくくなります。
\→ 〔下からさらうような感じ〕
そのため、なめらかに動かせるように、鉛筆の芯は柔らかめのものが良いと思います。芯が硬いと紙に引っかかったり、突き刺さしたり、紙を破ることがあります。

ペンの場合は、ペン先が柔らかめで、斜めにカットされているものが書きよいと思います。左利き用にそういうものが出ています。西洋は昔からペンの国ですので、子供用の低価格(プラスティック製なら七百円ぐらいからせいぜい千二、三百円程度 イギリスALH)の万年筆もあります。

ただペン先や鉛筆の芯の硬さ軟らかさの問題は、人それぞれ筆圧が違ったりしますので、一概には言えません。たとえば、横書きの場合、書いた上を手でこするので汚れることがあります。柔らかなものですとそれが余計にひどくなるので、それを嫌って硬めの鉛筆を使う人もいます。

* 左手筆記に革命を起こすかもしれない?「ヨーロペン」*
既報ではありますが、ボールペンおよび鉛筆(短い削った芯のみを交換するタイプ)で、「ヨーロペン」お茶でっせ版新生活版 というイギリス製のユニークな形状の製品が出ています。
これは、ペン軸とペン先の角度が異なっているもので、三角グリップを回転させて自分の筆記スタイルに合わせた角度を調節できる優れもので、左手筆記でも、書いた字の上をこすることがないという構造になっています。
これはこのペン先の角度の使い方で新たな左手筆記法を生み出す可能性を秘めていると思います。これから期待の筆記具です。

* 持ち方の基本が自然に身につく三角鉛筆 *
また、幼児用の鉛筆に、持ち方が自然に身に付けられるように、軸が三角になった鉛筆やクレヨンが出ています。多少お値段が高めです。公文(くもん)の太目の鉛筆の場合は専用の鉛筆削りも要るようです(ナイフで削れば別ですが)。
三菱鉛筆やトンボ鉛筆からも書き方用の三角軸の鉛筆が出ています。
また、「左利き右利き両用ぐるりっとGururittアクリル定規15cm 」お茶でっせ版新生活版 で紹介したイトーヨーカドーのブランド、“ぐるりっとgururitt”でも三角軸の「学習かきかたえんぴつ」が出ています。
小さい頃から、こういうものを使うのも良いでしょう。三本指で持つ基本が自然に身につきます。

◎公文◎ 
すくすくこどもえんぴつ(6B:対象年齢/2・3・4歳、2B:対象年齢/4・5・6歳)6本入り420円 (税込441円)
すくすくこどもいろえんぴつ 6色入り(黄・青・緑・赤・茶・オレンジ)480円 (税込504円)
すくすく さんかくくれよん 14色入り 価格 800円 (税込840円)
◎“ぐるりっとgururitt”◎
学習かきかたえんぴつ 2B・B 1ダース 399円(税込)(三角軸)
◎三菱鉛筆㈱◎
三角かきかた鉛筆  B・2B 1ダース入り 630円(税込)(三角軸の黄色と緑の二種の軸色の鉛筆がセットになっている)
・uni 硬筆書写用鉛筆(三角軸)4B・6B 1ダース入り 1260円(税込)/3本パック入り \315(税込)(硬筆書写用に芯を太くした商品)
㈱トンボ鉛筆◎ 
もちかたえんぴつ 2B・B 630円(税込)(六角軸・三角軸)(軸に書いてある線に親指の中心を合わせると、えんぴつを正しい角度(50°~60°)で持つことができる。もちかた練習用)
ステッドラー日本㈱◎  (主にアートや製図など画材や工芸用の専門家向け文具会社)
・マルスエルゴソフト 152 2B・B・HB 1512円(税込)(三角形状と新開発のグリップ感)
・マルスエルゴソフト 151 2Bのみ 1884円(税込)(太軸の三角形状のエルゴソフト 一般筆記だけでなくアート用にもOK)
・ノリスエルゴソフト 152 HBのみ 1008円(税込)(三角軸) 
ノリスエルゴソフト 153 2Bのみ 1512円(税込)(軸が太くしっかりとグリップできる。芯が折れにくく書き方の学習用として最適)
トリプラス 三角色鉛筆 128 NC 6 6色セット 756円(税込)(ノリスクラブシリーズ。 三角形の太軸で、鉛筆の正しい持ち方に役立つ)
―他にも三角軸の水彩にもなるクレヨン、三角軸サインペンもあるようです。

※参照サイト:
きれいな字とは:正しい姿勢と正しい鉛筆の持ち方 [きれいな字を書こう! 小学生の漢字!!]きれいな字書写研究会 
硬筆書写用鉛筆 三菱鉛筆:鉛筆の正しい持ち方
鉛筆の持ち方矯正器具のテスト
鉛筆の持ち方掲示板
鉛筆の持ち方フォーラム
 
※ただいま、『左組通信』「左利きphoto gallery〈HPG6〉左手/左利き用文房具(筆記具・定規・その他)」を鋭意製作中です。上記の持ち方練習具を含め、左手左利き用の文房具を各種集めて紹介します。→2005.11.24up

※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載して、gooブログ・テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。

*2008.4.30追記* 左手書字について―
・『左利きを考える レフティやすおの左組通信』
「左手で字を書くために―レフティやすおの左利き私論4―」
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
「左手書字の研究―実技編」(2008年より第三土曜日発行分に掲載)

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2005.08.20

鉛筆持ち方補助具(練習具)あれこれ

7.6の記事「イトーヨーカドーで見つけた左手・左利き用文具」 お茶でっせ版 新生活版で、トンボ鉛筆「もちかたくん 左手用」―左手用の鉛筆の持ち方を練習する補助具 113円(税込)を紹介しました。
その後も、鉛筆の持ち方補助具(練習具)に関して検索からの訪問者がけっこう多いようです。
そこで、今までに私が集めた補助具がいくつかありますので紹介しておきます。

pengrip4

■左右両対応(共用品)
1下の画像一番上:ペンシル・グリップ(Pencil grip)moulded(親指・人差指・中指の三指の正しい位置に合わせた成型形)―■左右両対応(矢印に鉛筆の先を合わせてはめる。それぞれの指位置に対応する三つのくぼみがあり、右手で人差指に使ったくぼみを左手では親指で、右手で親指に使ったくぼみを左手では人差指で使うと左手用となる。中指はへの字にくぼんでいてどちら向きにも対応しており共用できる)。イギリスの左利き専門店ANYTHING LEFT-HANDEDより購入。

2下の画像上から三番目:ペンシル・グリップ(Pencil grip)三角形(親指・人差指・中指の三指に対応する正三角柱形)―■左右両対応(対称形になっているので、左右どちらの手でも使える。差し込む向きにこだわらず使える)、イギリスの左利き専門店ANYTHING LEFT-HANDEDより購入。 

3下の画像一番下:ペングリップ(サンスター文具、ペングリップ セクト 5C)―■左右両対応(三指対応の三角形、五色セット)スーパー、イトーヨーカドーで94円で購入。五本入りで定価百円なのでとてもお安い、お買い得商品。

●左手専用品
4下の画像上から二番目:もちかたくん 左手用(トンボ鉛筆)―●左手専用(あらかじめ左手の親指の爪の中心に真っ直ぐな線を引き、鉛筆の先から差し込んだもちかたくんの親指を当てる部分にある印に爪の線を合わせるように持つ。)、スーパー、イトーヨーカドーで113円で購入。(もちろん右手用もある)

どれも子供だけでなく大人ももちろん使えます。
1をのぞくと皆ソフトなグリップで、これも以前こちらで紹介したことのある「ヨーロペンyoropen」お茶でっせ版新生活版 のグリップと同じ材質のようです。

字を書くとき指に力が入り過ぎて疲れるという人にもいいかもしれません。

他にも、指位置対応のグリップでクツワから4色セットのものが出ています。しかし、こちらは右手用のもので、左手用としてはちょっと使いにくそうです。人差指の凹みが斜めに入っているので、この向きが左手では逆になり、指が添いません。

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「プニュグリップ」について
※2005.8.21 訂正です。
クツワの製品に対して「鉛筆の持ち方矯正器具のテスト」というサイトによりますと、「上下逆に差し込むと、左利きの人にもそのまま使える」とあります。(まだ実物を試していないので、確認は取れていませんが、確認が取れ次第また報告します。)
私は、売り場でパッケージの上から確認した範囲では、形状が片すぼまりになっているようで上下入れ替えが難しい印象を受け、右手・右利き用で左手・左利きには不向きと判断しました。
ただ、商品のパッケージにもホームページにも左手用の使用法の記載がなく、誤解を受ける要素があります。せっかくの両用可能な製品がもったいないと思います。これは何もこの商品に限ったことではありませんが、両用可能な商品では左利き用の使用法も明記していただけると親切です。(もちろん明らかに左右対称で記載の必要のないものがあることは事実ですが…。たとえばここで取り上げたものでは、サンスターのものなど。)
※参照:クツワのホームページHOME>> 商品紹介>> オリジナル>> スタッド>> ファイル・小物の「ブニュグリップ」の説明文―
ブニュグリップ 本体価格100円(105円税込)本体:H40×W15×D15mm
「特徴:ソフトで握りやすい鉛筆・ペン用グリップ、滑りにくく、疲れにくくなります。くぼみに合わせて指を添えることで正しい持ち方を習慣づけることができます。」

* 再訂正 * 2005.10.18
2005.10.16「左手用」プニュグリップを入手。これで従来品が右手用と判明。やはり、私の読みどおり、この従来品は右手用でした。「左手用」は「クツワSTAD左手用・左利き用文具」2005.10.18 お茶でっせ版新生活版に書いたように、赤地に白抜き文字で「左手用」の表記と、左手用マーク、左手での実際の使用例の写真を入れています。
従来品も無理やり上下を逆さに使えば、左手用になる、とも言えますが、多少差し込みにくく、指の位置も微妙に違うような気がします。
左手練習用には「左手用」を、単にグリップとして使用する場合は、左右を選ばないタイプが色々出ていますので、そちらを使いましょう。

※再々追記:2005.11.27
―昨日、偶然立ち寄ったイトーヨーカドー文具売場で、従来のプニュグリップのパッケージに「右手用」表示右手使用時の写真例が入っているのを確認しました。「右手用」と「左手用」がそれぞれ並んでいました。パッケージ・デザインはまったく同じで、内容が違うだけでした。配置を換えて左右対称デザインで強調して明確に区別してみる、というような工夫はありませんでした。

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また「ユビックス」というものもあります。くわしくは知りませんが、人差指と中指の間にはさんで使うもののようです。トンボ鉛筆のサイトには、「もちかたくん」とセットになったものもありました。左手用と右手用があるようです。

補助具ではなく、自然に三本指で持つように鉛筆自体を三角軸にした製品が、公文やトンボ鉛筆や三菱鉛筆からも出ています。公文からは三角軸クレヨンも出ています。
小さいうちからこういうものを使うのも、正しい持ち方を身に付ける良い方法です。

※ただいま、『左組通信』「左利きphoto gallery〈HPG6〉左手/左利き用文房具(筆記具・定規・その他)」を鋭意製作中です。上記の持ち方練習具を含め、左手左利き用の文房具を各種集めて紹介する予定です。→2005.11.24up

※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載して、gooブログ・テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。

*2008.4.30追記* 左手書字について―
・『左利きを考える レフティやすおの左組通信』
「左手で字を書くために―レフティやすおの左利き私論4―」
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
「左手書字の研究―実技編」(2008年より第三土曜日発行分に掲載)

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2005.08.19

じゃがいもがとれたよ

予定よりかなり遅れてしまったけれど新しいテーマで記事を書いてゆくことにした。

レフティやすおのガーデニング・ヤッホー~じゃがいもプランター栽培物語~その一
♪ガーデニング、ガーデニング、ヤッホー、ヤッホーヤッホー、ヤッホー!

今回からガーデニングについて書くシリーズを始める。しばらくはジャガイモのプランター栽培のことを書いてみよう!

jagaimo1

* 初収穫は1.6キロ! *
二月半ばに植えたジャガイモ(男爵)を八月六日にやっと採り入れた。ジャガイモ掘りである。
プランターがずっしりと重い!

掘り出してみると、なんと予想を大幅にうわまわる約1.6kg! 内訳は、大が四つ○ ○ ○ ○、小が六つo o o o o o、小小が三つ。。。ほど。
大は200~260g、小は85~110gである。(画像右上)
最大は長径約9cm重量260g。(画像左)

実は、ちょっと失敗したため採り入れが、遅くなってしまった。(この事情はまた回を進めてから報告しよう。)
幸い大きなマイナスにはなっていない様子。
やれやれである。

採れたお芋を料理したところ、きれいに粉が吹かない粉吹きイモになった。
乾燥が足りないせいなのだろう。採り入れ後、雨になり、天日干しが十分できなかったからではないか。
しかし、ご覧お通りきれいな黄色いお芋である。(画像右下)

*
次回から順を追って、栽培の始めからお話してみたい。

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2005.08.13

今年も今日8月13日はINTERNATIONAL LEFTHANDERS DAY

 今年もまた8月13日、INTERNATIONAL LEFTHANDERS DAY(国際)左利きの日がやってきました。
 この「お茶でっせ」で迎えるのも昨年に続いて二度目です。
 昨年は、過去の海外でのこの日の様子を伝える左利きの会の会報や雑誌の画像など紹介しました。
 今年は、『左組通信』で掲示板「左利きの願い事」を用意して、皆様に書き込みをしていただこうという企画を実施しています。
(下記参照↓)

 今のところ不発のようですが、いえこれもみな宣伝不足なだけで、私の力の至らなさを示しているだけです。
 きっとそのうち浸透してくるだろうと期待しています。(どうかなぁ…)

 日本でも、左利き用品を用意して、右利きの人に実際に左手用を"右手"で使ってもらって、普段左利きの人が感じている不便を体感してもらうような機会が作れたらいいだろうなと思います。ちょうど福祉の授業などで行う(車椅子で街に出る、目隠しして街を歩くなど)障害者の疑似体験のように。

 メーカーさんとか販売店さんとかにお手伝いしてもらって大々的にできるようになれば、おもしろいと思うのですが…。
 来年はぜひそういう企画を試みてみたいものです。今からご協力をお願いしておきましょうか。

 というわけで、こういう日があるということをぜひ多くの人に知っていただきたいものです。
 そして一年に一度でいいですから、左利き右利きに関わらず、左利きについて考える機会を持っていただきたいものです。

「左組通信」左利きの日の企画―左利きの願い事:
●2005.07.26 あなたの左利きの願い事を教えて!―"左利きの日"企画 お茶でっせ版新生活版
・書き込みはこちら→<左利きの願い事―左組掲示板>

ただ今実施中の<左利きプチ・アンケート>
●2005.8.6 お知らせ-左利きアンケート第19回(国際)左利きの日を知っていますか お茶でっせ版新生活版
・投票は『レフティやすおの左組通信』の表紙アンケート欄よりお願いいたします。
このアンケートの結果を見る

昨年の<国際左利きの日>の記事:
●2004.08.12明日8月13日は「左利きの日」
●2004.08.13きょう8月13日はINTERNATIONAL LEFTHANDERS DAY 「左利きの日」
・ホームページの関連ページ―レフティーズ・ライフLL再録5「新たなる希望!」

※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載して、gooブログ・テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。

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2005.08.12

左利きの質を持つ片岡鶴太郎の半生記『筆のゆくまま、心のままに』から

 片岡鶴太郎さんの本が出ています。『筆のゆくまま、心のままに―片岡鶴太郎半生記』生活情報センター刊
 この本を見て思うところを書いてみます。

* 片岡鶴太郎の左手で描く絵と書 *
 氏の幼少時代から、お笑い芸人、役者、ボクサー、そして画家としての半生記+絵の実作の様子をまじえた「実践!鶴太郎流墨彩画講座」が巻末に付いているもので、少し大判のものになっています。懐かしい写真も掲載されています。(いやぁ、若かったねえ。今や巨匠の風格が出てきましたからね。私と同い年とは思えません!)

 絵の実作のページでは、テレビの趣味の番組などで披露されていたように、左手に筆を持って描いておられます。もちろん文字も左手です!
 あとがきなどもみな左手の書です。字としては、正直ちょっと読みにくいのですが、味わいがあります。

 おじいさんが羽子板の絵を描く職人さんだったそうで、元々そういう絵心が氏の中にも遺伝していたようです。
 ブログでも書いておられるように、今では絵を描いている時が何より楽しいそうです。
「2005年08月07日 今日は蜻蛉の絵を…」片岡鶴太郎日記

 この本の絵の講座の末尾にも書いておられるように、鶴太郎さんはボクシングを始めてから、自身に「左利きの質」があることに気づいたそうです。右構えができず、始めからサウスポーだった。そして絵を描くようになっても、右手では筆が先走りすぎてダメだったそうです。ところが左手で描くようになって、魂がこもるようになった、と書いておられます。
 私なりに解釈すると、右手だと使い慣れた器用さからつい小手先の技法に頼ってしまうのではないでしょうか。それがふだん使い慣れぬ左手だと、一筆一筆描くことに神経が集中して、今まで気づかなかった自分らしさが発揮されて良い結果につながったのかもしれません。

 とにかく、右手を使うか左手を使うか、制約はない、と書いておられます。絵の描き方にも基本はある、しかし自分にあったやり方で描けばいい、と書いておられます。

* 右手でも左手でも本人しだい *
 もちろん絵や書は芸術ですから、それでいいのだ、でも実用は違うという見方もあるでしょう。
 字を書くときや箸を使うとか、基本のお作法は右手で行うものだ、という考えを持つ人はまだまだ少なくはありません。
 しかし、本当にそうでしょうか。ホントは右手でも左手でもいっしょじゃないのか。最低限守るべき基本はあるでしょう。しかし、自分にあったそれぞれのやり方で自分の力を最大限に発揮できれば、それが一番いいのではないでしょうか。

 形はいいが中身が足りないというのでは、生きている値打ちがないように思います。
 充実した人生こそ大切なのではないでしょうか。
 それには借り物でない、本来の自分らしい自分でいることが大事な気がします。

* ホントの自分とは? *
 そして、ボクシングを始めて自分の中にある左利きの質に気付いたという片岡鶴太郎氏のように、ホントの自分というものは、案外自分の知らないところにあるのかもしれません。
 右利きと思っていても左利きが隠れていたり、逆に左利きと思っていたら右利きが隠れていたり、etc。
 だからこそ、人生はいくつになっても色々と楽しめるのでしょう。

※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載して、gooブログ・テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。

*2008.4.30追記* 左手書字について―
・『左利きを考える レフティやすおの左組通信』
「左手で字を書くために―レフティやすおの左利き私論4―」
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
「左手書字の研究―実技編」(2008年より第三土曜日発行分に掲載)

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2005.08.08

「お茶でっせ」ココログ出版に向けて全記事を見直し中

* 刊本にまとめて、より良いものに! *

 「お茶でっせ」をココログ出版で本にしようと考えている。今、そのため出版に向けて過去の全記事を見直している。(ココログ出版というのは、ココログを本にしてくれる有料サービスである。)
 私の場合、かなりのページ数になりそうで、一冊あたりの単価はかなり高くなりそうである。でも、記念だから作っておきたい。

 それに、まとめて読んでみるとまた違ったものが見えてくるような気がする。今までは、部分ごとに印刷して文章を読みなおす機会しかなかった。刊本になったもので見ると、ウェブ上で見るのと、あるいは部分ごとの印刷で見るのとは異なる印象があろう。時間をかけて見直すことも可能になろう。
 そして、さらに高い次元のものにできるかもしれない

 初めの頃に書いた文章は、けっこう時間をかけて準備したものが含まれているので、今読んでも惚れ惚れするような名文句にあふれている! 名調子で書かれているものも少なくない!

 あらら、でしょう?
 我ながら仕方ないなと思うが、自分でつい酔ってしまう。
 客観的な判断ができなくなってしまう。困ったものだ。

* 記録として残しておきたい *

 それでもとりあえず全記事に目を通し、せめて誤字脱字などは正しておきたい。
 基本的に内容を書き変えることはしないつもりだ。
 そりゃそうだろう、自分なりの記録なのだし、明らかな誤解や間違い情報以外はそのときの自分の考えに基づくものなのだから、それは記録として留めておきたい。

 もし考えが変わっている場合は、新たに稿を書き下ろせばよいのだから。
 で、かつてはこうこうだったけれど、今はこうこうだと改めればよい。

 そのほうが読者にもわかりやすいのではないだろう。
 いつの間にか書き換えていたというのも変だろう。

 追記することはその後の関連記事の情報と、経過および結果報告的なものだけにしたい。

 とはいえ、まったく手を入れないということもない。理解を助けると思われる場合は適宜書き加えている
 あるいは、表記を太字にしたり、色を変えて読みやすくしたりしている。(ただし、これは本には反映されないらしい。タグなどは無視されるという。リンクも入るわけはないし、字体も変わらない。変えたければ字そのものを変えるしかないようだ。リンクもアドレスを直接表記しないといけないのだろう。)

*
 さて、この作業、終了するのはいつだろうか。
 早く何とかしたいものである。

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2005.08.06

お知らせ-左利きアンケート第19回(国際)左利きの日を知っていますか

 『レフティやすおの左組通信』表紙で8月7日より実施します、左利きプチ・アンケートの第19回(国際)左利きの日を知っていますか のお知らせです。

<左利きプチ・アンケート>第19回(国際)左利きの日を知っていますか 

「8月13日」は国際左利きの日INTERNATIONAL LEFT-HANDERS DAYとして、1993年から毎年、イギリスやアメリカでは現地の左利きの会がイベントを実施しています。

※「左組通信」の表紙で、イギリスの左利きの会THE LEFT-HANDERS CLUBのINTERNATIONAL LEFT-HANDERS DAYのサイトへのリンクを貼りお知らせしています。
また、わが「左組通信」でも何かできたらいいなぁということで、今年は、「あなたの左利きの願い事を教えて!―INTERNATIONAL LEFT-HANDERS DAYに向けて」という企画を実施しています。
<左利きの願い事―左組掲示板>を用意していますので、あなたの左利きにまつわる願い事をお聞かせください。

また日本では、数年前に「レフト(0・2・10)」の語呂合わせで、「2月10日」を日本版左利きの日として、祝おうという動きがありました。(残念ながらここ一、二年は、一部の有志の皆様だけがお祝いされているようで、大きな動きはない模様です。)

あなたは、この「8月13日は左利きの日」をご存知でしたか。
以下の選択肢から一番ふさわしいと思うものをひとつ選んで投票してください。
(知っていて、かつ実際に参加したことがあるという方は、1または5に投票してください。)

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、どちらか判断した上で投票してください。(どちらかの手が不自由等で必ずしも利き手を使っていない人は、実際に使っている手の方で投票にご参加ください。)

*一言言わせて、という方は投票後に表示されます一番下の「ご意見ボード」をご利用ください。もっと言わせて、という方は掲示板もご利用ください。貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

1 (右利きの人)知っていた(参加したことがある)
2 ( 〃 )知っていた(数年以上前から)
3 ( 〃 )知っていた(最近、数年以内)
4 ( 〃 )知らなかった
5 (左利きの人)知っていた(参加したことがある)
6 ( 〃 )知っていた(数年以上前から)
7 ( 〃 )知っていた(最近、数年以内)
8 ( 〃 )知らなかった

※お手数をおかけしますが、投票は『レフティやすおの左組通信』の表紙アンケート欄よりお願いいたします。

このアンケートの結果を見る


昨年の<国際左利きの日>の記事:
●2004.08.12明日8月13日は「左利きの日」
●2004.08.13きょう8月13日はINTERNATIONAL LEFTHANDERS DAY 「左利きの日」
・ホームページの関連ページ―レフティーズ・ライフLL再録5「新たなる希望!」

「左組通信」左利きの日の企画―左利きの願い事:
・2005.07.26あなたの左利きの願い事を教えて!―"左利きの日"企画 お茶でっせ版新生活版
<左利きの願い事―左組掲示板>

※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載して、gooブログ・テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。
また、アメブロ版「レフティやすおの作文工房」、ヤプログ版「「レフティやすおの本屋」店長日記」 にも転載しています。

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2005.08.04

シャトル左利き野口さんの船外活動サポートに思う

* 補修作業で野口さんサポートにまわる *

スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗している<左利き>の野口聡一さんについては、既に多くの方が書いていらっしゃるので、パスするつもりでしたが、昨日の夕刊(わが家は産経新聞)の記事を見ると一言書かずにはいられません。

スペースシャトル計画史上初の宇宙空間における船外活動によるシャトルの損傷補修作業を実施することになったのですが、この作業を野口さんらが担当することになったというわけです。ところが、なんと見出しにこうあります。

シャトルきょう補修作業/左利き野口さんサポート担当/右利き用工具「使いづらい」

記事内容は、

船外活動のチーフは野口さんだが、今回の人選では、作業に使う工具が右利き用で、左利きの野口さんには使いづらいのが理由のひとつになったという。

というわけで、実際の作業はスティーブン・ロビンソン飛行士(49)が担当し、野口聡一さん(40)サポートにまわるとあります。
どうやらこの作業は無事に終了したようで(実際には手で簡単に抜き取れたようで、工具は必要なかった様子)、まずはホッと一安心というところでしょうか。

それにしても、前回の「コロンビア」の事故で、あらかじめこういう補修作業を想定していたであろうはずなのに、工具のひとつが作業に当たる人(少なくともそのうちの一人)に不向きな右利き用のものであった、というのはお粗末すぎる感じがします。利き手に関して調査していなかったのでしょうか。

だって、チーフが左利きなのに、右利きの工具しか用意してないなんて・・・。
NASAも全く想定していなかったんでしょうね。
これは職務怠慢なんでしょうか?
―なんて意見もあります。 (参照):備えあれば憂いなし(汗

野口さんにしても、道具が不適当なために自分の能力を発揮できないというのは、期待に応えられず情けない思いと、道具さえあればという切なく哀しい思いとが胸に去来していたのではないでしょうか。

左利きについて色々考えている私にとっても、これは非常に悲しいことです。
(もちろん理由のひとつにすぎないわけで、他にも考慮しなければならない事由があったのでしょう。単に私の思い過ごしで、ご本人はそれほど切実に感じてはおられないかも知れません。)


* 宇宙開発の技術も、所詮は日常の積み重ね ~ 普段から左利き対応、UD対応を! *

宇宙開発などというと、いかにも科学の最先端と思われがちです。
しかし、その実態は既存の科学技術の寄せ集めというか、成果の上にあるわけです。個々の機械・道具というものもわれわれが日常使用するものが基本になっているのでしょう。
まったくの新開発の物ばかりではないわけです。
即ち、日常のわれわれの生活の延長線上にあるわけで、私たちの生活にないものはそこにもまずないと考えた方がいいわけでしょう。
左利き用のない工具に関しては、宇宙開発用のものもやはりないのです。

だからこそ、私たちは日頃から左手用の左利き用の道具や機械などの必要性を訴えていかなければならないと思うのです。
いや、少なくともユニバーサル・デザインの道具を普及させて誰でも使える道具や機械というものを社会の基本にしてゆかねばならないと思うのです。
そして特殊なものに関しては、利き手に応じて使用可能なものを作ってゆくべきでしょう。


* だから左利きはダメだ、なんて思わないで! *

余談ですが、今回の右利き用の工具が使いづらいうんぬんに、これだから左利きはダメだ、と考える人が出てこないことを願っています。
ある特殊な製造業の会社の社長さんは、社員の入社試験の面接でいっしょに食事を取りその「利き手」を確認して、「右利きの人だけ」を採用するそうです。特殊な作業用の機械や工具に左利き用がないから、というのがその理由だそうです。
一見筋が通っているようですが、ちょっと変な気もします。くわしくは書きませんが…。


* 野口さんは「レフティサーブ」渡瀬さんの高校の後輩 *

もうひとつ―今週の『レフティサーブ』「[96号]宇宙飛行士」によりますと、発行者渡瀬さんにとって野口さんは高校の後輩にあたるそうです。ウーン、意外なところに意外なつながりが…。

 計器類や道具なども、おそらく左手では扱いにくいものも多いだろう。
 それでもメンバーに選ばれた野口さんの能力と、それを認めたNASAの判断に敬意を表したい。

―さて、どうだったんでしょうか。
とにもかくにも、あとは、ただ無事の帰還を祈るばかりです。

※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載して、gooブログ・テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。
(※新生活版

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2005.08.01

アメリカでもめずらしい!左利き用の箸

昨日に引き続いて、またまたお箸の話で、恐縮です。

アメリカから『左組通信』の箸のページ「左利きphoto gallery〈HPG5〉左手/左利き用お箸・しつけ箸(練習用箸)」にいくつかアクセスがありました。たどってみると、英文のbbsに「Chopsticks page in Japanese」としてリンクが貼られていました。

日本では、ヒンジ式の子供用練習箸が発売されている。私が見つけたこの日本のウェブページには左利き用の箸さえある!(ヒント:デザインは向きが変えられている。)最初の四つの写真は、左利きの人用の箸。写真の七番目と九番目から十三番目はヒンジでつながっている。六番目のは指用のリングがついている。五番目のはヒンジと指用リングがついている。

といったふうに説明されています。
(左利き用の箸→左手に持ったときに絵が正立する箸のこと。写真の七番目→はじめてサポートおはし。九番目から十三番目→数えまちがいでしょう。十から十二番目までが、おはしのけいこきかんしゃトーマス。十三番目が、おはしのけいこ練習セット。六番目→トーホクの躾はし。五番目→エジソンの箸。)

やはり「左利き用の箸」left-handed chopsticks はめずらしがられているようです。
アメリカでも日本料理(和食)はめずらしくなくなり、箸の需要も増えているのでしょう。お箸の左手使いの割合は、日本に比べれば少しは多いと思われますし、こういうニーズは今後もっと増えてくると思います。
日本の企業も今のうちに、左手用箸および練習用箸を色々作って売込みを図ってみるべきでしょう。

せっかくですので、少し英語の説明を入れておきました。それにしても、もう少し英語の勉強をしておかないと…。サイトの英語化計画も頓挫していますし…。

※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載して、gooブログ・テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。

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