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2005.02.28

千冊目の本

15歳の新年から36年目にして、自分で買った本がやっと千冊になった。
本を買うごとに一冊ずつ日付・書名・著者名・出版社名・価格を、文庫本ぐらいの大きさのノートのつけていた。ちょうど一冊が終わろうとしている。
その通し番号が1000に達した
一応書籍である。
学校の勉強に関する、教科書、副読本、辞書、参考書、問題集などは含まない。
週刊―や月刊―といった、雑誌ものけての数字である。

ただし、3、40冊ほどのコミック(小さなお茶会やホットロード、みゆきやドクタースランプ、ナウシカなど)や、雑誌の増刊扱いの(聖子や桃子などの)アイドル写真集などは含まれている。
ついでに言うと、書籍扱いでは、篠山紀信の激写文庫などの写真集も含まれている。

いわゆる字ィばっかりの本、活字中心の書籍となると、もう少し減ってくるだろう。
900冊たらずか。
現在手元にあるのは、そのうちの700冊程度?
三尺かける六尺(90×180cmぐらい)の本箱2本に前後ダブルで置いている。他に段ボール箱にしまってあるものもある。
文庫本が圧倒的に多い。安いし、置き場所もとらない。
私は、いわゆる文庫派である。

本を読むのが仕事の人は別にしても、ちょっと本好きな人なら年間五十や百の本は買うだろう。千冊ぐらいなら少なくとも十年二十年で到達する。
私の年齢ぐらいなら、倍の二千冊ぐらい買っていても不思議ではない。
そういう意味では本好きといいながら、あまり本は買っていない方だろう。

子供の頃から平均月に一、二冊しか買っていなかった。
子供の頃は小遣いがなかった。その後、本屋時代は別にして、またその辺のところに落ち着いた。
お金とスペースの関係で思うようには買えない。
二十代から公共図書館を利用している。
どうしても手元に置いておきたい本以外は買わないようにしている。

それが、昨年後半からは左利き関係の本が増えている。
これはやはり資料として必要になる。いつもいつも図書館から借りてくるのでは、いざというときに間に合わない。
それとヴェルヌの本をボチボチ買っている。これは文字通り趣味だ。
ついでに書いておくと、集英社から出ていた文庫版の“ジュール・ヴェルヌ・コレクション”は全部持っている。その昔のコンパクト・ブックス版“ヴェルヌ全集”も四冊だけだが持っていたのだが、大事にしすぎて失くしてしまった。

他にはあまり買っていない。
何度も言うが、お金がまわらないし、第一置くスペースがない。
非常に残念だ。
欲しい本はいっぱいあるし、今は本は出たときに買っておかないと、どうなるかわからないというのに…。

さて、次がいよいよ千冊目というと、江夏の三振奪取かはたまた弁慶ではないが、つい構えてしまって何を買おうか迷ってしまう。
こんな数字に、特別に意味はないはずなのに…。

で、結局買ったのは、――

(何だったでしょう?)―正解者には、何も出ません。

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2005.02.26

左利きアンケート第14回 貴方の利き目は右左どちらですか のお知らせ

サイドバーでお知らせしています、<左利きプチアンケート>の第14回「貴方の利き目は右左どちらですか」の受付を27日より開始します。

今回は、利き目の調査です。

<左利きプチアンケート>第14回 貴方の利き目は右左どちらですか

人間には利き手と同じように、利き足、利き目、利き耳があるといわれています。また脳科学者には利き脳という考えもあります。ヒトの体は左右対称形になっています。その左右に等しくある器官ではどちらか一方が優位となる、利きという現象が見られます。

利きは、偏側性もしくは一側優位性などとも呼ばれるようで、体のどちら側を優先的に使うかということを表しています。

利き手の存在はどなたも皆ご存知でしょう。利き足は、ボールを蹴るなどの動作で確認します。
それでは利き目は、どうでしょうか。
こういう方法があります。

身の回りのあるものに指で狙いをつけます。そして交互にどちらか片目をつぶります。
一方は、目と指と目標が一致していますが、他方ではずれて見えます。
一致する方が利き目です。

他にも、カメラのファインダーや、単眼の望遠鏡や顕微鏡をのぞく時にどちらの目を使うか、銃の照準を合わせる、板塀の節穴からのぞく、などなどの測定方法があります。

利き目は、利き手と違い、70パーセント程度の人が右といわれています。

※参照:『右利き・左利きの科学 利き手・利き足・利き眼・利き耳…』前原勝矢 講談社ブルーバックス(1989)

では、貴方の利き目はどちらですか。右ですか、左ですか。

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、どちらか判断した上で投票してください。(どちらかの手が不自由等で必ずしも利き手を使っていない人は、実際に使っている手の方で投票にご参加ください。)

*一言言わせて、というお方は投票後に表示されます一番下の「ご意見ボード」をご利用ください。もっと言わせて、というお方は掲示板もご利用ください。貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

1 (右利きの投票者)右
2 ( 〃 )左
3 ( 〃 )その他(目が不自由、など)
4 (左利きの投票者 〃 )右
5 ( 〃 )左
6 ( 〃 )その他(目が不自由、など)

*
投票は、お手数ですが、「レフティやすおの左組通信」「表紙」のアンケート欄よりお願いいたします。
過去に実施したアンケートも、同じ欄からご覧になれます。

3.29 追記上記アンケートは<左利きプチアンケート>第14回のページでご覧になれます。

※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載して、gooブログ・テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。

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2005.02.25

左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ―その4・幼児期には利き手の確立を―

―幼児期には利き手の確立を―

昨今では、左利きに対し、ひとつの個性として肯定的なイメージを持つ人が増えてきています。
ところが、いざ自分の子供が左利きとなると、子供さんの左利きに対し、右手使い/右利きに直す、と考える親御さんが少なくありません。
左利きに対するイメージは好転しているにもかかわらず、実際の子育ての場面では左利きを認める人が減ってしまうのです。

世の中は右利きが便利にできている右利き社会であり、その中で生きてゆくには左利きは不利である、子供にはそのような苦労はさせたくない、というのが主な理由のようです。
全部が全部直せなくても、せめて字を書くこととお箸ぐらいは右手で使えるようになって欲しい、と。
また、いまだに左手使いは「見た目が良くない」あるいは「無作法である」という考えを持ち、「矯正」すべきだ、という人もいます。

確かに、現実に左利きの人が生活していると左利きゆえに不便なことがあります。
しかしそれは、左利きの人の責任でしょうか。その人の生活の仕方に問題があるのでしょうか。
それは違います。本来、その人個人の責任ではないのです。
自分の意志で左利きを選んで生れた来たのではありません。
性別や血液型を選べないように、利き手というものも自分で選ぶことはできません。

では、個人の責任でないことにまで、個人が責任を取らなければいけないとすると、それはやはりおかしいのではないでしょうか。
左利きの子に右手使いを強制的に指導するのは、そういう個人の責任の及ばない領域にまで、個人に責任を取らせることではないでしょうか。

一方、左利きの有名人やスポーツ選手の活躍により、左利きに良いイメージを持ち、あこがれる人も増えています。そういう人の中には、わが子を左利きにしようと考える親御さんもいます。

このように、世の中は右利き用にできているからと右利きに、あるいは左利きはカッコイイといって左利きに、と子供の利き手を変えようとする親御さんがいますが、これはとんでもない間違いです。

なるほど訓練した特定の動作はできるようになるかもしれませんが、手の運動神経はそれで非利き手が利き手並みになるわけではありません。
逆に、利き手を使う機会が減ることによって、利き手の運動神経が十分発達せず、運動能力も鍛えられず、不器用な利き手になってしまいます。
こうして、結局、どちらの手も使えるけれど不器用だ、といった中途半端な結果になってしまうことになります。

これは以前から、利き手の変換(「矯正」)指導の弊害のひとつとして言われています。

先日(2.18)の記事「産経新聞1/24記事「こども大変時代・右利きと左利き」」にもありましたように、幼児期において最も大切なことは、右利きであれ左利きであれ、それぞれの子供の固有の利き手の運動能力を最大限に発揮できるように、利き手を確立することだと言われています。

これがすみやかに行われないと、先ほども申し上げましたように、一生その子の利き手は非利き手並みの運動能力しか獲得できないと言われています。どちらの手も不器用な人間になってしまうのです。

幼児期においては、右利きであれ左利きであれ、その子の利き手を十分に発達させられるように、干渉せず自然に任せ、伸びやかに育てて欲しいものです。

利き手が確立したのち、必要を感じたその時点で、意思の力で自分を変えてゆくことは可能です。それからでも遅すぎる事はありません。

※参照:タジのウェブサイトH. Taji's Website「利き手矯正の身体発達への影響」

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2005.02.22

エレナー・エスティス『モファット博物館』

『モファット博物館』エレナー・エスティス/作 松野正子/訳、岩波書店 岩波少年文庫118 価格:798円


モファットきょうだい物語シリーズ第四巻。前作から四十年ぶりの最終編。イラストも著者自身が手がけています。訳者も変わりましたが、ほのぼのあたたかいお話はかわりません。

第一作からひとつずつ年齢を重ねたきょうだいたち―一番すえっ子の左利きのルーファスも四年生になります。
そしてこの仲良し家族、きょうだいに大きな変化が訪れます。

ジェーンは家の納屋をモファット家の博物館にしようと考えます。きょうだいが自転車に乗れるようになった思い出の古自転車"バイキー"はじめ、冬用のソリ、シルビーの絵などなど。
すると、ルーファスはマダム・タッソーのロウ人形のルーファス版を作ります…。

そしていよいよ、一番姉のシルビーの結婚式です。シルビーの結婚式にジェーンはフラワーガールになります。ジェーンは今を盛りと咲き乱れるバラの花びらを集めます…。

結婚したシルビーの元を訪れるジェーンの冒険。ルーファスとジョーイの市街電車のお話。"麦わら帽子の日"の思い出などなど。

最後はジョーイの就職です。高校を辞めて働くことになったジョーイは、通信教育で製図工の勉強を始めます。ルーファスも新聞配達を始めます。モファット博物館も一時休館です。そんないろいろあった一日をシルビーに手紙に書くジェーン。
モファット家のあたたかさが胸に残るラストとなりました。

場所も時代も違っていても、そこにあるのは家族のあたたかさ、兄弟の仲の良さ、隣人とのやさしいふれあいです。
いつまでも心に残るハート・ウォーミングな物語です。
大人になった貴方も一度ふれてみてください。
そして優しい気持ちになってください。


モファットきょうだい物語シリーズは、「レフティやすおの本屋」支店「こどもたちの世界」本棚「アメリカのこどもたち」で紹介しています。
第一作・2004.11.28 ほのぼの児童文学『元気なモファットきょうだい』
第二作・『ジェーンはまんなかさん』
第三作・2004.11.05 左利きの本だなぁ:児童文学編『すえっ子のルーファス』は左利き
第四作・2005.02.22 エレナー・エスティス『モファット博物館』

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2005.02.18

産経新聞1/24記事「こども大変時代・右利きと左利き」

産経新聞2005年1月24日付朝刊、文化面の企画もののページ「生命ビッグバン/こども大変時代/第一章・だだいま成長途上/右利きと左利き」という篠田丈晴氏の署名入り記事が出ていました。

氏の前説部分におっと思う記述がありましたが、それはまた別の機会ということで、本文を詳しく紹介してみます。

混合利き
20年前の豪・メルボルン大学のタン博士の四歳児の利き手調査で、利き手が決まった子に比べ、決まっていない子の動作がぎこちなかった。512人中23人。
日本でも昨年、射手矢岬・東京学芸大学助教授(体育科学)の幼稚園児での利き手調査によると、右利き178人、左利き7人、決まっていない子10人。
(この利き手が決まったいない子を射手矢助教授は、"混合利き"と呼んでいる。)
「投げる、走る、ジャンプするなどの運動能力を調べると、混合利きの子は利き手が確定した子に比べ、おおむね点数が低い」という。
牛来(ごらい)万里子さん(現・千葉県東金市立嶺南幼稚園教諭)の五年前の五―六歳児246人のソフトボール投げの調査でも、フォーム、距離とも利き手の確立したこの方が平均で上回っていた。

脳の機能分化
射手矢助教授―「利き手は三歳児ごろからはっきりしてきますが、混合利きの子は左右どちらを使おうか迷っている段階」で、混合利きは、脳の運動プログラムが未発達な状態と考えられ、脳の運動プログラムはいずれ発達していくため、「親は必要以上に心配する必要はありません」
利き手の獲得は、「自然な形で運動の機会を与えてほしい。体をよく動かし、ボールや鉛筆、おもちゃをいじっていると、自分で左右どちらが心地よいかわかるはず、この過程で脳の回路づくりが始まり、利きも決まってきます。」

一方、利き手が決まっていても動きがぎこちない子が増えている。
森司郎・鹿屋体育大学助教授(スポーツ心理学)によると、最近十年、右投げの際に、通常は左足を前に踏み出して投げるが、右足を踏み出す子が増えている。投げる経験が少ないのが原因だが、外で遊ぶ経験が全体に減っていることが背景にある。投げる行為では、手と足の間の協調が必要で、脳神経回路を健全に発達させることが大切である。「子供の中枢神経系の働きが低下している。体を動かしたくなる場を多く作ってほしい。」

強制は危険
野球のスイッチヒッターも利き手はきちんと決まっている。一方が確立したから、今度は反対側を使おうという発想である。
右利きが便利な社会だから、有名スポーツ選手に左利きの割合が多いなどの理由で、利き手を最初から操作したいと考える親も多い。

森助教授「脳が機能分化していないのに、本来右のものを左にするのは子供に精神的なストレスがかかり、発達的にリスクが大きい」
射手矢助教授「より正確に、速く、強くなどの運動の質を高めていくのは小学校高学年から中学以降でいい。幼児期により高度な活動を求めると、大脳発達のアンバランスを生じさせる危険性があるという考え方もある」
小西行郎・東京女子医科大学教授(小児神経科学の立場から)「当然ながら右利きでも左手の役目は大きい。それに投げるのは左でも、箸は右という人もいる。人には柔軟性があり、動きやすい方法で動いています。そういう意味では利き手の左右はあまり気にしないほうがいい」

―私の感想―
左利き右利きに関わらず、運動能力というものは子供の頃に作られた神経系の発達の上に伸びてゆくものだと思います。
まずはその基本となる神経系をうまく発達させて欲しいものです。

その神経系の設計図というのは人それぞれ持っているものです。人によりその設計図は異なるでしょうが、その持っている潜在能力を十分に発揮できるように、元になる神経系をまず確立させるべきでしょう。

右利きは右手、左利きは左手という、その子のもって生れた設計図通りの利き手をまず確立させる。
その後、人により、趣味や仕事との絡みなどで反対側の手なり足なりを使うようにしてゆけば良いと思います。

しかし、あくまでも利き手は利き手として、非利き手は非利き手として、その持てる能力を十分に引き出してゆけばよいと思います。

※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載して、gooブログ・テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。

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2005.02.14

最近のネット展開

最近やっとホームページ「左組通信」「本屋」この「お茶でっせ」はじめ「店長日記」「新しい生活を始めよう!」「作文工房」のウェブログ4つのやりくりができるようになって来ました。

まだまだ不十分ではありますが、それなりに軌道に乗ってきたように思います。
アクセス数も「左組通信」を除けば徐々に増える傾向にあります。「お茶でっせ」はガイドで紹介されるという幸運に恵まれた割にはもうひとつという見方もできるかも知れませんが、100を切ることがなくなったので、他のブログとの兼ね合いも考慮すれば十分アップしています。
他のブログでも訪問客が10人を越える日が出てくるようになりましたし、このペースなら徐々に読者も獲得できるのではと期待しています。

「店長日記」に書いたことですが、「本屋」の方も、2/12は、来店者数9人で、
・ 読者書店 年代別:50歳以上 昨日の来店者数順 9位(合計: 256件)
/1週間の来店者数順 15位 /1か月の来店者数順 13位

全体(1万2千件ほど)でも、[ランキング]今月来店556位 となっています。

これもひとえに皆様のご支援の賜物です。ありがとうございます。

「作文工房」については開設のお知らせをしていなかったと思います。
本の紹介ブログにするか、作文で押すか迷っていた時期があったためです。
一応、作文工房という名が気に入っているので、その線で続けています。
「我が物書き人生」という記事を始めています。ご興味のある方は一度のぞいて見て下さい。

「作文工房」も、常時ブログにランキングが公示されています。
本日は、[総合ランキング] 13871位/92046人中 [ジャンルランキング] 5971位/70274人中 です。全体では上位一割に入っていませんが、ジャンル別では一割以内に入っており、まずは大健闘です。

たかが数字、されど数字です。やはり何かこう、やる気が違ってきます。見ていただけると思うと力が入ります。

さて、お日様がだいぶ春めいて来ましたので、そろそろ花日記ポタリング日記のようなものを始めたいなと思うようになりました。まだ手をつけていないブログ・サービスがいくつもあるので、二つ三つ何かやってみたいものです。

ではまた、おもしろいブログが開設できた暁にはお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします!

(やれやれ、また自慢や!)

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2005.02.12

左手/左利き用ワイン・オープナー

最近はワインを召される方も多くなったようです。
ワインといえば、やはりワイン・オープナーまたはコーク・スクリューと呼ばれる、コルク栓抜きが必需品です。

これにもちゃんと左手/左利き用があります。
私は専用品は持っていないのですが、いつもポケットに入れているウェンガーのスイス・アーミー・ナイフの左手/左利き用である、レフトハンダー・シリーズのひとつ、ハイカー・レフトには左手/左利き用のワイン・オープナーがついています。
wineopener
これだけ見ると、右手用とどこがどう違うのかわからないでしょうが、見比べてみると一目瞭然です。
螺旋の方向が逆なのです。
右手/右利き用では、右回り=時計回りに回すと食い込んでゆくようになっています。
左手/左利き用では、左回り=反時計回りに回すと食い込んでゆきます。

そういえば、一月に参加した左利きサイトのオフ会でも、これが話題になりました。

さて、このワイン・オープナーに関して、うっきーさんが「左利き用コルク抜き」という記事を書いておられます。

ん~、ついつい慣れで反対に回しそうになる。
中学の理科の時間に「右ねじの法則」を習うまでは、こういう「回しもの」(ねじ、ボルトなど)はいちいちどちらに回すのかいつも混乱していたし、右回り=時計回りということもなかなか覚えられなかった。 それを思い出してしまう感覚。
で、使いやすいかどうかは・・・??よくわからなかった。

「ついつい慣れで反対に回しそうになる」感覚、よくわかりますね。知らず知らず右になじんでますからね。
「使いやすいかどうかは・・・??よくわからなかった。」とのこと。
えーっと、これはですね。以前「レフティサーブ」36号で渡瀬さんが書いてらしたことなのですが。

手の甲を上にして前に出してみてください。そして内側、外側の順に回してみてください。どうでしたか。
人間の手は内側(左手の場合は右回り=時計回り、右手なら左回り=反時計回り)には、あまり回せないのです。せいぜい45度ぐらいか。
でも反対に外側(左手なら左回り、右手なら右回り)には、半回転ぐらい回せるのです。
このように順手でワイン・オープナーを持って、内側に回そうとすると小刻みにしか回せませんが、外側にはグーっと回せるのです。

そこで、右手/右利き用を左手で使うと、右回りに使うようにできているので、内側に回さないと食い込んでゆきませんから、同じ角度すすめるのに何回も小刻みに動かさなければいけません。
それが左手/左利き用だと、左回りに使うので外側へ回せばよいことになり、少ない回数でいっぺんに開けられるという理屈です。

きっと慣れると便利なはずです。

私は、手に持ってグリグリ使うちっこい鉛筆削り、あれの左手/左利き用を持っていたのですが、便利さがわからずほったらかしにしていました。
この腕の回し方の話を聞いて理解できました。同じ理屈でした。
(参照:5.20「50にして知る左手用/左利き用鉛筆削りの快感」

右手には右手用、左手には左手用の道具が便利です。当たり前のことです、がね。

よーくできてるでしょ、道具って。
何事も知らないと損してますよ、どっかで。


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2005.02.09

10マス計算ドリル 左利き用2種 3月8日発売予定

PHP研究所『子どもの学力がぐんぐん伸びる家庭楽習』、学習研究社『家庭楽習でわが子は変わる―鉄人の学力向上法』の著者、杉渕 鐵良氏の『10マス計算ドリル』が学習研究社(学研)から3月に発売されるというニュースは昨秋から聞いていました。
どうやら予約受付が始まったようです。
『右利き用』と『左利き用』とが、それぞれ「たし算ひき算」と「かけ算わり算」の2種類ずつ用意されるようです。

10マス計算ドリル 左利き用たし算ひき算
10マス計算ドリル 左利き用かけ算わり算


ともに、著者名:杉渕鉄良 出版社名:学研 発売予定日:2005年3月8日 予定価格:525円(税込) ただ今 予約受付中
本の内容

計算力アップの魔法の練習問題がこの「10マス計算ドリル」。本書はたし算ひき算/かけ算わり算の左利き用。100ます計算まで手が届かない子だけでなく、100ます計算で1分を切れない子もこの10マス計算で訓練すると確実に計算力が伸びる。杉渕先生オリジナル教材。

杉渕氏は、いきなり100マス計算はつらい、というお子さんでも気軽に取り組めるということで、「10マス計算」を提唱されています。

10マス計算は、100マス計算の縦一列分だけとお考えください。基本的には同じ方法で行います。
簡単すぎるようですが、説明を読んでみますとなかなか応用も利くようで、奥深いものがあります。

100マス計算のときにも書きましたように、10マス計算でも、筆記する手の違いがハンディキャップになる、使いにくいものになるわけで、このような利き手別のドリルを用意する配慮は必要でしょう。

初めからこういう利き手を配慮されたものが出版されて標準化されるのは、非常に良いことです。
杉淵氏の教育者としての細かな目配りに信頼感を厚くしました。を感じました。

ただ私としては、ムダは覚悟の上で「左右共用」のものを作り、その意味をも子供たちに教えるようなものにすれば、また違う次元の教育にもつながり、より有用な教材になるのでは、という気がします。

その点はともかく、左利きにとってまた画期的な出版物が現れるようで、うれしく思います。

* 10マス計算 (教育の鉄人 保護者 編)
** 杉渕鉄良氏のホームページ「教育の鉄人 ねっけつ教師 編」

*** 100マス計算に関する「―お茶でっせ」記事
2004.6.16左手書き(左利き)に優しい改良版「ユニバーサル百マス計算」のすすめ
2004.6.16改良版「UD百マス計算」が紹介されました
2004.8.3左利き対応100マス計算ドリル「文字がうかぶ100マス計算プリント 小学( )年生」

※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載して、gooブログ・テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。

*2008.4.30追記* 左手書字について―
・『左利きを考える レフティやすおの左組通信』
「左手で字を書くために―レフティやすおの左利き私論4―」
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
「左手書字の研究―実技編」(2008年より第三土曜日発行分に掲載)

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2005.02.07

江國香織とっておき作品集

『江國香織とっておき作品集』「鳩よ!」特別編集 マガジンハウス(2001)
江國香織さんの本を紹介するのはこれが初めてだろうか。初紹介の本の名が『とっておき作品集』というのも良くできた話である。
もちろん現時点での江國さんの代表作というわけではない。
いやそもそも、なぜ江國香織か、ということから話さねばならない。それが筋だろう。

実は私の今一番のお気に入りである。
当然その名前は以前から知っていた。辻仁成との『冷静と情熱のあいだ』なるコラボレーション小説が話題になったことも知っている。若い女性を中心に多くのファンがいる人気作家だということも。

しかし初めて読もうと思ったきっかけは、やはり左利きに関してだった。
『流しのしたの骨』という小説の中に、恋人が左利きだと便利だ、と言って自分の右腕をスカーフで吊って使わないようにしている女性が登場する。
この情報を手に入れたことが始まりだ。

いきなりこの本を読んでもよかったのだが、その前にこの作家について少し調べておこうと思い、いくつかの本を読んでみることにした。

最初が『きらきらひかる』新潮文庫、タイトルがいい。ところが内容はある種、異常だ。シチュエーションが変わっている。精神科で結婚でもすれば情緒不安定も直ると言われ、ホモの恋人のいる男性と見合い結婚する女性のお話。ちょっとそれは、と言う気もする。お話としてはなかなかいい感じの部分もあって、今時の言葉で言うと「キモイ」?感じもするが、愛、夫婦というものの形はいろいろあってもいいという気にさせられる。

おーっと、こんなことをしていると、今までに読んだ本の全作紹介になってしまう。
どうしよう?

次に読んだ本で大いに感心した。
『こうばしい日々』新潮文庫、だ。これは、アメリカ在住の日本人夫婦のあいだの少年(ということは日本人ということになるが、本人はアメリカで育ち、日本語も話せないし、暮らしぶりもアメリカ風なのでアメリカ人のつもりでいる。)のお話「こうばしい日々」と、もう少し年上の日本の女の子の恋物語「綿菓子」の二編を収録している。まったく別個の話なのだが、こうやってカップリングになると、ちょっとおもしろいものだ。どちらを好むかでその人の恋に関する思いや何かが見えてくるような気がする。あるいは単に女性と男性の感覚の違いだけか。

「こうばしい日々」からの引用は、以前の記事に使わせていただいた。
(参照:「ネットで拾った左利きの話題:マナーの悪いCM」
私はこの部分が一番心に残ったのだが、この一言で、この作家さんが好きになってしまった、といっても過言ではない。
こういう人からもっとお話を聞きたいものだ、と思った。

三番目が『すいかの匂い』新潮文庫、これはちょっと雰囲気が違って、ある種ホラー的な気配も漂う作品集で、そういう意味では私の好みにもあっている。女性の色々な思い出にまつわる短編を集めたもの。新しい側面を見た思い。しかしそれぞれ何かしら心に残るものがある。魅惑的な作品集になっている。

そして『落下する夕方』角川文庫、これはまた『きらきらひかる』に似た異常シチュエーション小説といったところ。新しい恋人ができたと別れていった男のその恋人が、主人公である元恋人の家に転がり込んできて、女性ふたりの共同生活が始まるというもの。この女性の生き方、考え方・感じ方と元恋人の人生観との戦いの物語といったところか。これは読んでいて途中でかなり落ち込んだが、ラストは良かった。帰ってきた、という感じで。

で、辻さんの『冷静と情熱のあいだ Blu』を読んで、ホントなら続けて、江國さんのそれを読むところだったのだが、なぜかその前に読んだのが、これ『とっておきの作品集』である。

*
処女小説「409ラドクリフ」、「ぬるい眠り」の二本を中心にちょっと奇妙な味風の短編を含む作品集。おまけと言ってはなんだが、妹さんのエッセイとお父さんの手になる実際の香織さんの幼少時の記録が収録されていて楽しみだ。他にインタヴュー「物語の復権」は、小説家の創作の裏側を知る意味で興味深いものがあった。

基本はみな恋愛小説なのだが、『すいか―』の短編や、この中のショートショート的なものや童話的なもののなかに、どこか奇妙な味、あるいは今また一部で流行りの異色作家短編集的な味わいのものがあり、そういうおもしろさは私の好みの範疇に属するものがある。(妹さんのエッセイ『夢日記』江國晴子、によると、香織さんは怖い夢をよく見る人のようだ。これがそういった作品に反映しているのだろうか。)

*

…私がほしいなら私だけを選んで。マドゥーカにそう言った時の、ノーラの凛とした表情を想像して、私は胸が熱くなった。いつでも直球で勝負できる彼女の強さが、本気でうらやましかった。/…/「ノーラ、あなたってほんとうに素敵よ」/私はまじめに言った。この人は、直球勝負できるのが速球投手だけの特権だということに、気づいてもいないのだ。
 
―「409ラドクリフ」より

「恋なんて楽しいのははじめだけなのよ。あとはぐしゃぐしゃになって、どろどろになって、すごく疲れるんだから」…/それでもやっぱり、人は恋をするのだ。私はからだの内側に小さなエネルギーが蘇ってくるのを感じた。
―「ぬるい眠り」より

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2005.02.04

フィスカース(Fiskars) キッズはさみ

以前予告していた左利きの話題から、まずひとつ。

「左利き用エジソンのお箸オレンジ」に続き、もうひとつ「左きき屋」さんから―

「フィスカース(Fiskars) キッズはさみ」の紹介です。
9433

フィスカース(Fiskars) キッズはさみ 左利き用 ソフトグリップ ポイントティップ 商品番号 9433(写真)
―先のとがったタイプ
フィスカース(Fiskars) キッズはさみ 左利き用 ソフトグリップ 商品番号 9421
―先が丸くなったタイプ

の2種類が出ているようです。共に 価格 800円 (税込840円)、対象年齢5歳以上。

取っ手の指を入れる穴の部分がやわらかくなっている、ソフトグリップが特長のようです。
従来のフィスカース社の子供用のハサミは、取っ手の指穴には指にそったカーブが付けられていましたが、硬いプラスティックでした。

※フィスカース(FISKARS)は1649年、フィンランドで創業されたという歴史のあるハサミと工具の会社です。
日本でも、長年右手用のハサミを使いなれた人のために作られた、取っ手部分は左手に沿い、刃は右手用のそれという赤い取っ手の「左利き用」ハサミが有名です。
 参照:5.28記事「左利き用ハサミって?―『とんちんかん道具館』より」

左きき屋の日記

※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載して、gooブログ・テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。

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2005.02.01

輝く!日本ブログ大賞 2005 に応募!

「輝く!日本ブログ大賞 2005」が開催されています。

このプロジェクトは、日本を代表するブログサービスが一丸となってイベントを行うことで、ブログの認知を高め、ブログシーンをさらに盛り上げることを目的としています。

とのこと。
わが「お茶でっせ」は「ココログブックスコンテスト」では一敗地にまみれましたが、その後、「週刊ココログ・ガイド」で紹介されるなど、コンテスト応募による認知度向上の成果は確実に出ているように思います。
今回の大賞にも果敢に挑戦してみます。

<コンセプト>にも「~日本ブログ大賞は、がんばってるブログを応援します!~」とあります。
「一部の有名ブログやアクセスランキング上位の定番ブログのみに偏らず、無名でも内容がおもしろいブログを発掘したい。」とあります。

「お茶でっせ」がおもしろいかどうかはわかりませんが、<審査方針>に「プロジェクトメンバーが「おもしろい!」と思うブログを、それにふさわしいテーマの部門賞として選出します。とくに、/オリジナリティのあるブログ!/フレッシュなブログ!/がんばってるブログ! に注目しています。」とあります。

見た目の悪さはあるとしても、内容に関しては、「オリジナリティのあるブログ! がんばってるブログ!」には相当すると思いますので、十分可能性はあるのではと考えています。

大賞を取れるとは思いませんが、何かしらご褒美がもらえれば、と願っています。

参加しているブログサービスは、ココログ、ブログ人、ウェブリブログ、livedoor Blog、gooブログ、エキサイトブログ、JUGEM、ヤプログ!、はてなダイアリー、楽天広場。それと、ムック「みんなのブログ」です。

私が運営しているのは、ココログ、gooブログ、ヤプログ!の三つです。もちろんココログで勝負です。

今年もまた色々な楽しみがありますね。
ますますウェブログがおもしろくなってきました。

さらに、応募方法を見ていますと

~日本ブログ大賞エントリー Q&A~
【Q】プロジェクトに参加していないサービスや独自ツールでやっているブログは応募できないの?
【A】いいえ、どのサービスのブログも応募できます。プロジェクトに参加していないサービスや、インストール型ツールでやっているブログの場合、「みんなのブログ」カテゴリーに応募してください。

とありますので、友人のブログのようにプロジェクトに参加していないサービスのブログも参加できるようです。さっそく知らせてあげようかと思います。

=応募の必要事項=
・ブログのURL:
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/
・タイトル:
レフティやすおのお茶でっせ
・作者ハンドル名:
レフティやすお
・推薦文:
左利き用品の紹介や左利き関連本などの左利き情報を交えて、自分自身の体験に基づき、左利きについて考える、左利きをメイン・テーマとした左利きのやっちゃんのブログ。現代日本の社会においてまだまだ十分な理解が得られていない左利きの問題を追及する希少なブログです。

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