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2004.08.30

夏の花といえば:アサガオ

夏の花といって思い浮かべるのは、やはりヒマワリとアサガオでしょうか。暑中見舞いのデザインの双璧でもあります。お日様にあわせて花がついてまわると言われるヒマワリがかんかん照りの夏の日差しの中、日中を代表する花なら、アサガオはその名のとおり清々しい朝の顔。

私はどちらも好きですが、どちらかひとつと問われれば、アサガオです。

asagao04.jpg


わが家では、私が小学生のころから毎年種をまき育てていたアサガオがあります。
父と裏庭に種をまき、細い竹を買ってきてはトタン塀いっぱいに格子に組み、蔓を巻きつかせる用意をしました。夏休みには明日の朝はいくつ花が咲くと数えたものでした。
それが青い花。
もう何代目になるのでしょう。途中ブランクがあるものの、20何代目かになります。

父が定年退職後、庭いじりを始めてからはごぶさたしていましたが、両親の亡き後、母が残していてくれた種を見つけ、また植えるようになりました。

十年以上保管されていた種は、まるで梅干のようにしわくちゃになっていて、芽が出るかどうか不安だったのですが、見事芽を出し花を咲かせました。

以後、毎年春には種をまき、夏には花を楽しみながら時に両親をしのんでいます。

asagao.jpg


白い花は、何年か前に会社の前の植え込みに咲いていた花の種を拾ってきたもの。
その清楚な色合いに、心を洗われるような気がします。

そんな夏も残り少なくなってきました・・・

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2004.08.27

左利きの本だなぁ『左きき学 その脳と心のメカニズム』ジーニー・ヘロン編

ジーニー・ヘロン編集『左きき学 その脳と心のメカニズム』近藤喜代太郎 杉下守弘監訳(西村書店)昭和58(1983)年6月6日 第一版第一刷
NEUROPSYCHOLOGY OF LEFT-HANDEDNESS(1980)


~左利き研究の歴史を知ろう~

左利きの神経心理学の専門書です。序文にもあるように、二十数年前の「1980年当時の左利きに関する最新の研究成果の集大成」です。
残念ながら門外漢である私には充分理解の及ばない内容が多く、結局、左利きの問題の難しさを再認識するにとどまりました。
第15章の結びの言葉にあるように〈多くの場合にそうであるように、左利き者は、理解するのがより難しいのである。〉342p
ただ、第一部第一章「初期の学説、事実、空想」は左利き研究の歴史を知る上において役に立つものです。

・・・・・・

「まえがき」近藤喜代太郎

ⅰp〈利き手も脳の左右分化のひとつの表現であり、その研究を通して脳の神秘に迫るひとつの手掛かりでもあります。/左利きは古くから人々の注意を引き、それぞれの国や時代の水準を反映して種々の憶測が加えられ、また、少数者への寛容度を反映してさまざまに処遇されてきました。その意味で、左利きの問題は文化史の一側面ですし、それが脳機能の左右分化という立場から理解されるようになったのは、決してそう古いことではありません。〉

〈近藤は自身が左利きで、それぞれ深い関心と同感をこめて本書の翻訳に当たりました。〉

「序」J・へロン

ⅳp〈嘲笑され、叱られ、物差しで打たれ、後ろ手に縛られもした悪い手。左利き者は辱められ、非難され、悪意に満ちた攻撃を受けた。こうした歴史にもかかわらず、左利き者は静かに朽ち果てるどころか、生き残っている。ではなぜか? それは、本書が示すように、彼らが好んでではなく、“神経学的命令”によって左手を用いているからである。〉

ⅴp〈原理の解明は例外を通じて行われることが多いので、左利き者の研究はこれら脳研究で重大な役割を果たしている。左利き者の仲には脳の非対称性の様相の異なる集団があり、様々の左利きの類型を調べ、個々の検討を加えて脳の機構について多くを学ぶことができる。/これらの研究の対象が左利き者であっても、真の設問は左利きそれ自体ではなく、ヒトの脳がどのように機能するかに向けられている。/本書を左利き者にささげる。ヒトの脳の神秘への疑問に回答をもたらす、最も重要な手掛かりになる近代的研究によって、ついには左利き者のユニークな特性が見出されるだろう。〉

「第1章 左利き:初期の学説、事実、空想」ローレン・ユリウス・ハリス
4p(欄外注釈)

〈“サウスポー”は侮辱用語ではないが、少数者を差別する用語には相違ない。右きき党首は決して“northpow”とよばれるわけではない。〉

―〈高名な左利き者である〉マイケル・バースレイ「右利き世界のなかの左利き」についてふれている。(*邦訳書『右きき世界と左きき人間』マイケル・バーズリー 西山浅次郎訳 TBS出版会/発売・産学社、他に『左ききの本』マイケル・バーズリー 西山浅次郎訳 TBS出版会/発売・産学社)


・・・・・・
~本書を読んで、自分なりに考えたこと~

一般人である私にとって一番知りたいことは、左利きにとっての自然な姿とはどういうことか、ということであり、幼児期に特定の作業について右手使いに変更すること(昔の本であるため本書では「矯正」という言葉で表現している)により書字の手を変えることがその後の脳機能の発達に及ぼす影響について、であります。

右利きの人にとって左脳は、右手の運動をつかさどる側であり、言語を扱う側でもあるといわれています。すなわち脳の機能として、字を書くという運動と言語を操るということとの両方を同じ半球で同時に行えるということで、非常に効率がよいと思われます。

それに対して、左利きの場合は、反対の右脳側に言語機能を持っている人がいるといいます。そこで、その人が矯正の結果右手で字を書くとなると、手を動かす運動は左脳、言語を考えるのは右脳とてんでんばらばらに作業を進めなくてはならず、常識的に考えて非常に効率が悪いと思われます。両半球の間の連絡のいかんにその作業の成果がかかってくることになるのではないでしょうか。

純粋な?―ほとんどの右利きの人とは反対に右脳に言語機能を持っている―左利きの場合はやはり、書字は左手で行い、言語をつかさどる半球と同じ側で作業できるようにする方が効率的なのではないでしょうか。
そういう意味でも書字などの特定の作業について右手使いに変更することはよくないのではないでしょうか。
実際のところはどうなのでしょう?

また、左利きの程度がさほど強くない、一般に両手利きといわれている人でも、厳密に言うと、「両手使い右利き」と「両手使い左利き」があり、細かい作業に向いている方がその人の利き手といえるようです。それらの人では、言語の機能も両半球に存在し、脳の半球偏側化が比較的緩やかな人であるようです。これらの人たちにおいては特定の作業について右手使いに変更すること(昔の本であるため本書では「矯正」という言葉で表現している)も比較的受け入れやすいのでしょう。

とにかく、大半の「右利き」が画一的な存在であるのに比べ、「左利き」の場合は、「両手利き」の存在を含めて、生来のもののみならず、環境の因子も絡んで、非常にさまざまな要素を持ち、幅があるようです。

・・・・・・

 近年の脳・神経科学の発達は著しく、個別にそれぞれの範囲で研究されているため、総合的に判断することが非常に難しい状況にあるようです。
一般向けに平易に解説されたものも少なく、ましてや左利きに特化した啓蒙書を見ることはさらに稀です。
一般の素人には、数年前のものを自分なりに消化して読み取る以外に、適切な方法が見当たらないというのが正直な感想です。

比較的最近のもので左利きを正面から扱ったものとしては、八田武志『左利きの神経心理学』医歯薬出版(1996)があります。
もっとも簡単に、左利きのちょっとした脳神経学的観点からの知識を手に入れるなら、今年発行された『新・脳の探検』下巻(フロイド・E・ブーム他著 中村克樹/久保田競監訳 講談社ブルーバックス)に「利き手と大脳半球」というコラムがあります。


~過去の<左利きの本だなぁ>の記事~
2004.04.04『左利きの秘密』箱崎総一
2004.05.10『左利きの本―右利き社会への挑戦状』ブリス、モレラ
2004.07.07『左ききの本』マイケル・バーズリー

*参照―『レフティやすおの左組通信』「左利きphoto gallery〈HPG2〉左利きの本だなぁ」

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2004.08.24

続報『左利き用ボールペン字練習帳』

さて、以前紹介した『左利き用ボールペン字練習帳』の続報です。
版元の日本文芸社、編集担当YK氏によると、

1『右利き用~』の再版に『左利き用~』の社告を入れることに成功した
2イーエスブックスの生活>手紙、文書のカテゴリーで「この1週間で人気の商品」に『左利き用~』が掲載された

1の社告とは、『左利き用~』の元になった『右利き用~』の本が今回再版されることが決まり、その際に『左利き用~』の広告を載せるということです。
ここでは便宜上『右利き用~』と呼んでいますが、実際には「右利き用」と明記されているわけではないので、左利きの人でこれを手に取った人が、『左利き用~』があるんだと知る機会ができたということになります。

「この1週間で人気の商品」
『左利き用ボールペン字練習帳 きれいな字が書ける』 日本文芸社 819円(税込)

"実は先週はトップに載っていたのですが、今週はランクが落ちたのでしょうね。"

"売上は相変わらずですが、気長にやっていくつもりです。"(2004.8.24)

ということです。

売れ行きも、私の予想からいえば、『右利き用~』の何分の一かあれば、それなりに売れているといってよいと思います。

この『左利き用ボールペン字練習帳』、まだお手にとっておられない方はぜひ一度本屋さんでお確かめください。


―過去の記事―
2004.06.18『左利き用ボールペン字練習帳』再び
2004.06.03『左利き用ボールペン字練習帳』岡田崇花  
2004.06.26『左利き用ボールペン字練習帳』「レフティサーブ」で紹介

*2008.4.30追記* 左手書字について―
・『左利きを考える レフティやすおの左組通信』
「左手で字を書くために―レフティやすおの左利き私論4―」
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
「左手書字の研究―実技編」(2008年より第三土曜日発行分に掲載)

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2004.08.21

スポーツでは左利きが有利?

いま、アテネ・オリンピックで盛り上がっています。
今までとは違い、日本の選手が金メダルを量産しています。ついつい見てしまいます。
で、結果として、更新が滞っています・・・。

さて、スポーツでは左利きが有利だといわれます。

特に、1対1で向かい合って争う競技、ボクシングとか、卓球やテニスなどでは確かに対戦相手としての左利きが少ないので、右利きの選手は不慣れから戸惑い、左利きが有利になることは考えられます。
また、競技フィールドが左右にある程度の広がりを持つ競技、サッカーやバレーボールなどでは、サイドを有効に活用する上で左利きの選手の存在が大きな価値を持つこともあるでしょう。
あるいは、野球やソフトボールでは、左打席の方が一塁に近いということで有利だといわれたりします。
(ただしここでは、ベースランニングが左回りで、進塁してゆく過程では右利きが有利となります。守備でも、一塁への送球が優先されるため、内野手では右利きの選手の方がポジション的には有利です。)

しかし、これらの希少性から来る有利さというものを除外しても、他の分野と比べたときに、やはりスポーツの分野では左利きは有利かもしれません。

いえ、正しくは利き手による「有利不利」というより、左利きでも、「機会が対等に与えられる」と言うべきでしょう。
他の分野に比べて、スポーツの分野では左利きを対等に扱ってくれることが多いのではないでしょうか。
結果として、左利きでも能力のある人は好成績を上げ、左利きゆえに目立つので、左利きは有利といわれることになるのではないでしょうか。
(一部の道具を使うスポーツでは道具がない、もしくは少ない等の理由から不利になるケースもありますが。)

たとえば教育の場では、教育の根本である、スタート地点であるところの「字を書く」というところから既に制約を受ける場合があります。
字は右手で書くものだ、という人がいるからです。左利きの子はまずここを乗り越えなければなりません。

さらに、以前の記事6.16「左手書き(左利き)に優しい改良版「ユニバーサル百マス計算」のすすめ」
で書いたように左手書きに対する配慮に欠けた100マス計算問題用紙が使われたりします。他にも、左手使用者に不利なテストの解答用紙などが各種試験等で出てきます。

(教育現場でいえば、今でも記憶に残っているのは、小学生時代のソフトボールの授業での左バッターボックスの白線です。
ここでは常に右も左も対等にセッティングされていました。左打ちを指導してくれる先生をいなくても、打席は常に用意されていました。)

日常生活でふれる道具や機械、設備などでも、左手使用者を無視したようなものが随所で見られます。
以上のように、他の分野では、左利きは常にある程度のハンディキャップを覚悟しなければなりません。

それに対してスポーツでは、字を書くときは左手使いにうるさい人でも、左手でボールを投げる・ラケットを振る・左足でボールを蹴る、といった動作にいちいち文句をつける人は少ないように思われます。
「左手でボールを投げるのはみっともない」とか、「左手でラケットを振るとは無作法だ」という人はまずいないでしょう。
(それどころか逆に、野球などでは左打ちを教えたりするかもしれません。)

まず入り口が公平に用意されています。競技全般を通して対等に扱ってもらえるのではないでしょうか。
(野球のベースランニングや陸上競技・アイススケートのスピード競技などのトラック走は、右側が強い右利きの人が有利と言われる左回りで行われ、左利きには不利になりますが、それはあくまで一部でしょう。例えば、走り高跳びなどは助走を左からでも右からでも許されています。)
さらに、初めに述べたように、時には希少性から優遇されるケースもあります。(「優遇」ではなく「珍重」されているだけだとけなす人もいますが。)

スポーツはからだを使います。
からだの本来の機能というものを優先的に考え、基本的に左右どちらかに片寄るのではなく両方を均等に使うことを要求されるので、左手使いはダメとか、左利きを直そうといった偏狭な考えが出てこないのかもしれません。

スポーツ同様他の分野でも、偏狭で片寄った固定観念を廃し、左利きにも対等の機会を与えるように考えて欲しいものです。

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2004.08.17

最後のカウボーイ、ハヤブサ『マディソン郡の橋』

『マディソン郡の橋』ロバート・ジェームズ・ウォラー 村松潔訳 文春文庫 THE BRIGES OF MADISON COUNTY, 1992


50になったのでロバート・ジェームズ・ウォラーの『マディソン郡の橋』を読んでみた。
放浪の写真家と田舎の主婦の出会いと恋愛の4日間とその後の恋物語である。
本の裏表紙の文によれば、「漂白の男と定住する女との4日間だけの恋。時間にしばられ、逆に時間を越えて成就した奇跡的な愛」、「シンプルで純粋、涙なくしては読めない」、「不朽のベストセラー」だ。

「ロマンスもないし、エロティシズムもない。台所のロウソクの明かりの中で踊ることもないし、女の愛し方を知っている男のすばらしい愛撫もない。」―そんな退屈な生活の日々を過ごす45歳の主婦のもとに、ある日最後のカウボーイとも言うべき、世界を駆け巡り自分のお気に入りの写真を撮り続ける52歳のバツイチ男が現れる。屋根つきの橋を写真に撮るべくこのマディソン郡にやってきたのだ。ただ最後のひとつが見つからぬ。そこで道を尋ねてみようと立ち寄ったのだ。
二人がお互いを見たとき、魔法が始まった。それぞれが心の中で求めていたものに出会ったのだ。

ちょうど家族が出払っていたときだったので、女は男を家に招待する。そして魔法の4日間がすぎる。
最後の日に男はいっしょに行こうという。しかし女は家族との田舎での生活という自分の責任を全うする道を選ぶ。

以来二人の道は交わることなくすぎてゆく。
とはいえ女は、男の仕事を通じて男のその後を見つめている。一方、男は女が残した唯一の手書きメモを女そのもののように女を思い続ける日々を過ごす。
お互いの線が交わるのは、男の死後、男の遺品が届けられてからだ。
そして女の死後、二人は二人を出会わせるきっかけとなった記念すべき場所で再び結ばれる…。

私が思うには、魔法の恋の物語。人が生きるために見なければならない夢の恋と現実の生活の物語、だ。
魔術的な力を信じる男と合理的な判断を下す女とのすれ違わざるを得ない恋の物語。
瞬間の夢を追いかけて生きる男と継続した流れの中で現実を生きる女の話。
男は夢を現実にしようとするが果たせず、夢を振り切ろうとするがその都度夢に引きもどされる。
女は現実と夢を別の枠で捉え、別個の世界を作って二つの世界を生きる。

結局、これでよかったのかもしれないと思う。それが人生なのかもしれないと思うのである。
夢があるから生きてゆけるのだ。
誰もが起こり得たかもしれない、もうひとつの人生に思いをはせる時があると思う。
もしあの時・・・していたら、――。
そういう夢の恋物語なのだ。

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2004.08.15

第7回アンケート「左利きでも字は右手で書くべきか?」のお知らせ

私のもうひとつのサイト「レフティやすおの左組通信」で毎月(正確には4週毎に)行っている、左利きアンケートの第7回「左利きでも字は右手で書くべきか?」 を「利き手左右別」で、きょう8月15日より実施します。

*
左利きでも字は右手で書くべきか?

左利きのお子さんに対して、左利きを右手使いにするべきだと考える人は徐々に少なくなっています。
しかし、他の動作はともかく字を書くことに関しては、書道の先生ならずとも、字は右手で書くべきだという人が少なくありません。
主に右利きの人に多い意見ですが、左利きの人にも見られます。この場合はご自分が右手使いの方に多いようです。
理由としては、左手では字は書きにくい、字は右手で書くようにできている、というところです。

ある字の書き方を教えるサイトの先生も、左利きでもきれいな字を書くのなら右手で、と教えています。

左利きの子であっても、お箸はともかく字だけは右手で、もしくは、男の子はいいが女の子はカッコ悪いからやはり右手で、という意見の親御さんもおられます。

また状況により、時と場合により、右手と左手を使い分けるべきだという人もいます。
人前では右手で書き、私的な場面では左手を使って良い。あるいは、習字・書道などの毛筆書きの大きな字などは右手で行い、同じ毛筆でも小筆や通常の鉛筆やボールペンなどで字を書くときは左手を使う、というような使い分けをすればよいというのです。

さて貴方は、左利きの場合でも「字は右手で書くべきだ」と思われますか、それとも「左手で良い」と考えておられますか。
次の中からいずれかひとつを選んでお答えください。

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、どちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、というお方は投票後に表示されます一番下の「ご意見ボード」をご利用ください。もっと言わせて、というお方は掲示板もご利用ください。貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

1(右利きの人)「やはり右手で」
2( 〃 )「女の子は右手で」
3( 〃 )「状況により右手と左手の使い分けを」
4( 〃 )「左手でよい」
5(左利きの人)「やはり右手で」
6( 〃 )「女の子は右手で」
7( 〃 )「状況により右手と左手の使い分けを」
8( 〃 )「左手でよい」


~過去に実施したアンケート~ 第1回 左利きイメージ調査  (参照)→*〈左組〉「左組通信」〈2004年3月〉 第2回 左利きで困ったこと(物理的バリア編) →*〈左組〉「左組通信2」〈2004年4月〉 第3回 左利きの子に右手使いを試みるか否か →*〈左組〉「左組通信2」〈2004年5月〉 第4回 貴方の好きな左利きの呼び名は何ですか? →*〈左組〉「左組通信3」2004年6月〉 第5回 左利き?と思うのはどんな仕草ですか →*〈左組〉「左組通信3」〈2004年7月〉 第6回 生まれ変わってくる時は右利きor左利き? →*〈左組〉「左組通信3」〈2004年7月〉

*2008.4.30追記* 左手書字について―
・『左利きを考える レフティやすおの左組通信』
「左手で字を書くために―レフティやすおの左利き私論4―」
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
「左手書字の研究―実技編」(2008年より第三土曜日発行分に掲載)

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2004.08.13

きょう8月13日はINTERNATIONAL LEFTHANDERS DAY

いよいよきょう8月13日は、INTERNATIONAL LEFTHANDERS DAY 「国際左利きの日」です。
といっても私自身何もするわけではないので、10年ほど前、私が購読していたアメリカの左利きの人のための雑誌"LEFTHANDER MAGAZINE"のバックナンバーのINTERNATIONAL LEFTHANDERS DAYの紹介記事や、イギリスの"Left-Hander"のそれを紹介しましょう。
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1994,95年の"LEFTHANDER MAGAZINE"の紹介記事
lhdimage1.jpg
1994,95,96年の"Left-Hander"の紹介記事

左利き用品を並べたスタンドを出して、左利き用品を試してもらったり、アンケート調査をしたり、地方によってはレフトハンダー・ギタリストの演奏をやったり、といったイヴェントを行ったそうです。

今年はどんなことをしているのでしょう。
過去には、イギリスの会から参加を要請されたという日本人も結構います。
実際に参加された方がおられましたら、ぜひお話をお聞きしたいものです。

いつか日本でも海外と連動した、盛大な左利きの催しが行われるようになるといいな、と思っています。

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2004.08.12

明日8月13日は「左利きの日」

今年の8月13日は金曜日である。
といっても勘違いしないで欲しい。13日が金曜日となることをどうこう言おうというわけではないので。

8月13日は、欧米では「左利きの日」としてイヴェントを行う人たちがいる。
たとえば、イギリスのANYTHING LEFT-HANDEDという左利き用品の専門店のサイト内にあるLeft-Handers Clubの「Left-Handers Day」のサイトを見ていただければわかるだろう。

以前私が購読していたアメリカの左利きの人のための雑誌「LEFTHANDER MAGAZINE」でも、この8月13日の「左利きの日」について書かれていたと記憶する。

日本では、この日はお盆に当たるので催しができにくいということで、独自に別の日を「日本の左利きの日」と決めている人たちもいる。一方、世界共通の日としてこの8月13日を「左利きの日」として祝おうという人もいる。

私は、特にどの日がいいという希望もないし、人の決めた日にケチをつけようという気もない。

ただこういう日を設けて、少数派であるがゆえに社会の中でときに忘れ去られがちな左利きの存在を多くの人にアピールすることは大切なことだと思っている。
左利きの存在を―左利きであることによって起こるさまざまな事柄をより多くの人に知らしめる、そのためには一過性でなく、何年もに渡って辛抱強く運動し続けなくてはいけない。
そういう意味では、より少ない労力でより大きな効果が期待できるであろう、既に世界中で多くの人たちが(私の知るかぎりでも)十何年間にも渡って行事を続けている、世界共通の日に行う方が合理的なわけである。

というわけで、8月13日は「左利きの日」。

左利きの人、左利きが身内にいる人、左利きの友達のいる人、左利きの知人がいる人、左利きがまわりにいる人はもちろん、左利きの知り合いがいない右利きの人もこの日一日、ひと時でよいですから、左利きに思いをはせていただきたい。

「左利きって、どうなんだろう?」と想像してみたり、「そういやぁ、あいつ左利きだったなぁ」と級友のことを思い出したり、「左手で一度飯でも食ったろか?」とチャレンジしたり、「左利きはカッコイイって言われたりして、困っちゃいますよ」とか、「右手と左手で同時に鏡文字って言って裏返しの字が書けたりするんですよ」と自慢したり、などなど…。

左利きの話題でにぎやかな日をすごして欲しいものです。

当日は、右利きの人は左利きの人を見たら、あいさつ代わりに「今日は左利きの日、なんやてな?」、と声をかけていただきたいものです。
もし知らない人がいたら、「きょうは世界中で「左利きの日」ゆうて、左利きの人を祝う日なんや」、と教えてあげてください。

左利きの人も積極的に、「きょうは世界中で左利きの日ゆうて、左利きの人を祝う日なんや」と声をかけてみましょう。
「何で祝わなあかんのや?」と聞かれたら、「一日ぐらいええやんか。イギリスの人がそういう日を決めたんやてェ。みんなで楽しィやりまひょう」と答えましょう。

とにかくこれで一日左利きの話題がメインになる・・・かもしれません。

そんな小さなひとつひとつの積み重ねが、いつの日にか左利きの人も右利きの人と同じように生活できる世の中へつながって行くのだ、と私は信じています。

忍耐し時間をかければ、力と怒りがなす以上のことができる。
  ――ラ・フォンテーヌ「寓話」<ライオンと鼠>(1668年)


幸い、複数のBlogでこの日のことを書いている記事があり、うれしいものです。
この傾向がさらに拡大するように祈っています。

8.10
オリンピック開幕日(8/13)は「左利きの日」
8.11
左利きの祭典

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2004.08.10

第5回アンケート「左利き?と思うのはどんな仕草ですか」の結果発表

大変遅くなってしまいましたが、私のもうひとつのサイト「レフティやすおの左組通信」の表紙で毎月行っている(正確には4週毎に新しいものに変わっている)アンケートの前回、第5回「左利き?と思うのはどんな仕草ですか」の結果を発表しておきます。

―結果発表― 実施期間2004.6.20-7.17(28日間) 投票総数:31 

1字を書く16
2箸を使う8
3ハサミ、ナイフや包丁などの刃物類を使う1
4(ものを)手渡す、差し出す、(ボールなどを)投げる1
5(ものを)取る、受け取る、拾う 2
6(ラケット・棒などを)振る、(かなづちなどを)打つ、叩く0
7(タオルや雑巾などを)絞る、(紐などを)よる、(針金などを)ひねる、ねじる0
8その他(具体的にお書きください)3

結果を見ると圧倒的に「字を書く」が選ばれました。
ほぼ過半数を占めています。
これは日常の生活で比較的多く目にする行為で、しかも目立ちやすい行動でもあるから当然だったかもしれません。

箸を持つことは食事の機会に限られるわけで、どんな場面でも目にする行為というわけではありませんし、その他の行動も、一瞬に終わってしまうと気がつく暇がないということになります。

なんとなく身のこなしで、という答えが「その他」としてありました。
利き手の判定、判別という観点から見れば、この辺が案外一番確かかもしれません。
橋使いにしろ、字を書くという行為にしろ、左利きの人は右手を使うように教えられる場合があります。

(昔はこれを左利きの「矯正」と呼び、左手を使いことを悪いこと、いけない行為、無作法な、あるいは見苦しい行為と考え、改めさせることが正しいこととされていました。)

そこで私は、人から教えてもらって身に付ける行為に関しては、利き手の判定からははずして考える方が良いという意見です。
あくまでも自然に振舞う行為の中から利き手を見定める方が良いと思います。

私の予想としては、上から順番に減った行くかな、という感じを持っていました。
一応は利き手判定テストの類を参考に、選択肢を考えました。そのときに利き手判定の要素として、重要度の高いとされている行為を順に取り込んで見ました。

意外に「刃物類」の票数が少なく感じました。左手・左利き用の刃物類の普及率がまだまだ低く、仕方なく右手を使用する人もいるということでしょうか。
もちろん、人前で包丁等を使う機会が少ないということもありましょう。
また、日本料理では右手で包丁を使う用に指導されるそうです。

昔、左利きのなのに右手で包丁を使う練習をしている板前さんを見ました。よく手を切ってしまうのだと嘆いていました。
私個人としては、向きが一定にそろっていればお造りがどっち向きでもかまわないように思うのですが…。
左利きのお寿司の職人さんとお話したときも、いわれなければ、握りの並べる向きなどもまったく気がつきませんでした。
右利きの職人さんのものといっしょに並べるとすぐに気がつくよ、というお話でした。


「レフティやすおの左組通信」ではただいま第6回アンケート「生まれ変わってくる時は右利きor左利き?」を今週いっぱいまで実施中です。
次週からは引き続き、第7回アンケート「左利きでも字は右手で書くべきか?」実施の予定です。

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2004.08.08

今は昔 左右両開き冷蔵庫 シャープ どっちもドア

わが家の冷蔵庫は、1988(昭和63)年に発売して以来15年を越える、シャープSHARPの人気定番商品となっている左右両開き冷蔵庫、愛称"どっちもドア"のひとつです。
(* シャープ 右からも、左からも、「どっちもドア」。

特に左利きを意識して作られたわけではなく、本来は置き場所を選ばない、品物の出し入れが自由、庫内を隈なく使える、人の目を気にせず人のいない方に開けられる、といったキッチンでの使い勝手を考慮したものだったのでが、左利きの人にも好評です。

わが家では、キッチンの真ん中辺に置いてあり、調理するときは右手に開きレンジよりの左側から出し入れし、飲み物など取りに来たときは左に開いて入り口よりの右側から出し入れしています。
たまに両側から開けそうになって、家族と顔を見つめあうこともありますが…。

左利きの人はつい左手が先に出ますので、このような開け方ができるこのドアは極自然な動作で扱えるので、ストレスがなく気持ちよく使えます。

以前のものは、右手で右側に開く通常の片開きのものだったので、意識的に右手を使わないと左手ではドアひとつ開けられず、左利きの私は知らず知らずのうちに心のどこかに不満がたまるものでした。

この"どっちもドア"の冷蔵庫がうちに来てからは一段とキッチンが楽しいものになったように感じます。
ささいなことのように思われますが、今年のような猛暑の夏には毎日何度も開け閉めするだけに、これは心の衛生上からも大きな効果があるように思います。

冷蔵庫は家族の誰もが使うものです。右利きに片寄らず、左利きに片寄ることもない、このような誰にも使い勝手の良い、また状況により使い方を変えられる製品は非常に重宝します。

私の理想とする「利き手の違いによる差別のない左右共存社会の実現」を文字通り形にした左右共用品であり、大いに推奨したい製品です。

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2004.08.05

今は昔 世界初左手用カメラ、京セラ サムライSAMURAI Z2-L

私のもうひとつのサイト「レフティやすおの左組通信」には、京セラが17年ほど前(1987年)に発売したカメラ、サムライSAMURAIに関して検索からかなりの方が来られます。
(映画「ラストサムライ」影響と思われる海外からの「SAMURAI PHOTO」、あるいは英語(ローマ字)の「SAMURAI」等のものを一切除外しても、週に2~3件はあります。)

このサムライSAMURAIは、当時流行ったニューコンセプトカメラの代表格のひとつで、「横長の箱型」という従来のカメラのイメージを覆す斬新なデザインのカメラでした。その後登場したSONYのハンディカムなどのビデオカメラのような片手でホールディングするタイプの縦型カメラでした。

もうひとつの特徴が、この縦型ワンハンド・ホールディング・デザインを活かした、左右それぞれの手にあわせた二つのタイプを作ったことです。
カメラのもうひとつの常識だった、「カメラは右手で使うもの」という発想を見事に打ち砕いたのです。

ということで、今でも多くの左利きの人が、今や幻の名機となった観のあるこのカメラに対し興味を持ち続けているようなのです。

実際にはどういう情報を求めておられるのかはわかりませんが、私のサイトでは「左利き自分史年表」や「左利きphoto gallery」のページにおいて、私が持っている左手用の廉価版Z2-Lを写真入で紹介しています。

dsc060.jpg
ホームページの紹介画像

紹介といっても、軽くふれているだけなので、きっと不満に思う方も少なくないと思われます。
そこで今回、専用の少しくわしいページを作ってみました。
「左利きphoto gallery〈HPG4〉世界初 左手用カメラ/京セラKYOCERA サムライSAMURAI Z2-L」

とはいえ、カメラに関しては素人の私ですので、メカニズムやテクニックに関してどうこう検討する知識は持ち合わせていません。
ただ、実物の4方向からの画像、カタログ・取説などの資料を示すことぐらいしかできません。
その辺でご勘弁いただこうと思っています。

samurai_z2l.jpg
4方向からの画像

まあ、それでも少しは満足していただけるのでは、と願っています。

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2004.08.03

左利き対応100マス計算ドリル「文字がうかぶ100マス計算プリント 小学( )年生」

以前私は、6月16日付の記事「左手書き(左利き)に優しい改良版「ユニバーサル百マス計算」のすすめ」
「改良版「UD百マス計算」が紹介されました」
という、100マス計算に関する2本の記事を書きました。

これは従来の100マス計算が右手書きの子には問題ないが左手書きの子には不利なものになっていたので、その点を改良し、誰にも不利でないユニバーサルデザインのものに改良しようと訴えたものでした。

私が最初にこの文を書いたのは、5月の連休のころでした。
左利き児童に対する配慮に欠けている100マス計算に対し、危機感を持つようになり、それなりに色々調べていましたが、これというものは見つかりませんでした。そこで現役の小学校教師の親野先生に目を通していただき、賛同をえて、この文章を発表することにしました。

ところが実際には、そのころ既に左右に問題の数字の列が書き込まれた、ユニバーサルデザインの100マス計算ドリルが市販されていたのです。
それがここに紹介する『文字がうかぶ100マス計算プリント 小学( )年生』三木俊一/著 清風堂書店出版部 

31363046.jpg
「1年生」用の表紙

です。それぞれ「1年生」から「6年生」まで出ています。
奥付によると、2004年の5月1日となっています。

100hidari.jpg

表紙にも、両サイドに問題の数字の列が書き込まれた100マス計算問題用紙の絵が描かれ、「左ききにも 右ききにも 使いやすい!」とうたっています。

表紙を開くと「特色」と題した説明のページがあります。
そこには「えんぴつを持つ手の下に数字がかくれても、右か左の数字が見えます」という文の下に、右と左の両側に問題となる数字の列が配された、本書で使われているマス計算の見本が示され、それぞれ左ききの場合と右ききの場合の二つの使用例の絵を入れて、本書の特徴がわかりやすく説明されています。

内容は、計算結果を利用して、その問題用紙の上にマスをたどってひとつの文字が浮かび上がるという趣向が凝らされていて、子供が楽しみながら練習できるようになっています。
楽しく計算の練習をしながら字の勉強にもなるという、一石二鳥の優れものです。

左利きのお子さんをお持ちの親御さん、もう100マス計算での左手書きに対する心配は要らなくなりました。
このドリルで楽しく勉強させてあげてください。



*2008.4.30追記* 左手書字について―
・『左利きを考える レフティやすおの左組通信』
「左手で字を書くために―レフティやすおの左利き私論4―」
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
「左手書字の研究―実技編」(2008年より第三土曜日発行分に掲載)

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