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2004.07.02

復刊された『グラント船長の子供たち』

ブッキングから『グラント船長の子供たち』上・下 ジュール・ベルヌ作 大久保和郎訳 各巻2625円 が復刊された。
(復刊ドットコム 『ジュール・ヴェルヌ』 復刊特集ページ)

 
6月30日、フラッと本屋に行ってみると、なんとジュール・ヴェルヌの本が棚にあるではないか。一瞬目を疑ったが、確かにそうだ!
「没後100年」と帯にあり(来年2005年で)、復刊版だという。なるほどそういうことか、と思う。そうでもないと出そうもないものね。今時ヴェルヌの新刊本なんて。
内容は、昔、60年代の後半に集英社から出ていた全24巻の〈ヴェルヌ全集〉に収録されていたもので、のちに旺文社文庫に収められていたもののようだ。
(今思えば惜しいことに、この旺文社文庫版を持っていたにもかかわらず処分してしまったのだ! スペースがなかったとはいえもったいないことをした。もっと他の何かを捨てるべきだった。)

欲しいのだが、文庫派の私にはちとツライ。四六版のハードカバーで、おまけ(本書の履歴や解説の類)もない。イラストは知らない人が描いていて、昔のふんいきがない(集英社が文庫版のヴェルヌ・コレクションを出したときもそうだったが、新しい読者を開拓しようというのだろうが、これは違うと思う)。

やはりヴェルヌの本といえば挿絵が命だと思う(少なくとも私にとっては)。あの原書のエッチングによる銅版画のイメージがあって、原書の挿絵でないにしても、それ風のものがいい。
お話だけなら電子書籍が色々出ているようで、それでもよいのだ。本として持っていたいのは、プラスαがあるからではないか。

幸い復刊リクエストでも先にあげた〈ヴェルヌ全集〉が100票をクリアしているので、いずれ復刊の可能性も無きにしも非ずであるが、復刊するなら当然当時のイラスト―というよりここはやはり「挿絵」と呼びたい―でお願いしたいものだ。

―と言いつつ、この本、買うのかなぁ。どうしよう?

グラント船長の子供たち〈上〉〈下〉(旺文社文庫 1977年)

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