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2004.05.13

子供の利き手を見極めよう

前回紹介した小学校教師によるメルマガ「親力で決まる子供の将来 」No.194/2004.5.11の「左利きを右利きにする必要は、一切ない。」についての「みかん」氏のメールによると―

保育園出身のこどもに左利きが多いのです。そのうちの何人かは、字がきちんと書けません。 /おかしいなと思い、「ちょっと右手で書いてごらん」と、ためしに右手で練習させてみたところ、右手で上手に書くようになりました。 /このこどもは本来右利きだったのです。一歳から保育園にあずけられていました。 /保育園で、保育士と向き合ってお絵かきをしたとき、保育士が右手で持っているのを真似て本人は左手でかくようになったのではないか?と、1年生の担任同士で考えています。

私は科学的に利き手を研究したわけではありません。以下は、今までに読んだ利き手に関する本からの知識などを自分なりに解釈した上での個人的見解です。

利き手は幼児期においては成長の過程で変わるといいます。
私なりの解釈でいうと、左右の脳の発達状況により、よく使う手がある時は右であったり次には左になったりといれ変わるわけです。
7,8歳で利き手が固まるというのですが、実際にはそれ以前に既に字を書かせたり、箸を使わせたり、はさみなどの道具を使わせるわけです。
このよく使う手が入れ替わる時期に、親もしくは周りの大人が左手をよく使っているのを見て、勝手に左利きと判断したのかもしれません。間違ったレッテルを貼ってしまったのです。
かつては右手使いを強要する傾向が強かったので、こういう逆の例はまず見られなかったのでしょう。

今年のゴルフ、マスターズで優勝したミケルソンという選手は、右利きで左打ちのゴルファーです。
彼は父親に連れられてゴルフを練習するとき、お父さんと向かい合ってクラブを振っていたため、鏡に映すように左打ちになったといいます。
この子の場合もそういう形で左手を使うことを覚えたのかもしれません。そして先に述べたように、親もてっきり左利きと判断してしまったのでしょう。

もうひとつの可能性は、左利きにあこがれる親もしくは周りの人がそういうふうに教えたのかもしれません。
左利きに対しては、旧来の誤った考えで左利きを極端に嫌う人がいる反面、逆に左利きの実体を知らずに、表面的に左利きをカッコイイといってあこがれる人もいるのです。
そういう人が関わっているのかもしれません。

どちらにしても子供の本来の利き手を尊重していないことになります。
利き手を正確に判定するというのはなかなか難しいところがあります。強度の偏向のある人はわかりやすいのですが、そうでない人の場合も存在するわけです。又先ほども述べた様に、小さいうちは完全に利き手が定まっていないことも考えられます。
利き手を見極めるにはただ、観察あるのみ。時に遊びを通して確かめるべく両手を試してみるしかないでしょう。
ある程度の年齢になれば自然に明らかになります。あまり性急に答を出さない方がいいのかもしれません。

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Comments

私の場合、兄貴がいて5歳くらいのときキャッチボールをしたときに判別できた。
ただ姉もサウスポーだったのだが、箸と字を書くのは右に直されていた。私も同様だった。これは親が社会生活で困らないようになおされていたためだった。
しかし右でなげてもうまく投げられない私は兄貴に左手で投げろと
いわれ左手で投げると強いボールが投げられた。
兄貴はすぐに母親に弟がサウスポーであることを告げ、次の日に
左用のグローブを買ってもらったのを覚えている。
もう32年前の話だがスポーツに関していえば矯正する必要なしと
思う。むしろ子供に対しては左利きは選ばれし者ということを
教育してほしい

Posted by: もりちゃん | 2005.11.12 at 01:03 AM

もりちゃんさん、コメントありがとうございます。
「左利きは選ばれし者」、いいですね。
まあ、何事も行き過ぎるとよくないのだけれど、選民意識というものは、少数派の人には必要なものだと思います。実際、それがないとやってられない時や場面がありますから。耐えられない辛さというものを感じさせられる時と場面が、ね。稀ではありますが、稀だからこそ、それはそれは、つらい…。

さて、何をもって左利きと判定するか、というのはいざ定義しようとすると難しい。でも一般的に、人はわりと簡単に右利きだ左利きだといいます。そういう意味ではわかりやすいものでもある、といえます。
それだけ利き手の性質というものが根強いのだということでしょう。

ただし、利き手の傾向を調べると、偏向の度が強くない人もいることもわかります。そういう人を単純に右利きか左利きに分類するのは難しい。
そういうものの見方に問題があるということです。その点を見直して欲しいものです。

今メルマガ「週刊ヒッキイ」で、その辺を明らかにしようと企てているところです。よろしかったら、そちらもどうぞ!

(このときの文章を読むと、今よりは穏やかな―というか、より一般的な表現を使っているようです。
今はもう少し私流の表現―より厳密に意味を規定した言葉を使おうとしています。一年ほどでもけっこう変わるものですね。)

Posted by: レフティやすお | 2005.11.12 at 10:57 PM

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