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2003.12.25

私の望み

 私は決して贅沢を望んでいるわけではありません。ただ世間並みに、右利きの人たちと同じレベルの楽をしたいだけなのです。

 まわりの人の目を気にすることなく、隣の席の人に気を使わず、利き手である左手にペンを持ち字を書きたい、箸を持ちご飯を食べたい、それだけなのです。片垂れ式のヘッドホンのコードで利き手の動きをじゃまされたくない、大きな荷物を持っているわけでもないのに半身になって駅の自動改札を抜けるような真似はしたくないのです。刃先がフッ素加工されたハサミを使ってべた付きなくシールを切りたいのです。

 右利きの人より楽がしたいとか、今まで左利きに冷たい態度で接していた右利きの人を懲らしめたいとかいうのでなく(まあ、ひと世代かふた世代ぐらいなら振り子のゆり戻しで、右利きの人が虐待される時代があってもいいかとも思いますが)、ただ単に同じ平凡な一人の人間として少しでも楽をしてみたい、苦労の種を減らしたいと願うだけなのです。

 くりかえします。
 私の望みは、せめて一人の人間として、右利きの人たちと同程度の平凡な生活を送りたいだけなのです。

 左右対称に作れるものは左右対称に作る、左右どちらかに寄せる必要のないものは中央に設置する、それだけのことで右利きの人も左利きの人も共用できるものになるはずです。
 どうしてもどちらか一方の利き手/利き側に偏らねばならぬようなものの場合は、両用できるようなものにする―たとえば左右両側にスイッチなりなんなりを設置して。あるいは右用左用を一定の割合で用意する―人口のおよそ一割が左利きとすれば、一割前後の左利き用を用意する。

 このようなちょっとした心がけと工夫で、かなりの問題がクリアされるのです。

 ほんの一歩譲ってください。ほんの一瞬気を使ってください。それでお互いに幸せになれるのです。

参照*左利きの話題満載のHP「レフティやすおの左組通信」左利きのページ〈左組〉「レフティやすおの左利き私論〈1〉」

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