2009.07.04

7月3日発売『週刊ファミ通』7月17日号で左利き記事

昨日(7月3日)発売のゲーム雑誌『週刊ファミ通』2009年7月17日号(エンターブレイン発行)の「コンブちゃん&ワカメちゃんコーナー」で左利きの記事が出ています。

左利きで有利なこと不便なことやら、左利きのゲームキャラクターやら、左利きの有名人やらといった定番ネタが披露され、「左利きグッズ専門店を突撃取材」では菊屋浦上商事の浦上裕生氏が登場して左利きグッズを紹介(なかでも、地元の金物屋さんと組んで製作した左手用の「うどんお玉」が好評とのこと)、他に『左利きの人々』著者・渡瀬けん氏のコラム、などが見開き2ページに詰め込まれています。

この2ページのために、370円をつぎ込む気になれなかったので買ってません。(ごめんなさい!)
で、以上、立ち読み情報でした。

詳細をお知りになりたい方は、書店・コンビニでどうぞ。

早く行かないと週刊誌だからすぐに買えなくなりますよ…。

ファミWeb(注:会員登録しないと見られません―だから筆者は見てません!)

※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2009.06.19

『落語の国からのぞいてみれば』から左利きを考える

以前、メルマガ『週刊ヒッキイ』の「おまけコーナー」でも少しふれていたのですが、このたび左利き仲間の間で話題に出ましたので、改めてここでもう少し詳しくふれておこうかと思います。

第143号(No.143) 2008/7/26「<左利きプチ・アンケート>第55回」


昨年2008年6月に出版された、江戸時代を背景にした落語から現代社会を考えるといった本『落語の国からのぞいてみれば』(堀井憲一郎/著 講談社現代新書1947)のなかに、落語のなかの左利き、江戸時代の左利きについて書かれた章がありました。

内容的には、面白い本です。
江戸時代と現代を見比べるといった趣向で、現代を別視点から捉えることで、明らかになる面があるだろう、ということでしょう。

こういう発想は、落語がブームになっているという背景も手伝ってのことだと思うのですが、なかなかタイムリーな企画でもあったと思います。


さて、この左利きに関する章は以下のような内容です。

第十四章 左利きのサムライはいない
 左で食べる落語家はいない/舞台のカミとシモ/左と右はどちらが偉いのか/刀を扱うときの左右のルール/社会コストの問題

昨年話題になった国分太一主演の落語の映画『しゃべれども しゃべれども』での右手箸遣いを枕に落語に登場する左利きを紹介しながら、サムライにおける刀の扱いなど、江戸時代と現代を比較し、社会的な話題を提供してゆきます。

特にこれといって私に異論はありません。
当時はそういうものだったのだろう、と思う程度です。

昔の社会では少数派の左利きの人に、それだけの配慮を示す余裕はなかった、ということも事実だったのでしょう。


ただ、一言いえば、だからといって、ただ今現在も昔同様の在り方を肯定するものではない、ということです。

社会コストの問題があるといっても、実際には色々と少数派に配慮した社会投資がなされるようになってきました。

これは、少数派への配慮を含む社会投資の必要性が、人権の問題もあり、社会的に見ても有効な投資に成り得る可能性があると判断する考え方も出てきて、誰もが無視できないと考えるようになったからでしょう。

例えば、歩道には点字ブロックが標準装備されるようになりました。
これによって、視覚に障碍のある人も外に出やすくなり、社会で活躍できる機会が増えたのではないでしょうか。
十全ではないにしても、一歩前進でしょう。


左利きの問題に関しても、単にいわゆる左利きの人(強度の左利きの人)だけでなく、左利きの要素を持つ人や右利きでも状況により左手や左体側を使う人、やむなく左手や左体側を使わざるを得ない人にとっても、福音となるのです。

左利きの人だけを優遇するのではなく、時と場合により左体側に重点を置く人にもプラスになるとわかれば、従来考えられていたような狭い範囲のニーズではなく、もっと有効性のある投資に成り得ると考えられるのではないでしょうか。

実際には、ちょっとした工夫で左右どちらでも使用可能となるものは、いくらでもあります。

そういう左右の共用性にも目を向ければ、もっと少ない費用で、右利き仕様に偏重した社会をもう少し緩和できるのではないでしょうか。

単にコストがかかるから、できなくても仕方がない、とはいえないような気がします。

左利きは少数派なのだから、それにちょっと頑張れば慣れることでもあるのだから、我慢しなさいよ、と言って済ませる時代ではなくなったように思います。

 ・・・

そして、実は私が一番気にかかったのは、巻末の参考資料編の中での発言です。

「参考文献的おもしろかった本解説」での大路直哉/著『見えざる左手』の感想がそれ。

これは左利きの人からの提言で、右利きが見落としそうな部分の指摘はおもしろかったが、読んでて、でも申し訳ないがおれは右利きなんで、と思ってしまったのも事実。

当然といえば当然の話ですが、いかにも左利きで困った経験を持たない右利きの人らしい意見?が読み取れ、<右利きだけでなく左利きにも優しい左右共存共生社会の実現を目指す>私にとっては、ちょっと残念な気がします。

右利きの人の素直な感想といえば、そうなのでしょう。
たぶん多くの右利きの人は、このような感想をお持ちなのかもしれません。

しかし、素直な意見なら良い、というものでもないでしょう。

本として公刊するということは、社会的な意見の表明でもあるわけで、当然その発言には、社会的な責任というものもついて回るはずです。

「申し訳ないがおれは右利きなんで」と締めてしまったのでは、世の中の大半の少数派や弱者といわれる人たちは浮かばれません。

たとえば、このを「申し訳ないがおれは右利きなんで」の「右利き」を他の言葉に置き換えて考えてみればどうなるでしょうか。

有色人種の苦難の歴史は知っているが「白人なんで」、障碍者の大変さも認めるが「健常者なんで」、高齢者の気持ちはわかるが「まだ青年なんで」、女性の立場も理解できるが「男性なんで」、云々。

今どきこんなことを発言をすれば、マスコミからも世間一般からも、袋叩きにあったり総スカンを食らってもおかしくないでしょう。
無責任な発言と、良識が疑われかねません。

でも、左利きのことだから、マスコミからも世間の誰からも非難されずに済んでいるのではないでしょうか。

いくら落語の話を扱っているからといって、何でもかんでも軽く冗談半分におもしろおかしく締めればいい、というものではありません。

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2009.06.06

お知らせ:左利きプチアンケート第61回左利きに関する本を読みますか?

Hidarikikinohon
わがホームページ『左利きを考える レフティやすおの左組通信』恒例<左利きプチ・アンケート>のお知らせです。

今年に入ってからは、二ヶ月に一回の更新になりました。

(ただし、今月末からは過去の受付停止したアンケートのなかから、これはというものを再発行(再版)という形で復活させることにしました。よろしく!)

 ・・・

<左利きプチ・アンケート>第61回左利きに関する本を読みますか?

昨年(2008)末あたりから、左利きに関する本があれこれと出ています。
書籍では、雑学系の何番目かのドジョウを狙った風の『左ききのトリセツ』や
左利きの不便さを描いた『左利きの人々』。
雑誌では『モノ・マガジン』の18年ぶりの左利き用品特集号。
最近では、左利きの子供を対象にした子育て、教育・保育のアドヴァイス本『左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために』など。

左利きに関する活動を続けてきた私には、うれしいことです。

でも最近は、本を読む人が減っているともいいます。
一つは、テレビやネットなど情報源が多様化していること。
もう一つは、娯楽としても他に楽しみが増えているからです。

本好きには、ちょっと淋しい傾向ですが、
特に情報源として本を利用する人が確実に減っているように思います。

これは淋しいだけではなく、ものごとを理解する上では、多少問題があるかもしれません。

さて、そこで―

私は、もっぱら左利きの本というだけで読んでしまうほうです。

が実際には、内容によって興味が持てれば、信頼できそうなら、あるいは読みやすそうなら読むけれど、そうでなければ読まない、という人もいます。

信頼する友人や知人の薦めなら読むかも知れないが、そうでなければ読もうとは思わない、という人もいるでしょう。

いくら左利きの本だからといっても、本はほとんど読まないよ、という人も当然いるでしょう。

あなたは左利きの本を読みますか? 
以下の選択肢の中から最もふさわしいと思うものを一つ選んでください。

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、どちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、という方は投票後に表示されます一番下の「ご意見ボード」をご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

※ メルマガから投票できます。
 アンケートの該当選択肢の下のURLをクリックしてください。
 ぜひ、ふるって投票にご参加ください。
 (注意:誤ってクリックした場合、取り消しはできません。)


1(右利きの投票者)左利きの本というだけで読む
2( 〃 )内容によっては読む
3( 〃 )信頼する人の薦めなら読む
4( 〃 )左利きの本でも読まない 
5(左利きの投票者)左利きの本というだけで読む
6( 〃 )内容によっては読む
7( 〃 )信頼する人の薦めなら読む
8( 〃 )左利きの本でも読まない

 ※ お手数をおかけしますが、投票は『レフティやすおの左組通信』表紙<左利きプチ・アンケート>

 *このアンケートは、09.5.24-7.24まで9週間(予定)に渡って『左組通信』表紙で実施されます。

 ※ メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第181(No.181) 2009/5/23「<左利きプチ・アンケート>第61回」からも投票できます。(今回もメルマガからの先行投票を実施しました。)

 ※ 現在の結果を見るのは、こちら

 ※ 関連<左利きプチ・アンケート>:
第59回09.1.25 左利きの問題は左利きの人だけのものか?
第47回07.11.25 左利き(利き手)研究会は必要?参加協力する?
第45回07.9.23 左利きのための生活技術指導者・コーチは必要か?
第30回06.7.2 あなたの知りたい左利き情報はなんですか
第26回06.2.19 左利きの本を読んだことがありますか
第13回05.1.30 推理物のテレビ・ドラマの〈左利きが犯人〉をどう思いますか

  その他の<左利きプチアンケート>:目次

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2009.06.04

北杜夫著『船乗りクプクプの冒険』集英社文庫新装版で復刊

Kupukupuhuruhon_sinkan
実は、先日この本の昔の版を古本屋さんの100円のワゴンで見つけ買ったばかりでした。

最近は北さんの本を全く買っていませんでした。
作品もほとんど読んでいない状況です。

それなのにどうしてまた、この本を買う気になったかといいますと、そのまた少し前に、文春文庫

『怪盗ジバコ〈新装版〉』(「快盗」ジバコじゃなかったっけ?)が再刊されていたの

を目にし、懐かしく思ったからでした。

『ジバコ』は、北さんの数ある“軽小説”―ユーモア小説の一つであり、そのまたベスト・スリーに入るものでしょう。

で、ベスト・スリーの一番の作品こそ、この『クプクプ』なのです。
(ちなみに、もう一つは『さびしい王様』です。)

それで、もし見つけたら欲しいなあ、と思っていたのでした。

まさかこんなに早々と復刊するなんて!


でも、私の買った古本は、ヒサ・クニヒコ氏のイラストがカバーの本で、これは大のお気に入りです。(画像左、右は新刊の新聞広告)

今度の方・荒川良二氏のイラストも可愛いのですが、やはり私には、あの『さびしい王様』のヒサさんのイラストがいいですね。
もちろん本文イラストもヒサさんが描いているのです。

今回のものには、本文挿絵がありません。
非常に、残念です。


私が昔持っていたのは、確か角川文庫版でした。
そのカバー・イラストは、お魚が海上を跳びはねているイラストだったように記憶しています。

著者自身が「キタ・モリオ」として登場し、無責任な?この作家の書いた本(『船乗りクプクプの冒険』)の世界に読者だった少年が入り込んでしまい、冒険が始まるという奇想天外なファンタジー。

その昔一世を風靡したテレビ人形劇『ひょっこりひょうたん島』の元ネタにもなったといわれるチョー名作です。

それなのに、手放してしまいました。
そのときの事情です。

手放したときは、きっと他にもっとスゴイと思う本があって、そちらを手元に置いておくために処分せざるをえなかったのでしょう。


今でも私の手元における本の総容量は、横に並べて「15メートル程度」が限度です。

文庫本で平均1メートルに付き50冊として、750冊。
四六版単行本で1メートル35冊、525冊。
平均40冊強として、600冊超というところです。

今までに買った本は千冊超。
400冊あまりは処分したことになります。

そのうちの1冊だったのです。


でもこの頃、昔持っていた本を(版は異なってはいても)買い直すようになっています。
本当に手元に置いておきたい本が、わかってきたのでしょうか。
単なるノスタルジアではないように思います。


まあ、そんなこんなです。

この本がハリー・ポッターを読んでいるような若い世代の人にどのように受け取られるのか、ちょっと楽しみです。

日本にもこういうSFっポイユーモア・ファンタジーを書く人がいたのだと、改めて北さんが見直されるのを期待しています。

でね、この人は、「どくとるマンボウ」シリーズというユーモア・エッセイの書き手でもあり、短編「夜と霧の隅で」、長編『幽霊』『楡家の人々』等々といった純文学の書き手でもある、スゴイ人なのです。


怪盗ジバコ〈新装版〉(文春文庫)
船乗りクプクプの冒険(集英社文庫)

※本稿は、レフティやすおの他のブログに転載しています。
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2009.05.21

アニメ「けいおん」による左利き用ベース人気から思ったこと

4人の女子高生が軽音楽部で活躍するという、深夜アニメ「けいおん」(2009年4月よりTBS系)(*1)が人気で、その影響で左利き用ベースまでが人気! といいます。(*2)

このアニメの登場人物の一人が左利きの設定で、左利きでベースを弾いていて、その使用している楽器の注文が殺到しているといいます。

「私も左利きだから左で弾きたい」という人が増えているのなら、うれしいことです。

また、そうではなく、本当は右利きだけど、左で弾いている澪(その人物の名前です)がカッコイイから私も左で弾きたい、というのなら、それもまたうれしいことです。(どうなんや?)


このようなマンガやアニメを通して、左利きが注目されるというか、左利きを理解してもらえるというのは、いいことだと思います。

「左利きのベーシストがいてもいいじゃないか」、「私もやっぱり左で弾きたい」という人が出てくるといった現象が生まれ、それが報道されることで、さらに「左利きは左でいいのだ」と目覚める人が出て来るのだとしたら、素晴らしいことだと言えるでしょう。


八田武志先生の左利き・利き手のついての科学の本『左対右 きき手大研究』(化学同人 2008)は、この手の本では、易しい分かりやすい読みやすい本だと思うのですが、それでも、読むのがしんどい、難しいと感じる人が少なくないようです。
それ以前に、科学書というだけで、読むことすらなんとなくパスしてしまうという人もいるようです。

今度出た、左利きの子供の教育や保育の方法を書いた『左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために』(ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍 2009)でも同じです。

なんとなく難しいんだろうと敬遠してしまう…。


そういう人でも、小説やマンガ、アニメ、映画やドラマなどで表現されれば、とっつきやすく、理解しやすいように思います。

私が今メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイ』で「名作の中の左利き」というコーナーを始めたのも、そういう左利きを少しでも身近に感じる機会が持てれば、という思いからです。(*3)

 ・・・

とにかくこれまでは、左利きの人が左で楽器を弾くことに対しても色々言う人がいました。


特にもの知らずだと思うのは、器楽演奏では両手を使うから利き手や利き腕は関係ない、という意見。

本当にその通りなら、どうしてこの世の中には右で弾く人ばかりこんなに多いのでしょうか。
また楽器も右利き仕様のものが大半なのでしょうか。

右で弾く人と左で弾く人が半々でもよさそうなもの。
楽器も右仕様と左仕様の楽器が半々でもよさそうなもの。

なるほど教える人や、大量生産の影響というものはあるでしょう。

それでも、実際に弾く人が半々なら、教える人も左右半々いてもおかしくないし、楽器会社も、左仕様の楽器を作るところと右仕様の楽器を作るところが半々あってもおかしくないはず。

ところが全くといっていいほど、左利き仕様の楽器はないに等しい。
かろうじてギターだけは昔から左利き用の製品が売られていたぐらい。
(最近でこそ、左利き用のバイオリン等が登場してきましたが。)(*4)

その理由は、やはり利き手/腕で弾きたいというのが、人間のごく自然な欲求だからでしょう。


世の中、右利き仕様の楽器が多かったのは、多くの人が弦を弾くのは利き手/腕がいい、と感じているからでしょう。
というよりも、「つい利き手が動いてしまう、頭より先に」というのが本音ではないでしょうか。

要するに、利き手というものは「自然な」手、「本能的な」手だということでしょう。

即ち、(これは私の持論ですが)「利き手は心につながっている」から、でしょう。

そして、この世の中は右利きの人が半数以上いるという事実でしょう。


誰だって、利き手で弾きたいのです。

私は楽器はできません。
でも(高校生時代にギターを少し習ったことはありますが)、エアギターは左です。

ピアノだって、利き手でメロディを弾きたいのです。

ピアノは、右手で主旋律(メロディ)左手で伴奏だと聞いています。

それで、右利き仕様のピアノは、左端から右端へとだんだん音が高くなる配置になっていて、右手が高音部側で左手が低音部側になっているのだそうです。

ところが、ある有名な左利きのピアニストは、やはり利き手で弾きたいと思い、左利き用のピアノを作ってもらったということです。

そして、左右両タイプを引き比べてみると、左利き用のピアノの方がやっぱり「しっくりくる」のだそうです。
(どっかで読んだのですが、今調べがつきません。ご存知の方お知らせください。)

この「しっくりくる」という感じが利き手/側というものの性質の重要なポイントを言い表していると思います。


もし、それでもなお、訓練の賜物であって利き手/腕は関係ないという人には、実際に左仕様の楽器と弾き比べたのか、と反論したいですね。

そういう楽器がなくて比べようもないのに、ああだこうだというのは、根本的におかしな発言です。

実際に演奏し、比較した上で発言すべきです。
頭の中で想像するだけでは何もわかりません


これはカメラに関してもいえることです。(*5)

一眼レフ・カメラの場合、レンズの調整に左手を使えるから左利きも不利とはいえない、右利きも左利きも関係ない、という人がいます。
しかし、そう発言する人のなかで実際に左手用のカメラを使った経験のある人はどれだけいるでしょうか。

私は、左手用カメラを持っていて、普通の右手用と実際に使い比べた経験があるので、わかるのです。

「心に響く」いい写真を撮りたければ、カメラも利き手でシャッターを切るべきであり、カメラは利き手で使う道具だということです。


「道具は実際に使ってみなければ、本当のところはよくわからない」という意味で、もう一つ例を挙げましょう。

それはハサミ。(*6)
私の子供の頃には、左手用のハサミなどはなく、右手用を左手で使っていました。

私はハサミは(紙等を)「挟む」ものだと思っていました。
「バカとハサミは使いよう」などというように、「ハサミは使い方が難しい道具だ」と信じ込んでいました

自分は紙を挟むばかりでうまく切れずにいるのに、まわりの子供たちがみな上手に使っているのを見て、自分はなんと不器用なドンくさい人間か、と落ち込んだものでした。

「切り取り線」の意味もよく理解できていませんでした。
上の刃で隠れて切る位置を確認できない私は、もっぱらこの辺だろうと「勘」で切っていたからです。

約三十年後、左手用のハサミを手に入れて初めて、ハサミの道具としての素晴らしさに気づきました

そういうものです。

 ・・・

話を戻して、
この「けいおん」の左利きのベーシスト澪は、恥ずかしがりやなので、目立つギターでなく、ベースを始めたという設定です。

こういうところも、左利きの人の性格をうまく使っているような気がします。

左利きの人には、こういう目立つのが嫌いで恥ずかしがりやの人が多いように感じます。

それは、どうしても小さい頃から目立ちやすく、しかも大人から色々と口出しされることが多い
(「あなた、左利き?」とか「左利きは○○したほうがいいんじゃないの?」とか「左利きは××だっていうからねえ?」とかetc.)
からではないか、と思うのです。

そこでなるべく目立たないように生きるクセがついてしまう。

でも、反面、左利きという少数派であることに誇りを持っていて、目立ちたがりやな部分もないではない、というちょっと複雑な一面も持っている

そういう気がするのです。
(なんか、自分のことを告白しているみたいで、ちょっと恥ずかしいですが。)


まあ、とにかく、左利きであることを自覚する人や左利きに興味を持つ人が増えてくることは、大いに歓迎です。

こういう左利きの存在をごく普通に扱うお話は、本来、どこにでもある日常茶飯事だと思うのです。
ところが、意外にそういう利き手をきっちり描いたものは今までなかったように思います。

これからは、そういう点にも気を配ったものが出て欲しいものです。

そして、利き手の性質を広く一般の人々に知らせる意味でも、こういう誰もが目にする媒体でもっと左利きを取り上げてくれるとうれしいんですが…。

(*1)
TBSアニメーション・けいおん!公式ホームページ
原作:かきふらい(芳文社「まんがタイムきらら」連載)
『けいおん! (1)』まんがタイムKRコミックス 芳文社 (2008/4/26)
『けいおん! (2)』同 (2009/2/26)
(*2)
けいおん!人気で業界騒然、左利き用ベース2年分を追加発注
(「澪」使用の左用ベース:フェンダージャパン「JB62/LH/3TS」、同ベースアンプ「BMC20CE」)

(*3)
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイ』■名作の中の左利き■
第180(No.180) 2009/5/16「名作の中の左利き(2)『黄金虫』ポー」
第176号(No.176) 2009/4/18「名作の中の左利き(1)『カラマーゾフの兄弟』」
・『左組通信』左利きphoto gallery〈HPG2〉左利きの本だなぁ「小説で読む左利き」


『左利きで生きるには 週刊ヒッキイ』▼左利きと音楽▼
第84号(No.84) 2007/6/2「<左利きQ&A>(8)左利きと音楽」
第89号(No.89) 2007/7/7「<左利きQ&A>(9)鍵盤ハーモニカ」
第97号(No.97) 2007/9/1「<左利きQ&A>(11)左利きに有利な楽器」

(*4)
2007.9.7左利き用バイオリン--お茶でっせ版新生活版

(*5)
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイ』▼カメラと左利き▼
第144号(No.144) 2008/8/2「<左利きQ&A>(21)カメラと左利き」
・『左組通信』世界初 左手用カメラ/京セラKYOCERA サムライSAMURAI Z2-L

(*6)
・『左組通信』左利きphoto gallery〈HPG3〉左手用(左利き/左きき用)はさみ・ハサミ・鋏 コレクション

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2009.05.12

左利きプチ・アンケート第60回将来どんな社会になればよいと思いますか?

わがホームページ『左利きを考える レフティやすおの左組通信』恒例<左利きプチ・アンケート>のお知らせです。

今年に入ってからは、二ヶ月に一回の更新になりました。
そのせいか、このお知らせを出し忘れていました。

更新ペースを毎月から二ヶ月に一回に変更しましたのは、さすがにこのアンケートも50回を越えますと、同一のものや似た内容のものが増えてきて、新鮮なアンケートを組むことが難しくなったという理由によります。

現在利用しているアンケート・システムの都合で、初期のものが投票不可になっているものもあり、その焼き直し版を投入するにしても、常に魅力的なテーマを提供し続けるのはなかなか大変です。

という事情で、ついに二ヶ月に一度の更新になりました。
ご了承ください。

次回の更新は、今月末です。
そういうわけで大慌てのお知らせです!

 ・・・

<左利きプチ・アンケート>第60回 将来どんな社会になればよいと思いますか?

時代とともに変化するのが社会です。

現状では、右利きの人に便利な、右利きを優先する、右利きに偏重した、
(というよりも、左利きの存在を無視した、左利きに配慮しない)
社会の構造に作り上げられています。

これは右利きの人にとっては、非常に便利で都合の良いものであり、且つ社会の構造をそのように維持することが、右利きが多数を占めているがゆえに、効率的・経済的な観点から有利だ、と考えらえているのです。

ところが、そういう一律なものの考え方では、多様性を容認することが必要とされる、これからの時代にはそぐわない面が出てきました。


私は、右利きの人だけでなく、左利きの人にも優しい社会、左右共存・共生が可能の社会の実現を目指しています。

しかし、読者の皆様はどのようにお考えでしょうか。

従来どおりの、右利きに偏重した右利き優先の社会でしょうか?
右利き寄りだけど、左利きにも配慮した左右共存共生社会?
それとも、50:50の完全左右対等の共存共生社会?
いえいえ、左右が逆転した左利き優先の社会でしょうか?

あなたはどのような社会を望みますか。
以下の中から最もふさわしいものを一つ選んでください。

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、どちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、という方は投票後に表示されます一番下の「ご意見ボード」をご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。


1(右利きの投票者)右利き優先の社会
2( 〃 )右利き寄りの左利きにも配慮した左右共存共生社会
3( 〃 )50:50の完全左右対等の共存共生社会
4( 〃 )左右逆転の左利き優先の社会
5(左利きの投票者)右利き優先の社会
6( 〃 )右利き寄りの左利きにも配慮した左右共存共生社会
7( 〃 )50:50の完全左右対等の共存共生社会
8( 〃 )左右逆転の左利き優先の社会

 ※ お手数をおかけしますが、投票は『レフティやすおの左組通信』表紙<左利きプチ・アンケート>

 *このアンケートは、09.3.29-5.23まで8週間(予定)に渡って『左組通信』表紙で実施されます。
(5.24以降は、「<左利きプチ・アンケート>第60回 将来どんな社会になればよいと思いますか?」のページで。)

 ※ メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第173号(No.173) 2009/3/28「<左利きプチ・アンケート>第60回」からも投票できます。(今回もメルマガからの先行投票を実施しました。)

 ※ 現在の結果を見るのは、こちら

 ※ 関連<左利きプチ・アンケート>:
第50回08.2.24 左利き環境は昔よりよくなったか?
第21回05.10.3 左/右利きにあこがれたことがありますか
第16回05.5.12 左利きと右利きとどちらが得だと思いますか
第6回04.7.18 生まれ変わってくる時は右利きor左利き?

  その他の<左利きプチアンケート>:目次

※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2009.05.07

新ページ・左手で字を書くために(その2)実技編<私論4>

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ホームページ『レフティやすおの左組通信』に新ページを作成しました。

「左手で字を書くために(その2)実技編<レフティやすおの左利き私論4>」
 
これは、3月までメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』に掲載した「左手書字の研究―実技編」を転載、まとめたものです。

「左手で字を書くために<私論4>」(メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』掲載の「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ」その13,14での書字の考察を転載したもの)の続編でもあります。


まだ未整理なところがあるのは、前ページ同様です。

「縦書き」編のみで、「横書き」の考察に入ったところで終わっています。
(ただ今、鋭意勉強中、勉強が進み次第再開の予定です!)

今回、左手書字の方法についてのアドヴァイスを含む、左利きの子供のための教育保育ガイド本、『左利きの子』(ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍/刊)が発売されましたので、急遽アップすることにしました。

この本に書かれていることと、共通する点も少なくないと思います。

その点では、ちょっとホッとしている、もしくは自信を持てた、と言える内容です。

左手書字でお悩みの方、またこれから左手書字を考えてみようと思われる方本格的に研究しようという方も一度ご覧なっていただければ、と願っています。


これを機会に、左手で字を上手に書くための方法がある、ということをまず認識してもらいたい、と思っています。

今まで「左利きは文字が書けない」とか「左手ではきれいな字は書けない」、「左利きの人は字が汚いのは当たり前」とか、「上手に書きたければ左利きでも右手で書け」といったことが、まことしやかに言われてきました。

しかし実際は、単に左手での文字の書き方を知らなかっただけのことです。

左手で文字を書く方法を真剣に研究する人がいなかった、また、研究している人がいたとしても、その方法を具体的に教えてくれる人がいなかった、というだけのことです。

左手で上手に字を書く方法は確かにあるのです。


左利きには左利きの書き方があるのです。

そして、その方法には、大きく分けて二つの方法があるということを知って欲しいのです。

一つは、私がここで狙ったような、現行規範に則りながら、なおかつ左利きに書きやすくなる方法を考える方式です。

もう一つは、現行規範にこだわらず、左手で書きやすい全く新しい書き方を目指す方式です。

今はまだどちらが正しい、ということはいえません。

ただ現状では、私のやり方が一番穏やかで波風の立たない方式であり、大半の右利きの人が容認しやすい方向としてはこの辺に落ち着くのではないか、と考えています。

しかし将来的には、もっと大胆な―というか、画期的な方式が生まれてきてもおかしくないし、必要ではないかという気がします。

プロによる研究が本格化することを願っています。

※本稿は、レフティやすおの他のブログに転載しています。
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2009.05.01

『左利きの子』教育保育ガイド本発売される

前回紹介しました本が発売されました。

連休の関係で入荷の日にちは書店によってまちまちだったかもしれません。
でも今頃は一巡していると思います。
入荷のない場合は、ぜひご注文をお願い致します。

 『左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために』
  ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍(2009.4)

まだパラパラと見ただけですが、思っていた以上に要点をついた内容で、「予想以上」の評価をつけていいと思います。

とにかく、いかにしてまわりのものが左利きの子供たちに配慮し支援して、右利き偏重の社会に順応させていくかについて、の方法を様々に解説しています。

「子供のころにこんな本があれば…」、という悔しい思いを抱かせられる人も多くなりそうな気がします。


ただ翻訳書なので、どうしても越えられない溝のような部分もあります。

日本的な事情もあります。

特に、箸使いや毛筆をどうするか、といった点です。
まだまだ根強い、変な「伝統主義」といったものがありますから。


できれば、この本を見て、日本人の手でこういう本をまとめよう、という人が現れて欲しいものです。

私も何とか自分の手で、子供のころ・若い頃にこんな本が欲しかった、というものを作りたいと考えていますので、大いに刺激になりました。


版元の本書紹介サイトの著者情報によりますと、訳者サンも左利きでお子さんも左利きの子がいらっしゃるそうです。

[ 笹山裕子 ]生まれつき左利きだが、就学前に鉛筆と箸を右手に持つよう「誘導」される。左利きの子どもと右利きの子どもの母親でもある。

そこで、さっそく「週刊ヒッキイ」向けにコメントをいただきました。

来週号の「左利きのお子さんをお持ちの親御さん」のコーナーで、またこの『左利きの子』を特集します。

読んでいますと、あれもこれも書きたいこと、伝えたいこと、紹介したいことがあります。
どこをどう取るか、難しいところです。

もう一度じっくり読んで考えてみます。

では、来週の「週刊ヒッキイ」をお楽しみに!

いつの間にかメルマガの宣伝になってしまいましたが、とにもかくにも、今までの日本になかった種類の左利きのための本です。

いつも言うことですが、この本は(特に!特に!)左利きの人はもちろん、一人でも多くの方に読んでいただきたい、特に右利きの方にこそお読みいただきたい、そういう本です

ちなみに、著者情報は、

[ ローレン・ミルソム ]
英国在住。夫のキースとともに左利きで、左利きの息子と右利きの娘がいる。「左利き協会」会員。世界初の左利き専門店を立ち上げたが、現在ではネットに移行し、「左利きクラブ」を運営し、左利きグッズのネットショップを経営している。世界中の左利きの仲間と情報交換を行い、左利きの人のニーズを把握し、啓蒙する活動を続けている。

*2009.04.23『左利きの子』(のための)教育・保育ガイド本
お茶でっせ版新生活版
*『左利きで生きるには週刊ヒッキイhikkii』
第175号(No.175) 2009/4/11「親御さんへ速報!『左利きの子』教育・保育ガイド本」

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2009.04.23

『左利きの子』(のための)教育・保育ガイド本

Hidarikikinoko
今度こんな本が出ます。

 『 左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために
  ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍(2009年4月)


これは、今まで日本にはなかった種類の左利きの本です。

どの点が、といいますとそれは、左利きの子供たちのための教育・保育に関するガイドブックだ、ということです。

左利きの子供を持つ親御さんだけでなく、教育や保育に携わる人にもぜひ読んで欲しい、という本です。


今まで、左利きの本といいますと、

脳神経系の利き手の科学研究書
(『左対右 きき手大研究』八田武志著、『非対称の起源 偶然か必然か』クリス・マクマナス著)、
左利きの人の手になる、左利きの謎に挑んだエッセイ
(『「左利き」は天才? ― 利き手をめぐる脳と進化の謎』デイヴィッド・ウォルマン著)、
左利きの不便にまつわる本
(『左利きの人々』渡瀬けん著、『左ききのたみやさん― 哀愁ただよう左きき爆笑エッセイ』たみやともか著)、
社会や文化の面から左利きを考える本
(『見えざる左手― ものいわぬ社会制度への提言』大路直哉著)などなど、でした。


しかし、今回の本はそういったものとは異なり、
左利きの子供の生活の向上のための教育の方法や様々な技術について書いたアドヴァイス本です。

原書は、世界的に有名なイギリスの左利き用品専門通販会社ANYTHING LEFT-HANDED(ALH)のスタッフであり、
顧客を中心にした左利きの会LEFT-HANDERS CLUBの機関紙“THE LEFT-HANDER”のエディターでもある女性で、
その経験を生かした内容といえると思います。

ALHのサイトでも紹介されています。
(私はそこでこの本 "Your Left-Handed Child" のことを知ったのです。)


実は私は、偶然、この本の巻末資料作成の一部お手伝いをさせていただきました。
(私自身のサイト情報、および私のオススメ本を追加したぐらいのことですが。)

とはいえ、実際に内容は見ていません。
(目次の紹介を受けた程度です。)

しかし、左利きの問題に取り組んできた私としては、日本初の試みでもあり、大いに期待しています


▼目次▼
 まえがき はじめに
 1 どのようにして左利きになるのか 17
 2 就学前の発達 31
 3 毎日の生活で役立つこと 51
 4 左利きの子どもの学校生活 75
 5 スポーツ 101
 6 音楽 113
 おわりに 参考資料 索引 謝辞

▼版元の東京書籍の情報▼
 左利きの子どもは,右手社会ではハンディがある。
 左利きの親でも気がつかなかった,子育て上の配慮や,
 学校生活上,先生方が配慮・支援すべきことなど,
 「眼からうろこ」のアドバイス満載の手引書。

 ISBN:978-4-487-80379-8, 本体予価:1900円, B5変型判 128頁

▼本書『左利きの子』「はじめに」の文章▼
 左利きは障害でも不利でもありません。ただ違う、それだけです。
 子どもの違いを尊重し、必要な時には配慮し、そしていつもほめる。
 左利きは、その子の人となりの一部なのです。

▼東京書籍・担当編集者Oさんからのメッセージ▼
 左利きの子どもと保護者や保育園~学校の先生のための本がないので、
 良い本をさがしておりましたが、この翻訳書を見つけ、刊行することに決めました。
 そう、編集の僕自身も、クロス・ラテラルでボールを投げるのは、左利きです!
 この本を読んだ親御さんや先生方が、適切な配慮・気配りをして、
 左利きの子たちがハンディを感じることが少なくなり、
 誇りと自信をもって毎日が送れるようになればうれしく思います。
 (刊行は4月末頃です!)

 ・・・

ぜひ、一読を!

そして、本書を参考にして、左利きの子供への理解と対応の仕方を、もう一度考え直していただきたい、と思います。

何度も書きますが、本書が、左利きの子供をお持ちの親御さんだけでなく、教育・保育の関係者、その他多くの人たちの間で大いに話題の書となることを期待しています。


上にダイジェストしました、本書の著者について、目次、出版意図などの情報は、以下のメルマガ『左利きで生きるには週刊ヒッキイhikkii』より抜粋しました。

第175号(No.175) 2009/4/11「親御さんへ速報!『左利きの子』教育・保育ガイド本」

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2009.04.03

左利きの将棋棋士久保八段が初タイトル

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現役の左利き(左手指しの新聞写真参照)の将棋棋士中では、鈴木大介八段と並んでここ二三年棋力充実の久保敏明八段が、3月30日の第34期棋王戦五番勝負、二勝二敗のタイで挑んだ最終第五局において、佐藤康光棋王を破り、念願の初タイトルを奪取しました。

関西に籍を置く棋士では、谷川浩司九段以来5年ぶりとのこと。

昨年は惜しくもA級から降格し、ファンとしましては残念な思いをしました。
また、各タイトル戦に何度も挑戦しながら、もう一勝がおよばず涙を飲むこともありました。

今回は五度目の正直。
おめでとうございます。

今年の春は、幸先のよいスタートとなりました。
今後、より一層のご健闘を祈ります。


2009.3.31
第34期棋王戦五番勝負第5局 久保勝ち初のタイトル奪取

レフティやすおのお茶でっせ:2004.10.31 将棋界の左利き

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