2018.01.15

私の読書論101-私の年間ベスト2017(前編)リアル系

―第215号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2018(平成30)年1月15日号(No.215)-180115-
「私の読書論101-私の年間ベスト2017(前編)リアル系」

本誌では、「私の読書論101-私の年間ベスト2017(前編)リアル系」と題して、昨年読んだ本のうち、リアル系の45冊の中からおススメの一冊を選んでいます。

内要は、本誌を見てのひ・み・つ――ということですが、サービスで「ベスト3ぐらい」をネタばらししておきましょう。

2017best_real

『諸子百家―儒家・墨家・道家・法家・兵家』湯浅邦弘 中公新書 2009/3/1

―初心者向けに「諸子百家」全般について、標準的な選択で、一般的な基礎知識を簡潔にまとめています。


『人生論ノート』三木清 新潮文庫 改版 1978/9

―非業の死を遂げたといってもいい思想家・哲学者。
 人生についての箴言等、気になる言葉や文章が並んでいます。
 小著ですので、気軽に手に取っていただけるものです。


『幸福について―人生論―』ショーペンハウアー 橋本文夫訳 新潮文庫 1958/3/12

―ラッセル『幸福論』を読む際に参考として読んだものです。
 名言や箴言が好きな人にはたまらない魅力がある一冊。
 ちょっと辛口のユーモアに含まれた確かな言葉が心に響きます。
 「三大幸福論」にも負けない名著。1851年「処世術箴言」の全訳。

*新訳本:
『幸福について』ショーペンハウアー 鈴木芳子訳 光文社古典新訳文庫 2018/1/11

―上記の本が半世紀以上前の翻訳で、一部訳文に馴染みにくい表現もあり、新訳本がどうなっているか、楽しみです。


『ニュートンとアインシュタイン』石原藤夫 ハヤカワ文庫JA 1983/3

―人生を考える上でも、興味深い伝記であり、かつ学問の成果を解説しています。
 現行本で簡単に手に入る状況なら、これを一位に推していたかも、という本です。
 次点ということで。


〈特別篇〉
『弘法大師空海と出会う』川﨑(さき)一洋 岩波新書 2016/10/21

―伝説の部分にも触れていて、真実の「人間・空海」のみならず、信仰の対象となっている「お大師さん」にも出会える本でした。


さて、「ベスト1」は?

 ・・・

詳細は本誌で!


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2018.01.13

新しい『左利きライフ研究家レフティやすおの左組通信ブログ』開設のお知らせ

1月3日、『レフティやすおのお茶でっせ』とは別に、新しいブログを始めました。

『左利きライフ研究家レフティやすおの左組通信ブログ』です。

180113hgblog


一昨年、消失したホームページ『レフティやすおの左組通信』に代わるものとして、左利きライフについて、及び読書や本の話題、ベランダ園芸、その他あれこれについて書いてゆこうと思います。

 ・・・

以前、《左利きライフ研究と読書のブログ》として、『左利きライフ研究家レフティやすお左組通信』というブログを始めました。

でも、諸事情があって使いにくく感じ、更新が途切れています(まだ、抹消していませんが)。
これに代わるものという言い方もできます。

 ・・・

ボチボチの更新となりますが、よろしく!


【このブログでのやろうとしていること】

1.旧ホームページからの情報の移行と現時点での解説

2.新規情報の発信

こちらは、主に『レフティやすおのお茶でっせ』からの転載になります。

 ・・・

現在は、

(1)2018年01月03日
2018(平成30)年、明けましておめでとうございます!

(2)2018年01月04日
左利きの現状を見よう/左利き私論―はじめに(1)

(3)2018年01月08日
【14年後の解説】━左利きの現状を見よう/左利き私論―はじめに(1)━

(4)2018年01月09日
左利きの問題を知ろう/左利き私論―はじめに(2)

(5)2018年01月10日
【14年後の解説】━左利きの問題を知ろう/左利き私論―はじめに(2)━

(6)2018年01月11日
左利きの活動を始めよう/左利き私論―はじめに(3)

(7)2018年01月12日
【14年後の解説】━左利きの活動を始めよう/左利き私論―はじめに(3)━

 ・・・

(2)~(7)は、旧ホームページ『レフティやすおの左組通信』からの移行分で、

「左利きを考える―レフティやすおの左利き私論―はじめに」

を分割し、14年後の現時点での解説を追加しました。


今後も引き続き、ボチボチ更新してゆきますので、お楽しみに。


――ということで、まあ、お暇な時にはこちらも見てやってください。

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2018.01.04

右用と左用の違い(17)カメラ2-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第508号

毎月第一・第三土曜日発行の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』12月16日発行第508号のメルマガのお知らせです。

第508号(No.508) 2017/12/16「【左手・左利き用品を考える】右用と左用の違い(17) カメラ その2」


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◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン
右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第508号(No.508) 2017/12/16「【左手・左利き用品を考える】
右用と左用の違い(17) カメラ その2」
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【左手・左利き用品を考える】 ..第三土曜日発行分掲載
 右用と左用の違い(17) カメラ その2
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 左手・左利き用品における右用との違いについて― 
 過去17回目です。
 
 今回は、私が左利きに目ざめたきっかけともいえる
 カメラについての2回目です。

 ・・・

 左(手/利き)用と右(手/利き)用との違いについて
 勘違いをしていたり、よく理解されていなかったり、
 というケースが少なくなく、
 私のサイトへの訪問者の検索キーワードを見ていますと、
 その類のものが結構あります。

 「○○の右用と左用はどう違うの?」といったものです。

 それぞれの右用と左用の違いを、
 私にわかる範囲で説明していこうと思います。

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
 【左手・左利き用品を考える】
  右用と左用の違い(17)
  カメラ その2―左手用カメラの心地よさ
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

 ●左手用カメラのフィット感
 ●初めての左手・左利き用道具
 ●左手用カメラと出会う

左手用カメラ「京セラ SAMURAI Z2-L」(3倍ズーム搭載、AFカメラ)

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(「京セラ SAMURAI Z2」を紹介した『週刊プレイボーイ』の記事。
 写真は「右手用」、《左利き用の「Z2-L」も同価格であるぞ》とある。)

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 ●左手用カメラを選んだ理由

(1)世界初とされる「左手用のカメラ」だったこと
(2)「右手用と同価格」だったこと
(3)実際に手にとると「ピタッと身体にハマった」こと


 ●すべての操作が左手一本で
 ●利き手だけで操作できるという事実
 ●利き手は心につながっている
 ●利き手で勝負

 ・・・

詳細は本誌で。

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2018.01.02

2018(平成30)年、明けましておめでとうございます!

昨年も色々とお世話になりました。

今年もよろしくお願い致します。


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(画像:2018(平成30)年 年賀状)


例年、今年の抱負を掲げてきました。
しかし、ここんところ、どうも実現できないままに終わるケースが続いており、今年は思い切って「不言実行」で行くことにしました。

さて、今年は納得のいく一年となりますでしょうか。


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2017.12.31

私の読書論100-出版業界自ら改善すべき点がある-

―第214号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2017(平成29)年12月31日号(No.214)-171231-
「私の読書論100-自ら改善すべき点がある-
 図書館と出版社・書店業界について(後編)」

本誌では、「私の読書論100-自ら改善すべき点がある-図書館と出版社・書店業界について(後編)」と題して、文芸春秋の松井清人社長の発言「図書館は文庫本の貸し出しをやめてほしい」に対する様々な意見を読んで、その感想の後編を書いています。

出版業界自身の改善点について書いています。

著者も出版社も取次や書店も、自らを甘やかすのはやめて、もっとシビアな戦いを始めるべき段階に来ているように思います。

戦う相手は図書館ではなく、読者(客)であり、自分たちの業界自身です。

より多くの読者を獲得することが大事です。
敵視するのではなく、図書館と共闘することも必要でしょう。

 ・・・

詳細は本誌で!

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2017.12.15

私の読書論99-図書館が読書の入口になる

―第213号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2017(平成29)年12月15日号(No.213)
「私の読書論99-図書館が読書の入口になる
 図書館と出版社・書店業界について(前編)」

本誌では、「図書館が読書の入口になる 図書館と出版社・書店業界について(前編)」と題して、文芸春秋の松井清人社長の発言「図書館は文庫本の貸し出しをやめてほしい」に対する様々な意見を読んで、その感想を書いています。
今回は、主に、内容の紹介だけで終わってしまった感があります。

一方、私の本の購入および図書館利用の実態を紹介しています。

次回では、もう少し色々と書けることと思います。
お楽しみに。


予告、ですか?
そうですねえ、出版社側の発言に“打率”が低くなっている(出版点数の割に黒字になる本が少ない)という発言がありました。

それは、
(1)出版点数が多すぎるせいではないか、ということ
(2)それらの本の内容の問題をもう一度検討し直すべきではないか、ということ
――ですね。

そうして、書店に関しても言えば、責任を持って注文して売るべきだ、ということですね。

要するに、自由販売制ですね。

再販制度が戦後の出版・書店業界を守ってきた部分はあると思います。
しかし、もうそういう特権に守られる時代ではない、ということではないでしょうか。

 ・・・

詳細は本誌で!

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2017.12.13

左利きってなんだ(20)快適左利きライフ入門(7)-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第507号

毎月第一・第三土曜日発行の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』12月2日発行第507号のメルマガのお知らせです。

第507号(No.507) 2017/12/2「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その22―左利きで心地よく生きるための方法(32)左利きってなんだ(その20) 快適左利きライフ入門(7)」

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右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第507号(No.507) 2017/12/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その22―
左利きで心地よく生きるための方法(32)
左利きってなんだ(その20) 快適左利きライフ入門(7)」
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▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ..第一土曜日掲載
―その22― 左利きで心地よく生きるための方法(32)
左利きってなんだ(その20) 快適左利きライフ入門(7)
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 8月以来の左利きライフについて考えるコーナーの7回目です。

 遅ればせながら、
 〈強度〉の左利きの人(要するに私自身ですが)
の生活を覗き見しながら、
 快適な左利きライフの方法を考えてみよう、と思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その22―
  左利きで心地よく生きるための方法(32)
左利きってなんだ(その20) 快適左利きライフ入門(7)
  ◆ 自分らしい生き方を! ◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●前回のダイジェスト

 ●心地よさを優先する
 ●靴とスリッパの例
 ●身体に合っていない道具の不幸
 ●生活環境を整える
 ●個人用から始めよう
(ダイジェスト終了。)

 ●日常生活の些細な出来事こそ…

人間の幸福というのは、たまたま起こるすばらしい幸運からでなく、毎日の生活の中での些細な出来事から生まれるものである

『フランクリン自伝』鶴見俊輔訳 旺文社文庫 1967


『フランクリン自伝(新装版)』鶴見俊輔/翻訳・解説 土曜社 2015/7/22


... しかし、技術的に可能だということが、かならずしも社会的に可能だというわけではなかった。伝統、習慣、制度、言語をはじめ多くの小さなしきたり――思考と行動の様式――が障害となった。... 》「第三章 伝道師の時計」p.122

『どうして一週間は七日なのか[大発見1]』ダニエル・ブアスティン 鈴木主税・田中邦子訳 集英社文庫 1991/7/1

 ●将来生まれてくる子供たちのために

自分を信じよ。あなたが奏でる力強い調べは、万人の心をふるわせるはずだ。/神の摂理があなたのために用意した場所を、同時代の人々との交わりを、ものごとの縁を受け入れよ。》p.11-12
ラルフ・ウォルドー・エマソン『自己信頼』伊東奈美子訳 海と月社 2009.2.5 


自分の考えを信じること、自分にとっての真実は、すべての人にとっての真実だと信じること――それが天才である。/心の中で確信していることがあるなら、声に出して語るがよい。そうすれば、それは普遍的な意味を持つようになるだろう。... 》(同書)p.7

 ・・・

詳細は本誌で。

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2017.11.30

クリスマス・ストーリーをあなたに~(7)「クリスマス・プレゼント」梶尾真治

―第212号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2017(平成29)年11月30日号(No.212)-171130-
「クリスマス・ストーリーをあなたに~(7)
「クリスマス・プレゼント」梶尾真治」

本誌では、梶尾真治さんのショートショートのクリスマス・ストーリーを紹介しています。

クリスマスは、<愛と善意の季節>なのです。

そういうクリスマス精神を著す内容のお話なのです。

欧米のキリスト教徒の国の作家さんの多くは、一度はクリスマス・ストーリーを書いているものです。
御本人の意欲もありますが、それだけではなく、編集者からの意向もあっての結果でしょうか。


その点、日本ではそういう風土があるわけでもなく、あくまでもファッションとして受け入れている傾向があり、作家といえども年末の風景の一つとして書く、というのが本当のところでしょう。

でも、あらゆる宗教の根本理念を構成する要素の一つに、そういう<愛と善意>というものがあり、日本でもこれからはキリスト教の信者であるかどうかという背景にこだわることなく、クリスマス・ストーリーが描かれる余地もあるのではないでしょうか。

 ・・・

詳細は本誌で!

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【本誌で取り上げた本】:

Yuukisensi

「クリスマス・プレゼント」収録
梶尾真治『有機戦死バイオム』ハヤカワ文庫JA 1989.10


『追跡のクリスマスイヴ』メアリ・H・クラーク/著 深町眞理子/訳 新潮文庫 1996

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2017.11.29

右用と左用の違い(16)カメラその1-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第506号

毎月第一・第三土曜日発行の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』11月18日発行第506号のメルマガのお知らせです。

第506号(No.506) 2017/11/18「【左手・左利き用品を考える】右用と左用の違い(16) カメラ その1」

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【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン
右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
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第506号(No.506) 2017/11/18「【左手・左利き用品を考える】
右用と左用の違い(16) カメラ その1」
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【左手・左利き用品を考える】 ..第三土曜日発行分掲載
 右用と左用の違い(16) カメラ その1
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 左手・左利き用品における右用との違いについて― 
 過去15回ほどやってきました。

 まだまだ他にも取り上げるべきものはあるでしょうけれど、
 紹介すべきものが思いつかず、
 ここら辺でいったん終了とします。
 
 今回は、私が左利きに目ざめたきっかけともいえる
 カメラについて書いておきましょう。

 ・・・

 左(手/利き)用と右(手/利き)用との違いについて
 勘違いをしていたり、よく理解されていなかったり、
 というケースが少なくなく、
 私のサイトへの訪問者の検索キーワードを見ていますと、
 その類のものが結構あります。

 「○○の右用と左用はどう違うの?」といったものです。

 それぞれの右用と左用の違いを、
 私にわかる範囲で説明していこうと思います。


┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
 【左手・左利き用品を考える】
  右用と左用の違い(16)
  カメラ その1―ふつうのカメラは右利き用
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

 ●自分の身体にあった道具
 ●カメラは右利き用
 ●カメラへの違和感
 ●「慣れたら一緒」というけれど……
 ●「慣れたら一緒」はウソ

「慣れたら一緒」というのなら、
世界の半数は左手用のものであってもいいはずです。
...

「慣れたら一緒」というはウソで、
本当に自分にあった道具は、「慣れる必要がない」のです。

そのままでいつでも使えるのです。
自然に使えるものなのです。

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(画像:ネットで見つけたエイプリルフールの日の左手用カメラ)

 ・・・

詳細は本誌で。

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2017.11.21

ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション第2回配本『蒸気で動く家』を読む

下↓の記事での紹介後も発売が遅れていました、ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション第2回配本『蒸気で動く家』をようやく読み終えました。

2017.6.25
ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション第2回配本『蒸気で動く家』7月31日発売予定

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(画像:『蒸気で動く家』『八十日間世界一周』他ヴェルヌの本)

ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション 第IV巻(第2回配本)
蒸気で動く家 ─北インド横断の旅─

荒原邦博・三枝大修訳[完訳]
挿画:レオン・ベネット
解説:石橋正孝

原著刊行:1880年/〈教育娯楽雑誌〉1879年12月1日号~1880年12月15日号連載


『ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション IV 蒸気で動く家』
荒原邦博・三枝大修/訳 インスクリプト(2017/8/21)

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(画像:『蒸気で動く家』挿絵)

舞台は、19世紀のインド。
ヴェルヌ作品でインドが扱われるのは、『八十日間世界一周』に次いで二度目です。

ベンガル湾側の東インドの主要都市カルカッタ(当時の都市名、現コルカタ)から、デカン半島の東岸、インド洋側の主要都市ボンベイ(当時の都市名、現ムンバイ)をめざす、〈鋼鉄の巨象〉に引かれた〈蒸気で動く家〉(スチーム・ハウス)によるマンロー大佐一行の冒険の旅と、シパーヒーの反乱(セポイの反乱)の指導者の一人インド人の太守ナーナー・サーヒブの反乱軍再編と復讐の物語。

カルカッタからボンベイをめざす旅は、『八十日間世界一周』でのインド編での旅の逆のパターンとなります。

訳注によりますと史実とは異なるようですが、マンロー大佐は、反乱を指揮していたナーナー・ハーヒブの妻(ラーニ(王妃))を戦闘の末、殺したとし、一方、ナーナー・ハーヒブは、マンロー大佐の妻と母親を含む王立軍の家族を惨殺したとし、それぞれが復讐心を抱く関係に設定しています。

この1857年に始まる反乱から10年後、マンロー大佐を慰安しようと友人たちが計画した冒険の旅は、象を模した蒸気機関のロボット〈鋼鉄の巨象〉がパゴダを模した二両の客車を牽引する〈蒸気で動く家〉で、日常的な生活空間とともにインドの平原を横断しようというもの――早い話がキャンピングカーによる移動です。
この凝った作りの〈蒸気で動く家〉は、ブータンのラージャがインド横断鉄道会社の鉄道技師バンクスにきまぐれで製作を依頼したが、亡くなり、彼がマンロー大佐のお金で買い取ったものだったのです。

ホッド大尉は喜びを抑えられず、/「移動する家だ!」と叫んだ。「車にもなれば、蒸気船にもなる! あとは翼さえあれば、飛行装置に変換して空も飛べるぞ!」/「いつかはそうなるよ、ホッド君」大真面目に技師が答えた。/「わかってるさ、バンクスよ」と大尉も同じくらい真剣に答えた。「どんなことだって、できるようになる! だがどうしようもないのは、そういうものすごい発明を見たくても、二百年後に生き返れるわけじゃないってことだ! 人生は毎日が楽しいわけじゃないが、俺は単に好奇心好奇心を満たすためだけに一〇世紀生きたっていい!」

途中、ヒマラヤの高山タウラギリのふもとまで行き、虎狩り他の狩猟をしたり、マンロー大佐の慰安と仲間たちの保養をする予定です。

ところが、大佐は途中で思い出の戦闘の地をたどり、逃亡中のナーナー・ハーヒブの行方を探り、妻や母親の復讐を秘かに期待していたのでした。
一方、逃亡中のナーナー・ハーヒブも、大佐に妻とインド独立戦争(植民地支配者のイギリス側から見れば反乱)の犠牲者たちの復讐をする機会を狙っていました。

この二つの話が交錯するのが、ラストのエピソードですが、そこに至るまでの道中の冒険もまた、資料と想像力を駆使したヴェルヌ小説のお楽しみでもあります。

 ・・・

難しい作品分析は、「解説」や「訳者あとがき」の先生方にお任せするとして、ミッシェル・セールの『青春 ジュール・ヴェルヌ論』やフランスのヴェルヌの遊園地の象等で、名のみ知られていた作品がこうして翻訳されたことは非常にうれしいことでした。

蒸気で動く巨象が牽引するパゴダを模した客車の車列という、乗り物の面白さと、それによる異境の地を旅する冒険、そして復讐譚……。

100枚を超える原著挿絵も、古き良き時代の冒険物語を演出してくれて、正に私の心のなかにあるヴェルヌの世界そのもの、といっていいものです。

楽しめる一冊でした。

 
 ●作品の背景について

現代の感覚から言えば、植民地支配と反乱という構図は、帝国主義そのものという感じで、それを擁護するかのような小説かもしれません。
しかし、フランス人の記述者をたて、反乱軍に対する見せしめのための凄惨な処刑も紹介し、イギリス王立軍のやり方を支持する書き方はしていません。

一方で、太平楽に虎退治や見世物のための猛獣狩りと狩猟に明け暮れる支配者側のヨーロッパ人たちの姿を描き、どちらにも与することのできそうな内容です。

こういうふうな植民地主義、帝国主義批判という立場からの見方をするのが現代的な感覚なのかもしれませんけれど、やはりそれは少し違うような気がします。

ヴェルヌは『名を捨てた家族 1837-38年ケベックの叛乱』(1889)では、カナダ人の独立戦争をフランス系カナダ人の側から描いてもいました。
『海底二万海里』のネモ船長は、インド独立運動の中心人物だったとされていました。

帝国主義や植民地政策の在り方の是非など、当時の一般市民レベルでどの程度の情報や知識が共有されていたのかも、私にはわかりません。
ヴェルヌの含めて、当時の作家たちもどの程度の認識を持っていたのでしょうか。

まあ、その辺の事情は分かりかねますが、作家といえどもその時代に生きているかぎり、時代の思想の影響を免れることはできません。

それらのことは頭の片隅におく程度にして、私たちは素直にストーリーを楽しんでいいのではないでしょうか。


 ●解説のヴェルヌ作品の題名について

石橋さんの「解説」では、ヴェルヌの諸作品の題名が、原著の訳題になっています。
これは、石橋さんの頭の中では原題で整理されているのでしょう。
でも、読者のために日本語訳の題名で紹介されているのでしょう。

邦訳のある作品――特に日本で従来から一般化している邦題を併記してもらうほうが、新たに既刊のヴェルヌ作品を読みたいと思う人には親切な気もします。
(「訳者あとがき」の荒原さんは、従来の訳題併記。)


 ●『マチアス・サンドルフ』(旧訳『アドリア海の復讐』)新訳のこと

「解説」中で、『マチアス・サンドルフ』(旧訳『アドリア海の復讐』集英社ヴェルヌ全集/集英社文庫ヴェルヌ・コレクション)が、『シャーンドル・マーチャーシュ』の題名で、本書の訳者の一人でもある三枝大修さんによる新訳として、新井書院から刊行予定とあります。

この作品は、ヴェルヌ版『モンテ・クリスト伯』とも呼ばれる作品です。
新井書院は、一巻本『モンテ=クリスト伯爵』(オペラオムニア叢書)を出版している版元なのですね。

私の好きなヴェルヌ作品の一つでもあり、これも楽しみです。


*** 初心者向け私のおすすめヴェルヌ作品(現行本から)***
『八十日間世界一周』岩波文庫(原書挿絵多数入り)
『地底旅行』岩波文庫(原書挿絵多数入り)(原題:『地球の中心への旅』)
『海底二万里』新潮文庫(原書挿絵全数葉入り)
『二年間の休暇』/『十五少年漂流記』集英社文庫ヴェルヌ・コレクション、創元SF文庫(原著挿絵数葉入り)
『神秘の島』/『ミステリアス・アイランド』集英社文庫ヴェルヌ・コレクション(ネモ船長の最期)

*** 私のヴェルヌ作品お気に入りベスト5 ***
1 『アドリア海の復讐』(集英社コンパクトブックス・ヴェルヌ全集版はなくしたけど、集英社文庫ヴェルヌ・コレクション版を持っています! ヴェルヌ版『モンテクリスト伯』。)
2 『地底旅行』(最初にふれたヴェルヌ作品、巨大きのこの森を歩む一行の挿絵が記憶に焼きついている!)
3 『悪魔の発明』創元SF文庫(原題:『国旗に向かって』。昔、角川文庫版で読んだ。ミサイル兵器を使用するマッド・サイエンティストもの。)
4 『気球に乗って五週間』集英社文庫ヴェルヌ・コレクション(記念すべき〈驚異の旅〉処女長編。)
5 『二〇世紀のパリ』集英社(幻だった初期作品。ヴェルヌの原典を知る意味でも重要かつ興味深い。)


*【ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション】:
『ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション II 地球から月へ 月を回って 上も下もなく』石橋正孝/訳 インスクリプト 2017/1/20
―「ガン・クラブ三部作」(旧訳題名『月世界旅行』『月世界探検』(『月世界へ行く』創元SF文庫)『地軸変更計画』創元SF文庫)の世界初の合本。砲弾による月探検二部作とその後のプロジェクト。


〈全巻構成〉
第I巻(第4回配本)ハテラス船長の航海と冒険 荒原邦博・荒原由紀子訳(18年春刊) 予価:5,500円 [新訳]
第II巻(第1回配本)地球から月へ 月を回って 上も下もなく 石橋正孝訳(17年1月刊) 特大巻:5,800円 [完訳 世界初の合本]
第III巻(第5回配本)エクトール・セルヴァダック 石橋正孝訳(18年秋刊) 予価:5,000円 [本邦初の完訳]
第IV巻(第2回配本)蒸気で動く家 荒原邦博・三枝大修訳(17年5月刊) 予価:5,500円 [本邦初の完訳]
第V巻(第3回配本)カルパチアの城 ヴィルヘルム・シュトーリッツの秘密 新島進訳(17年11月刊) 予価4200円 [新訳、本邦初訳]


*【ヴェルヌのその他の〈驚異の旅〉】
ジュール・ヴェルヌ『名を捨てた家族: 1837 ― 38 年 ケベックの叛乱』大矢タカヤス訳 彩流社 2016.10

ジュール・ヴェルヌ『海底二万海里』[上下]新潮文庫

*【ヴェルヌ関連参考書】:
『ジュール・ヴェルヌ伝』フォルカー・デース 石橋正孝訳 水声社 (2014/05)
―本邦初のヴェルヌの評伝。力作です。ヴェルヌの伝記のなかで最も信頼に足ると言われるものです。
 当時の社会状況を知っていれば、また彼の作品をより多く読んでいれば、楽しさも増します。


『〈驚異の旅〉または出版をめぐる冒険 ジュール・ヴェルヌとピエール=ジュール・エッツェル』石橋正孝 左右社 (2013/3/25)
―これも力作。元は学術論文ということで、ちょっと読みづらく感じたり、ヴェルヌの原稿をまな板に載せているため、それらを(邦訳がない、もしくは手に入りにくいため)未読の人には分かりにくかったりします。
 小説家ヴェルヌと編集者エッツェル、二人のジュールのあいだを巡る出版の秘密をめぐる“冒険”です。


『ジュール・ヴェルヌの世紀―科学・冒険・“驚異の旅”』東洋書林 (2009/03)
―これは見て楽しい本です。図版で見るヴェルヌの世界といってもいいかもしれません。


『文明の帝国 ジュール・ヴェルヌとフランス帝国主義文化』杉本淑彦 山川出版社(1995)
―ヴェルヌの小説の表現を通して当時のフランス帝国主義を考えるという論文。原書からの挿絵も多数収録。
 巻末100ページを費やし、ヴェルヌの〈驚異の旅〉シリーズ全作品及び初期作品のあらすじを紹介。
 本書『名を捨てた家族』の解説でも触れられています。


『水声通信 no.27(2008年11/12月号) 特集 ジュール・ヴェルヌ』水声社 2009/1/6
―1977年『ユリイカ』以来の雑誌特集。本邦初訳短編「ごごおっ・ざざあっ」、ル・クレジオ他エッセイ、年譜、《驚異の旅》書誌、主要研究書誌。


『青春 ジュール・ヴェルヌ論』ミッシェル・セール 豊田彰/訳 法政大学出版局 1993/03
―昔に読んだ本。

*『お茶でっせ』記事:
【ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクションの過去の記事】
・2017.4.7 『ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション II 地球から月へ 月を回って 上も下もなく』を読む
・2017.1.23 『ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション II 地球から月へ 月を回って 上も下もなく』1月20日発売
【文遊社版<ヴェルヌ>の過去の記事】:
・2014.7.19 文遊社ジュール・ヴェルヌ復刊第四弾『緑の光線』7月30日発売
・2014.1.13 文遊社ヴェルヌ復刊シリーズ第3弾『黒いダイヤモンド』年末に発売 
・2013.10.17 ジュール・ヴェルヌ『ジャンガダ』を読む
・2013.8.6 ジュール・ヴェルヌ『永遠のアダム』を読む&『ジャンガダ』出版
【その他の<ヴェルヌ>の過去の記事】:
・2017.1.22 ヴェルヌ『名を捨てた家族 1837-38年ケベックの叛乱』を読む
・2016.10.8 待望のヴェルヌ新刊『名を捨てた家族1837-38年ケベックの叛乱』
・2016.7.25 角川文庫から新訳ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』(上下)7月23日発売
・2015.8.10 ジュール・ヴェルヌ『十五少年漂流記』椎名誠、渡辺葉・父娘共訳31日発売
・2013.6.2 ジュール・ヴェルヌの本2点『〈驚異の旅〉または出版をめぐる冒険』『永遠のアダム』
・2012.10.25 テレビの威力か?HPジュール・ヴェルヌ・コレクションにアクセス急増!
・2007.8.24 ジュール・ヴェルヌ『海底二万里(上)』岩波文庫
・2004.10.18 偕成社文庫版ジュール・ヴェルヌ『神秘の島』と映画『80デイズ』
・2004.7.2 復刊された『グラント船長の子供たち』

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«レフティやすおの左利きの世界-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第505号